広島・出雲旅行記 1

2004年の夏休み、公共交通機関で広島と出雲地方を旅して回ってきました。 まずは広島地区の記録です。

最初に訪れたのは、マツダミュージアム。マツダ本社に隣接する宇品工場内にある、 展示&見学の施設です。見学者の集合場所は、マツダ本社ギャラリー。広島駅から 路線バスで本社前まで向かいます。

マツダ本社A

マツダ本社自体は、四方を広島市に囲まれた府中町という町にあります。 といっても、広島駅からバスで15分くらいでここまで来れます。しかも、 本社の反対側のバス停は、マツダ病院なるものまであったりします。

マツダ本社B

病院なのに新車の懸垂幕が掲げられています。 さて、本社の敷地内に入ると、来客用入り口と社員用と思しき駐車場があります。 当たり前といえば当たり前ですが、この駐車場、マツダ車だらけです。

マツダ本社C

来客用入り口を入ると、そこが本社ギャラリー。そこで集合し、 社内移動用路線バス(!!)に乗って、河口に掛かる社内専用橋(!!!) を渡り、宇品工場敷地内に入ります。

敷地に入ってから1kmくらいは進んだところで、バスを下車。この工場の一角が、 マツダミュージアムとなっているようです。館内に入ると直ぐ、最初の展示スペースがあります。

マツダミュージアムA

この後、展示スペース→工場内見学順路→展示スペースと続きますが、工場内は撮影禁止なので、 (先ほどのバスや橋も含め)写真はありません。展示スペースは撮影自由です。 その展示物の中で特に目に付いたのが、下の1/1クレイモデルとクラッシュモデルです。

マツダミュージアムB マツダミュージアムC

工場内見学では、宇品工場の生産ラインを一通り見れます。車の窓ガラスの取り付けや ゴムの貼り付けが全自動で、インパネの本体への取り付けが機械+人手だったのが、 ここに来る前に予想していたのと間逆だった、それが一番印象に残りました。

工場内見学を終え、再び館内へ。今度はマツダの歴史車両が静態展示してありました。 マツダの創業時の主力商品・自動三輪車の昔から展示してあります。

マツダミュージアムD
マツダミュージアムE マツダミュージアムF

そしてご存知(!?)、赤いファミリア。

マツダミュージアムG マツダミュージアムH

バブル期の異端派・軽スポーツカーのAZ-1に、バブル期の正当派・ロータリースポーツカーであるRX-7。

マツダミュージアムI マツダミュージアムJ

こういった、過去に販売されていた車だけでなく、ル・マンを制した787Bと、 そのときのレースタイヤも展示されていました。

マツダミュージアムK マツダミュージアムL

こうして、長い展示距離や見学時間を感じずに、あっというまにミュージアム見学が終わりました。 マツダから新たなイノベーションが世に出て、展示内容が1,2品目増えるであろうころに、 また訪れてみたいと思います。

続き→