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コンピュータ書籍の部屋へようこそ


ここは、私の購入したコンピュータ関連書籍の記録です。
この分野というのは
出版される数ばかり多くて本当に良い本に出会うのが難しいのです。
ここが何かの参考になれば幸いです。

「Windowsプログラミングの極意 歴史から学ぶ実践的Windowsプログラミング!」購入。

Raymond Chen
アスキー 2007

Windowsの歴史が特に互換性との戦いが良くわかる一冊。16bitCPU時代から64bitへと、Vista の話題もちらほら。 ただWindowsプログラミングを全く知らない人だとわからない話題も半分くらいです。 邦題が内容といまいち合っていないのも問題ですね。この題だとプログラミングの参考書の ように勘違いしてしまいます。 しかしこれを読んでしまうとWindowsはバグだらけだとか変な仕様ばっかりだとか一方的に 非難されているのがかわいそうになってしまうなぁ。

「プログラマの数学」

結城 浩
ソフトバンククリエイティブ 2005

久しぶりに数学の本を読んでしまいました。いろいろと懐かしいですね。 基本的なところから少し応用なところまで、後半は少し難しい。 新卒者の研修用に副読本として用意しておくと良いんじゃないかなぁと。 特に文系からこの業界に入る人は目を通しておくと非常に役に立ちますね。

「Jakartaプロジェクト徹底攻略2 本格活用編」

技術評論社 2004

読み中...。

「改訂新版 SQL ポケットリファレンス」

朝井 淳
技術評論社 2003

SQLを書くのに関数やらなにやらを何も見ないでも大丈夫な人ってどのくらいいるんでしょう? 少なくとも私はダメです。とても覚えきれません。 というわけで、この手のリファレンスが手元にあると便利です。 OracleやらDB2やらMySQLやらで方言もあるのでいちいち覚えていられないですね。

「Javaオープンソース徹底攻略」

岡本 隆史
吉田 英嗣
山口 卓也
樋山 大輔
ソフト・リサーチ・センター 2003

EclipseやらLog4jやらはともかく、JBossだとかAxisだとかCastorだとか普段使わないようなプロダクトの記事は参考になりますね。 やはり実際に触ってみるのが一番なんですがなかなかそんな時間も取れず、いきなりお仕事で一発勝負はキケンなので事前の情報収集には良いです。 そのかわりあまり突っ込んだ内容ではないのであくまで評価用、入門用にどうぞ。

「Jakartaプロジェクト徹底攻略」

技術評論社 2002

現場でばりばり活躍しています。主な話題は「Struts」「Turbine」「Taglib」「Tomcat」あたりでしょうか。 Java関係でお仕事していればかならずお世話になっているはずのJakartaプロジェクトですが、こういう形でまとまって本になってもらえるとありがたいですね。 最近はJakartaのようなオープンソースプロジェクトを扱ったウェブサイトも多くなってきましたがまだまだ情報不足な部分があります。 そういう点をうまく補ってくれています。

「暗号技術入門−秘密の国のアリス」

結城 浩
ソフトバンク パブリッシング 2003

暗号技術の入門。タイトルそのままでした。基本の部分を丁寧に解説してあって一番初めに読むのに良い本です。 対称暗号、公開鍵暗号などなど概要は知っていても細かいところはよくわからないという人に最適です。

「Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編」

結城 浩
ソフトバンク パブリッシング 2002

基本はデザインパターン本ですが、Javaのマルチスレッドの基本を押さえておきたい人にもとても役に立つように思います。 当然ですが、Javaそのものの基本がわかってからでないと本書の内容を理解することも難しいでしょう。 今までなんとなくで synchronized を付けていた人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
内容的には最終章の「まとめ」にすべてがつまっています。特に最初の図が非常に有益です。 もうある程度マルチスレッドを理解している人ならこの章をまず読んで詳しい説明が欲しい時には該当する章を読むという読み方でも良いのではないでしょうか。

「暗号の秘密とウソ」

ブルース・シュナイアー
山形 浩生
翔泳社 2001

「セキュリティは製品じゃないプロセスだ。」で始まるセキュリティとは何かの解説書です。 これはネットワーク管理者(セキュリティ管理者?)向けというよりももっと上の人たち向けに書かれた内容ですね。 たぶん、現場にいる人たちはきっとこういうことはもうわかっていて、でも上司が理解してくれないとかそういう状況で役に立つのでしょう。 改めてこういう形で本になってくれるとすんなりと理解できたりするものです。 また、読み物として面白いと言うのもプラスでしょうか。

