Dragon Quest VII エデンの戦士たち

DISK 2

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不思議な石版

英雄と宝珠 砂漠の大陸 世界樹の木 海底都市 真実と嘘

炎の祭り ハーブ園 バロック建築 光と闇 剣と杖

雨乞いの島 からくり人形 ダーマ神殿 ホビット

白オオカミ 神の踊り手 女神像 石版緑

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ルーラ

Opening フィッシュベル
グランエスタード
Opening 謎の神殿
英雄と宝珠 ウッドパルナ
炎の祭り エンゴウ
雨乞いの島 ダイアラック
○○くんバーグ
白オオカミ オルフィー
からくり人形 フォロッド城
ダーマ神殿 ダーマ神殿
メザレ メザレ
ハーブ園 グリンフレーク
メモリアリーフ
神の踊り手 ユバールの民
砂漠の大陸 砂漠の城
大地の精霊像
世界樹の木 クレージュ
バロック建築 リートルード
海底都市 ハーメリア
Medal王 メダル王の城
女神像 プロビナ
石版赤4 ルーメン
剣と魔法 マーディラス
神の石 聖風の谷
女神像2 レブレサック
海賊とホビット コスタール
天上の神殿 天上の神殿
魔王の宮殿 魔王の宮殿

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2000. 10. 14.

DISK 2

天上の神殿 天上の神殿
○○くん一行は天空の神殿の長老の前に並んでいる。
いくつもの時を越え…… よくぞ魔王を亡き者としてくださいました。
あなた方の決して諦めない心と勇気が世界に平和をもたらしたのです。
ことに、○○くん殿。 覚えておいででしょうか?
あなたが旅立った時世界には唯一つの島しかなかったこと……。
魔王に貶められたこの世界をあなたが正しき道に連れ戻してくださったのです。
しかし神の運命づけたあなた方の運命はこれで全て終わったわけではありません。
今こそ再び世界に神を目覚まさせるのです。
神の眠る場所は水の底に沈む神殿……。 地上に戻るための扉は開いておきました。
さあ、お行きください。 私たちはここから復活の時を見守っています。

メルビン様、とうとう念願を果たすことが出来ましたね……。
心よりお喜び申し上げます。

わしゃこれから先あと何年生きていられるかも分からん老いぼれじゃ。
だがお前さん達と同じ時を生きられたことが残りの人生の何よりの自慢になるのう……

神の兵として僅かながらでもそなた等の力となれたこと。
それこそが私が生を受け今を生きていることの一番大きな意味だと思っている。

きっとあなた方こそ神が残した世界の希望そのものに違いありませんわ。

我らの祈りがとうとう実を結びました。 これも全てあなた方のお陰です。

聞きましたよ。 とうとう神を目覚めさせるときが来たのですね。
私たちは神の兵。 一刻も早く神様にお会いしたいものです。

地上に漂っていた悪しき気配が嘘のように無くなりましたわ。
私たちが下の世界に降りて暮らせる日ももう間近なのかも知れませんね。

ええっ? 今日はあのでっかい石に乗ってきたんじゃないの?
ちぇえっ! せっかく僕も乗せてもらおうと思ったのにな!

旅の扉で地上に戻る。
む? ここは……?

なんだ。 いつもの遺跡じゃないの。

なあ、○○くん……。 魔王なんかと戦ったからオラ腹減っちまったよ!
○○くんの母ちゃんが作った魚料理でも食べさせてもらおうぜ!

ガボ。 悪いけどそれはもうちょっとお預けよ。
ねえ、○○くん。 さっきも言われたことだけど……、
魔王を倒した今こそ神様を復活させるときだと思うの。
そのためにはそろそろ本気で伝説のトゥーラ弾きを探さないとね。

うむ、そうでござったな。 まさにそれこそがアイラ殿の使命でござった。
神の復活とあらばわしも黙ってはおれん。 ○○くん殿、急ごうぞ!


現代の町をルーラで巡回

謎の神殿 謎の神殿
フィッシュベル フィッシュベル
村の入口
何だ、○○くんじゃない。
でも……、ちょっと見ないうちに何だか大人っぽくなったみたい。 気のせいかしら?

お爺さんの家
何でも北西の方に現れた国じゃ詩人だの歌が上手いのだのがもてはやされるらしいですよ。
漁が長く休めるときにでも妻を連れて一度行ってみたいなあ。

船に乗っていても格好いいけどうちの人ってば歌も結構いけてるみたい。
ホント何やってもさまになるって言うの? ウフフ……。

倅が家にいると嫁さんとイチャつきよるから全くわしの居場所がないわい!

教会で保存。
今日はいつになく心が晴れ晴れしているのを感じますわ。
これも全て神様のご加護のお陰というものでしょう。

むむっ? ○○くんか? どうしたことだ。 急に顔つきが変わったようだな。
なにやらとてつもなく大きなことをやってのけたようなそんな顔をしておるぞ。

漁師の男が言ってたよ。 世界に島が増えたら船を走らせ難いんじゃないかって。
○○くんもそう思うかい?
  いいえ。
おやおや。 ○○くんも言うようになったね。 そうさ、その通りだよ。
フィッシュベルの漁師はそんなにヤワじゃないからね。
  はい。
ほっほっほ。 心配要らないさ。 漁師の男がそういったのは私を笑わそうと思ってのこと。
フィッシュベルの漁師はそんなにヤワじゃないからね。

521:15、 Lv35、 6752G
○○くんの家
おお、○○くん、戻ったのか。 旅の調子はどうだ?
お前達の旅は今やお前達だけのものでは無いのだからな。
何かがあったときにはバーンズ王に報告するのを忘れるんじゃないぞ。

あら、○○くん帰ってたのかい?
たまには父さんとゆっくり話でもしてお行きよ。
あっそうそう! バーンズ王様にもちゃんと挨拶に行くんだよ。

よろず屋にコック長が仕入れに来ている。
  船を下りているのなんて初めてだね。
噂に聞いたんだがマリベルお嬢さんが随分お淑やかになったそうじゃ。
わしはあんまり信じとらんがまだ会ってないようなら会いに行ってはどうだな?

噂に聞いたんだがね、何でもまた新しい島が現れたとか……
この島より西の方って聞いたけど一体どんなところなんだろうな。

マリベルの家
マリベルお嬢様ってば家にいるようになってから本当に暇みたいですだ。
だってちゃんと自分の部屋の掃除までするですだよ。 前は絶対にしなかったのに……

家に戻ってからのマリベルは確かに以前よりもお淑やかになりました。
でも……何だか必死に自分を押さえつけているようで……見ていて切ないですわ。

おお、○○くん達。 いや、なんの。 身体はすっかり元に戻っておる。
一応大事をとってこうして休んでいるだけなのだ。

あまり大きい声ではいえんが私がこうしているとマリベルが家にいてくれるのでな。
○○くん達にはすまんが私もやっぱりマリベルにはそばにいて欲しいのでな……。

あら? あんた達。 飽きもせずにまだそうやってつるんでいたのね。
ええっ! 何ですって!? 魔王を倒したから今度は神様を復活させるですって?
………………。
……いいわね。 あんた達はそうやって好き勝手に生きてられて。
あたしはもう……、しばらくは家にいるけどね。
あたしが家を離れるとパパとママが寂しがるし……
パパとママのためだから、あたしもちょっとは女の子らしくしようって決めたの。
そういうわけだから、ここもレディの部屋よ。 お気軽に出入りしないでよね。

木こりの家
おお、お前さん達。 今日は動物たちが面白れえ話をしてるだよ。
今までは森の中にも悪い空気の立ちこめる場所があっただども…
今朝になったらそれがきれいさっぱり無くなったって動物たちが言ってるだよ。
何があったか知らねえけど世の中には不思議なこともあったもんだな?

グランエスタード グランエスタード
ホンダラさん、城下町の入口で待ちかまえていた。
よお、○○くん達。 お前達にいいこと教えてやるぜ。
何だか今日は朝からいつもと町の雰囲気が違うって思わないか?
なんて言うか……、ほら、いつもより平和っぽい感じがするだろ?
はい。
だろっ!? 何を隠そうこの平和な気配はこの俺のお陰ってヤツなんだ!
実は夕べ夢の中でこの俺が恐ろしくてでかい魔物をやっつけてな。
目が覚めたらこの平和な気配って訳だ。 な? ただの偶然とは思えないだろ?
きっと俺は夢の世界の大魔王を本当に倒しちまったに違いないと思うんだ。
とにかくそんなわけで今後俺は夢の戦士として生きることにしたってわけだ。
お前等も少しは俺を見習って人様の役に立つことをするんだぞ!

夢の戦士ホンダラ……、うん、そう悪くねえな。
○○くん! お前もこの夢の戦士様の血筋の人間なんだからな!
あんまりフラフラせずに少しは人のためになることをするようにな! わっはっは!

もう酒は止めたってわざわざ酒場で宣言したんだって。 

いいえって応えていたらどうなったんだろう? 
どうせ「そんな鈍いことではいかん!」なんて説教されるのかな?

崖下の爺さん
おお、お前等。 また来たか。
何をしとるかじゃと? この海より世界の声に聞き耳を立てていたんじゃ。
世界が何時になく喜んどるようじゃ。 邪悪な力が消え去ったと……
世界と話ができるなど、少しはわしのことを見直したじゃろ?
はい。
うむ。 エッチな本ばかり見ている爺さんだと思ったら大きな間違いじゃぞ。
ささ。 わしはもう暫くここで世界の声を聞いておる。 邪魔せんでもらおうかの。

王様はリーサ姫と食事中
おお、○○くん達か。 今は王もいないしお前達にはコソッと話しておこう。
王はキーファ王子が居なくなったことを寂しく思っておるのは確かだが……
その実王子が自分の好きな道に歩み始めたことを喜んでもいるようなんじゃ。
子供には自分の好きな道を歩ませたいというのも親の願いの一つ。
とにかくそういうわけだから○○くん達も王子のことは気に病まんで良いのだぞ。

うむ……、よく見えたな。 ○○くんとそのお仲間の皆さん。
ちょうど食事も終えたところだ。 皆も席に着くが良かろう。

そなた等がここに来た理由。 何も言わんでもだいたいの見当は付いておるぞ。
過去に無いほど今の世界は平穏な空気に満ちておる。 そして何より今のそなた等の顔。
大きな達成感とこの上もない充実感をひしひしと感じるぞ。
○○くんに尋ねよう。 そなた等の旅はこれで全て終わったのか?
ふむ……。 なんと! 魔王の手によって滅ぼされた神を再び目覚めさせるだと!
そしてそのために伝説のトゥーラの弾き手を探すというのか。
ならば北西の王国では音楽などの文化が盛んだと聞くが何か関係があるのかも知れんな。
いずれにせよ神が目覚めれば、世界は永遠の平和を手に入れることになろう。
そしてそれはきっとキーファの願いでもある。 さあ、気を付けて行くのだぞ。

お父様は本当は誰よりもお兄さまが居なくなったことを悲しんでいるはず。
でもそんな素振りは少しも見せないの……。 私もあまり悲しがるのは止めなくちゃ……

城内の兵士
東の深き森にある遺跡は長年王家の墓であると伝えられてきた。
だがそれはどうやら違ったのかも知れないな。
あの遺跡はもっと神聖な……それこそ神が自ら建てたものなのかもしれん。

占い爺さん
むむっ、水の底に沈む美しい祭壇のようなものが見えるぞよ……。
そこでは多くのものが誰かを待っているようじゃ……。 して、そのものとは……?
ふむ……。 歌じゃ。 美しい歌に囲まれた場所にその者は居る……。

英雄と宝珠 ウッドパルナ
炎の祭り エンゴウ
白オオカミ オルフィー
からくり人形 フォロッド城
ハーブ園 メモリアリーフ
グリンフレークの廃墟に博打で財産をすった愚か者カストル、やり直すために移民。 
一回出ていってもらったのにまた舞い戻ってきた!

ダーマ神殿 ダーマ神殿
魔法の絨毯 メザレ
砂漠の大陸 砂漠の城
ローズの家
どうやらあの手紙は無事届けていただけたようですね。
ぶしつけな願いを聞き届けてくださってありがとうございました。
お礼と言っても大したことは出来ませんが、この硝子の靴をどうかもらってくださいませ。
スフィンクス 大地の精霊像
世界樹の木 クレージュ
バロック建築 リートルード
マリベルが抜けて大分経つので、知識の帽子とインテリ眼鏡を装備してメルビンが賢さランキングに挑戦。
まだ賢者どころか魔法使いをマスターしていないけど賢さ177、マリベルのレベル186まであと一息。
ランキングはマリベルとサラに続いて3位。 アズモフ博士は何と19位。

アイラがシネマの星になったのを記念して格好良さ308でランキング。

神の踊り手 発掘現場
う……、ううっ…!! お…お前達か……。
どうやら洞窟の中の魔物が外まで出てくる気配はないみたいだな……。
……と入っても仲間もみんな死んじまって……、これからどうすりゃいいんだ……。

どんな苦しみが訪れようとも今生きていられるというだけで私たちは幸運なのです。
さあ、共に神に祈りましょう……

神の踊り手 ユバールのテント
西の大陸が復活している。 ユバールのテントが二カ所に見える。
ユバールの民は神の祭壇の伝説を噛みしめて西の大陸への移動の準備に余念がない。
かつて魔王が世界中を切り取り封印したという伝説がありました。
そしてその封印された国々を勇者が救ったという伝説もまた語られていました。
もしや○○くんさん達はその伝説と何か関係があるのではありませぬか?
やはりそうでしたか……。 アイラはとても素晴らしい旅の経験をしているようですね。

おお、良くぞ戻った! 今まさに旅立ちの話し合いをして居ったところじゃよ。
お前さん達も見たかもしれんが、何もなかったはずの西の海にいきなり大陸が!
あそこに大陸が現れたと言うことは神の祭壇も存在するかもしれん。
まだ伝説のトゥーラ弾きは見つかっておらぬようじゃが儀式の準備はしておかなくては……
ともかく我々は先にあの大陸へ行って神の祭壇の存在を確かめるつもりじゃ。

西の大陸が復活してそこに本当に神の祭壇があったらいよいよ神の復活の儀式。
そしたらやっとアイラの本気の踊りが見られるのね。 楽しみだわ。

祭壇も見つかりそうだし私たちは早くトゥーラの弾き手を見つけなくちゃね。
わしらが魔王を倒したため神の祭壇があるという大陸も復活したのでござろう。
いよいよこの長き旅も終わりの時でござるかな?
うほ〜! 今度こそ神様が復活すっかもしんねえな。 オイラ楽しみだぞ。

神の祭壇の前にはまだユバールの民は居ない。 洞窟の中をざっと下見する。
お宝の箱は空っぽのまま。 石碑の文字はかすれて読めない。
一つお宝発見と思ったら、人食い箱。
湖畔でルーラを唱えると、ごん!って音がして天井に頭をぶつけてしまう。 
神の祭壇を沈めた湖には覆い隠すための屋根が付いているのか?
海底都市 ハーメリア
Medal王 メダル王の城
女神像 プロビナの村
不幸の町 ルーメン
宿屋の農夫、ビーンが漸く移民を希望。
神の石 聖風の谷
真実と嘘 レブレサック
海賊とホビット コスタール
ラッキーパネル、1回目失敗、2回目:眠りの杖、ミミックの心、炎の盾
天上の神殿 天上の神殿
不幸の町 モンスターパーク
雨乞いの島 ○○くんバーグ

ガボはLv33で、戦士の Lv8 ソードマスターになって、魔神斬りの特技を覚えた。
  ガボはLv33で、3つ目の上級職、バトルマスターの Lv1 ジュニア級に転職した。
ガボはLv34で、バトルマスターの Lv2 フェザー級になって、真空斬りの特技を覚えた。
メルビンはLv33で、魔法使いの Lv5 妖術士になって、メラミの呪文を覚えた。 板に付いてきた。
アイラはLv33で、スーパースターの Lv8 シネマの星になった。
  アイラはLv33で、僧侶の Lv1 見習いに転職した。 

これでまたみんな回復呪文をマスターできます。  勿論アイラのダンスはMPも消費しないしとっても役に立ったんだけどちょっと心許ないからね。

魔王の宮殿でプロトキラーがなついてきた。

シムシティの記録(9)

○○くんバーグ 住民一覧
名前職業出身地備考転出
ナサカ学者グランエスタードちょっと変わった学者先生だ 
レルナシスターウッドパルナ人々の心から不安を取り払うのが生き甲斐なのです 
シン神父フォーリッシュ充実した日々を送っています 
ハルッセ商人メモリアリーフこの町気に入りましたよ! あ〜 いらっしゃい! 商売始めないの? 
ランダ踊り子メザレ町の皆は優しいし踊りで食べていけるし 後は良い男を見つけて…… 
エレナ踊り子メザレ今夜のステージ見に来てね 
トンヌラ旅の商人ダーマ神殿越してきたお陰で商売も順調です 宿屋で寝ている 
ファンブ神父エンゴウおう、あなた方はあのときの…… またも道ならぬ恋を…… 私の想いを叶え給え 
ロイスシスターメモリアリーフシスターの仕事の大切さが分かってきたの いつかはママの所に帰るつもり 
10アキム商人エンゴウおかげさまで何とかこうして暮らしていますよ 
11リリー踊り子フォーリッシュ踊りの勉強は大変だけど頑張れるような気がするの 
12リリカバニーメザレあんまり素敵な人いないけど、
うるさく言う人もいないし意外と快適
 
13スザナ踊り子フォーリッシュ夜が待ち遠しいな みんなに見て貰いたいわ 
14ルシールバニーグランエスタードこの町でもみんなにバニーって呼ばれる! 
15セーラシスター祠の教会良い町を紹介していただいて感謝していますわ 
16ルーベル旅の商人ハーメリアこの町に落ち着いてからは体の調子もいいんです 
17フランド神父ルーメン私はルーメンにいた偉大なる神父です ふっふっふ。 
18サファイアバニーオルフィー私は世界一のバニーを目指す この町は好きなんだけど道は遠くて険しいわ 
19セヴシスターリートルード以前は人も魔物も同じ命と思っていましたが……
この町に来る途中魔物に襲われすっかり考えが変わりました。
魔物はやっぱり人間の敵です! あなた方も世界の平和のためにどんどん倒してください!
 
20ヅナロ商人グランエスタードいやあ、なかなか良い店というものは見つかりませんなあ 
21フジッサ神父リファ族の神殿今では神父として頑張っています! 良い町を教えてくれてありがとう! 
22ハンニバル商人グランエスタードやあ! 久しぶりだな。 グランエスタードにいた時とは僕見違えただろ? ふふんっ。 
23ザイン戦士エンゴウこの町で雇われている 
24ブロアム戦士炎の山用心棒としてここに来たんだ 
25ロンメル戦士エンゴウこの町気に入りましたよ。 何しろ親父が居ない! まさに天国です 
26カストルおじさんメモリアリーフ毎日まじめに人生を送っていますよ。 博打なんてしていませんとも
27ビーン農夫ルーメン今はこの町で一生懸命働いているだよ
番外井戸男小便野郎

道具屋
薬草8 
毒消し草10 
聖水20 
防具屋
皮の腰巻き310 
甲羅の鎧880 
鎖帷子1050 
武器屋
革の鞭1300 
鎖鎌1700 
大金槌2100 

シム爺の日記
○月×日 今日は暖かい日じゃの。
順調に人も増えちょる。 ○○くんバーグの都市化計画もわしの中で形になってきたぞい。
というわけで、明日からまたハッスル、ハッスルじゃ。
 
移民の日記
今日は意見がまっぷたつに割れて作業が中止になってしまった。 全く彼らとはそりが合わない。
彼らが言うには民家の数を減らして町全体をカジノにしろというのだ。 冗談にもほどがある!

