第十八話「真夏の夜の夢/2400危機一髪!」 1998年8月10日01時00分 |
途中タバコが無いのでみんなして買いだしに駅の方の自販機に寄った。 キャビンに帰ってくるなり話込み始めた。 キャビンはコンテナを改造したもので、中腹にドアやトイレとキッチンがあり両ウイングがベッドル〜ムになっており、 それぞれシングルベッドが2つづつあった。 片方はベッドしかないのだが、もう片方はソファと円テ〜ブルが設えてありちょっとしたリヴィングル〜ムになっていた。 3面窓なので昼はさぞかし明るくていいのだろうなと思った。 たつゆきと ミケくんは共同施設の中にあるコインシャワ〜に行った。 キャビンにシャワ〜はあることはあるのだが壊れていたのだった。 石鹸もシャンプ〜も無かったのでしかたなく真水で洗った。でもさっぱりした。 キャビンにもどってたつゆきが帰ってくるやいなや、カンパ〜〜イ!そこで事件が起こった。 円テ〜ブルの上には皆でHPのキャッシュを読むためにPower Book2400/240、そうコメットが置いてあったのだ。 盛り上がっていたのでモ〜ションも大きくなっていた。 ミケくんのコップにはなみなみと、そのおいしい地酒が注がれていたのだった。 さて問題です。この後に何が起きたのでしょうか? ・・あなたの予想は?・・・・正解です。 「ああっっっ!・・・・」全員が立ち上がった。大丈夫かっっっ? カンパイの時コップを当てたショックで中の酒がコメットのキ〜ボ〜ドの上に数滴たれてしまった。 がく然として慎重に動作チェックをする団長、肩越しに心配そうに見守る隊員達。 先程までの喧騒はどこへやら、キャビンは静まり返った。 その時はコップについた水滴が落ちたと思い、乾けば元通り、大した事はないと皆そう思っていた。 シフトキ〜やオプション、コマンドキ〜が水分のため接触不良を起こしていた。 とりあえずこのまま動かしていて主回路がショ〜トしたら危険なので、シャットダウンしてしばらく逆さに置いておく事にした。 団長は居ても立ってもいられないといった雰囲気でまだ買ったばかりのコメットを見守っていた。 ク〜ラ〜で乾かしたらどうかな・・冷房にしたり暖房にしたり試した後結局除湿がイイということになった。 ココでMaroの体験話しがとびだした。 濡れたプラモデルを早く乾かそうとしてスト〜ヴの上に放置した幼少のMaroは、後で見に行くと見事に熔けて変形していたという。 つまり余計なことはしないで待った方がいいと言いたかったらしい・・・ しかしそれでは、電子レンジの中に入れて早く乾かそうとされたネコの立場はどうなるんだっっっ?! などと再び騒ぎまくって、とりとめもなくヨタ話が続く、酒も入って自然に声がデカくなる。 あたりはもうシ〜ンとしていたので、余計にカニカニキャビンから出る笑い声が大きい。 話が弾みまくってもの凄い盛り上がり方だった。 暖房にしたときに余計な水滴がついてしまい、さすがに団長は人工的に乾かすことをあきらめて、しばらく置いておくことにした。 団長が2時ころシャワ〜を浴びに出ていった。 するとスグに団長は帰ってきて青い顔をして窓を外から閉める。 どうやらシャワ〜場に行く途中で誰かにウルさいって苦情をいわれたらしい。 そんな事聞いても誰も気にしない、それどころか、聞えよがしに 「文句があるならいつでも来いってんだお、バカヤロ〜っっ!」無法者そのものであった。 さらにエスカレ〜トした『カニカニ団』はMacの話題でもりあがって参りました。 詳しくはココにヤバくて書けないほどの盛り上がりようだった。 とにかくたかがOSのことでココまで燃えるかっっってほど歯に衣を着せぬ意見が飛び交った。 まぁ簡単にケツロンから言うと、Mac Userってヤツはバカばっかりだなぁといったものだった。 それにしてもSakaが家に帰ったのは4時すぎだお?信じられる?カニカニ6人組、お剃るべしっっっ! 寝たのは4時半だった。ほぼ同時に皆眠りについた。 ベッドが4つしか無かったのと、ベッドが小さかったので巨体のMaroはソファ〜で寝た。 静かになるとコオロギの声がそこかしこから聞こえる。 最果ての街、珠洲では忍び寄る秋の気配もひと足早いようだった。 |