image

赤外線通信してみた


Palm の部屋
JFile用データ

Palmマシン(Visor)を買ってからやってみたいことが一つありました。
それは

赤外線通信

今まで私はノートパソコンというものを購入したことがありません。
つまり、今回始めて赤外線ポート 付きのマシンを購入したというわけなのです。
これは使ってみるしか。

さて、通信というからには相手が必要。
しかし、我が家には他に通信相手となるものはありません。
そこで、赤外線通信機能付きの ICカード公衆電話に登場してもらいます。
つまり

モバイル

これは Visor と ICカード公衆電話を使った モバイル通信の記録です。

その一 まずは準備 最初はいろいろ情報収集。
Visor関係の情報なら Visor-Japan.com がおすすめです。

その結果わかったこと。
Visorはそのままでは赤外線通信ができません。
いくつかのファイルをインストールしなければいけません。
赤外線 Hotsync が必要かどうかで変わってくるようですが、
私には必要が無いので...というかできない(泣)

SerIrCommLib.prc と SerialIrPnl.prc

の二つのファイルをインストールしました。
これらはEnhanced Infrared Update(irenhanc)に含まれています。
インストールした後に「環境設定」を見ると
「Serial/IR」という項目が増えているのでここで「Infrared」を選択。
これで赤外線の設定ができました。

次は「モデム」です。
同じく「環境設定」から「モデム」を選択。
ここでやることはただ一つ。
「コマンド」に「ATS100=1」と書くだけ。
あとはそのままでOKです。

最後に「ネットワーク」です。
ここも同じく「環境設定」から 「ネットワーク」を選択。
ここは接続するプロバイダの設定なので
各自それぞれ契約しているプロバイダの情報を入力です。
「サービス」は適当にわかりやすい名前を、私は DTI なので「DTI」と入力。
「ユーザー名」「パスワード」「電話番号」をそれぞれ入力。

ここまででなんとプロバイダに接続ができてしまいます。
とはいえ、それだけではつまらないので
メールを送るためにメールの設定をします。
これはメールソフトで行います。
難しいところは何もありません。PCのメールソフトと同じです。
なので

省略

そのニ 次は ICテレホンカード

次はいよいよ外に出ます。

モバイルですから。

ICカード公衆電話を探します。 (*1)
普通の公衆電話よりちょっと小さいアイツです。

これはじつは、駅に行けばすぐに見つかりますね。
首都圏だけかもしれませんが...
JR の大きめの駅に行けばきっとあります。
NTT のサイトでも設置情報なんかが 見れるようです。
問題は

ICテレホンカード これってどこで売ってるんですか ?
最初はわかりませんでした。
で、よく見ると駅のキオスクに 「IC」のマークが !
キオスクのおばちゃんが 引き出しの中から出してくれました。

よかったよかった。

105度数で1000円。
有効期限付き。 今回購入したのは2004年9月30日まででした。
見た目は厚めのテレホンカード。 右上に IC のマーク。
端を切り取ってから使います。

その三 接 続 ! ! 準備も整ったところで
いざ 接続 です。
ICカード公衆電話の前で
おもむろに Visor を取り出します。

そして ICカードテレホンカードをセット。
電話機の液晶の右下にある「データ通信」ボタンを ポチっと。

Visor を操作してメールソフトで接続。
2,3秒で接続完了。
さらにメールを送受信。
その後切断。
切断すると電話機が音声で 教えてくれるんですね。
便利だというかちょっと恥ずかしいかも。

ここまで何の問題も無く終了。

簡単

です。

以上で初めてのモバイル通信は終わりです。

思ったより簡単でした。

しかも携帯などで接続するより安上がり。

出費はわずか1000円。ICテレホンカード代。
しかもまだ100度数以上残ってます。

これで どこへ行ってもメールチェックできます。

終わり。

Last update 2001/05/07

(*1) ICカード公衆電話の設置場所リストをJFile用データ として用意しました。


darc@fides.dti.ne.jp

Home