龍神〜大峯〜吉野 3

高野龍神スカイラインは、ちょっと前まで有料だったのですが、数年前、 観光促進のためか、全線無料化に踏み切ったようです。関東で言うと、 仮に伊豆スカイラインが全線無料になったらスゴい事とは思いますが、 まさにそんな道を、これから走っていくわけです。

ただ、全線伊豆半島の山稜を伝う伊豆スカイラインとは違って、 高野龍神スカイラインは、龍神地区から高野山まで行くのに、間に有る 護摩壇山という山を丸まる一つ越えるわけですから、勾配もワインディングも 比じゃ有りませんでした。ですが、一昔前まで有料道路だったせいか、 道幅も広く、ちゃんと整備されていて、運転は思う存分楽しむことが出来ます。

で、その護摩壇山の最高地点近くに、展望塔があったので、車を止めてみます。

護摩壇山A 護摩壇山B

展望塔自体は、全面空けることが不可能ガラス張りで、そのガラスも もともとなのか、掃除して無いのか、あんまり見やすくなかったので、 高く無い入場料とはいえ、無駄だったかもしれません。 駐車場からの景色でも全然オッケーなくらいですからね

護摩壇山C

実は、ここから護摩壇山山頂へと続く登山道があるのです。

護摩壇山D

結構きつい登山道を覚悟してたのですが、まあそういう部分も若干ありましたが、 殆どの部分、遊歩道と言っていいくらい、歩きやすく、勾配もきつくなくで、 数10分歩くだけで、山頂につくことが出来ました。

護摩壇山E 護摩壇山F

いや、この山頂までくるだけでも、この高野龍神スカイラインを選んで 良かったと思いますよ、展望塔はさておき

再び高野龍神スカイラインを走り、終点の高野山内へ。そこから再び 隘路(県道高野天川線)で大峯方面へ抜けようとしました。が、

野迫川A 野迫川B

というわけで、若干とはいえ今来た狭い道を 引き返して迂回路に行かなくてはならなくなりました。 ほんの数kmとはいえ、どんな迂回路だよ…、と思ったら。 迂回路の方が広くては知りやすいでやんの。 じゃあこっちを県道本線にしちゃえばいいじゃん、と思いましたが、 立てかけられてた注意書きを見て、程なくしてその理由がわかりました。

野迫川C

そりゃ熊さん出るんじゃしょうがないっすね…。 震えてなんかないっすよ。

ともあれ、再び県道に合流して、野迫川村内を走って行きます、この辺はまあ、 まだ走りやすい方でした。で、途中で、ローカル線の無人駅舎みたいな 建物を見つけました。

野迫川D

これなんだろう、民家だったらどうしよう、見たいに思って入ったら、 弁天様が祭られている神社でした。

野迫川E 野迫川F

入口の建物だけでも結構風変わりなのですが、中も、渡り廊下みたいな 階段があって、その向こう御本尊があるという、一風変わった構想でした。 また、このお社の周辺も結構風光明媚でした。

野迫川G 野迫川H

野迫川村を抜け大峯地区に入っていきます。

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