奥志賀


2008年10月18日〜10月19日
奥志賀林道にて

このツーリングのルート

10月18日

 前に通行止めだった雑魚川林道を経由するルートを走りに出かけることにして前日の午後11時に宿を予約。それから支度したので出発はやや遅めの8時になってしまった。

 ガソリンの値段が上がってから高速の車の量が若干減った気がする。トイレを我慢しすぎて「嵐山」の標識を見てPAと間違えてICで関越から降りてしまった。下仁田からはR254で長野方面へ。県境付近では早いものは紅葉していたがこの辺では本格的な紅葉はまだ早いようだ。トンネルを抜けただけなのに長野の空気は締まっていた。

 終わりつつあるコスモスを横目に見ながらR256を走って佐久の草笛に12時ちょい前に到着。食事にはあまり興味がないが蕎麦は好物なので意識的に食べる。もりとかきあげを注文。普通もりで首都圏の2倍くらいの量があって安くて美味い。

逆光でアルプスはよく見えなかった
K12は東側の展望が良い

 R254を東に進みK12を北上。K12はただ狭いだけで展望もなし。特にR254から数キロの区間は本当に狭くて危ないがR143から北は長野らしく良い道。聖山の東を通る部分では所々日本アルプスの展望箇所があるが、ここ数日の晴天と逆光とで霞んであまりよく見えなかった。走って楽しい道なんだけど、なぜだか今ひとつ調子が出ずヘロヘロ走っていた。

湖
犀川沿いの国道19号

 R19からK36に進むつもりだったが、道の駅信州新町で休憩。この辺の雰囲気は奥只見に似てる(ダム湖沿いの道ってだけだが)。少し長めに休憩して勿体無いが白馬長野有料を通ってK31からK36を目指すがK31には鬼無里方面への標識はあるが、県道記号がなかったため行過ぎてしまった。ちなみにずっとGISと言う地図を扱うシステムの仕事をしているが、かなりキツイ時期の仕事でこの珍しい地名の辺りをサンプルで使っていたので、その頃のことを思い出してしまった。休憩が効いたのかいつも通りの感覚で走れるようになった。

 前回はこのまま戸隠に行ったのが、今回はR406で長野方面へ。鬼無里付近はトンネルばかりで裾花渓谷付近は国道の割には道が良くなくつまらないので、R86〜K76で遠回り。悪くは無いけど今思えば戸隠バードラインを通れば良かった。長野市街で給油しようかとメータを見ると…死んでる。メーターケーブルが外れていることを期待してチェックするが特に緩んでいる様子もなくやっぱりギアが逝ったみたいだった。そうこうしている内に日が暮れてしまった。

 ややヘコみつつ(メータギアは高い)長野市街で給油し、中野市のビジネスホテルへ。夜に最近買ったログ機能だけのGPSのマニュアル(まだ使い方を憶えてないので持ってきていた)を調べたら、距離や速度も計測もできるようなので代用することにした。

10月19日

朝は寒い
木戸池…だったはず

 5:30に起きるが、寒いのと無料サービスの朝食が7時からなので支度と暖気を済まして食堂が開くのを待つ。3分くらいで朝飯をかっ込んでカタナに跨り、R292を志賀方面へ。ちなみに温泉街を過ぎたあたりの掲示では8℃、これまでの数十分で体は冷えてきていたが、寒さに負けずワインディングを楽しむ。上の方では霜が降りているし、ごっついカメラを持った人達が路駐したり道端を歩いたりしていたのでおとなしく流す。少し歩けばスペースがあるのに平気で車線を塞いで路駐している人間が多いのに呆れる。

紅葉真っ盛り
絶景の奥志賀林道

 横手方面の標高の高いところでは既に紅葉は終わりかけだったので引き返して奥志賀林道を走る。この辺はまさに紅葉のピークで見渡す限り色付いていた。前に通行止めで断念した東へ折れて雑魚川林道を走る。奥志賀林道より雑魚川林道の方が山深い感じで良い雰囲気。しばらく走っては写真を撮ることを繰り返していたら、顔がヘルメットの脱着で擦り剥けてしまった。ちなみにこの両林道、全体的に路面状態は良い。

広々とした展望
絶景の雑魚川林道

 そのままR405の終点に達し、北上する。鳥甲山とかの展望は良いが秋山郷に何があるのか知らないとそれだけで終わってしまう。調べてなかったので素通り…と言いたいがマップルにも書いてあるが道幅が狭く、車やバスまで結構走るので通るだけでも結構気を使う。津南に降りると暑かった。

終点付近は良い展望
国道405号から

 物産店で休憩を取り、この先を考えるものの既に昼近くになっていたのとメーターのトラブルを抱えているので帰途に就く。R117〜R353〜R17を変なスイッチが入ってしまったのか普段より早いペースでガンガン走る。R353やR17は展望も良く秋の山が望めたのに写真を撮ることも無く走って猿ヶ京のパーキングでトイレ休憩をとるまでは変な気合が抜けなかった。まぁR17のこの辺はぶちかましたくなる道ではあるけれども。

 スイッチが切れてからは安全運転でまっすぐ帰宅。翌日の体調が心配になるほどオヤジ化もしくは体力が落ちたと言うことだろう。


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2009年09月26日作成
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