 

今回もほとんど変化していません。 それどころか一回転出したはずのカストルが舞い戻ってきています。
移民してきたばかりのおじさんのカストルと農夫のビーンに出ていってもらいましょう。

なんて思っていたら、ビーンはこの町から出ていきたいとは思っていないみたい。
登場の仕方からして一般の移民とはちょっと違ったからね。
結局今回転出したのはカストルだけでした。


過去の世界を巡る

今回はサボってしまいました。
英雄と宝珠 石版黄1 ウッドパルナ
左上
砂漠の大陸 石版黄2 砂漠の城
真ん中
世界樹の木 石版黄3 クレージュ
左下
海底都市 石版黄4 ハーメリア
右下
魔の山 石版黄5 レブレサック
炎の祭り 石版赤1 エンゴウ
左上
ハーブ園 石版赤2 グリンフレーク
右下
バロック建築 石版赤3 リートルード
真ん中
不幸の町 石版赤4 ルーメン
右上
剣と魔法 石版赤5 マーディラス
左下
雨乞いの島 石版青1 ダイアラック
左上
からくり人形 石版青2 フォロッド城
右上
ダーマ神殿 石版青3 ダーマ神殿
左下
海賊とホビット 石版青4 コスタール
右下
白オオカミ 石版緑1 オルフィー
左上
神の踊り手 石版緑2 ユバールの民
左下
女神像 石版緑3 プロビナ
右上
神の石 石版緑4 聖風の谷
右下


2000. 10. 15.

剣と魔法 トゥーラ弾きコンクール

いよいよコンクールが始まるね!
今度親から独立して一人でやっていくことになって、新しい人生を開きにバクルが宿屋から移民。

姫様はこの間乳母やと喧嘩してアカンべーをなさったそうです!
ああ、私も姫様にアカンべーとかべろべろバーとかされてみたい。

ヨハンとGFに師匠は何処かな?
何でもヨハンは捨て子だったのを師匠に引き取られたらしいですよ。

マーディラス城
城門の前で女王と大臣が待ちかまえていた。 お城には入れない。
おお! 我が友○○くんよ! ちょうど良いところへ参った。
これより大神殿にてトゥーラ弾きの大会を始めようとしていたところじゃ!
では、妾は一足先に大神殿に向かう。 そちも急げよ。
マーディラス大神殿
私のような年寄りは大会に出ても仕方ありませんからな。

あん? オイラは大会にでれないハズだろう、だって?
……フン。 確かに師匠にはトゥーラを弾くなと言われてる。
だがオイラももう一人前。 ……師匠なんて関係ないさ。
オイラはベストを尽くす。 大地のトゥーラが弾けなきゃそれはオイラの実力不足さ。

おお! 待ちわびたぞえ! ○○くんや。
今日この良き日、ようやっとトゥーラ弾き世界一を決める大会を開くことが出来る!
めでたいのう、うれしいやのう。 これほど胸がときめくのは久方ぶりじゃ!
その方さえ良ければ直ぐにでも大会を始めるが心の準備は良いかえ?
うむ。 良くぞ申した。 さあさ、そこへ。

うむ! では、皆の者、これよりトゥーラ弾き世界一を決める大会を始める!
……ごほん。 では○○くんよ。 大地のトゥーラをこれへ。

1番目、ペトラ!

では2番目デカーボ!

では3番目……。 おお、そなたの番か。 ヨハン、前へ。

爺や。 ヨハンと申す者はそれほどの弾き手なのか?
はい、グレーテ様。 何でもこのマーディラス一のトゥーラ弾きとか。
どうした、ヨハン。 お前の番だぞ。
……待たせたな。 オイラはここさ!
さあ、ヨハン。 この大地のトゥーラを弾いて見よ。
何じゃあの男は、マーディラス一が聞いて呆れるわ。
い、いえ、姫様。 そのぅ、こんなはずでは……。

……ご苦労、ヨハン。 下がってよろしい。
では次の者。 ルルスゴイ!

俺の方がまだマシだぞ〜!
次、ユーリル!
その後の沢山の楽師達が大地のトゥーラに挑んだが誰も弾きこなせる者は居なかった。
なかなか伝説の弾き手は見つからずグレーテ姫も観客達も苛立ち始めていた。
そして最後の楽師も大地のトゥーラを弾くことは出来なかった……!
むう……。
何じゃ、何じゃ! その方ども、不甲斐ない!!
それでも世界中から選りすぐったトゥーラ弾きかっ!? 何故誰も弾けぬのじゃっ!!
たかがトゥーラ一つ、情けなくは無いのかっ!!
ですが、グレーテ様。 大地のトゥーラは特別な力を持つものと……。
ええいっ、やかましいっ!
そもそも、このようなややこしいトゥーラがあるから悪いのじゃ!
そこな兵士!
その忌々しいトゥーラを粉々に壊してしまうのじゃ!
ひ、姫様!? そのようなこと、なりませぬぞ!
うるさいうるさいうるさーい! 妾が壊すと言ったら壊すのじゃ! 国の主の命令じゃぞ!
そこへヨハンの師匠が割ってはいる。 ハッとするヨハン!
グレーテ姫様!
……何じゃ? 妾の邪魔をするならばただではおかぬぞ!
恐れながら姫様。 今一度わたくしめにチャンスをくださいませぬか。
…………。
この場に集まった者の中に必ずや大地のトゥーラを弾きこなせる者がおります。
どうかその者に今一度試させてくださいませぬか。
……ふん。
やはり、できませんでした、では済まさぬぞ?
もとより覚悟の上です。 万一弾けなかった時にはこの老いぼれの首を。
そこまで申すか。 よかろう。 では今一度だけ試してみるが良い。
その方が弾くのか?
いえ、わたくしではなく……。
ヨハン。
さあ、弾きなさい。 お前なら出来るはずだ。
ええい、静まれい!
……今一度聞くぞ。 ヨハンが弾けなかった時にはそなたの首もらい受ける。
それで良いのだな。
はい、グレーテ様。
……よし!
ヨハンとやらに特別に今一度弾くことを許そう!
さあ、ヨハン。 落ち着いて弾いてみなさい。
さあ……!
見事に弾きこなすヨハン。 「なんて綺麗な音だろうね!」
……見事!
ヨハン! 確かにそなたこそ伝説の弾き手じゃ! ○○くん! 見つけたぞ!
見事大地のトゥーラを奏でたヨハンと○○くんを囲んで、その夜盛大な宴が催された。
ヨハンは大地のトゥーラで様々な曲を奏で大いに場を盛り上げた。

マーディラス城
これでめでたく伝説のトゥーラ弾きが見つかった! 妾も満足じゃ。
どうじゃ、○○くん。 妾を頼って良かったであろ?
うむ。

ヨハンとやら。 この者たちを助け、見事我らが神を目覚めさせよ。
分かっておるな?

ま、ちょちょいと行ってくるさ。 オイラに任しときなよ。
ほっほっほ。 まっことヨハンは楽しいヤツじゃ。 ……そうそう、忘れておった。
ヨハンよ。 そちに何なりと褒美を遣わすが何が望じゃ? 申してみよ。
綺麗なおねぇちゃんと美味い酒と食い物! ……と言いたいとこだけどさ。
森に捨てられたオイラをここまで育ててくれた師匠に楽させてやりたいんだ。
柄でもねえけどさあ。 どうだい? お姫さん。 頼めるかい?
ううむ、育ての親への恩を返したいと申すか。 まこと天晴れ。
よいよい。 そちが留守の間は全て妾に任せておれ。

○○くん、それでは気を付けて行くのじゃぞ。
このグレーテ、いつの日もそなた等の無事を祈っておる!

お姫さん、オイラがついているんだ。 心配ないぜ。 じゃ、ちょっくら行ってくるぜ!
○○くん、さあ、行こうぜ!

○○くん、悪いけどこの国をでる前にちょっとよって欲しいとこがあんだ。
師匠に挨拶くらいしてきたくってさ。 頼むよ、なっ!?

マーディラス城下町
……ヨハンか。 話は聞いたぞ、神をこの世へ蘇らせるというのだな。
もうトゥーラを弾くことを禁じはしない。 その方々の力となるのだ。
長い旅になろうが、体に気を付けるのだぞ。
師匠!
その……、葬式の時はおいらが悪かったよ!
師匠にずっと前から楽譜は貰ってたのに全然練習して無くて。
だからその代わりについ得意な曲を弾いちまった。 ……お祭りの曲をさ。
死んだじっちゃんには悪かったと思ってるよ。 だから……。
ヨハン、大会の場で良くぞ言いつけを守った。
恥をかくことを誰より嫌うお前が。 その心に免じて葬式の日のことは許そう。
だがヨハンよ。 この世には数え切れないほどの音楽がある。 この私も知らない曲が。
一つの曲を弾きこなすまでかかる時間は計り知れない。 だが人の命は短い。
この年になって思うのだ。 もっと沢山の曲をもっともっと演奏したいと。
一つ一つの曲との出会いを疎かにしては欲しくないのだ。 ……お前はまだ間に合う。
ヨハン、己の才に溺れるな。 大地のトゥーラを弾きこなすその腕を大事にしろ。
そして私よりもずっと沢山の曲を人々に聞かせてやっておくれ。
……分かったよ。
おいら、頑張るからさ、おいらが戻るまでくたばんなよ!
……行こうぜ、○○くん!
○○くん達を助け神を蘇らせるため、大地のトゥーラを奏でる。 
そのためには日頃よりきちんと練習しておくのだぞ。 良いな、ヨハン。
長い旅になろうが、体に気を付けてな……。
師匠、元気でいてくれるといいんだけどさ。 ははっ、らしくないかい?
さっ、ぱぱぱーっと、神様を起こしちまおうぜ! ○○くん!
未亡人のお婆ちゃんにも会いに行ったよ。
おや、ヨハンじゃないか。 優勝おめでとう。
あのさあ、葬式の時、おいら悪かったよ。
お祈りの曲ちっとも練習してなかったから。つい弾ける曲を……。
でも、おいらなりにビンビンに心を込めて弾いたんだぜ。
ふん。 もういいよ。
あたしの父さんはここから空を眺めるのが好きだった。
空みたいな大きな心でいろって、いっつも言ってたよ。 だからもういいんだ。
今度は神様のためにトゥーラを弾くんだろ。 がんばりな。
……へへっ、まかしとけって!
ヨハンのガールフレンドは居なくなっちゃったね。


神の踊り手 神の祭壇

ユバールの民のテントを訪ねた。
おお、○○くん殿! もしや連れているのは伝説の弾き手では?
伝説のお人だか何だか知らないけどさ、付いて来いって言うから来たんだよ。
俺なんかが役に立つとも思えないけどさ。
ふむ……、なかなか気むずかしい弾き手のようですな。 わっはっは。
そういえば、かつての名手ジャンというお方もかなり気むずかしい男だったとか。
こりゃ確かな血筋のようですな。 ささ、お入りください。

これは思ったより早く弾き手が見つかったようですね。
さあ、恐れることはないよ。 弾き手の血を受け継ぐ者や。 わしに顔を見せておくれ。

なんだい、婆ちゃんがここの族長様かい?
ほっほっほ! なかなか口の悪い子ですね。 私は族長じゃありませんよ。
族長を始め一族の者は今頃神の祭壇の湖にテントを張っている頃じゃろう。
私はこの通り足も悪いし老いぼれですからね。
ここで儀式の成功を祈ることにしたんですよ。 何かが起きれば心の目で感じることが出来ます。
さあ、皆さんも出発なさい。 神の湖は西の大陸の山を越えた向こう。
どうか神の儀式が無事に執り行われ、神が復活されますように。
ん〜? 今度はその湖に向かうってかい? 忙しい連中だなあ。

よっしゃ。 それじゃ祭壇のある湖まで行くことにしようぜ。

お婆さまは誰よりも神の復活を待ち望んでいたのよ。
早く神を復活させて喜ばせてあげたいわ。

湖の畔のキャンプに入ると族長の前まで連れて行かれる。
おお、何ということじゃ!
この湖が見つかったばかりか続いて弾き手まで現れるとは!
またまた随分大げさなじっちゃんだなあ!
こんなに歓迎されるとはおいらこそ驚きだって〜の!
とにかくこのトゥーラを弾けばいいってんでここまで付いてきたんだけどさ。
どうだい? 早速始めるかい?
………………。 おっとこれは失礼。
いや、お前さんがわしの想像していた人物とあまりに違うのでひるんでしまったわ。
お前さん、本当に伝説の弾き手かえ?
なにい〜!? 失礼なじっちゃんだな! 疑うんならおいら帰っちゃうぜ。
ああ、こりゃ、待たんかい! 気の短いヤツじゃのう。 何も信じないとは言うとらんじゃろが。
うむ……、ごほん! 弾き手が見つかったならば直ぐにも儀式と言いたいところじゃが……
これ、ごらんの通り祭壇は湖の底に沈められておる。
ともかくまずはこの湖の水を引かなくては……。 それには○○くん殿の協力も必要じゃ。
じゃがその前にここまでの旅で疲れたじゃろう。 せめて今夜はテントで休むがええ。
ねえ、知ってる?
湖の水を引く仕掛けを解くには僕らのお守りの大地の鈴が必要なんだって。
○○くんさん達が洞窟へ行ってくれる時に鈴を渡すって族長様言ってたよ。

あわわわわ……! まさか本当に儀式をやることになるとは……。
伝説が本当だとは信じていなかったのであまり笛の練習をしてないんですよ。
もし儀式で失敗したらどうしましょう? ねえ、あなた。

あれまあ、驚いた! ほら、みてごらんよ。 あの湖底の祭壇を。
あんな風に湖に沈めるなんてよほど大切な祭壇ってことだったんだろ?
こりゃ、神様が復活されるのも本当のようだね。

いきなり大陸が現れたときはビックリしたけど、実際にここに来てみたら……
何だか昔からここにあったみたいな不思議な懐かしさを感じるのよね。

神の封印された祭壇があるって伝説は本当だったんだな。
これで神を復活させたならこの世は本当の平和を手に入れることになる。
俺達の旅もついに終わるときが来るのか。 そして○○くん達の旅もな。

本当に神様を復活させるなんてなんかすごいことになってきたよなあ。
まあ、俺はアイラの情熱的な踊りがみられるだけでも嬉しいけどさ。 エヘヘ。

神様を復活させるなんて大変な役目だけど……
やっとアイラの本気の踊りが見られることになって嬉しいわ。
伝説の弾き手さん。 アイラを思いっきり踊らせてあげてね。 しくじったりしないでよ。

はん! おいらのトゥーラはいつだってビンビンだぜ!
おいらの演奏を聴いて惚れるなよ。 お嬢さん。

ほ、本気の踊りでござるか。 ……ゴクッ。 そ、それは楽しみでござるなあ。

この洞窟の奥に湖の水を引く仕掛けがあるらしいんだけど、何と中に魔物がいるんだよ!
で、二の足踏んでたんだけどさ、○○くん達なら大丈夫だよな。
今日はゆっくり休んで体力を付けておいてくれよ!

この平和な世の中に神は必要ないんじゃないかって言う人もいるらしいんだけどさ。
平和だからこそ、それを守るために神は必要なんだよ。 あたしゃそう思うね。

明日はいよいよ神の復活の儀式となりそうですね。 今日はそろそろお休みになりますか?

次の日の朝、
さて夕べはよく眠れたかの?
わしら一族の中には興奮して眠れなかった者もおるようだが……
もう、聞いておるじゃろうがこの湖の水を引くにはそこの洞窟の奥へ行かねばならん。
しかし洞窟にはまだ魔物が巣くっており我々には入ることが出来ないのじゃ。
そこで○○くん殿に是非お願いしたい!
洞窟の奥の仕掛けに必要な大地の鈴はアイラ達に託すとしよう。 さあ、この鈴を!

これは我らが神の子の証。 この鈴を洞窟の奥の祭壇に捧げれば湖の封印が解けよう。
これが○○くん殿の最後の使命になるかもしれんのう。 よろしく頼みましたぞ!

ねえ、知ってる?
神様の封印を解く儀式をするには二つの神器が必要なんだって。
一つは今ヨハンさんが持ってる大地のトゥーラ。
そしてもう一つは踊りを踊る巫女が着る清き衣。
これは族長様がまだ大事に持っているって言ってたよ。

今日はいよいよ儀式か。 そして神は復活され、俺等は何処へ帰って行くんだろうな。

あわわわわ……! まさか本当に儀式をやることになるとは……。
伝説が本当だとは信じていなかったのであまり笛の練習をしてないんですよ。
やっぱり夕べの一夜漬けだけじゃダメですよね? ねえ、あなた。

おいおい、大丈夫なのかよ? せっかくのおいらの演奏もバックがヘボじゃあ台無しだぜ。
一夜漬け…? それって美味しいのか? なあオイラお腹空いたよ。
むうう。 本当に大丈夫でござるかな。
いきなり大陸が現れたときにはビックリしたけど実際にここに来てみたら……
何だか昔からここにあったみたいな不思議な懐かしさを感じるのよね。
もしかして大陸がないと思ってたことが逆に幻覚だったりして? まさかね。
フ〜ム。 確かにこの光景は不思議な落ち着きを感じさせるのでござるな。
大陸がないと思ってたことが幻覚かも……なんてあのネーチャンおもしれえこと言うなあ。
そういえば私も何だか懐かしさを感じるわ。 どうしてなのかしら?
○○くんさん達には本当に世話になったな。 アイラも随分成長したようだし。
湖の水が引いたら俺達も神の祭壇へ駆けつけるから気を付けて行ってくれよ。
まあ、あんた達なら何も心配は要らないだろうがな。

あたし等の先祖はかつて一度神の復活の儀式に失敗したことがあるらしいね。
何でも時期が早すぎたとか……。 でも今回絶対間違いないよ!
何たってこの大陸が自分からこの世界に現れたくらいなんだからさ。

私たちの先祖が前に儀式をしたときの踊り手から私は名前を貰ったのよ。
そういや、あん時からずっと一緒にいんのは○○くんとオイラだけになっちまったな。
本当に神様を復活させるなんてなんかすごいことになってきたよなあ。
まあ、俺はアイラの情熱的な踊りがみられるだけでも嬉しいけどさ。 エヘヘ。
やれやれ、全く困った兄ちゃんだな。
オイラが弾き手として来たからには曲の方もちゃんと聞いて欲しいもんだね。

彼いつも私の踊りをいやらしい目つきで見るのよ。
全くイヤになっちゃうわ。

何と! それは不届きなヤツでござるな。 許せんでござるよ。

……メルビン、あなたもよ!

