デュアル CPU 化

はじめに

 この SV-98 model 3 の大きな特徴として、デュアル CPU にできる、ということがあります。ただし、デュアル化を実施するには、CPU 増設ボード(SV-98/3-B01)が必要になります。このボードを入手するのが非常に困難なのが難点です。


改造の手順

 デュアル化する手順は簡単で、CPU 増設ボードを規定の場所にさし込めば終了です。工場出荷時の CPU は本体、増設 CPU ボードともに P54C,150MHz ですが、これを両方とも P55C に交換することが可能です。その場合の交換手順はこちらをご覧下さい。


おわりに

 デュアル化して対応 OS を継続的に使用する場合、搭載可能な CPU は P55C,233MHz が上限となります。通常時のベースクロックは 60MHz ですから、3.5 倍速でも 210MHz になってしまい、それ以上を求める場合には、クロックアップをするしかありません。しかし、HYPER98 さんによれば SV-98 model 3 は全然上がらないらしいので、当方の機械はクロックアップしておりません。まあ、追い詰められればやるでしょうけど・・・。

 また、SV-98 model 3 のデュアルプロセッサシステムは、対称型ではないので、まったく同一の CPU が2つ必要というわけではありません。ですから、ステッピングリビジョンの違いはもちろん、P55C と P54C の混在も可能です。

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