「Javaクックブック Java開発者のためのレシピ集」

イアン・F・ダーウィン
宇野 浩司
豊福 剛
オライリー・ジャパン 2002

「問題」「解決」「解説」からなるレシピ集です。FAQのようなもの?でしょうか。 こういうことをしたいんだけど? こうすれば良い。 なぜならば...。という調子で解説されていきます。 範囲はコンパイルから Servlet, JDBC, XML, RMI などなど。 手元に1冊置いておくと何かと便利でしょう。 Javaにはだいぶ慣れましたが、それでも普段やっていない部分 ( net まわりとか ) をいきなりやるはめになった時、きっと役に立つはずです。

「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座」

Tucker!
翔泳社 1998

C++によるOO指向な開発方法論の参考書です。 今までOO指向による実装についての本はいろいろ見てきたのですが、設計、分析工程についての本はこれが初めてでした。 OO指向でやっていくなら一度は目を通しておいた方が良い本です。 ただし、C++の文法を知っていないと少し厳しいかもしれませんが、内容はどのOO言語でも役に立つ物です。 今までなんとなくクラス設計をしていた人は新しい発見があるはずです。

「それがぼくには楽しかったから」

Linus Torvalds + David Diamond
風見 潤
中島 洋 監修
小学館プロダクション 2001

Linux の開発者 Linus さんの自伝です。読み物として楽しく読めます。 この先 Linux がどうなるかなんてわからないけど、でも、楽しいと言うことは大事ですよね。 それから、巻末の「補足説明」面白すぎです。ちょっと他には見当たりません。

「Rubyを256倍使うための本 邪道編」

arton
ASCII 2000

これをいきなり読む前にまず普通のRuby本を読んでおくことをおすすめします。 さらにWindowsプログラミング(COMなど)の知識もあったりするととても面白い内容でしょう。 何も知らなくても興味が持てます。RubyでWin32OLE。まさに邪道。

「UNIXという考え方」

Mike Gancarz
芳尾 桂 監訳
オーム社 2001

これからUNIXを使おうという人はこういう本を読んでおくと良いのではないでしょうか? UNIXの設計思想と哲学がよくわかります。 「Small is beautiful.」なぜ小さいものが美しいのか? 疑問に思ったらこの本を開いてみると良いでしょう。 概念的なことしか書いてありませんが、何かの役に立つはずです。

「最新 マイクロソフトテクノロジーがわかる」

古山 一夫
技術評論社 2000

COM、DCOM、COM+について書かれた入門用の解説本です。 初めて触れる場合はこういう本から入るのが良いかと思います。 「集大成としてのOS Windows2000」「ウィンドウズの中心技術COM+」このあたりがメインテーマです。 ただ、誤植がちょっと多すぎです。

「Javaの格言」より良いオブジェクト設計のためのパターンと定石

Nigel Warren 他
安藤 慶一
ピアソン・エデュケーション 2000

例としてJavaを使ったデザインパターンの解説本です。 Javaのプログラマ、デザインパターンを学びたい人、必読です。 とても良い本です。 Javaを学ぼうとして入門書をいくつも購入してしまった人、入門書の次はこういう書籍を購入するべきです。 次の段階へステップアップできます。

「プログラミングPerl改訂版」

Larry Wall 他
近藤 嘉雪
オライリー・ジャパン 1997

Perlを使う人で知らない人はいないでしょう。 らくだ本です。とりあえず、手元にあると安心な1冊です。かなりの厚さなので持ち運びには不便です。 この本の半分近くを占める関数と標準ライブラリのリファレンスがあるだけでもかなり効率よくコードが書けます。 その他の章も目を通す価値大です。

「bash Manual & Reference」

川村 正樹
秀和システム 1999

Linuxといったらbashです。で、この本です。手元にあると便利な1冊です。 この1冊で必要十分な内容ではないでしょうか? ログインシェルとしてbashを使っている人、なにかリファレンスになるものを手元に置いておくと良いですよ。

「スーパーユーザの日々」

水越 賢治
オーム社 1993

この本でUNIXの常識を学びました。内容が会話文で構成されていて読みやすくなっています。 初めてUNIX本を読むならこの本が最適です。 内容が難しくていきなり挫折なんてことにはなりません。 OSの特権ユーザとはどうあるべきか、このことについて何の意識も持たずマルチユーザのOSを使用するべきではない、私はそう思います。 個人の趣味で使用するのはかまいませんけど...。内容が少し古いのが難点。


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