もうすぐ神が復活して俺達一族の宿命も終わるんだ。
そしたらやっと自由になって、彼女と結婚して何処へでも行くことが出来る。

あたし達愛し合っているの! でも今までは自由に結婚することは許されなくて。
だから今日の日をどれだけ待ち望んだことか……。 ○○くんさん、どうかよろしくお願いします。

私は使命を終えて自由になったら何をしようかしら? もう随分旅もしたし…。
地下貯水池
小さなメダルと毒牙のナイフ。 きっと大昔の取り忘れだね。

アイラが大地の鈴を鳴らすと今まで見えなかった通路が輝いて映る。
最もここでは鈴を使わなくても進めるみたいだけどね。

神聖な氷柱の祭壇に大地の鈴を捧げた。
鈴の音が共鳴して巨大な振動となり、何処かで巨大な岩の動く音がする。

水の抜けた貯水池から人食い箱。

あっ! ○○くんさん、ご無事で! 皆ももう先に神の祭壇の方へ行っています。
さあどうぞ、こちらへ!
湖底の祭壇
○○くんさん達、お疲れさま。 族長様がお待ちですわ。 さあどうぞ、祭壇の方へ。

やあ、○○くんさん達、お陰で水が引いてこの通りさ。 ありがとう!
皆ももう祭壇の方で儀式の準備をしているぜ。

はあ〜、大した祭壇だねえ。 こんなものが湖の底に封印されてたなんて……。

水が引いた後の祭壇を見るのは久しぶりだなあ……。 やっぱりすごくでっけえや。

ほほう。 これは見事な祭壇でござるな。 さすがは神のおわす場所でござる。

俺達の祖先は一体どうやってこんな祭壇を作ったんだろうな?
まるで神業としか思えないが……、はっ! そうか! 神がご自分で作ったのか!?

わくわく……、早く神様復活しないかなあ!

いよいよ神様が復活されるんだねえ!
あたしゃ、こんな普段着で恥ずかしいよ。

神は我等の衣服が普段着だろうとドレスだろうと気になさりはしないでござるよ。
神様はどんなお酒が好きかしら?
もしこれからは神様にお仕えすることになるなら覚えておかなくっちゃね。
へえ。 神様も酒を飲むのかあ。 じゃあやっぱり神様も酔っぱらうのかなあ?
練習不足で不安だったけどいざその場になってみると意外と落ち着くもんですね。
うん、思い切って良い笛の音が出せそうですよ。 ねえ、あなた。
ほほう……。 人間いざとなれば根性が座るものでござるな。

笛の兄ちゃん、ちょっと危ない目つきしてたぞ。 大丈夫かなあ。

どうやら心配なさそうね。 やっぱりこういう時は思い切りが大切だわ。

いよいよアイラの踊りが見られるなんて俺は嬉しいよ!
そこのあんたもしっかり演奏してくれよ。
けっ! 兄ちゃんからはスケベなニオイがプンプンするなあ。
オイラの演奏はそりゃあビンビンに神聖なものなんだよ。 勘違いすんなよな。

オイラとしては、アイラの踊りがオイラの演奏で霞んじゃわないかが心配だね。

あら、言ってくれるわね。 あなたこそ、私の踊りに見とれて失敗しないでよ!

へっ、その鼻っ柱の強さが堪んないね! よっしゃ、気分が乗ってきたぜい。

オイラもアイラの踊りが見られるのは楽しみだぞ。

わしもアイラ殿の踊りが見られるのは楽しみでござる。
も、勿論、スケベ心等微塵もないでござるよ。

いよいよね、アイラの本気の踊り見せてもらうわ。 ヨハンさん、思いっきり踊らせてあげてね。
はっはっは! オイラの演奏を聴いて惚れるなよ! お嬢さん。
神が復活したら○○くんさんの旅も終わるんだろ?
そしたら父さんや母さんの元に戻って喜ばせてあげるんだぜ。
故郷があるってのは本当に良いもんなんだからさ。
これが終わったら世界中をトゥーラを弾きながら旅するってのも良いよなあ。
格好いい美人のお姉ちゃんが一緒ならなお最高だぜ。

わしはこれが終わったら無論神にお仕えするでござるよ。

故郷か…。 そういえば私たちユバールにとっては世界中が故郷みたいなものかしら。

オイラはこれが終わったら、木こりのおっちゃんのとこに住むことにしようかな。

よっしゃあ。 オイラのハートはビンビンだぜぃ!
あんた達に最高の演奏を聴かせてやるさ。

この祭壇を見たら私も覚悟が決まったわ。
これまでの最高の踊りで神様に復活して頂くわよ。

 

おお、○○くん殿! アイラ! そして皆さん。 ここまで本当にご苦労様じゃった。
こうして神の復活の儀式が行えるのはまさに皆様のお陰じゃ。
おそらくこの世界には○○くん殿の働きを知らぬ人も多きことじゃろうが……
わしはその全ての人に代わって心より礼を申し上げたい!
○○くん殿、そして皆さん、本当にありがとう! あなた方こそ真の神の子かもしれんのう。

さて……、いよいよ儀式を始めたいと思うが、その前にアイラにこれを。
これはご先祖様より代々預かってきた清き衣。
神の踊りを踊る巫女が身につけるべき物じゃ。
おや? 何と! すでに清き衣は持っておったのか?
そんなばかな……、わしらの他にその衣を持つ人々なぞ……
そうか! まさかと思ったが古文書にあった神の一族の生き残りが居ったのか!
するとアイラはその方々とも会ったというのだな? ふむ…… まこといい経験をしたものよ。
アイラよ、一族の想い、いや世界中の人々の想いを込めた踊りを期待しておるぞ。

かつて我らの先祖は儀式に失敗したとの記録が残っておる。
それは大地のトゥーラが金色に輝くときとの言い伝えを読み間違ったため。
おそらく金色に輝く時とは、おそらくこの夕日を照り返し、黄金色に輝く時……。
わしらはそう理解した。 さあ、アイラよ。 そして、ヨハンよ。 今こそ儀式の時じゃ!
いざ、始めようではないか! 我らの声よ、長き時を眠る神に届き給え!

アイラの踊り
短いながらもかつてとは違うMovieです。 
アイラの顔のアップって……。 特に目つきが……
頭の中ですごく可愛いアイラが一瞬浮かんで、消えてしまいました……
あれ? な、何だよ。 何にも起きねえじゃ……
神の降臨
祭壇の上にある巨大な宝玉に天上から光が射し込み、激しく爆発する。
な、な、何だったんです? 一体!

ああっ!? あれは、何だ!?
夕焼けの中、巨大な神の幻影が祭壇に舞い降りる。 

神は白髪を伸ばし豊かな髭を蓄えた老人の姿で、両腕を広げ、
黄色いローブの上から白い敷布を巻き付けている。 

こ、これは……、神よ。 あなたが神ですか?
おお……、私はどんなにこの時を待ちわびたことか。
私は神。 この世のあらゆるものを創造し見守る全知全能の神。
私は目覚めた。私の子供らよ。 もう迷うことはない。
そなた等の運命はこれで平和なこの世に委ねられた。
この世の全ての悪しきものは消し去らねばなるまい。
私は神。 この世の全てを司る者。
おお……、神よ! どんなに再開のこの日を待ちわびたことか!
神よ! 永き眠りの中でお忘れか!? わしはメルビン。
かの戦いの後神の封印によりこの世に命を託されたものでござる!
神よ! かつて共に戦いし邪悪のものがついに滅んだことはご存じであろう。
これからは神に仕えこの平和な世を守って行けるのでござるな?
メルビン……、そうか、メルビンか。 とても懐かしい名じゃ。
無論覚えておるとも。 メルビン……、そなたを忘れようはずもない……。
私が目覚めたからにはこの世のため尽くさねばならぬことが大いにある。
そなた達には後ほど私の言葉を伝える使いの者を送るとしよう。
それまではおのおの故郷の地へ戻りこの平和を喜び合うが良い。
神の踊り手と弾き手がステージを降りてくる
ああ、ビックリした! 爆発の瞬間、もうダメかと思ったわよ!

全く……、結構荒っぽい復活だったよな。 あれが神様か……。

いやまさに神のお姿はわしの想像を超えておいでじゃった……。
あの大いなるお姿はきっと世界中の人々の目にも届いたことであろう。
そしてこれでわしら一族の使命は終わりじゃ。 神のおわす今わしらは自由の身となった。
これより先はただ人々の心の平和を祈りつつ何処へなりと旅立つとしよう。
……○○くん殿。 アイラをよろしくお頼み申します。
ぞ、族長様! どういうこと!?
ほっほっほ。 アイラよ。 お前はもう○○くん殿の大切な仲間であろう?
それにお前にはもう帰るところがあるではないか。
お前を可愛がってくれる王のいるグランエスタード。
神の復活は世界中の人々にも感じられたはず。
今頃はきっと皆さんの故郷の人々が帰りを心待ちにして居られるはずじゃ。
さあ、行くが良い!
一行は宙に浮かび上がり、謎の神殿に舞い降りた。

アイラはホイミとニフラムの呪文を覚えた。
ガボはLv34で、バトルマスターの Lv3 ライト級になって、ゾンビ斬りの特技を覚えた。
○○くんはLv36で、ゴッドハンドの Lv8 ミラクルハンドになって、アルテマソードの特技を覚えた。
  ○○くんは勇者の Lv1 お人好しになった。
○○くんはLv36で、勇者の Lv2 村勇者になって、アストロンの呪文を覚えた。


謎の神殿 謎の神殿

ふう……。 あれ? ここはいつもの神殿じゃないの。
全く族長様ったら人の気も知らないで強引なんだから……。
それにあんな力があったなんて全然知らなかったわ。
族長の爺ちゃん、もしかして神様と会ったりしたから力が付いたんじゃないのか?
そうかしら? まあいいわ。 ○○くん、きっとご両親が待ってるわよ。
さあ、フィッシュベルへ戻りましょう。
ん? あれ? ここは……
おいおい! 何でオイラまでこんな所に飛ばされるんだ!?
ったくしょうがねえな、あのじっちゃんも。
早くマーディラスに戻って女の子達に自慢しようと思ったのにさ。
何たってオイラの曲で神様が復活したんだからな。 へっへっへ。
さてと……、オイラも家に帰るとするか。
あんた等結構いかしてるよ。 一緒に旅して面白かったぜ。 んじゃ、あばよっ!
…………、ヨハン殿。 どうやってマーディラスまで帰るつもりでござろう?

ま、良いんじゃない? もう魔物が出るわけでもないし。 さあ、行きましょ。

神様ってやっぱりすごかったよなあ。 オイラ少しチビっちまったよ。

取り敢えず○○くんのご両親やバーンズ王に神が復活されたことを報告しなくては。
まあ報告と言っても皆すでに神の再臨を感じていることでござろうがな。

神の復活というユバールの使命が果たせたのも全て○○くんのお陰だわ。
○○くん、今まで本当にありがとう。

神殿からルーラを唱えると、しかし不思議な力でかき消された!
いったん戻って謎の神殿で保存。 
石版の台座は輝きを失い何の反応もない……。
何だ、これ使えないみたいだな。
神殿内部の旅の扉も、黄色と赤は光の渦が消えてしまっている。
もとより緑の扉はいまだ開かれていない。
青い扉に飛び込んでみると今まで通り七色の入り江に出る。
フィールドに出るとフィッシュベルは無論のこと
グランエスタードや木こりの家も存在するため、過去の世界ではないのだろう。 

北の岬からはウッドパルナも見える。

なんか神様の復活って言ってもなんか怪しいね。 大丈夫なのかな?


フィッシュベル フィッシュベル

まずは教会へ
あっ、お帰りなさい、○○くん! すごいわよ、聞いて聞いてっ。
何とついに神様がこの世にお出ましになったのっ。 私信じられないわ!

ああ……、神様が本当にこの世にお姿をお見せになるなんて!

神は居られた。 神は常に我々のことを見守ってくださったのだ。
さあ、○○くんも神に祈りを捧げなさい……。

何で今頃神様が出てきたりするんだろうねえ?
別に神様がいなくてもこの国は平和だったじゃないか。

神様が現れたってことはこれからもずっと平和が続くってことでしょう?
だったら神様大歓迎! もし何かあっても神様が何とかしてくれるわけだし。

○○くんの家
おお、○○くん、良く帰ってきたな。 はっはっは!
神さんの復活、しっかりとこの目で見せてもらったぜ!
なーんてな、遠くで火の玉みたいのが見えただけなんだがな。
だがあれが神さんだってのは信心深くねえ俺でも直ぐに分かったぜ。
ま、神さんが居たって俺等のやることにゃカンケー無いがな、わっはっは!

おお、お帰り、○○くん。 無事で何よりだよ。
神様を蘇らすなんて○○くんも立派になったもんね。
さあ、今日はお祝いだよ! 村をあげての盛大なお祝いになるよ。 楽しみにしておいで!

マリベルの家
○○くん、やったじゃない! 魔王をやっつけた上に神様まで呼び出しちゃうなんて。
正直な話○○くんがここまで頑張れるなんて思ってなかったんだ。
ちょっとだけ見直したげる。 ちょっとだけね。 うふふ。
でも残念だな。あたしも一緒に行って神様見てくれば良かったな。
パパが倒れたりしなければなあ……。
マリベル殿の分もわしが頑張ったでござるからな! わっはっは。
お父様がご病気だったんですもの。 仕方ないわよね、マリベル。
オイラはマリベルと一緒じゃなくて……、何でもないぞ。
今日の宴は我が家が全面的に協力するから盛大なものになるわよ。
勿論○○くんのお仲間さんも参加してもらいますからね。 楽しみにしておいてね。

神の復活によってこれからの漁はより安全に行われるだろう。
そうなればこの村もこの国ももっと豊かになる。 喜ばしいことだ。
○○くん達も今日は存分に宴を楽しむが良いぞ。

久しぶりに私も踊ってみようかしら、うふふ。

木こりの小屋

おっ、お前さん達! 聞いたぞ、聞いたぞ 森の動物たちから!
神様をこの世に復活させたのはどうやらお前さん達らしいじゃないか。
いやあ、そんなすごい連中と知り合いだなんてオラも鼻が高いよ、わははは。
オイラはまたここにいさせてもらおうかなあ……。
ねえ、○○くん、考えてみたら私たちってホントにすごいことをしてきたのよね……。

グランエスタード グランエスタード

城下町では兵士達が待ちかまえていて、中に入れてくれない。
あっ、○○くんさん達! お帰りなさいっ!!

神様の復活を感じたとき、これはきっと○○くんさん達がやってくれたんだと思いましたよ。
ところでその様子ではまだご両親に無事を報告していないでしょう?
王様には私が報告しておきますから、○○くんさんはまずご両親の元へ!
きっとお二人とも心配なさってますよ、 ホラホラ!
何かあったらこちらから使いを出しますからそれまでゆっくりしていてください。

フィッシュベル フィッシュベル

おかしいね。 一応挨拶は済んだんだけど……。 強いて言えば母さんの対応に変化。

ボルカノ父さん
おお、○○くん、良く帰ってきたな。 はっはっは!
神さんの復活、しっかりとこの目で見せてもらったぜ!
なーんてな、遠くで火の玉みたいのが見えただけなんだがな。
だがあれが神さんだってのは信心深くねえ俺でも直ぐに分かったぜ。
ま、神さんが居たって俺等のやることにゃカンケー無いがな、わっはっは!
神様の復活はもう世界中の人たちに知られているんでしょうね。

早く世界を回りたいけど、どうなることやら・・・。 まだ沙希は長いのかも……。

 
マーレ母さん
村の女が腕によりをかけて料理をこさえるからね。 勿論母さんもさ。
私もお手伝いした方が良いかしらね。
宴の準備は船底のコック長が取り仕切ってたんだね。

神を祝う宴
船から下りるともういきなり始まっている。 
出来上がってる人もいるね。
神の復活と○○くん達の活躍を祝って……
かんぱーい! ぐびぐびぐび……。
カーッ! 昼間っから酒が飲めるなんて神に感謝しちゃうな、俺。
アミットさん
いやあ、それにしても神が復活したとは未だに信じられないな。
だが、神の声はわしにもしっかり聞こえた。 神々しいとはまさにあのことだ。
○○くんもご苦労だった。 さあ、好きなだけ食べて飲んでくれ。
神は確かに復活したのでござるよ。

アミットのおっちゃんも沢山食って病気なんかになるなよー。

神様の復活はもう世界中の人たちに知られているんでしょうね。

むむっ、この酒なかなかいけるでござる!
こういった宴は何度やっても良いものでござるな。

うっひょー、何から食おうかなあ。
モグモグ。

良いわね、こういう雰囲気。
……。 あっ、歩きながら食べるのって、はしたないかな?

マリベル
ねえ、○○くん。 あなたやっぱりお父さんの跡継いで漁師になるの?
はい いいえ
ふーん…… まあ今の○○くんなら何とか漁師も勤まりそうね。
昔は絶対無理だろうと思ってたけどね。 変わるものよねー。
神様が復活したんだもの。 ○○くんが剣を取って戦う必要はもう無いものね。

○○くん殿、漁師も厳しい仕事と聞くでござる。 精進なされよ。

そっか。 ○○くんは漁師になんのかー。 魚いっぱい取ってオラに食わせてくれよな。

はい いいえ
あれ、そうなの? 今ご両親に○○くんなら大丈夫って言っちゃった。
あなたが跡を継いでくれたらご両親も安心すると思うけどな。
○○くん殿ならきっとどんな仕事でもこなせるでござるよ!

何で○○くんは漁師にならないんだ? オラ、魚たらふく食わせてもらおうと思ってたのにな。

○○くんには他にやりたいことがあるのね。

ボルカノ父さん
まあ、あれだ。 俺の跡を継ぐなんてのはどうでもいいことだが……
その前に嫁さんを見つけておかないとな。
家を守ってくれる嫁さんが居ないと男は何にも出来ねえからな。
がっはははっ、ひっく!
うふふ、○○くんにはまだそういう人いないの?

○○くんの嫁さんかあ。 どんな人かオラも見てみたいぞ!

○○くんの結婚式には忘れずにわしも呼んで欲しいでござるぞ!

マーレ母さん
珍しいわね、父さんが酒に酔うなんてさ。
酒にも船にも酔わねえってのが父さんの自慢だったんだけどねえ。
今日はよっぽど気が緩んでいるみたいだね。 ふふふ。
○○くんの父ちゃん、とっても酒臭かったぞ。

わしも酒にはちと自身があるでござるよ。

自分の息子がこれでもう危険な目に遭わずに済むんだもの。 気も緩むわよね。

教会
ほれ、ぐーっといけ、ぐーっと。

ひっく! あらごめんなさい。 少し酔っちゃったみたいです。

いけませんわ、神父様。 私たちは神様に使える身なんですよ。

ほっほっ、まあ、良いではないか。 これは神の復活を祝う酒じゃ。 神もお許しになるじゃろう。

はい……、じゃあ、ちょっとだけ。

○○くんも一杯いかがでござるか?

