本体のクロックアップ
クロックアップの方法
クロックアップの方法はいたって簡単ですが、本体をばらすのに時間がかかるかもしれません。交換対象となる 60MHz のクロックモジュールはちょうど CD-ROM ドライブの真下にあります。このクロックモジュールは長方形なので、14ピンソケットの不要なピンを抜いて使用するとよいでしょう。
クロックアップの上限
これは PC-9821 Xt の個体差があるので何ともいえませんが、あまり上がらないという点では共通しているようです。参考までに、私の環境での実験結果を書いておきます。使用している OS は MS-DOS 6.2 と Win95 です。
- 63.15MHzのモジュールを使用した場合
とりあえず安定して動作しています。
- 64MHzのモジュールを使用した場合
HDDへのアクセスが長時間続く場合、例えば CD-R を焼いている場合などに、前触れもなくハングアップします。
- 66MHzのモジュールを使用した場合
起動直後に PCI の SCSI(AHA-2940U) が不安定になります。これは SCSI ボードのクロックアップをすると改善できるようです。なお SCSI ボードのクロックアップについてはこちらか HYPER98 さんのページを参照して下さい。
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