気を取り直して、さらに奥に進んでいくと、裏の鳥居のほうでした。 しかし、そこにあった池が奇麗だったので、撮ったのを載せますね。
そして、車を停めた所まで、今きた道を引き返します。 そして、帰るときにはじめて気がついたのが、シカさんが本当にいるところ。
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さすが鹿島。奈良と違って、放し飼いにされてないのが、かえって良いかもです。
さて、神宮を離れて、今度は鹿島城山公園まで行きます。この公園は、 小高い丘の上にあって、いわゆる「水郷の里」を一望にすることができました。
また、ワールドカップ開催記念の花壇もあって、先ほどのさりげない商店街の 幟とともに、「本当にサッカーが町に根付くには、これくらいのところまで さりげなく、それでいて汲まなく広まった状態にならないと、 だめなんだろうなぁ」と、一種の羨望を感じ取りました。
そして、町の交通安全を願う標語、…標語…。
…ええっと、これには(別の意味で)ジェラシー感じました。 なんてファンシーなんでしょう。
そして、程よく時間もつぶせたので、鹿島神宮駅から臨海線で、 いよいよカシマスタジアムに乗り込みます。
この鹿島神宮駅の写真を一見すると、周囲は閑散としている様に見えますが、 本当に閑散としています。「地域の中心駅」というよりも、 「ローカル線の終着駅」という色のほうが濃いです。
この鹿島神宮えきから北へ一駅乗れば、そこがカシマスタジアムの最寄り駅、 その名もずばり「カシマサッカースタジアム駅」です。実は、この一駅間だけは、 JRの路線なのですが、「カシマサッカースタジアム駅」自体が、サッカーの 試合がある日のみの開業なので、車両はすべて鹿島臨海線のものです。
そして、練習試合といえども、この日とて例外ではありませんでした。 両チームのサポーターを乗せたディーゼルカーは、4分ほど走ると、 進行方向右手に突如現れた巨大なスタジアムの前で、速度を緩め、 停車しました。カシマサッカースタジアム駅に到着です。
貨物列車の駅に、臨時ホームをおっ建てたため、集札口は狭めですが、 一応、公共交通機関でも来る事はできます。そして、すぐ目の前に、 カシマスタジアムがあるのです。
ワールドカップ開催を機に、約四万席のビッグスタジアムとなった、 このサッカー専用スタジアムに、ついに足を踏み入れます。
凄い。やっぱり専用スタジアムは良い。もちろん、専用じゃなくても 見易い設計の競技場は有るには有りますが、ここは、 近代日本サッカーの中の、専用スタジアムの象徴みたいな場所なので、 そういう色眼鏡も込みで、荘厳でした。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、建物の隙間からは、 鹿島灘も望むことができました。試合レポート等は、他のサイトのほうが 詳しいと思うので、割愛。