そうよね、今日くらいハメを外しても神様も許してくださるわよね。

オイラ酒だけは不味くて飲めないなー。

村の入口
ん? 何じゃ、○○くん。 何処へ行こうと言うんじゃ。
この宴はお主達がいなければ始まらないんじゃぞ。 さあ、戻った戻った!
そこへヨハンが駆け寄ってくる。 <良く見つけたね。>
おいおい、○○くん、ひどいじゃんかよー。
パーティやるならオイラを呼ぶのがスジってもんだろ? 全く気がきかねえよな。
おっと、それはおいといてと。 ○○くん、バーンズ王がお前達をお呼びだぜ。
パーティのことなら何にも心配いらないぜ。 オイラが盛り上げてやっからさ。
じゃ確かに伝えたぜ。 ……よっしゃー、一発イカス曲を弾いてやっか!

王様に呼ばれとるんじゃ、仕方ないのう。
まあ、王様も○○くん達のことを祝ってやりたいんじゃろうな。

ヨハン、トゥーラを奏でる
どうした、○○くん。 さっさとバーンズ王のところに行って来いよ。
オイラが言いつけを守らなかったと思われちゃうじゃんかよー。
ここはヨハンに任せておきましょうよ。

○○くん、城へ行こう。 もっと美味いものが食えるかも知れないぞ!

ヨハン殿は相変わらずの様でござるな。

あら素敵な曲ね。 誰か気を利かせて楽士を呼んでくれたのかしら。

……いい曲ね……。 心にビンビンと響くわ……。

ふーん、あの人が神様復活のための曲を奏でたヨハンって人なの?
曲は確かにすごいけど性格はちょっと軽いみたいねー。

マリベル殿のことを心配しているでござるか?
大丈夫でござるよ。 それよりヨハン殿の方が心配でござるよ、わっはっは。

さすがマリベル、男を見る目はしっかりしてるわね。 うふふふ。

グランエスタード グランエスタード

再びグランエスタードを訪れる。
グランエスタード城下町
町の者は出払っている。 何処かでお祝いしてるのかな?

神の使い
私は神の使いの者だ。 我々は神のためにその居城を建造することにした。
そのためには各国より優れた大工や兵士を多く集めなければならん。
バーンズ王は快く私の申し出を受け入れてくれた。 さて次の国は……。
神様のお城ですって! とても素晴らしいものになりそうね……。

これは私も黙ってはおられぬでござる。 手伝いに行かねば……。

みんないないぞ。 城の中へ行ったのか。

偏屈爺さん
相変わらず、がけの下で風と波の音に耳を澄ましている。

神父様
おや、○○くんさん達、まだ町の中をウロウロしていたのですか!
町の者は全員○○くんさん達を祝うために城へ行きました。 さあ、あなた達も早く城へ!
保存させてくれないんだね。
グランエスタード城
入口から大勢の人が並んで○○くんを祝う。
ほっほっ、わしの占いにちゃーんと出ておったよ。 お主達のことはな。 ほほっ。

○○くんさん、ありがとう! 我が神の復活は全てあなた方のお陰です!

わーい、○○くん兄ちゃん、バンザイ!!

お帰りなさい、○○くん。 そしてお疲れさま!

○○くんの武勇伝の数々、しかとこの耳にしましたぞ。 いやはや素晴らしい!
我が王もさぞや喜ばれるでしょうな。

すごいじゃないの、○○くん! 魔王をやっつけちゃった上に神様まで蘇らせるなんて!

これで世界は本当に平和になったんですね! やったーっ。

やるじゃねえか、あんたら! 俺あんたらに惚れたぜっ。

まさか神が本当にこの世に存在したとは……。 わしもまだまだ学ばねば。

○○くんさん、ステキ……。

玉座の間まで待ちきれずにここまで王様が降りてきてしまったもので……。
ここであなた方をお迎えすることにしました。

○○くん殿達の活躍をキーファ王子も何処かで喜んでおられることでしょう。

あなた方のお陰で私も勇気が持てるような気がしてきましたわ。
今夜王様に私の気持ちを伝えてみようかしら……。

○○くん殿達が来られる少し前に神の使いを名乗る者が現れましてな。
何でも神の城を造るのだとか……。
いやはや神の住む城など私には想像も出来ませんな。

○○くん、ありがとう。 お兄さまもこんな平和な世界を望んでいたのでしょうね。
お兄さま……、帰ってきてくれるかしら……。

王様に再会
良くぞ来た! ○○くんとその仲間達よ!
魔王によって失われた大地を蘇らせ、その魔王さえも打ち倒し……
神をも復活させた、その働き、見事である!
国中……、いや! 世界中の者、皆がそなた達を褒め称えるだろう。
……とまあ、堅苦しい挨拶はこのくらいにしてじゃ。
○○くん、そしてガボ、アイラ、メルビン殿、本当にご苦労じゃったな。
魔王が滅び、神が復活した今、この世界の平和は揺るぎないものとなった。
長く苦しい旅を終えたそなた達にも平和な日々が訪れるじゃろう。

時に○○くん、そなたはこれからどうする? 父親の跡を継ぎ漁師になるか?

はい いいえ
そうか、ボルカノ殿もさぞや喜ぶであろうな。
ではガボはどうするのじゃ?
オラ? オラは、そうだなー。 木こりのじっちゃんのとこでも行こうかな。
ふむ、そうか。 メルビン殿はいかがいたす?
わしは神の元へ帰るでござるよ。
これからは神の元で世の平和を守るために力を尽くすつもりでござる。
先ほど神の使者が来て、神の城を建てると言っておった。 それに協力して欲しいのう。
……アイラよ。 そなたはどうするつもりじゃ?
私は……
そなたさえ良ければここで暮らさぬか? 城の兵士でも何でも良いぞ。
リーサ姫もそなたを気に入っておるようじゃし、姫の教育係などはどうかな?

まあ、お父様ったら。

ありがとうございます。 少し考えさせてください。
うむ…… それが良いじゃろう。

さあ、皆の者、祝いじゃ! 宴を開くとしようぞ!! 楽士隊、出番じゃっ。

その夜盛大な宴が開かれた。 書き取る時間もなく世界中の祝いの様が映し出される。

・・・ そして月日が流れた。

部屋までママが起こしに来る。
○○くん! もう朝だよっ。 そろそろ起きなさい!
お日様はもうとっくに昇っちまってるよ!
ほらほら、だらだらしてちゃダメじゃないか!
父さんの手伝いをちゃんとするって約束したろ?
遅刻した分もしっかりとやってもらわなくちゃね。 さあ、起きた、起きたっ!
年月ではなくて月日だから、○○くんはまだ子供なんだね。
よしっ、ちゃんと目が覚めたようだね。
それじゃ、今日も父さんに弁当を届けてやっておくれ。
父さんの好きなアンチョビサンドだよ。 早く持っていっておやり。
いいかい、寄り道しないでちゃーんと届けるんだよ。 さあ、いった、いった!

村人と会話
前は遠くまで漁に出ないと捕れなかった魚が近くの海でも採れるようになったんですって。
これもきっと神様のありがたいお力のなせるワザなんですわっ。
教会で保存。 550:10、Lv 36、17,408 G
アミットさんのお祭り、無くなっちゃった。
父ちゃんは楽にお魚いっぱい採れて嬉しいって言ってたけど……。
僕、つまんな〜い! お祭り見たいよーっ!!

これからはアミット漁はなくなっちまうのかなあ……。
ありゃあ年に一度のお祭りみたいものだったからな。 無くなっちまうと寂しいよ。
かみさんの愚痴は聞かなくて済むけどな。

ねえ○○くん、マリベルちゃんとは仲良くやってるのかい?

はい いいえ
あら、そうなのかい? だって二人っきりでずーっと旅してたっていうじゃないか。
えっ、二人っきりって訳じゃなかったって? なーんだ、そうなのかい……。
○○くんならきっといい網元になれると思うんだけどねえ……。
はい いいえ
あらあら、若い人は良いわねー。 マリベルちゃんがお相手ならあなたが次の網元さんなのねー。
○○くん、あなたならきっと大丈夫! いい網元さんになれるわよ。
何たって、あのボルカノさんの息子さんだものねー。
マリベルの家
全くマリベルったらこのごろ部屋でボーッとしてることが多くて……。
あれじゃあますますお嫁の貰い手がないわ。 どうしましょう……。
あ、勘違いしないでね。 あなたにもらって欲しいとお願いしているわけじゃないのよ。

○○くん、平和ってとっても退屈なのねー。
○○くん達と一緒に旅してたあの頃が懐かしいわあ。
パパの具合も大分良くなったみたいだし、また旅に出ようかなー。

漁船の入口にアミットさんがいる
さすがにいつまでもベッドに寝ているわけにはいかんからな。
ボルカノ殿と共に漁に出るのは止めておいたが、見送りくらいはしたい。
○○くんが漁に出るようになったときにはまた一緒に行くとしようか、わっはっは!

おう、○○くん、やっと来やがったか。 全く遅いったらねえな。
母さんのサンドイッチはちゃんと持ってきただろうな!

おお、これこれ! やっぱりこれを食わなきゃ漁の腕も鈍るってもんだ。
モグモグ……。 ……なあ、○○くん……
ゴホンッ、なんでもねえ! お前は下へ行って芋の皮むきでも手伝ってこい!

よう、○○くん、おはようさん。
今までグランエスタードの城下町でプラプラしてたけどそれももう飽きたんでね。
お前の親父さんに頼んでこの船でどっかへ送ってもらうことにしたんだ。
何処へ降りるかは全然決めて無いんでね。 お前らとはもう会えないかもな。
まっ、俺にはこのトゥーラがあるから平気さ。 お前らも元気でやってくれや。

これまでは何日も掛けて遠くの漁場まで行かなきゃ採れなかった魚たちが……
今じゃあ日帰りでいけるような近くの漁場にわんさかいやがる。
楽なのはありがたいことだが、なんかこう、張り合いってものが無くなっちまっていけねえや。

お目当ての魚が採れるなら近かろうが遠かろうが、俺ら漁師にはカンケーねえ。
魚がいるからそこへ行く。 ただそれだけなのさ。

日帰りなら毎日ちゃんと妻の顔が見られるんです。 これなら船乗りも悪くない。
神様ありがとう! 僕はあなたに精一杯の感謝の祈りを捧げます!

暫く見ない内に○○くんは変わったな。
成長したということか。 お前らなら父であるボルカノを越えることが出来るやもしれん。
わしからお前に頼むことはもう無い。 上へあがるがええ。

そこへ男がやって来る
アミットさん、ボルカノさん、悪いけどちょっと浜の方へ来てくれやせんか!?
何だ、騒々しいぞ。 何があったのだ?

お前が慌てるなんぞ、ただごとじゃねえみてえだな。

そ、そうなんすよ。 神の使いと名乗る連中が船で乗り付けて来たんすよ。
ああ、あの船かあ。 なんか妙にゴテゴテした飾りを付けているなあ。
○○くんには見えないかな。 俺は目がいいのが取り柄なんでね。

何だと? それは放ってはおけんな。 ボルカノ殿、後は任せた。

やれやれこれから漁に出るって時に……。 しかたねえなあ。
おい、○○くん、お前俺の代わりにちょっと行って来い。
俺は漁に出る。 母さんや村のことは任せたぞ、○○くん。

出航するぞっ! 碇を上げろーっ!!

ふう……、今日も船は無事に出て行ったな。
後おれに出来るのは船が無事に帰ってくるのを祈るだけだよ。

せっかくだからマリベルも誘って行こうか
ねえ、○○くん、たまにはマリベルを外へ連れ出しても良いのよ。
最近マリベルったらいつもカリカリしていて落ち着かない様子なの。
あの子は家で大人しくしているより外で暴れている方が幸せなのかもね。
神の使いに会いに行く前にマリベルを誘いに来たけど、朝っから寝てるよ。 
……すうすう……、たいくつ……なのよう。 すう……すう……。
でも家から出るとマリベルが追いかけてくる。 

どうしたのよ、○○くん。 なんか騒がしいじゃない。 何かあったの?
あっ! 何よ、あの船。 ふふん、ちょっと面白そうね。 見に行ってみよっと!

なんだい、なんだい? 漁に出るのに大騒ぎするなんて久しぶりだね。
あら? あの船はなんだろうね。 初めてみるけど。

うっわー、すごかったなー。 綺麗な船からピカピカ光る服を着た人たちが降りてきたんだ。
でもさっさと村の外へ出て行っちゃったよ。 もっと見たかったなあ。

ほえ〜、あれが神様のお使いの人たちなんだの〜。
さすが、村の神父なんぞとは比べものにならん程立派だったわい。
やれ、ありがたや、ありがたや。

どうしましょう、どうしましょう! 神の使いの方々とお話ししてしまったわっ。
ああ、私もいつか神様の元で一緒に働きたいですわっ。

神の使いの者たちはグランエスタードの王に用事があるらしいな。
その用事が何かまでは聞かせて貰えなかったが。

神の使いか何だか知らないけどさ。 いきなりやって来て……
「女! グランエスタードへの道を我々に教えるのだ!!」
……だってさ。 全く何様のつもりなのかしらねー、プンプン!

ほう、では神の使いと名乗る者たちがこの船から降りてきたと?
はい、グランエスタードの城へ行きたいと申されたので……。
道を教えたら、さっさと行ってしまわれました。
ふーむ。 まあ、わしらにはおそらく関係のないことなのだろう。
取り敢えずこの船をお預かりしておけば良いのだろうな。
こんなゴテゴテと飾った船で良く海を渡って来れたな。
神のご加護ってヤツがあるんだろうが、俺はごめんだね。

ふーん、これが神の使いの乗ってきた船ねー。
贅沢だけどちょっと趣味が悪いんじゃない? あたしは気に入らないなあ。
神の使いって人もあんまり格好良さそうな人じゃないみたいだしねー。
○○くんに付いていこうと思ったけど今回はいいや。

ん、○○くんか。 何でも神の使いと名乗る者たちが城へ向かったそうだな。
○○くん、お前、気になるのだろう。
ふふふ、そうだろうな。 まあ、おまえが城へ行くのをわしは止めはせぬがな。
神の使いとやらに失礼のないようにしておけよ。
何よ、あいつら! 私が邪魔だからって突き飛ばさなくても良いじゃない!
お陰でスカート汚れちゃったわよ! プンプン!!
あっ、○○くん、ごめんなさい。 あなたの邪魔もしちゃったみたいね。
○○くん、お城へ行くの?
もしあいつらにあったら私の代わりにガツンと一発やっといてね!

木こりの家
おお、お前さん達か。 久方ぶりだなあ。 元気にやっとるようだな。
オラもガボも元気にしてるよ。 ガボもここが気に入ってくれているようだしな。
オラもなんかこう、息子ができちまったみたいで楽しくってしょうがないさね。

ん? みんなどうしたんだ。 急におしゃべりを止めたりして。

ガボの回りに集まっていた動物たちが一気に逃げ去っていく。
ダメだよ、○○くん。 みんなビックリして逃げちゃったじゃないか。
せっかく楽しくおしゃべりしてたのにさ。
そいで○○くん、オイラになんか用かい? 、また何処かへ出かけるのか?
神様の使い? ふーん……。 オイラはどうしようかなー。
オイラとってもここが気に入っちゃったんだ。
森の動物たちがいっぱい遊んでくれるし、おっちゃんもとっても優しいし。
オイラずーっとここにいたいなあ……。

神様とか言う変なヤツが出てきたからオイラ達はもう戦わなくても良いんだろ?
だったらオイラずーっとここにいてもいいよね。

グランエスタード城下町
やあ、○○くん。 今日はどうしたんだい。 買い物でも頼まれたのかい?
はは〜ん、さては神の使いを見にやって来たんだろう? そいつは残念だったな。
神の使いはここには来ていないよ。 お城へ向かったんじゃないかな。

うえ〜ん! ホンダラさんが出かけようとしていたから……
何処に行くの?って聞いたら頭を思いっきり小突かれたよう。 うえ〜ん。

神様の力で世界は平和になるって言うし……
今度は土産物でも売ってみるかな。

家のオルカの処にはどうしてロクでもない女の子しか遊びに来ないのかしら?
それともオルカに女の子を見る目が無いのかしら。

うふふ……、オルカ、好きよ。
おいおい、そんなにくっつくなよ。
あら、いいじゃない。 うふふ……。
よう、○○くん。 今取り込み中なんだよ。 さっさと出てってくれ。
何をしているかって? 見りゃ分かんだろ。 野暮なこと言わず出てけって。

グランエスタード城
城の食堂で王とアイラが神の使いに謁見している。
あのアイラとか言う小娘は一体何者なの?
ただの兵士のくせにいつも王様のお近くにいるなんて……。
ああっ、王様もやっぱり私なんかより、若い女の方が良いのね? そうなのね?
そ、そうですわよね。 若いだけの小娘なんて私の大人の魅力で……
蹴散らしてやるんですわっ。 ふんっ!

キーファ王子様のいない今この部屋はアイラという女兵士の部屋になっています。
王様はその腕を買われてアイラをお付きの近衛兵として召し抱えられたんです。

おお、○○くん。 どうした、何か用か?
ほう、神の使いのことを知っているのじゃな。
だが、神の使いの方々は我が王とお話をしている最中故……
大臣殿っ、王様より伝言でございます。
伝言とな? して、内容は何だ?
フィッシュベルより○○くん殿が見えたら直ぐにわしの元へお連れせよ!
……とのことであります!
ふむ、これはまた何ともちょうど良いところに。 ご苦労、下がって良いぞ。
ハッ! 失礼いたします。
○○くん、聞いておったな? 早速だが、王のいる宴卓の間へ行ってくれ。
王が何用でお主らを呼んだのか、わしには分からぬが……
急いでいけば神の使いの方々お会いできるやも知れぬぞ。

大臣に会う前に城の中を歩いておけば良かったかな?

