捕まった日(初体験)


2000年7月9日 & 7月20日

7月9日   奥多摩〜塩山

 この日は会社の先輩と先輩の友人と、奥多摩へ連れて行ってもらった。この先輩は走り屋(というと本人は否定するけど)で、最終型のRGV-γに乗っている。また先輩の友人のSさんはオフロードのレースをやっている人で、普段はVTR1000に乗っている。
 八王子にある先輩の家に集合して、R20から北へ向かい小峰峠を越えて桧原街道へ。対向車がパッシングをしているなぁとコーナーを曲ったらねずみ捕りをやっていた。丁度車の後をついて走っていたので、捕まらずにすんだ。ここら辺はショッチュウやっているらしい。

 奥多摩周遊道路に入ると、前の2人はいきなり加速して前の車を抜いてしまい、あっという間に置いていかれた。ここは走り屋のメッカとは聞いていたけど、みんなすごい勢いで走っていくのでちょっと気を飲まれる。結構がんばったけど、結局周遊道路を抜けるまで前の2人にはついて行けなかった。
 R139に出て、小菅村を経由して山梨方面に向かう。こちらのルートは勾配が大きくヘアピンが多い。ここではスピードを出す走りに慣れてきたせいか、あまり遅れずに走れた。峠とかを攻めに行ったりはしないけど、それでも上手く走るために色々やってはいた。普段のペースでは出来ていても、ペースを上げるとやらなくちゃいけない操作を忘れてしまい、やってはいけない動作をしてしまう。

 折り返し地点の塩山駅に着いて、モスバーガーで昼食。他の二人はいつもこんな走りをしているので元気だけど、こちらはいつもよりも緊張しながら走っていたのでちょっと疲れていた。
 帰りは僕の希望で多摩の地酒として有名な澤乃井[1]に行く事になったんだけど、電話で確認したらテープの音声が「本日定休」を繰り返していた。結局同じコースで帰ることになり、今度はかろうじてついていけたんだけど、奥多摩周遊道路で峠を過ぎて下りになったら、どんどん置いて行かれてしまった。下りの方が腕の差が出るとはいえ、それまで何とか付いていけたので一寸悔しい。しかも必死になって追いつこうとして、オーバースピードで突っ込んでしまった。慌ててマシンを立てて何とか減速できたので事故らないで済んだ。これやってからは少しペースを落として丁寧に走った。少し余裕があると肩の力も抜けてマシンの挙動にちゃんと反応できるのに。まだまだだめだなぁと痛感しました。

僕は写真を撮ってたので写ってません。
奥多摩湖。カタナの後ろに立っているのは先輩です。

総走行距離:3996km

7月20日   赤城山

 排気系を変更したので、調子を見に行こうと5年ぶりくらいで赤城山に行く事にした。
 東北道羽生P.Aで荷物満載のバイクが3台入れ違いに走り出した。連休が取れたのか学生なのか分からないけど、明らかにロングツーリングにこれから行きますという姿が羨ましい。佐野藤島で降りてR50を西へ向かい、途中でR359にはいる。R359は地元の車(農耕車)も走ったり観光シーズンは車が多かったりするんだけど、空いているときはアップダウンが少なく路面もいい、高速よりのコーナーの多い道。
 B管は大体3000回転以下では少し薄くなり、そこからは以前より軽く吹け上がる感じだ。近々パイロット系を調整しよう。キャブをいぢる自信はないけど、ショップに頼むと高いしきっちりやってもらえる所も少ないらしいんで、どうしようか結構悩むところです。

霧でほとんど見えない小沼
山頂の駐車場から

 赤城神社のある方のルートから赤城山を登る。神社には以前行った事があるけど、ここから登るのは初めて。今回は神社はパスして先に進む。狭く回り込むコーナーが多く、カタナでは一寸きついけど、粘り強いエンジンのおかげで勾配の大きいこの道でもゆとりを持って走れる。しかし、ただでさえ見通しが悪いのに、道端の木や草が道路にせり出していて、車もそこそこいるのでかなり危ない。峠を越えると急に道が良くなる、と言うよりこのルート以外の赤城の道はちゃんと整備されている。
 山頂は残念ながら霧で展望はほとんど無く、売店で「赤城山」[2]というお酒を買って、西側の道を下る。こちらは路面のいいワインディングなので人気のあるコースなんだけど、コーナーにあるゼブラパターン(?)がひどくて、40km/h位で走っていてもメーターアッシが折れそうなくらい揺れる。これってローリング族を締め出すためのものだろうけど、こういうのは単純にスピードとは無関係に危険が多くなると思う。

 長めの直線で前の車を追い越したところで捕まってしまった。スピード違反ではなく、僕みたいのを取り締まろうとしていたので、追い越しの違反(2点)だけで済んだけど、ネズミ捕りだったら間違いなく免停のスピードだった。しかし、大型を取って4ヶ月しかたっていないので、もう一度減点されたら初心者講習行きだ。奥多摩の影響が強くて、やたらとペースを上げていたんだけど、慣れない事はするものじゃぁありません。
 免許を取って8年間捕まったことがなかったので、無茶苦茶悔しかった。

 帰りの途中で夕立には降られるし、今回は赤城神社にお参りしなかったせいだろうか?

総走行距離:約4320km



[1] 小澤酒造株式会社:東京都青梅市沢井2−770 TEL:0428(78)8215
多摩の地酒。すごく美味しいのにそれ程高くない、お勧めは純米吟醸かな?見学とか試飲(500円で呑み放題だったような)とかありますが、(土?)日曜定休・・・(未確認)。


[2] 赤城山(近藤酒造):群馬県山田郡大間々町大間々1002
買ったのは純米吟醸で4合瓶1900円。赤城周辺ならどこでも置いてあります。ちょっと甘口ですね。


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2000年08月01日作成
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