KKウイングと旧つばめ号 1

2003年冬(12/20)、天皇杯4回戦『市原 vs. 川崎』を観に、熊本へ 行って参りました。また、その帰り、博多で生まれて初めて、本場の とんこつラーメンを食べたりもしました。

朝2番か3番目の便で、羽田から熊本へ。搭乗口、及び機内で、 市原や川崎のタオルマフラー巻いてる人を結構な数、また、市原の レプリカユニフォームを着た人を若干名見かけました。

今回の試合会場「KKウイング(正式名称:熊本県民総合運動公園陸上競技場)」 は、熊本市内にありながら、熊本駅からは程遠く、むしろ、菊陽町・益城町に 跨る熊本空港からの方が近いため、空港からタクシーで直接向います。

パークドーム熊本A パークドーム熊本B

タクシー降りてすぐ目に入ったのが、こちらの建造物。これらは「パークドーム」 といって、体育館のようです。このパークドームから、ちょっとした ペデストリアンデッキが伸び、その先に建っているのが、今回の試合会場、 KKウイングです。

KKウイングA

メインスタンドとバックスタンドは屋根つきです。デッキを渡って、いざ会場に 入らん、という所で、なんと雪が!火の国・熊本で、その冬初めての 雪を目の当たりにすることになろうとは。なんか嫌な予感。

ともあれ、会場内に入り、コンコースを探索。すると、 なにやら微妙な質感のマスコットがお出迎えしてくれましたよ。

KKウイングB

彼らの台座に書かれてあるように、あるいは、勘の良い方なら "隣に瀟洒な体育館がある" という時点で気付かれたかも知れませんが、 このKKウイング(とパークドーム、その他諸々)は、国体競技場です。

探訪を続けます。入場ゲートを競技場内から見ると、スタンド方角ごとに、 トランプの記号がアイコンになっているようです。

KKウイングC KKウイングD

「ようです」と推定の形で書いたのは、他のスタンドの出入り口を 見回ることをしなかったからです。なぜしなかったかというと、 雪降ってきたし。寒いし。 防寒対策大失敗でしたよ。なので競技場内でこんな フリースブランケット買いましたよ。

体も温まって、人心地ついて、いよいよスタンドへ。屋根はアーチ状になっていて きれいだなあ。でもゴール裏は見窄らしいなあ。

KKウイングF
KKウイングE KKウイングG

そしてとゴール裏スタンドの遠く向こうに阿蘇山系が見渡せます。そこそこ雪も積もってます。

KKウイングH KKウイングI

スタンドからの観戦しやすさのほうは…。先にも触れたとおり、 「国体競技場レベル」だね、という言に留めておく。試合内容は、

市原 5-0 川崎
両チームとも主力が居ない中での戦いだったけど、J1上位チームの、 プレー判断の早さ・正確性に手も足も出なかった、 という感じでした。想像の範囲内とはいえ、やはりショック。

ここまで惨敗すると、却って帰りのタクシーの手配も 早くなるというもの(泣)。すぐさまタクシーに乗り込み、 今度はJR豊肥線の三里木駅へ向います。JRの駅の中での最寄り駅です。

三里木駅

シャトルバスも(本数の少ない)路線バスもこの駅に向わないです。 向うようになったら、こんな小ぢんまりした駅では一たまりも無い気がします。

ここから豊肥線に乗って、熊本方面へ向います。

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