占い爺さん
恐ろしいほどきらびやかで、そのくせ厳かな感じの大きな建物が見える……
一体何の建物なんじゃろうか……、うっ!!
はあ、はあ……、突然目の前が真っ暗になったわい。 わしも歳かのう。

城の学者
○○くん殿は神を信じるか?
そうであろうな。 直にこの目で見たわけではないが……
あの姿を前にして神と崇めぬ者など居らぬだろうな。
なかなかひねくれ者だな、○○くん殿は。 
わしも始めは信じておらんかったがあれはまさに神なのだよ。
書物に残る多くの伝説や神話は作り話だと思っていたが、わしは間違っておったわい。

リーサ姫
あっ、○○くん……
ねえ、○○くん、お兄さまは今何処に居るのかな?
ちゃんとご飯食べてるかな? 幸せかな?
ごめんね。 ○○くんにこんなこと聞いても分かるわけないよね。
あのお兄さまのことだもの。 きっと上手くやってるわよね。 私が心配しなくたって。

あっ、○○くんさん! 良かった。 まだお城にいらしたんですね。
王がお呼びだ。 入ってもいいぞ。
なんか頼みたいことがあるらしいですよ。
バーンズ王には私たちと共にクリスタルパレスへと赴いて頂きます。
クリスタルパレスでは各国の代表者の方々に神からの啓示が与えられるのです。

ほう、お前が王の話にあった○○くんという者か。
ふむ……、王の話が真実であればお前は素晴らしい力を持つと言うことになるが……
私にはそうは見えぬな。 ただの若者としか思えぬが。

我々はこの島を統治するグランエスタードの王に会いに来たのだ。
我らが神の居城たるクリスタルパレスの完成とご神託を伝えに。

ハーイ、○○くん。 元気にしてた?
聞くだけ無駄だったね。 ○○くんは元気なのが取り柄だからね。
あら、そう。 私と一緒にいられなくて寂しかったのかな? なんてね。

おお、○○くんよ。 やはりこの城へ来て居ったか。
神の使いのことを聞いてそなたが黙っているわけは無いと思って居ったぞ。
とにかくわしの隣の席に座るが良い。 話はそれからじゃ。

神の使いの方々よ。 この者が先ほど話した○○くんと申す者じゃ。
クリスタルパレスに向かうに当たりこの○○くんと近衛兵のアイラを連れて行きたい。
よろしいかな?

良いだろう。 その者たちには我が神も興味を示すかもしれん。

ですが、大神官ネビラ殿。 我々の船ではあと二人が限界かと……。

それには及ばん。 わしらはわしらで乗り物を用意して居るよ。
ならば問題はない。 直ぐに出発したいが、よろしいか?
どうじゃ、○○くん。 一緒に来てくれるな?
うむ! 良くぞ言った。 それでこそ○○くんじゃ。 わしは嬉しいぞ。
では我らは先に船を出しておかねばならぬ。 これにて失礼しよう。
大したお持てなしも出来ず、申し訳ない。 わしらも直ぐに用意をしよう。
いや十分ご馳走になった。 では出来るだけ急いで頼む。 おそらく我らが最後なのだ。
ああ、急ぐとしよう。

屋上から出発!
  なんか怪しいよね。 各国の代表者を集めて洗脳するとか……。

良し、○○くん、わしらも直ぐ出発しよう。
そなたから預かった飛空石とやらでクリスタルパレスへ向かうのじゃ!

王ったらあの飛空石に乗りたいってさんざんダダをこねたことがあるのよ。
うるさいぞ、アイラ! さあ、二人ともわしについて参れ!

わしはこれから神の城クリスタルパレスへ向かう。 後のことは頼んだぞ。

ハッ! お気をつけて行ってらっしゃいませっ!

ふむ、ここじゃ、ここじゃ。 さて、○○くん、早速出発するが良いかな?
いいえ。

ちょっと待ってよ。 せめて大臣には一声掛けていかないと……。

わっはっは、なんじゃ。 格好が気になるとでも申すのか?
どんなに着飾ったとて、神の前では意味が無かろうよ。 そのままでよいのじゃ。
ましてや戦いに赴くわけでも無し、武器や防具も必要ないじゃろう。
良し! では○○くん。 早速飛空石を呼ぶのじゃ。
そなたが呼べば飛空石はそれに応えようぞ。 さあ、呼ぶのじゃ、○○くん!

なんとわしの頼みが聞けないと申すのかっ。
いやじゃ、いやじゃ。 わしは飛空石に乗りたいんじゃ。 頼む、○○くん!

○○くんは念を込めて飛空石を呼び寄せた!
おお、こんな間近で見るのは始めてじゃ。 何とも立派なものよのう。
さあ、行くぞ。 ○○くん、そして、アイラよ。
ほら、○○くん、私たちも行くよ。 それっ!
おおっ、飛んだ、飛んだぞ。 これが空を飛ぶとは世の中面白いのう。
では、神の城に向かっていざ出発じゃ!
○○くーん! オイラを置いていくなんてひどいよおーっ!!
オイラも連れてけーっ、てやあっ!
神の船と飛空石は連れだってグランエスタードより北北西を目指す。 
まもなく菱形の人工島が海のまっただ中に現れる。


クリスタルパレス

ほほう、これが神の城クリスタルパレスか……。 
何ともはや美しい者じゃのう……。
驚きましたな。 あのような素晴らしい乗り物をお持ちであったとは。
いや、なんのなんの。 もっとも、あの飛空石は王家の物ではないのじゃが。
ほう……?
まあ、それはさておき急がなくてはならぬのでは無かったですかな?
うむ、そうであった。 では、こちらへ。

どうですかな、バーンズ王 このクリスタルパレスは?

いや、素晴らしい。 まさに神がおわすに相応しい見事な城じゃ。
我々人間の持てる最高のワザとこの地が産んだ最高の素材を惜しみなく使った。
そうであろうな。 どうじゃ、○○くん、お主も素晴らしいと思うじゃろう?
時間を潰してしまったな。 先へ急ぐとしよう。

ここより先は供の者はご遠慮いただこう。 バーンズ王のみお越し頂く。

ふむ、仕方あるまい。 アイラ、ガボ、そして○○くんよ。 後はわしに任せておけ。
では、バーンズ王、こちらへ……。
うむ。

クリスタルパレス第3階層
ここから先は各国の代表者の方々しかお通しできません。
お連れの方々は二階の両側にお部屋が用意してありますので、一階からお回りください。
長旅でお疲れならば、ベッドで一休みするとよろしいでしょう。
神との謁見は時間が掛かるやも知れませんからね。

今日これから、我が神がお姿をお見せになるのです!
私たちにもめったにお見せにならないと言うのに、よほど大切なお話があるのでしょう。

そんな……、神様とお話しできると思ったのに……。
私もここで働いてみたいわー。

オイラ達は神様に会えないのか、○○くん? すっげえ、残念だぞ。

さすが神様の居城ね、豪勢で神秘的だわ。

クリスタルパレス第2階層
保存。 555:16、Lv36、17408G

クリスタルパレス第1階層
我々は神にお仕えする聖なる戦士……、聖戦士だ。
我らはメルビン聖戦士長の元、厳しい剣と法術の訓練に明け暮れているのだ。
ただ腕っ節が強いだけでは聖戦士にはなれぬのだよ。 心も強く正しくなくてはな。

そちらの扉からお二階にお上りください。
外の通路づたいに食堂と休憩所に行けますので。

ふーん、そうか、メルビンはここでは結構偉い人なのね。
ねえ、○○くん。 一通り見学し終わったらちょっと休みましょう。
○○くん、食堂! 食堂行ってなんか食おう!
おおっ、そなた達も神に呼ばれてここへ来なさったのじゃな。
む、しかし国の代表と言うにはまだお若いご様子。 どなたかのお供の者ですかな?
なんとグランエスタードの王と共に参られたのか! それはそれは。
グランエスタードにはわしも赴いたことがあってな。 あそこは良い所じゃ。
アミット漁で採れたばかりのピチピチした魚の味をわしは一生忘れんよ。

このクリスタルパレスは神の住まいとして造られたわけなのだが……
実際には神がここに居られることは少ないのだ。
それでもここは神に一番近い場所に違いない。 ここで働けて私は幸せだ。

ここには各国から集められた優秀な神官達が数多く働いています。
そんな神官達の一人に選ばれたことを私は光栄に思っています。

宮殿外周部
聖水をわけてくれるシスター、裏口のそばでモディーナが城の造形をうっとりと眺めている。

宮殿2階
族長のお供でやって来たはいいけど……、道に迷っちまった。
俺達ユバールってほら、外での生活の方が長いからさ。 こういう建物って苦手なんだ。
ましてやこんなでっかい建物に入ったことなんて無いからなあ……。
族長がちゃんと神様のいる部屋へ辿り着けたか心配だよ。

食堂
全くあそこの席の男の人たちったらいつまで食べてるつもりなの!?
私たちの一日分の食料を平らげてるわよ。
暴飲暴食は神の教えに背くんだから! 全く……。
小さなメダルと命の木の実を手に入れた。
なんだよ、神の城だって言うから美味い物食えると思って腹減らしてきたのに。
こんな質素なメシじゃせめて沢山食わないとここに来た意味がない。
ハグハグハグ……。

俺達は族長様にどうしてもと頼まれてお供をしてきたんだ。
何たって砂漠の民で格好良くて強いと言ったら俺達4人兄弟のことだからな。
その中でも一番格好良くて頼りになるのがこの俺なのだ!

族長に無理行って付いてきたが、どうも此処には馴染めないな。
部屋の中に砂がないし、空気がヒンヤリしていて肌がピリピリする。

パミラ婆さん
おやあんた何処かで見た顔だね……。 わしと何処かで会ったことがあるだろ?
ああ思い出したよ。 占いをしてやったことがあったっけねえ。
あれからもう大分時が過ぎたけど元気そうで何よりだよ。

神様……か。 わしらエンゴウの民が崇める炎の神とは違うのだろうな。
神の中の神……、一番偉い神様らしいが神にも上下があるのかねえ。

休憩室に賢さランキングのアイクがいる。
どうかね、ベックくん。 そろそろ君もランキングに登録してみては?
   とんでもない。 僕なんかまだまだです。 ランキングになんて……。
そうかね? 君はアズモフ博士の下で随分と勉強してきただろう。
  いえ、まだまだなんです! 僕が登録するのは僕自身が博士を……
  アズモフ博士を超えたと確信したときなんです!
ほほう、これは頼もしい。 君はアズモフ博士を超えるというのだね?
  はい、いつか、必ず……。

はっはっは、これは楽しみだ。 ベックくん期待しているよ。

あーあ、疲れた、疲れた。 ご主人様に連れられてこんなとこまで来ちゃった。
それにしてもなんだって神様はうちみたいな小さなハーブ園の主人を呼んだのかしら?
もしかしてうちのハーブは神様もお気に入りなのかしら。
そうしたら神様のお墨付きって訳よね。 売り上げ伸びちゃうかも!
あらごめんなさい、私ベラベラ喋っちゃって。
休みたいのならお隣のベッドが空いているわよ。 うふふ。

地下宝物庫
バーサカヘルムと最後の鍵を手に入れた。 モンスターが3匹捕らえられている。

此処の牢には凶悪な魔物達が閉じこめられています。
神のお力を借りて我々が苦心の末に捕まえたのです。
しかし神は決して生命を奪ってはならぬと仰られました。
私は神の言葉にいたく感動し牢番の仕事に志願したのです。

神のお言葉によってあの魔物は生きながらえることが出来たのだ。
魔物達もそれは分かっているのだろう。 大人しくしているよ。

最後の鍵を使って魔物の檻の壺を調べてみた。

ベッドで仮眠
○○くん達はベッドに横たわり体を休めた。 暫くすると辺りが騒がしくなり○○くん達は目を覚ました!

どうやらそろそろ神様がお見えになるみたいですよ!
どうせ僕たちは会えないんだから関係ありませんけどね。

おお! おお、これは……、恐ろしいほどの大きな力を感じるよっ。
直ぐ近くに! 直ぐ近くに来ているんだね、神様は。
ああ……、なんて強く暖かな力なんだろう。 これが神様なのかい……。

ああ、神がもうすぐ此処へお姿をお見せになると言うのに!
あの人達まだ食べるつもりなのっ!?

どうしたのかな? なんかざわざわしたと思ったら、急に静かになったぞ。
も、もしかしてついに神様がお出ましになれれたのか!?
ぞ、族長はもう神様とお会いしているのかな? 大丈夫かな、族長。

保存。 556:51  Lv36


2000. 10. 15.
メルビンと再開
ただ今より我が神が各国の代表者の方々との謁見を行います。
お付きのあなた方はお二階でお静かにお待ちください。
3Fへの階段の兵士に語りかけると、ちょうどそこへメルビンが降りてくる。
これはメルビン殿、いかがなされました?
神はまだお姿をお見せにならないのですか?
うむ。 まだ神はお見えにならぬでござる。
それよりもお主達、ちと所用が出来たでござる。 わしに付いて参れ。
はっ! し、しかしここの守りはどうしましょう?
代わりの者を呼んである。 案ずる必要はないでござるよ。
承知いたしました。
では城の外まで急ぐでござるよ!
はっ!
階段に張り付いている見張りを追い払ってくれたね。 
でも城の外に行って何も用事がなかったらなんて思うんだろうね。
久しいのう、○○くん。 暫く見ない間に少し背が高くなったでござるか?
アイラもますます別嬪さんになったでござる。
ふふ、あなたも相変わらずの様ね。
オイラも大きくなった! メルビンも立派になった!
わははは、ガボは相変わらず元気でござるな。
さて、○○くん、積もる話もあるが、わしは行かねばならぬでござるよ。
どうも外で暴れているヤツがいるようでござる。
ここの守りはお主達に任せたでござる。 では御免っ!
メルビンも外に出ていってしまった……。 
これでこころおきなく3Fを覗ける? 

階段の後ろに神父がいて祈りの言葉を唱えながらも、見張っているみたいだけどね。

4Fへの階段の下にまた見張りがいる。

うむ。 なんだお前達は。
ここより先は神との謁見の場である。 各国代表でない者は入れぬぞ。
いや待て、この者たちの名を聞いておこう。
そうだな。 お前達、名は何と申す?
オイラ、ガボ。 こっちの姉ちゃんがアイラ。 
そしてこの兄ちゃんが○○くんっていうんだ。
ほう……、その名、間違いないな。
いいえ
えー、何でだよ、まるまるくん。 オイラ間違ったこと言ってないよお。
どっちなのだ? はっきりしろ。 その名間違いないのだな?
はい
何故か神様のことを素直に信じられないんだよね。  ここは偽名で通したかったんだけど……。
ふむ。 その名、メルビン様からもネビラ様からも聞いておる。
何でも、魔王を倒し、我が神の復活の手助けをしたという話ではないか。
ならば我が神のお姿を見ることくらいは許されよう。 よろしい、通るがよい。

行くのなら早くしろ。 もうじき神がお出ましになる。
敢え言うが、神にそそうがないようにな。

○○くんという者が来たら通せとネビラ様から聞いておったのだ。
それにメルビン様からも色々と聞いておる。
さあ、早く行くが良い。 神との謁見の間はこの上だ。

謁見の間
6本の巨大な柱の上に炎が燃えさかる。 周囲の壁に3枚のステンドグラス。 
中央に巨大な神の座。
ほう、やっと来たか。 来なければそれで良いとも思っていたのだが。
我が神は直ぐ近くまでいらしているようだ。 今暫く待つが良い。
ここまで来て寝ちゃった。


2000. 10. 17.
ネビラ
我が神は重大な話を伝えるためにわざわざ足を運んでくださるのだ。
我々は一言一句漏らさずその話を聞き留めなくてはならぬ。 心しておけ。

警備の兵士
神がお姿をお見せになるまで静かに待っていることだ。
何か騒ぎを起こしたら直ぐに叩き出すぞ。

神はまだか……。 神はまだ来ないのか……。

もう少し、もう少しだ。 我が神がお出ましになる。
待つのだ。 静かに心を集中して。

モンスター爺さん
わし、もしかして神様に怒られるんじゃろうか?
わしのモンスターパークを取り壊せ! なんて言われたらどうすりゃええんじゃー!

シム
こうしてわしがここに呼ばれたと言うことは……
移民の集まるわしらの村も一つの立派な町として認められたということじゃ。
これからも頑張って人を増やして行かなくては。 皆さんも協力してくだされ。

アズモフ
おやあなた達は……、確か○○くんさんとそのお仲間さん達でしたね。
○○くんさんも神にお呼ばれになったのですね。 そうでしょう、そうでしょう。
神があなた達のような勇敢な人たちを放って置くわけはありませんからね。

ニコラ
これは皆さん!ここでお会いできるとは思っていませんでした。
村の代表として僕とラグレイ殿が選ばれたのです。
英雄が復活し神までもがこの世に現れるなんて……、世界の平和は約束されたも同然!
これも皆さんの活躍があったればこそ。 本当にありがとうございました。

ラグレイ
結局メザレの村から出て行けずにこんな所まで連れてこられてしまいました……
神様になんて会ったら一発で私が偽者だって分かっちゃいますよ。
それもこんな沢山の人たちの前で! 私はどうしたらいいんだっ。
   何をもだえているのです ラグレイ殿?
い、いや、なに。 神に会うので少し緊張しているだけです。
   英雄といえどもやはり神の前では緊張なさるのですね。
そ、そうです。 神は偉大なお方ですから。 わははは!

バーンズ王
おお○○くんよ、そなな達もここへ入れて貰えたようじゃな。
しかしわしも直に神に会うのは始めてじゃ。 わくわくするのう。

グレーテ
おうおう、○○くん達か、久方ぶりじゃのう。
会えて嬉しいぞ。 皆元気そうで何よりじゃ。

砂漠の侍女
こんな素晴らしいところなら女王ネフティス様もお連れするべきでしたわ。
しかし女王様は神のお呼びといえども王が国を離れることは出来ないと申されたのです。
ああ、ここにはこんなに各地の王族の方もいらしているのに!

