夢に現れたアニマ


<宇宙から眺めたつもりで>

眼前に青い地球が浮いている

幾つもの移動性高気圧が日本列島を

通ってゆく。

そのたびに下界の人達の右往左往。

傘の花がさしたと思えば、文化行事、

山や森の色が変わると、行楽の人の列。

そして強烈な寒気団を伴った高気圧が

シベリア周辺に現れると画家がいるかのように

北の国から白く塗られる。


「今日、ママンが死んだ」のノリか?

ほんとうに異星人はいるのか?

それを言うならカミュの異邦人やろ

太陽がまぶしかったんや

それでおかしなったんやな

ないしょやけどもとから変人や


そこには景色に織り込まれた人しかいないように

見えるがその多くの人達は外からは見えない悩み

強いストレスを抱えている生々しい人間達です。


「こんな悩み無くなってほしい」

そうしてそこから逃げたり、対峙したり

工夫や努力をして、たとえそれがとり除かれても

また次の悩みの種がまかれている。


それを自らが望んでいるかのように。

いや望んではいないが次の山がやってくる。

ストレスとはやっかいなもので

車でいえば道路との接点に生じる摩擦、

それは他者との刺激と例えてもいい。

車は道路との摩擦がなければ動かない。

それが適度な摩擦(人は刺激)ならば

快適なドライブができる。


<ところが>

摩擦が強すぎたり少なすぎだったりすれば

意図せず急ブレーキや急発進で

はては衝突の悩みに発展する。


<問題はそこだ>

その悩みの共通点を内科医であり眼科医であり

精神科医である(何者なんだ)

アルフレッド・アドラーは

こう言った


人の悩みはみな対人関係から生じる

悩みであると


俺をバカにしたあいつ今に見返してやる

"花の色は移りにけりないたづらに
わが身世にふるながめせしまに"

んっ

見てくれだけで来る男ならいらないわ
だって私もいつかは黄泉の国のイザナミ
イケメンの殿方も同じ運命よ。。
だから殿方の未熟なアニマはお断りよ



アドラーは器官劣等性説をフロイトの性的欲求の

リビドーとは違う展開で、

個人は統一されたものであり決して分割は

意味をなさない、と思ったに違いない。



世界の中であなたに代わる者はいない、


「私は私の人生を生きていく」

「あなたはあなたの人生を生きてください」

「私はあなたにexpectations(期待)されそれに

応えるために生きているのではありません」

「あなたも同じ」 「でも出会う機会があったなら」

「それはそれは素晴らしいことでしょう」





途中省略

「私は私、あなたはあなた」


"ゲシュタルトの祈り"より抜粋

といった

ゲシュタルト(統合)療法を確立した

精神科医フレデリック・S・パールズ(1893-1970)

そんな色々な人に影響を与え

個人心理学を確立したアドラー。ふーっ


私の心を切ったり張ったりしてどうするの

私は私


あーー、これにて両者はフロイトさんの影響を受けた

にもかかわらずフロイトさんやデカルトさんの分割とも

離れてしまいました。

アドラーさんとパールズさんは日本人にとても人気があるので

またいつか色々語ってみたいと思います。



では

ご破算で願いましては



<夢の正体はアニマか違う元型か>前の続き


この話はほんとうに私が見た夢の話です。


それは小4の後半だったとおもいます。

もう学校行事もほとんど終わり

年も明け下の学年の頭を抑えていた6年生も

卒業と中学生活に意識を向け始め

新しいバランスが生まれ

平凡な日々が続いていました。

そのような環境の中で

ある日とても奇怪な夢をみました。

他の夢はしんどい夢やとるに足らない

日常の夢ですぐに忘れてゆきました。

なのにその夢は衝撃的で

意味も分からず延々と覚えていました。


<その夢とは>


うすらうすらとした意識があるのか

寝入っているのかわからない

なにもない空間の中で私は浮かんだ布団の上で

ふわふわと寝ていました

そのときお腹あたりに違和感を感じ少し首を

もたげると

なんと

私のお腹をむしゃむしゃ食べている

気持ち悪い真っ黒の顔の人がいる。



げっ

それどころか私のお腹には大きな穴が開いている。

げっげっ


ところがお腹を食べられているのに

痛みもなにもない

えーーー

ぼんやりとした不思議な気持ち

それが何を意味しているのか小学生には

知るよしもありません。


さてそれから数日の後

それと同じような夢を見ました。

でも今度は少し違いました。


顔 ! 顔があるのですよ !

それもよく知った顔ですーー

誰だとお思いですか ?



長くなりましたので。

長々としたこんな曲がりくねった作文でも

読んでいただきありがとうございます。

またこの続きと途切れている

アルファベットの少年達の成長記録

なども綴ってみたいと思います。

またよろしくお願いいたします。

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