第十六話「笑劇の事実!一寸先は・・ダミ」 1998年8月9日18時00分 |
先程も言った駐車スペ〜ス、そこだけアスファルトで固めてあった。 そして、すぐ脇に直径30センチくらいの太い丸太を削りそこに区画の番号を表すナンバ〜が書き込まれて 横向きに立っていた。それが今回の主役だ。 「ソバだソバだぁ〜〜」隊員達は溜飲をさげた。油断大敵だった。 ゼンソン号を操縦していたミケくんは駐車スペ〜スの前に差し掛かるとテキト〜に位置を決めると ギヤをバックに入れ確認もしないでググイとアクセルを踏み込んだ。 「なんか踏んだカナ〜?と思いましたが、特に気にはしませんでしたねぇ」ミケくん談 「あ〜あ〜あ〜あ〜〜〜〜っっ!」と夕涼みの隊員達が騒いでいるので、やっとミケくんは事の次第に気づいた。 さっきの物体を見事にタイヤで踏みつぶしていたのであった。 2本の太い鉄筋が根のように土中に深く埋めてあったのだがそこはゼンソン号のパワ〜がまさった。 ヤベ〜〜〜車は無傷なのだがその名前丸太が・・・・無残にも引っこ抜かれて静かに横たわっていた。 とにかく、後にしようということになり、荷物をソッコ〜でキャビンに運び込み、 Sakaのお勧めのソバ屋に行くことにした。 ミケくんの名誉のために言っておくが、他の区画でもケッコ〜それってゴバゴバともぎれていた。 言い訳になんないか・・・・・ とにかく、たつゆきとSakaの車でソバ屋へ向かう。 付近の市役所の駐車場に勝手に車を止め、何気な佇まいの店に『カニカニ団』到着! まだ開店前なのにズケズケと座敷を探すと家の主のように上がり込んでしまった。(座敷が好きだぞ、『カニカニ団』) まずはビ〜ルで乾杯っっっ!!気になることがひとつ・・そりは通信で全然連絡が取れないことであった。 団長がせっかくコメット(Power Book2400/180)を持って来ていても掲示板等に書き込めないので、 今回参加できなかった多くの『カニカニ団』員になんの音沙汰も出来ない状態であった。 一泊目、廃屋満タン荘(電話線死んでる、しかも黒電話だったのでモジュラ〜ジャックあったか不明) そして今夜の宿であるキャビンにも電話はおろか電話線も来ていない。 そこでこの店の電話に皆の視線が集中したのである。 「うへへへ、おばさん、この電話'線'貸してくれない?」(ブキミすぎるぞ『カニカニ団』) この店の常連であるSakaが事情を説明して頼み込んでくれた。 みながビ〜ルをゴキュゴキュ飲んでいるさなか、チョコンとカウンタ〜席に海パン姿で座って各HPのデ〜タを キャッシュにタメ込んでいる団長は、夏休みの宿題に追われている中坊のようだった。 「取って参りましたっっっ」コメットを持って団長が座敷に帰ってきた。 「よ〜よ〜〜っっ!!」と開店前の静かな店内に大声がこだました。 テキパキとSakaが注文をだす。名物のぎょうざが出てきた。 各人一皿ずつ。 なんでソバ屋でギョウザなの?といいながらパクン。 ・・・ウマいウマ過ぎるっっなんなんだ? コリャ〜メチャメチャビ〜ルに合うやんかぁ〜〜〜!うまいうまいで大騒ぎであった。 あんまりウまいのでまたもう一皿ずつ頼んだ。 スげ〜なぁ一人2皿ずつ食べたの初めてだよぉ〜とSakaが驚いていた。 みなでコメントをコメットで回し書きして、また店の電話線引っこ抜いて団長に送ってもらった。 盛り上がって参りました。 またキャッシュをみて笑った。 「やべ〜ともちゃんにバレてるよぉゼンソン号の故障、心配しているぞぉ。」とか 「知らないうちに故障して、知らないうちに直ってるつ〜のもブキミだよな」 「信玄とかいま何処にいるんだ?」など話題がつきなかった。 いよいよ名物のソバが出て参りました。 これがまたウマいっっっっ!!コシがあってサイコ〜〜 『カニカニ団』はあっと言うまに平らげました。 いつの間にやら11時を過ぎていた。 もやしくんとキャットくんに逢えないのが残念とSakaは繰り返していた。 腹も一杯になったし、ど〜すんべぇ?ということになった。 「び〜ハナでもやろうぜ!海岸で」と誰かがいいコトを。 「お〜〜〜し、俺ロケットね」と銘柄まで指定するヤツも出る始末。 ちかくのコンビニで花火を買い占める。 とくに笛ロケットは全部頂きだぁ〜。 後で買いに来たゾクとか怒るだろうなぁ、 「ヤベぇ〜俺達の笛ロケットが無ぇ〜よ」Sakaが笑かしてくれる。 再び大量のしかも打ち上げものオンリ〜の花火をもって深夜の海岸へゴ〜であった。 |