村長
ほえー、こんなすっごい建物あるところにはあるんですなあ。
うちのエンゴウの村にもこんな建物を造ったらもっと旅人が集まるかも知れませんな。
村に戻ったら早速大工と打ち合わせをせねば……。
おっとそう言えば大工はまだ帰っておらんかった。 何処で道草を食っておるやら。
エンゴウからの旅人と言えばグリンフレークの酒場で女の子に ちょっかい出してた兵士がいたけど、あれは過去の世界だったよね。
コスタール王
やっほ〜、あれ? 君たちは何処かで会ったことなかった?
まあ、いいや。 わしは今、神様のことで胸がいっぱいだから、後でね。
王妃
皆さんごめんなさいね。 王様ちょっと舞い上がっているみたいですの。

あれー、俺が連れてきたメイドさんは何処行ったー?
せっかくメモリアリーフを離れて誰にも邪魔されずにおっかけっこ出来ると思ったのに。

町長
あなた方はクレージュの町をご存じですかな?
そうです、世界樹の雫で有名なあのクレージュです。 私はそこの町長なのです。
旅の途中お立ち寄りの時は是非世界樹の雫をお求めになってくだされ。

フォロッド王
おお、そなた達は! もしや会えるのではと思っていたのだが……
からくり人間の計画はまだ完成を見ていないがな。 おっと、これは神には秘密だぞ。
族長
我が息子達は何処へ行った? わしの元を離れるなとあれほど言っておいたのに。

シスター
私はリファ族の族長の代理として聖風の谷からやって参りました。
族長はいまだ私たちの前に姿を現してくれないのです。
ですから私が代わりに神のお言葉を谷の者に伝えなければならないのです。

族長
これは○○くん殿、お久しゅうございます。
アイラも元気そうでなにより。 城での仕事のほうはもう馴れたようじゃな。
  はい族長様。
アイラよ、お前は見事神復活の使命を果たした。 大役ご苦労じゃったな。
  はい……。
さて、それにしても神が我々にお話があるとは。 一体何じゃろうなあ。

お爺さん
おお、そなた達は。 ん、わしか? ほらオルフィーの町の長老じゃよ。
また祭りのあるときには是非遊びに来てくだされ。 町の者も待っておりますじゃ。

神官
ダーマ神殿の大神官殿は神殿を離れられない故私が参上いたしました。
万が一にでも大神官殿に何かあったら大変なことになってしまいますので。

ネビラ
待て。 そろそろ我が神がお見えに……
おおっ! 遂に!! お前達も早くそこへ並ぶのだっ。

神の降臨
○○くんがバーンズ王の後ろに並ぶと天上から光が降りてくる。 そして神の幻像が現れる。
我は神なり。 全てを知り全てを為す神なり。

ネビラ
おお我が神よ! 良くぞお出で下さいました。 お待ち申し上げておりました!
仰せの通り各国の代表の者を集めております故、よしなに……。

ニコラ
大いなる神よ! かつて共に魔と戦った英雄ラグレイ殿もお出でですっ。
ラグレイ
えっ、あっ、あの、か、神よ、お久しぶりで、あの時は大変で、その……。

よい。 わが子らよ、聞くが良い。 魔が滅び平和は訪れた。
しかし聞け。 そして我と心を共にせよ。
武器を捨てよ。 全ての武器を捨て、争いを止めよ。
殺生を止めよ。 たとえ魔の者といえど命ある者。
これを無益に殺める無かれ。 む……。
そこの戦士達よ。 邪悪なる波感じとられん。 我に捧げよ。
○○くんは闇のルビーを神に捧げた!
聞け、わが子らよ。 我と心を共にせよ。
我を崇めよ。 我は絶対にして無二の神なり。 我より他に神は無し。
急激に神の体が輝きを増し、ホワイトアウト。
神との謁見は終わった。 集まった各国の代表者達はそれぞれの国へと帰っていく。
神の言葉を重く胸に受け止めながら……。


2000. 10. 18.
昨日もいつの間にか寝ちゃって、これで保存しないで3日目を迎えたことになります。
まあ、実際はほとんど進んでいないからフリーズしても怖くはないんだけどね。

アズモフとベック
ほう、このステンドグラス、かなりの業物ですね。
しかし学術的には、あまり……、ふむ……。
   博士〜、そろそろハーメリアに戻りましょうよ〜。
まあ、待ちなさい。 せっかく来たのだからもう少し調べていきましょう。
   はいはい、分かりました! やれやれ……。

ニコラとラグレイ
さすがラグレイ殿、神もたいそうお喜びのご様子でした。
   そ、そうでしょうとも。 何せ私は神と戦友の様な者ですから、わははは。

あっ、○○くんさん。 凄かったですね、神のお姿!
僕には眩しくてあんまりはっきりとは見えなかったのですが……
でも、ビシビシとそのお力が感じ取れました。 神が直ぐ傍に居るんだって。
後は神のお言い付けを守っていればもう何も恐れることはないのですね!

   おかしいなあ。 何で神様は私のことを何も言わなかったんでしょう?
   う〜ん、要するにそんなものどうでもいいってことなんでしょうね。

シスター
全ての生きとし生ける者には生きるという権利があります。 例え魔物と言えどもです。
私たちも神のように広い心をもって魔物達の存在を認めねばなりません。

ネビラ
神との謁見は無事に終わった。
お前達も神のお言葉をしかと聞いたであろう。
神はこの世にただ一人。 唯一絶対無二の存在なのだ。
地方の者が崇める神などただの気休めでしかない。 我が神こそが真なる神なのだ。
シスター
全ての生きとし生ける者には生きるという権利があります。 例え魔物と言えどもです。
私たちも神のように広い心をもって魔物達の存在を認めねばなりません。

神官
武器を捨てよ! 神はこう言いました。
武器などがこの世にあるから争いが起こり傷つく者がいるのです。
各地の武器と防具の店には直ぐに神のお言葉が伝えられるでしょう。
見ればあなた方も武器を携えている様子。
ここに置いていきなさい。 我々が処分して差し上げましょう。
武器が無くなったって争いは無くならないと思うわ。 悲しいことだけどね。
武器を捨てたって魔物は居なくならないぞ。 魔物に襲われたらどうすんだ。
兵士
お前達も見たであろう。 我が神の偉大なるお姿を。
しかと目に焼き付けておけ。 お前達が見ることはもう無いかもしれないからな。

もうこの神の城には用事はないだろう?
早く自分たちの国に戻り、神のお言葉を民に伝えるのだ。

バーンズ王なら他国の方々と先に階下へ降りられたぞ。

○○くん、急いでバーンズ王を追いかけましょう。 私怒られちゃうわ。
王様、ひどいぞ。 オイラ達を置いてくなんてー!
クリスタルパレス4F
どうだ、神に会った感想は? 素晴らしかったであろう。
メルビン様とネビラ様に感謝しておくんだな。

神はもうお帰りになられた。 お前達もそうそうにここを立ち去るが良い。

私の祈りは神に通じたであろうか……。

おお神よ! 何故私にはお姿をお見せにならないのですか!
私だけにそのお姿をお見せ下さい……。

クリスタルパレス3F
さすがメルビン様です。 あの不埒者の話術にも惑わされないとは。
まさに我ら聖戦士のおさに相応しいお方ですよ!

神との謁見も無事に終わって少し肩の荷が下りました。
でもここで気を抜くわけにはいきませんからね。 さあ、仕事、仕事!

次に神がいらっしゃるのは何時のことになるのでしょう。
しかし私たちは神がこの城に居ようと居まいと祈り続けるのです。

クリスタルパレス2F
久しぶりのお祈りです。 保存。 596:35

クリスタルパレス1F
我が神と各国の代表者の方々との謁見もこれにて終了です。
遠い地よりのお越し、お疲れさまでした。 お気をつけてお帰り下さい。

お前達、神と直にお会いしたというのは真か?
何と! ふ……ふん、別に羨ましくなんか無いからな!

神はこの城から立ち去りました。 しかしなにも心配することはありません。
神は常に私と共にあり、あなたと共にあるのです。

ここが神様の家だってんなら、何で神様はずっとここにいないんだ、変だぞ。
神様はきっと天上から世界のことを見ていらっしゃるんだわ。
おお、そなた達は確かグランエスタードより参られた者たちじゃったな。
バーンズ王はもう外へと出て行かれたようじゃぞ。 置いて行かれんようにな。 ほほっ。

クリスタルパレス、エントランス
おお、○○くん達。 遅かったではないか。 わしは待ちくたびれたぞ。
そなた達のことだから、おおかた城の中を探険しておったのじゃろう。
まあ、良い。 さあ、グランエスタードに帰るとしようぞ!

ホンダラとメルビンが口論している。
だっから、俺はまじめにお祈りできただけなんだって! しつっこいな、あんたも。
あんただって俺を知らない訳じゃないだろが。 ○○くんの叔父だぞ、叔父!
   知っているでござるよ。 だからこそ城内へ入れるわけにはいかぬでござるな。
くうーっ、まったく、神さんがらみの連中はこれだから……

なにやら騒がしいが、わしらには関係なかろう。
○○くん! ○○くんじゃねえの。
なあ、お前からもこの堅物に頼んでくれよ、この城に入れてもらえるようにさあ。
一目で良いから神さんに会ってみてえんだよ。 来てんだろ、神さんが?
なに〜、もう終わった!? ガガーン、そ、そんなあ……。
せっかくの金蔓が……、あ、いや、その、なんだ……。
ゴホン! そうとなりゃもうここには用はねえな。 あばよ、○○くん!!
やれやれ、全く困ったお人でござるな。 ○○くん殿の叔父も。
ところで○○くん殿。 神の言葉を○○くん殿も聞いたでござろう。
わしには今ひとつ神の真意が計りかねるでござる。 何故あのようなことを……。
何にせよ、わしはまだまだこの城に残るでござるよ。
○○くん殿達も気を付けてお帰り下され。
そこへネビラがでてくる
ここにおられたか、メルビン殿。    これはネビラ殿。 本日はご苦労でござった。
いや……。 それよりもメルビン殿。 我が神がお呼びだ。
   神が? 神はもうお帰りになられたと聞いたでござるが……。
いましがた、再びお出でになられたのだ。 メルビンを呼べ……とな。
   ……分かったでござる。 直ぐに行くでござるよ。
では、こちらへ……。

○○くん、もう良いかな。 こちらも城へ戻ろうとしようぞ。

○○くん一行が宮殿を後にした直後、BGMが緊迫!
まてっ!
ハァハァ……、くっ、こんなバカなことがあるでござろうか!
わしはどうすれば……、ムッ!
メルビン殿! もう逃げられませんぞ!
お覚悟を!
これはいかんでござる。 かくなる上はっ!
何と! ここから飛び降りるとは。
おのれ、逃がしたか!!

ネビラ様、申し訳ありません。 取り逃がしてしまいました。

直ぐに追っ手を差し向けろ。 ヤツは神に対する反逆者だ。 絶対に取り押さえるのだ。
ハッ!
メルビンよ、我が神の目から逃げられると思うなよ。
世界は我が神の手の上にあるのだからな! わーっはっはっは!


エスタード島

グランエスタード城
飛空石で帰還する一行を稲光が襲う。 グランエスタードの島は一面黒い雲に覆われている。

城の屋上に投げ出される4人!

う…、あつつ!
ガボ! ほら、しっかりして頂戴。 死んじゃいないんでしょ!
起きなさいってば!
う〜ん。 オラもうダメだあ。 きっと骨バラバラだぞ。
なに言ってんのよ。 それだけしゃべれれば大丈夫に決まってるでしょ!
骨バラバラ……。
もう……。 さっさと起きてちょうだいね!
大丈夫? ○○くん。 一体何だったんだろう? これってまさか……
○○くん! そこにバーンズ王が!
かあ〜っ! 何だか知らねえけど、ひどい目に遭っちまったなあ。
このくらい何よ。 今までのこと考えれば大したこと無いでしょ!
さあ、○○くん。 早くバーンズ王を助けましょ!
大丈夫かしら。 私たちとは違うからね、王様。
そこへ兵士達と大臣が登場。
今の地響きは何事だ! 一体何が起きたというのだ!
ややっ、あ…あれは!? バーンズ王様!
お、お前達、何をグズグズしておる! 早く王をお部屋にお連れするのだ!

これは○○くん殿! ご無事のようでなによりです!
しかしこの空の色と言いいましがたの大きな地響きと言い、一体どうしたというのでしょう。
皆さんから神の城でのことなど聞きたいことは山ほどありますが、今は王が気がかり。
ひとまずここは失礼させていただきますぞ! 

そなたはここに残り見張りを続けてくれ。 良いな!
   はっ!

○○くん、これって、まさかとは思うけど……。
お城の人々
私は感じたのです。 この黒雲が現れるその少し前……
遙かな海の彼方からとてつもない波動がこの島目がけて突き進んでくるのを!
確かあれは神の城の方角……。
ま…、まさか! 神の城で何か大変なことが起きたのでは!?
ううん、神の城には、メルビンがいるからきっと大丈夫よ!
ここは私が! さあどうぞ、バーンズ王の元へお急ぎ下さい!

今日は悪いが占いはお休みじゃ。
本来なら国王が神のお言葉をグランエスタードの国民皆に伝えその喜びを祝うはずであったが……
なにやら祝うどころではなくなってしまいおったわ。

おおっ、○○くんか! 神の城より戻ったのだな。
お前さん達も分かっておろう! あの雲、あの地響き! 自然に起こるものではない。
たった今わしの忠告で大臣殿は城や町の外に出ぬようお触れを出したのじゃ。
この先何が起こるか分からん。 お前さん達も外へでるときは気を付けるのじゃぞ!

やっぱりだ! 俺は思ってたんだよ! 
絶対にこのまま終わるはずは無いって!

やはり私の思ったとおり、昨日までの平和は偽りの平和だったのだ!
ひょっとすると何処かまだ見ぬ大国が攻めてきたのかもしれん! くれぐれも油断するでないぞ!

ああっ、驚いた! だって飛空石から皆さんが落ちてくるのが見えたんですもの!
あんな高いところから落ちて何ともないって……。 やはり神様のご加護なのよね!

あのまがまがしい雲が現れて今まで遠くに見えていた島々が全く見えなくなりました。
いや、それどころかすでにフィッシュベルすら見えません。
まるでこのエスタード島がすっぽりと闇に覆われてしまったようです。
ああ、心配だ。 フィッシュベルは今頃どうなっているのでしょうか!

オロオロ……
本当ならばこんな時こそ私が王様のお側にいて差し上げなくてはいけないのに……。
ああ……、ダメな私。

大きな声ではいえんが兵の報告では町の外に魔物が現れたとのことだ。
この目で見るまでは信じがたいが実際城下町では負傷者が出てしまったのだ。
今、数名を偵察に出したところ。 やがて報告が来るであろう。
○○くん殿。 いくら経験を積まれているからとはいえ、外に行かれるなら気を付けられよ。

全くたまげたよ! さっきのドーンという地響きで身体が跳ね上がったんだぜ!
あれだけの大きな揺れだもの。 城の壁にひびでも入っていないか点検しなくちゃいけないな。

さっきの地震で王様お気に入りのお皿が割れちゃったの!
私のせいじゃないのよ。 ホントなのよ! エ〜ン!

神様が復活なさって世の中ますます平和になるって聞いていたのに……。
一体この騒ぎは何なのよ〜! 何処が平和だって言うのよねえ!

たった今聞いたんだが、どうやら王様は意識不明らしいんだ。
美味しい食べ物の匂いでも嗅げば直るんじゃないかと思って献立を考えているところさ。
薬なんかよりずっと効き目があるはずだからな!

良くは分からんが非常事態に備えて保存食を作って置かねばな!
こいつを煮込んで、こいつを干してと!

コック長に言われて食料の在庫を調べていたところですじゃ。
城の全員で食べるとすると補充せずに保って1週間と言ったところですかな。
う〜む。 少しばかり心細いかも知れませんぞ。

最後の鍵で地下の宝の箱から、小さなメダル、力の種、プラチナシールド、王者の剣を手に入れた。
牢の囚人を解放しようとすると……。
うん? ここから出してくれようって訳か?
お前何か勘違いしているぞ。 俺はな、好きでここにいるんだよ。 住めば都ってことだな。
玉座の間
王様! バーンズ国王様! しっかりして下さいまし!

ああっ、○○くん! お帰りなさい。 無事だったのですね。
お父様はこの通り。 まだ意識がはっきりしないのよ。 私、心配で。
こんな時お兄さまが居てくださったら……。

そういやあ、キーファは元気なんかなあ……。
リーサ姫……。
高いところから落ちられたせいか我が国王はまだ意識が完全に戻っては居らぬのじゃ。
それはそうと○○くんもフィッシュベルのことがさぞや気がかりだろう?
一刻も早く村の様子を確かめてくるが良い。
国王のほうは回復次第使いの者をやるからな。
王様はお城の人たちに任せて私たちはフィッシュベルへ向かいましょう。
そうだ、マリベルはどうしているかなあ。
やや、これは○○くん殿! フィッシュベルへお戻りですか。 くれぐれもお気をつけて!
先ほど調べに出た兵によってまもなく城の外の様子が分かるでありましょう。
それまでは○○くんも城下町から出られぬ方が安全かも知れませぬな。

グランエスタード城下町
兵士の一団とすれ違う。
ややっ、○○くん殿! 決して今町の外に出てはなりませんぞ!
信じられないことですが、町の外には魔物の群が!
すでに見張りの兵が傷つき教会で手当を受けております!
おっといけない。兵士長殿にほうこくせねば。 ではこれにて失礼!
よろしいですな。 町の外は危険でござるからな!
城下町の地下から最後の鍵で先に進む。 古びた石のプレートには文字がきざんである。 
我々がこの美しき無人島を発見した記念にこの文字を記す。
この島は楽園だ。 水も森も生き物も食べ物も尽きることはない。
願わくは世界の全ての地にもこの平和が訪れんことを。
崖の途中にでると、空っぽの宝の箱。 何か入れますか!?

偏屈爺さんは、相変わらず海を見つめている。

これは……、非常に興味深い現象じゃな。
まるで何かがこの島をすっぽり覆ってしまったような感じじゃ。
ふむ、早速書物を紐解いて見ねばならんのう。

 

シスター
まだ動いてはダメよ。 まだ傷がふさがったわけでは無いのですからね。
兵士
ああ…、○○くんさん……。 聞きましたか? **の話。 
同時に魔物の本をつかいきってしまって魔物の話。
いつものように町の外をパトルールしていたら、急に後ろから襲われれた。
魔物なんて自分の目で見るまで本当に自分はこの世にいるんだって、思ってもいませんでした。
だけど、あの姿は、…… ゴホッ、ゴホッ!
老婆
見るが良い。 この兵隊さんの酷いやられようを。
全く助かったのが不思議なくらいじゃ。
こんなに鋭い爪や牙を持った生き物は今まで見たこともない。 こりゃやはり魔物の仕業かね。
シスター
こんなことが起きるなんて私たちの神への信仰が足らなかったのかも知れません。
祈りましょう、○○くん。 そうすれば神様がきっと助けてくださいますわ!
この辺かなり眠かったようです。 一部意味不明(汗)
さっきお城の兵隊さんが来て、家から出ちゃいけないって。
一体どうしたというの? さっきまで平和だったこの国に何が起きたというのかしら!

なあ、教えてくれよ、○○くん
○○くんは神の城で本当の神様に会ったんだろ?

そうか。 神様って本当にいたんだなあ。
でも神様にとって俺達の存在ってなんなんだろう。
やっぱ哀れな子羊たちってヤツなのかな。 ははは……。 なら今回も助けてくれるよな!

そっか、じゃあ神が本当にいるのかどうか分からないわけだ。
しかし今我々には神様におすがりする以外道はないよな。

イヤでちゅ! 魔物怖いでちゅよ!
もう一人でお風呂に入れなくなっちゃうでちゅ!

太陽が隠れてしまった……。 全ての命の源の太陽が
お終いじゃ! この国はもうお終いじゃ。 神はこの国を見捨てられたのじゃ!

父親には参ってしまいますよ。 地震の後空が暗くなってからずっとあの調子なのです。
神がこの国を見捨てる理由など何処にもあるはず無いですよねえ。

ホンダラのおじさん、まだ帰ってきてないよ。
今度は船を何処かでちょろまかすとか言って出かけたきりなんだ。
でも、ちょろまかすってなんのことだろう?

ああ、○○くん。 あんた凄いね、神様に会ってきたんだってねえ。
悪いけど、頼むからもう一度神の城に行って神様にお願いしてきておくれよ。
不吉な暗闇の空からこの国を救ってくださいってね!

神が復活されたばかりと言うにこの有様はまるでこの世の終わりのようじゃ!
何故にこんな! 全く世の中狂っとるわい!

城の兵士が魔物に襲われたらしいんだ。
魔物だよ、魔物! 信じられるかい!?
これはきっと悪い夢なんだよ。 こうして眠って起きてみれば元に戻ってるに違いないんだ!

私の兄もお城の兵隊です。
もしこれから魔物退治などをやるとしたら……。 ああ……、心配で心配で。

困ったわねえ。
今日はフィッシュベルまでオルカに行ってもらって予約してある魚を取ってきてもらうはずだったのに。
外出禁止令がでちゃったのよ。 諦めるしかなさそうだね。

なんだ、なんだ、○○くん! とっくに帰ってきてたんだろ? オイラに挨拶もしやしないでさ!
まあ、それはともかくお前まだフィッシュベルに帰っちゃいないよな?
だよな。 おれマリベルが心配でさあ。 お前ちょっと見てきてくれよ!
俺が直接様子を見に行けばいいんだけど、店を開けるわけには行かないじゃないか。 なっ?
それにお前だって村がどうなってるか心配だろう? よーし決まった!
ちゃんとオルカに頼まれて様子を見に来たって言うんだぜ! すっごく心配してたってな!
あっ、それからついでに魚を貰ってきてくれよ。
オルカの分って言えば分かるからさ。 頼んだぜ、○○くん!

よう、○○くん。 話は聞いているぜ。
何でも魔物とやらが外を彷徨いているんだってな!
だったらうちで道具を買ってった方が良いんじゃないか?

よろず屋の宝の箱は最後の鍵でも開かないんだね。
○○くん! ○○くんじゃないか! 無事だったんだな!?
何だか表の様子がおかしくなっちまったから不安でなあ。
もう、○○くん達も帰って来れないんじゃないかと、いやあ、心配してたんだぞ!
この様子ではフィッシュベルに帰ることも大変だろう。
疲れたときはいつでもうちを使ってくれて構わないからな。
少し休んでいくかい?

いやあ、ビックリしたわ。 さっきの揺れは大きかったよ。 机や椅子は倒れちゃうしね。
それどころかあんた。 あたしゃタンスの下敷きになるところだったんだよ!

よお、○○くん! 神様のお城から帰ってきたんだな!
向こうでホンダラさんに会わなかったかい。って会うわけないわな。
でも○○くんが王様のお供で神の城に行くって聞いたら凄い勢いで出ていったんだよ。
なんでもフィッシュベルから船で行くって言ってたけど無茶な話だよなあ。
どっかで遭難してなきゃ良いんだけどな。

こりゃあなあ、ひっく! 神の怒りじゃ。 神様が怒っとるんじゃ!
きっと何かあの大馬鹿者が神様に悪さでもしたに違いない! 全くろくでもない奴じゃ!
今度見つけたらこのわしがガツンとやってやらねばな! ひっく!

あらあらお爺ちゃんたら、今日は大分酔っぱらっちゃったみたいだわね。
あなた達が出発した後にホンダラさんが俺も行くんだって言って飛び出していったの。
だからお爺ちゃん、地震や暗闇はホンダラさんのせいだと思ってるのよ。
よく考えれば、ホンダラさんが神の城なんかに行けるはずなんか無いじゃないねー。

さっきの地震は凄かったよ。 何処かに被害とか出てなきゃ良いんだけど。
あの崖っぷちに住んでる偏屈爺さんのとこなんか大丈夫だったのかなあ。

わああっ!! 
てやーっ! てやーっ!
こ…、これは、済みません! ○○くんさん達でしたか! ついビックリしちゃって……。
こうしてここで見張っていると時折その草むらの方でなにやら蠢く物が……。
ううっ、こんなことならもっと真剣に戦いの訓練をしておけば良かったですよ!

異常なーし!
幸い魔物は今のところこの町の中にまで入ってくる様子は無いようです。
とはいえ油断はなりません。 しっかりと見張らねば!

グランエスタード城
大臣様からの命令でたった今我が城は特別警戒態勢に入りました。
申し訳ありませんがしばらくの間は城の門は開けるわけには参りませぬ。

たった今偵察から戻った兵士の顔を見たら真っ青でしたよ!
こりゃあ何だか慌ただしくなってきそうですね……。

木こりの小屋
おーい、おーい! みんな、どうしちまった〜。
おお、お前さん方か。 見ての通り動物たちがみんな姿を消しちまったんだよ。
動物たちには異変を感じる特別な力があるからな。 きっと何かを感じたんだろう。
オラにも少しは感じられる。 この暗闇が普通じゃない……ってことくらいはな。
アイラはLv33で、僧侶の Lv2 修行中になってバギの呪文を覚えた。

フィッシュベル
あっ、○○くん! 良く無事に帰ってこられたわねっ。
突然激しい地震があって、それで辺りが真っ暗で、それで魔物が出て……はっ!
そ、そんなことより大変なのよ! あなたのお父さんが……、ボルカノさんが……。
と、とにかく村の中へ!

マーレさんは大丈夫かしら。

海がこんなに激しく荒れ狂うなんて一体何が起こったってんだ。
普通じゃないぜ、これは。 こんなこと今まで無かったのに!

あの嵐の中、良く戻って来れたもんだ……。
ボルカノさんのお陰だな……。 くそっ!!

船はぴんぴんしている。 俺達もな……。 でもボルカノの旦那は……。
いや、きっと何処かでピンピンしているにちげえねえ。 あの人はそう言う人だ。
ひょっこり帰ってきて、お前らしっかりしやがれっ!……って、どやしつけてくれるさ。

今忙しいんだ。 邪魔をしないでくれ。
ボルカノさんが帰ってくるまでにこいつを動かせるようにしておかねえとな。
辺りが闇に包まれようが魔物が彷徨こうが俺達にはカンケーねえ。

船が無傷で帰ってきてもボルカノさんを失っちゃしょうがないじゃないかっ
なんでこんなことになってしまったんだよ。 神様は見てなかったのかよ!

……オイラ、○○くんの父ちゃんが死んだなんて絶対に信じないぞ。
大丈夫、○○くん。 ボルカノさんは強い人だから。
ヨハンとか言う男のことなら心配しなくて良いぞ。
嵐に遭う前に何処かの陸地に降ろしたみたいだからな。
良かった……。 ヨハンは大丈夫なのね。
あたしは信じてるよ…… あんたは絶対ここへ帰ってくるって……。
○○くんかい。 父さんのことはもう聞いたね?
心配しなくても大丈夫さ。 父さんは海に認められた男なんだよ。
だから絶対に海で死んだりはしないのさ。 そうさ、絶対にね。
この国に今何か大変なことが起こっているのは○○くんにも分かってるだろ?

だったらあたし達の心配なんかせずにみんなのために頑張っておくれ。
そうかい。 それならそれで良いんだ。
父さんなら大丈夫。 ちょっと帰りが遅くなっているだけなんだ。

○○くんの父ちゃん、帰ってきてないのか!? 何処へ行ったんだ!?
お父さんのこと心配だと思うけど、ねえ、○○くん……。
今はマーレさんの言うとおりこの島全体を救うことを考えて。
僕のせいなんだ。 ボルカノさんが死んだのはっ!
嵐で海に投げ出された僕を救おうとボルカノさんも海に飛び込んだんだ。
ボルカノさんに助けられて僕は船に引き上げられたけど、ボルカノさんはそのまま……。
○○くん、ごめんよっ! 僕のせいで…… 僕のせいで。 ううっ……。

あの人が無事に帰ってきてくれたのは良いんだけれど……
何だかひどく落ち込んじゃって見ていられないわ。

さすがはボルカノさんね。 自分の命よりも他人の命を大事に出来るなんて……。
○○くん、とにかくあなたの家へ急ぎましょう!
神様がおわすというのに何故このようなことに……
○○くんは神様の城に行ってお会いしてきたのじゃろう。 神様を信じて良いのか?
そうか……、きっとわしたちの祈りが足りないのじゃな。
ならばわしたちはこれから何を信じて何に祈れば良いんじゃ……。

私には感じ取れます。 この地が何か邪悪な気に包み込まれてしまったことを。
神のご加護があるはずなのに何故このようなことが魔の者に出来るのでしょうか。

まだお昼だったはずなのに何でこんなに暗いんだろう。 これじゃ遊べないよー。

ここの様子を見るために急いで城からやって来ました。
村の中まで魔物が入り込んではいないようでホッとしましたよ。
引き続き村の警備をしますのでご安心を。

良し、異常はないな。 魔物といえどもそう簡単には村の中まで入って来れぬようだ。

漁に出ていた船はひどい荒らしに襲われたそうですだ。
なんとか村に帰ってきただけんど、ボルカノさんが海に落ちちまったって……。
気をしっかり持つだよ。 ○○くん、これからはあんたが頑張んなきゃいけないんだから。

○○くんか……、ボルカノ殿のことは本当になんと言っていいのか……
ボルカノ殿はまさに海の男と呼ぶのに相応しい男だった。
○○くん、お前は誇りにするが良い。 ボルカノ殿の息子であることを。
そして忘れるな。 お前の父の生き様を。 わしに言えるのはそれだけだ。

そうよ、○○くん。 ボルカノさんは立派な人だわ。 誇りに思っていいのよ!
何でも外には魔物が彷徨き始めたとか……。
何時この村が襲われるかと思うと居ても立ってもいられないわ。

このくらい空はまさか……。
○○くん! これってこの島も今までのところみたいに封印されちゃったってこと?
やっぱりそうなのね! どうしてよ。 魔王をやっつけて神様も復活したんでしょ?
誰が封印なんて真似が出来るって言うのよ。 ねえ? あたし全然分かんないよ。
それとも魔王以外にそんなことが出来る悪いヤツがいるって言うのかしら。
とにかくこうしちゃいられないわよ、○○くん。 あたしも一緒に行くわよっ。
パパ達のことは心配だけど……、このまま黙ってなんか居られないからね!

マリベルが仲間に加わった!
さあそれじゃあ、直ぐに出発しましょ、○○くん。

相変わらず、仕切りたがりの性格は直っていないようです。

ほら、ぼーっとしてないで、さっさと行くわよ、○○くん!
今は一人でも多く戦える仲間が欲しいものね。 マリベルにも頑張ってもらうわ。
マリベルが一緒に来てくれてオイラ嬉しいぞ!
あら、可愛いこと言うようになったじゃない、ガボ。
まあ、マリベル! あなたこんな大変なときに何処へ行こうって言うのっ。
こんな時だからこそあたしの力が必要なのよ。 ママなら分かってくれるでしょ?
力ってあなた……。 女の子一人で何が出来るというの!?
一人じゃないわ。 ○○くん達もいるもの。
……しょうがないわね。 あなたは一度言い出したら聞かない子だから。
気を付けて行ってらっしゃい。 そして必ずここへ元気に帰ってくること……、良いわね?
はい! ママ、ありがとう。
なによ○○くん、そんな悲しそうな目をして……。
ボルカノおじさまが死んじゃうわけないじゃない!
マリベルお嬢様! まさかまた○○くんと一緒に行くおつもりだか?
   ええ、そうよ。ママ達のことよろしくね。
お気を付けなすってくだせえ。 ○○くん! お嬢様を頼んだだよっ。

ねえ○○くん、この島の中は取りあえず全部調べてみたの?
そうね、あたしは、ここは一つ初心に返ってみるのが良いんじゃないかと思うのよね。
ほら、一番始めにあたし達が探険した神殿が村の北の方にあったじゃない?
思えばあそこが始まりだったから、きっと終わりもあそこにあるのよ。
どう、○○くん。 ちょっと行ってみない?

教会で保存。 601:08 Lv36
○○くん、気を付けてね。 あなたにまで何かあったら、マーレさんは……。


2000. 10. 19.

謎の神殿 謎の神殿

境内
中にはいると声が聞こえる。
○……
ん? 誰かなんか言ったか?
○○……
誰だ! どっかに隠れてるんだなっ。 出てこーいっ!
魔物? それとも誰かいるのかしら……。
○○く……
なに今の声、 あの像の方から聞こえたわ!
○○くん……
この作り物の人間、なんで喋ったり出来るんだ?
○○くん! そこにいるのは○○くん殿でござるか!?
はい。
おおっ、○○くん殿か! この像に声を送っておいて正解でござった。
わしでござる! メルビンでござるっ。 ○○くん殿に伝えたいことがあるでござるよっ。
メルビンさん!? よかったー、無事だったのね。
メルビン、オラも勿論元気だぞー。
メルビン、そっちの方は今どうなってるの?
○○くん殿達が神の城を去った後大変なことが起こったでござる。
なんと神はいくつかの地を邪悪な物としてこの世界より消し去ったでござるよ!
グランエスタードもその中に含まれてござった。
わしは神にお伺いを立てたが、その席で反逆者の汚名を着せられてしまい……
今は遠いコスタールの地に身を隠しているのでござる。
そこから聖戦士の力で心話を使ってそちらに声を送っているでござるよ。
オイラ達なんにも悪いことしてないぞ! どうすりゃいいんだ、うー。
わしも今回のことは納得がいかないでござるからいろいろと調べてみた。
この世には精霊と呼ばれる神に近い存在がいるという話を聞いたでござる。
その精霊ならば神の真意が分かるのではないかと思うでござるよ。
その精霊さんとは何処に行けば会えるのかしら?
精霊は地水風火の4元素を守護するらしいのでそれにゆかりのある地を探すでござる。
わしのカンが正しければ精霊は神によって落とされたそちらの地にいるでござるよ。
わしは精霊について調べてみるでござるよ。
何かあったらまたこちらから声をかけるでござる。
むっ、人が来たでござるな。 では、これにてごめん!
メルビンの声が聞こえなくなった。
メルビンのことも心配だけど今の私たちにはどうにも出来ないわ。
よーっし、○○くん、精霊とかを探しに行くぞ!
この島が邪悪だなんて、そんなことあるわけがないわ。 そうでしょ、○○くん!
謎の神殿
旅の扉の部屋の床に映し出されていた世界地図が再びグランエスタード島だけになっている。
最後の鍵を使って地下一階の石版の台座を調べる。 地下二階にも台座がある。
いずれも輝きを失って反応しない。

グランエスタード グランエスタード
宿屋の主人
○○くん! どうだった、フィッシュベルは。 みんな無事だったかい?
なんだって、親父さんが!? そうか……、どういったらいいのか分からんが……

よろず屋のオルカ
確かに魚をどうこういってる場合じゃないよなあ。 どうしたもんかなあ……。

グランエスタード城
特別警戒態勢はまだ解かれていません。
申し訳ありませぬがまだしばらくは城の門を開けるわけには参りませぬ。

バーンズ王のご容体はまだ回復しておりません。
我々も心配ですが、ここを離れるわけには行きませんので……。

謎の神殿
町も村も新たな進展無く神殿に戻る。
地、水、風、火の精霊と言えば砂漠の城、七色の入り江、聖風の谷そしてエンゴウの山でしょうか?
あちこち歩き回ったあげく、旅の扉に近づくと……
ここの旅の扉まで使えなくなってるなんて……。
どうやら、私たち、この島に閉じこめられてしまったみたいね。
オラ達が島から出るにはあの真っ暗な海を渡るしかないのか?
どこからともなく声が響いてきた……
○○くん殿、メルビンでござる。 聞こえるでござるか?
もしやと思うがそちらの島から他の地へ飛ぶことが出来ぬのではあるまいか?
島の神殿にあった4つの旅の扉はおそらくは精霊の元へとつながるものでござるのだろう。
入口んとこに前は火がついていたけど今は消えちゃってるしな。
聞けばその炎はかつてエンゴウからもたらされた聖なる炎だと言うことでござる。
おそらくはその炎が消えたせいで旅の扉の力も無くなってしまったのでござろう。
そこでわしの出番でござる。 なんとこのコスタールには聖なる炎があるらしいのでござるよ!
それを手に入れられればわしの力でそちらへ送ることが出来ると思うでござる!
どうでござるか、○○くん殿! わしに任せてくれぬでござるか?
はい
分かりもうした! では、わしの身体を○○くん殿に預けるとするでござる。
頼んだでござるよ、○○くん殿!
頑張れー、メルビン!
メルビン、頼んだわよーっ。
気を付けてね、メルビン。

<場所は北の大灯台なんだから、自分で採火してきてよ! メルビン。> 

マリベルはLv28で、踊り子の Lv5 バックダンサーになって、みかわし脚の特技を覚え、板に付いてきた。
○○くんはLv36で、勇者の Lv3 島勇者になった。
ガボはLv34で、バトルマスターの Lv4 ミドル級になってもろば斬りの特技を覚えた。

マージインプがフィールドでなついてきた。
井戸招きが謎の神殿の近くでなついてきた。


海賊とホビット コスタール

場面は一転してコスタールの半島。 

<明るいからそれと分かるけど、地形が似ているから、 一瞬グランエスタードと見間違ってしまいました。> 

カジノの町の、何処だろうね? 城壁の三階かな? メルビンとシスターの2ショット!
あれ! メルビンの特殊能力「心話」を使っている場面を目撃されちゃったの?
それともこのシスターとは、もう何でも秘密を打ち明ける、深い仲になっちゃったの?

あの……、そこの戦士様、先ほどからそちらでじっとしていますが……
何処か具合でも悪くなされたのでは?
はい
まあ、それはいけませんわ。
<えっ、 それだけ?>

ではこちらに……。 ポッ……。
とか言われてひざまくら……、は無くてもせめてもっと優しくしてくれるかと……。
まあ、孫悟空みたいなお爺さんのメルビンじゃ、しょうがないのかな(爆)。

ここはコスタール。 かつては国を治める王がこの地におりました。
今は旅人達が集う娯楽の町になっていますわ。

教会
神のお怒りに触れた国が大地ごと消し去られたのはあなたもご存知でしょう。
さすがは神様。 私たちの想像を超えた力をお持ちですわね!

消し去られた国は何でも邪心を信じ神への反乱を企てていたそうじゃ。
そんな恐ろしいことを考えるなぞ、消されて当然じゃよ。

大昔に名を馳せた最強の海賊マール・デ・ドラゴーンは魔王の呪いで氷漬けにされたらしい。
そして未だに氷漬けのまま何処かの海を彷徨っているという噂だ。

ララ〜、魔物も〜お友達なの〜、お願い、武器は〜 売らないで〜 カジノで大もうけ〜 ラララ♪
神様の教えを歌にしてみたんだけどどうです? 子供にも分かり易いでしょ。

教会で保存 メルビン Lv33、 609:36、 21827G
城下町
ここはコスタール。 世界中から旅人達が訪れる港町だ。

へへっ、今まで運の無かった俺がこんなに儲けるなんてな。
俺みたいなヤツでも神は見捨てなかったって訳だ。 へへへ。

この国の北と西にも大きな島があったのだが、突然跡形もなく消えてしまった。
それが邪悪を封じる神の奇跡と聞いてやっと俺は神を信じる気になったよ。

宅の主人はとても運が強くていつもカジノで勝ってばかりですのよ。
どうやら主人には神のご加護があったようですわね。 オホホホ。

えいっ! あっ、また釣れたっ。
どうしたんだろう? この間まで全然釣れなかったのに〜。

あら旅の人ね。 ここはカジノも有名だけど北の大灯台も名所なのよ。

武器と防具の店
あん? 武器を買いに来たのか?
悪いな、神のお触れとかで武器は売っちゃいけねえって言われちまってな。
そうか、なら良いけどな。 神様に武器を売っちゃいけねえって言われちまってな。
店を畳むんで掃除をしているところさ。

そうだったね。 でも防具屋さんは店を開いている。 水の羽衣を購入。
おやあなたは何処かで……。
あっ、もしかして北の大灯台でお会いしませんでした?
ああやっぱり。 お元気そうでなによりです。
所で、何かありました? 大分お急ぎのようですが……
……えっ、聖なる種火ですか? あれから北の大灯台へは行っていませんが……
多分最上階で前と同じく燃えていると思いますけど……行ってみた方が早いと思いますよ。

宿屋
いやあ、神様が復活してからカジノは大繁盛。 
つられてうちも大繁盛! 全く神様バンザイって気分ですよ。 うははは。

おれたちゃ船でここまでやって来たんだけどな。 参ったぜ、ホント。
だってよ、あちこちの島や大陸が無くなっちまってるんだぜ! お陰で迷っちまってさ。
相棒は寝込んじまうしよ。 カジノでも行ってくっかなー。

あんたも聞いたかい? 神様が悪者達の住む島をことごとく沈めたって話。
そんなおっかないところがあるなんてあたしはちっとも知らなかったよ。

ちょっと、話しかけないで! 急いでこれ食べて仕事に戻らなくちゃいけないのっ!
がふがふがふ……。

戦いの前にまず腹ごしらえだ。 まってろよ、スロットマシンめ!

灯台
聖なる種火にはとても不思議な力があると言います。
どんな雨や風に曝されても決して消えることなく永遠に燃え続けると。
何故ここの聖なる種火が消えてしまったのか、今となっては分かりませんが……
北の大灯台の聖なる種火は確かに今でも燃え続けていますからね。

神様が復活した今でも大灯台には魔物が出るそうです。
あ、神様が魔物を殺しちゃいけないって言ってるんだから仕方ありませんよね。

聖なる種火ってのは神様が祝福を与えてくれた炎なのよね。
だったらこの炎にも祝福を与えてくれないかしら。 神様にお祈りしてみよっと!

ほら、見てごらん。 本当ならあの辺にも大きな島があったハズなんだ。
でもそこには悪い人たちが住んでいたから神様が怒って沈めちゃったんだって。

でも、ダーリン。 神様は悪い魔物だって殺しちゃいけないって……。
悪い人間は殺しても良いの? それって、怖い……。

教会で保存。 Lv33 611:27


2000. 10. 19.

カジノ
神様が復活して俺達は平和を手に入れたんだ。
後は金さえ入ればなんにも言うことはないね。

いらっしゃいませ! 当カジノはなんと神様公認の由緒正しい優良店で〜す。
どうぞ心ゆくまで遊んでいってくださいな。

消された国の中にはグランエスタード国も含まれていたとか……
昔行商に言ったときにはそんな悪い国には全然見えなかったんですけどねえ。

神によって消されたグランエスタードの住人達は邪神を崇めていたそうだ。
真の神が目の前に現れたって言うのに何で邪神など信じていたんだろうな。

ほう、そなたこのコスタールに遊びに来たという顔ではないな。
何かを探して居るのかな? ……ふむ、聖なる種火か。 ここから北にある大灯台へ行くが良いぞ。
そこには今でもエンゴウより頂いた聖なる種火が燃えているはずじゃ。

あたいはカジノにはあんまり興味はないんだ。
でもここじゃしょっちゅうもめ事が起こるだろ? あたいの出番ってわけさ。

ここだけの話ですけどね…… 何でもカジノの上がりを神様に献上しているとか。
あのでっかい神様の城も僕たちがスッたお金で建てられたのかと思うと……ハァ。

わっはっは! 今日もまた大儲け! 
神がカジノを民衆に勧めるのも分かりますな。 わっはっは!

北の大灯台
申し訳ありませんがこの中にはお通しできません。 お引き取りを。
どうしても通りたければコスタール王の許しをもらってきてください。

今度長い公開に出るんでな。 水の神様にお祈りに来たんだが……
中に入れてもらえねえんだよ。 ちっきしょう!

今まで兵隊さんなんて一人もよこさなかったのに突然どうしたんだろうね?
あっ、分かったよ。 きっと神様がここを守れって言ってきたに違いないね。

ホビットの洞窟
あれ? お宝を入れて置いて魔物に荒らされた洞窟には確かお墓があったような…… 今は松明の火が燃えているだけですね。

それにしても、たった一人だと戦闘の心細いこと。  万一痛恨の一撃がヒットしたらと思うとぞっとします。 まあ、リセットしても 時間的な損失は大したこと無いんだけど精神的ダメージが大きいかも……

ここは、コスタール城。 コスタールの港の民とホビット族の暮らす地下の楽園だ。

ここは我々兵士の詰所。 お客人の来るところではございません。

神が復活して世界には平和が訪れたというのに、兵を増やし守りを固めるとは……
我が王は一体何を考えて居られるのか……。

王様が一体何を恐れているのかは知りません。
私は与えられた仕事をきちんとこなすだけです。

この国には二つの伝説があるんだ。
一つはかつてコスタールを救うために戦った最強の海賊の話。
もう一つは、え〜と、コスタールとホビットの祖先を救った旅の勇者の話。
僕はこの伝説を忘れない。 天国に行ったお爺ちゃんと約束したから。

あんたも噂くらいは聞いたことがあるだろ? 氷漬けの海賊船の話。
あれこそがかつて我がコスタール王の祖先と共に魔王と戦った海軍なのだそうだ。
魔王が滅び神まで復活した今、その呪いの氷はどうなったんだろ。 気になるよな。

ここから先は光苔の入り江に向かう洞窟です。
我らの太陽、光苔のお陰でこうして洞窟でも暮らすことが出来るのです。
そして光苔がこの世にあるのは遙か昔の旅の勇者の働きのお陰とか。

お待ち下さい、姫様! お部屋にお戻り下さいっ。 王様のご命令ですぞっ!!

いやじゃ、いやじゃっ。 部屋に隠っているなんて私の性に合わん!

こないだ神の城にうちのコスタール王も呼ばれていったわ。
神は世界のあちこちから集まった偉い人に啓示を与えたらしいんだけど。
でもコスタール王にはそれは神の啓示とは思えなかったらしいのね。

あたいも一応戦士だからね。 この部屋はあたいが守るよ。

王様に保存の利く食料を作っておけって言われたんだけど、何を作ればいいのかしら。

あ、いらっしゃいませ。 長老様、この奥。

あなたは知っているか。 この世界からいくつもの大地が神によって消し去られたことを。
我が王はその神の所業に疑いの眼差しを向けて居られるのだ。

わしは突然湧いて出た神よりも長年付き合ってきたコスタール王を信じたい。
例えそれが神への反逆と言われようともな。

コスタール王は北の大灯台にも兵士を数人送ったようだ。
あそこの最上階には聖なる種火があったはずだ。 それを守るためかもしれんな。

神様が武器や防具を売っちゃいけないってお触れを出したらしいんだけど……
王様はここのお店を辞めさせるつもりはないみたい。

神が復活し世界の平和が決定的なものになったはずです。
ならば海賊船の呪いの氷もすでに溶けているのかも知れません。
しかし未だにその海賊船が発見されたという話はない。 おかしいとは思いませんか。

玉座の間
コスタール王の玉座の間へようこそ! 旅の方はいつでも歓迎いたします。

何が起ころうともコスタール王は我々がお守りいたします!

神は何故島や大陸をこの世から消し去らねばならなかったのでしょう。
神の力を持ってすればもっと平和的な解決方法もあったはずです。

神を題材に曲を作ろうと思ったのですが……
何故でしょう、全く曲が頭に思い浮かびません……。

うちの王様が久々にまじめな顔をしていたね。
こりゃ近いうちに何か大きな災いが起きるかも。
でもここは大丈夫さ。 王様はやるときゃきちっとやる人だからね!

父上みたいな王様も良いけど兵隊さんも格好いいなあ。
よし! 僕は剣も使える王様になるぞー!!

我が王の言葉使いが変わるとき……
それはこの国の存続に関わる重大な事件が起こっていると言うことなのです。

コスタール国へようこそ。 平和な今の時世、兵士の多さに驚かれたであろう。
全てはコスタール王のお考えがあってのこと。 許されよ。

神の城に呼ばれたあの日、王様は何かを確信したようなのです。
私にも詳しいことは話してくれませんが、私は王様を信じていますから。

やっほっほーっ、旅のひとー。 元気にしてるうーっ?
……おっと、いかん、いかん。 今はそんな軽い気分で話している場合ではなかった。
コホン……、旅の方よ、良くぞ参られた!
本来なら歓迎の席でも設けるところなのだが今はそれどころではないのだ。
わしは神に呼ばれて神の城に行きそこで神の言葉を聞いた。
だがわしにはどうしてもそれが本当に神の言った言葉とは思えなくてな。
わしの考えが正しければこれから恐ろしいことが起こるに違いない。
いや、すでにもう起こっているのやもしれぬな。
消し去られた大地……、この国も何時同じような目に遭うか分からぬのだ。

所でそなた達は何用でここへ参られたのかな? 遊びに来たようには見えぬが……
……何? 聖なる種火が欲しいと申すのか!?
それは何故だ? ……ハッ、まさかそなた、神の手の者か!?
   はい
聖なる種火はこの国に代々伝わる大切なものでしてな。
神の命と言えど、聖なる種火をお渡しするわけには参りませんな。
お引き取り願おう。
   いいえ
……ふむ、なるほど。 そなた達も神の城に来て居ったのだな。
聖なる種火には神の力が宿っていると聞く。 もしかしたら……、ふむ。
あい分かった。 そなたの話、信じよう。
大灯台を守らせた兵士には使いを出しておこう。 自由に入って構わぬぞ。
いまだあの灯台には魔物が巣くっておる。 気を付けていくが良い。

北の大灯台
おお、あなたですか。 コスタール王のお許しがでましたので、どうぞ。

1F
奥の部屋のご老人、いくら言っても立ち退こうとしないんですよ。
何時かここも危険に曝されるというのに……。

わしはもう何十年もこの灯台で暮らしているんじゃ。
魔物に襲われたことだって数えきれんほどあるんじゃ。 今更危険もクソも無いわ!

2F
私はコスタール王の命令でこの大灯台を守るためにやって来ました。
とはいえ、一体何者から守れと言うのでしょう。 中の魔物は昔から居ますし……。
像は美しく清らかな表情で遙かなる海を見つめている。
宝の箱から世界樹の雫を手に入れた。
リフレッシュされているのかそれとも単なる取り忘れか……
3F、4F、5F
からの宝の箱……。

RF
あなたがコスタール王のお許しを得た旅の方ですね。
そこで燃えているのが聖なる種火ですよ。
登ってくる途中ほとんど魔物に出合いませんでした。 やはり神様の効果なのか、それとも一人だから魔物に気づかれないのか……。 いずれにしろ、採火したとたんに戦闘なんてありそうなので、 いったんコスタールに戻って保存しましょう。

教会にて保存。 619:07 メルビン Lv33

メルビンは聖なる種火を調べた!

一転、旅の扉の○○くん達
どこからともなく声が響いてきた……
メルビン、元気かー?
メルビン? どうやら無事だったみたいね。
どうだったの? メルビン!
わしは大丈夫でござる。 それより遂に聖なる種火を手に入れたでござるよ。
早速そちらへ送ってみるでござる。 暫く待つでござるよ!

どうでござるか、○○くん殿! 炎は点いたでござるか?

なあ、○○くん、火が点いたかどうか見てみようよ。
赤いお社に炎が点っている。 まずは炎の山、エンゴウに行くんだね!


炎の祭り エンゴウ

炎の山山頂
なんてこった! 火山のマグマが消えちまってる!
まさか炎の神様が死んじまったとか? そんなバカなことが!?
終わりだ! 世界の終わりだー! うわー!!

こ、これは何という…… 何と恐ろしい気配なのだ!
今までの魔物などとは比べものにならないほどの恐ろしい魔物の気を感じる!
あんた達もこの奥へは入らない方が良い。 ……そうだ!
あんた達、急いで村へ行ってこのことを皆に知らせてきてくれ!
俺はここを見ていよう。 何が出て来ないとも限らんからな。

炎の山参道
な、何が起こったんですか? 突然辺りが真っ暗になったと思ったら、ま、魔物が!
魔物が襲ってきたんですよっ。 今までこんなことはなかったのに。
命からがらここまで逃げてきましたが、ここだって安全じゃないかもしれない。

エンゴウの村
メルビンの言っていた精霊って一体何処にいるのかしらね。
この地にはきっと炎に関係した精霊様がいるのでしょうね……。
○○くん、精霊を探すんだぞ、忘れんな! 
宿屋
この寒さの上に魔物が現れるようになったって?
なんてこったい。 客が増えたなんて喜んでいられないよ!
おっと……、相部屋で良ければ泊まっていくかい?

うーん、うーん、魔物が! 魔物が……!

そこに寝ている女性は旅の途中で魔物に襲われたのだ。
たまたま私が通りかかったから良かったが、もしそうでなければ命を落としていたかもしれん。
一体この世はどうなってしまったというのだ!

行商を始めて十年になりますが魔物に襲われたことなんて一度もありませんでした。
これまでは身を守るための武器を持ち歩いていたのに今日はついうっかり……
神が現れて安心しきっていた私が愚かだったのでしょうか?

教会
偉い神様が武器を売っちゃいけないってお触れを出したんだってな。
これからこの村に武器屋を作ろうと思ってたのにさ。 ひでえよなあ。
神父さんに掛け合いに来たんだけど、どうもそれどころじゃないらしい。

辺りに邪悪な気配が感じられます……。 何かがこの地に起きたようです。
炎の神に祈りましょう。 我々にはそれしか……。

教会で保存。 620:19、Lv36、4917G
井戸
さささ、寒い……。 そうだ、こう言うときこそ温泉で暖まればいいのよ。
あら? でも井戸から湯気が出ていないわ。 どうしたのかしら……。

何が起こったんだ、これは! はっ、ま、まさか!?
あんまり祭りをやらなかったから炎の神が臍を曲げたってか?
ははは、まさか、そんな……

そこへ朱色の魔物が飛び込んでくる!
ぬおっ、何だ、こいつは!
ぐぎゃーっ!
男と魔物が争っている。 割ってはいると戦闘に突入。
へへっ、お陰で助かったぜ。 しかし魔物が村に入って来やがるなんて……
魔物なんてこの辺りじゃ火山の中にしか居なかったはずだぜ。 どうなっちまったってんだ!

炎が……。 炎が消えてしまった。 炎の神からもらった大切な炎が……。
絶対に消しちゃいけないって言われてたのに!
どうして、こんな……
……、ばっ、ばけもの? うわーっ!

グオオオオッ!
ハァハァハァ……。 聖なる炎が無くなったから? だから魔物が?
炎の神よ、我らをお守り下さい!

きゃー、きゃー、何よ、これ! 夜でもないのにこんなに暗くなっちゃったわっ。
どうして、魔物が……。 神様が守ってくれるんじゃなかったの?
そ、そんなことより逃げなきゃ。 でも、何処へ……、どうしよう!

な、なんだ、炎が消えちゃったぞ。 おれ、何にもしてないのに!
うわ! ままま、魔物? 魔物だあっ!
な、何で魔物が……、おた、おたすけーっ!

ギギー!
ちょっと、ちょっと! 料理なんてやってる場合じゃないわよっ!
魔物が出たって声が聞こえたでしょ! どっかに逃げなくちゃ!
あなた達今外から来たわよね。 村に魔物が出たって本当?
や、やっぱりさっきのは空耳じゃなかったんだわっ。
ほらっ、もう、そんなの放っといて逃げなくちゃ!

このっ、このっ! なんだ? 何で火が点きやがらねえんだ?
これじゃ、おれっちのデリシャスシチュウエンゴウ風が出来ねえじゃねえかよー。
しっかりしてくれよ、炎の神様!

本当ですって! 村に来る途中魔物に襲われたんですよっ。

この辺りの魔物は炎の神がぜーんぶ自分とこの火山に閉じこめてくれているはずです。
だから魔物が外を彷徨くなーんてことはありゃしないんです。

占い師
う、占い師パミラ様はただ今お出かけ中です。
つい先ほど慌てて村長様も家へ走って行っちゃいました!

神様のお触れで武器は売っちゃいけないことになったんだけど。
こうなっちゃ、お触れだ何だと、言ってられないからね。

村長の家
あれれ……、この火、何だかとても苦しそうだ。 お兄ちゃんにもそう見える?
そうでしょ? 炎の神様に何かあったのかな。
この火も炎の神様から貰ったものだからね。 きっと何かあったんだっ!

ダメだわ、どうやっても火が大きくならないわ。
これじゃ奥様に栄養のある食事をお出しできないわ……。
奥様が突然倒れられたんです。
どうもこのところの冷え込みがお身体に障ったようなんです。

うう……さむい……。 もっと……もっと炎を……。

どうしたんじゃ、慌てて。なんぞあったんか?
……な、何と村に魔物が! それは大事じゃ!
早く村長に知らせに行くんじゃ! ほれ、急げ!

パミラと村長との会話
……、何が起こったのかわしにも良く分からん。
しかし、この地に何らかの災いに覆われたのは間違いないんだよ。
それはわしにも分かる。 炎の山も様子がおかしいのも見れば分かる。
だが今のところ何をどうすればいいのかさっぱり分からんのだ。
まだそんなことを……。 このまま放って置いたら何が起きる分かからんぞ!
おや、あんた達は……、 こんな時にどうしたんだい。 何かあったのかい?

そうかい、今村長と話しているところだから邪魔しないでおくれ。
そうかい、じゃあこっちへ来て詳しく話しておくれ。

もうこれ以上何も起こって欲しくないのですが……。
なんじゃと! 村に魔物が? 何てことだい、この村には炎の神様の守りがあるってのに!
なに? 火山のマグマも消えているじゃと。 うーむむ。
村長! わしは炎の山へ行って来るぞ。 この目で確かめねばならん。
あんた達もわしに付いてきてくれるじゃろう? わしを炎の山に連れていてくれ。

良し、では急いで炎の山に向かうんじゃ!

神の城で神の姿を見た時私は確信したはずなのです。
この世の平和は永遠に守られるのだと。 それがどうしてこんな……。
村を大きくすることばかりを考えていた私が悪かったというのでしょうか。
一体このエンゴウの村はどうなってしまうのだろう……。
神が現れて安心……。 私たちだってそうだわ……。
○○くん、一刻も早く炎の山へ向かうのじゃ!
ねえ、○○くん。 占い師のお婆さん連れてってホントに大丈夫?
わしのことは心配いらん。 それよりも炎の山へ急ぐんじゃ!
さあ、○○くん、炎の山へ急ぎましょう!

パミラの家
おっと、○○くん、急いでいるところ悪いが ちょっと家へ寄ってくれ。
パミラに用を頼んでおきたいんだよ。

あっ、パッ、パミラ様! 私は一体何をすればいいんでしょうか?

ふむ。 いざというときのためにアレを探し出して置いておくれ。

アレ……ですか?

そう、アレだよ。

分かりました。 部屋をひっくり返してでも探し出しておきます。
アレか……。 うーんと、どこへしまったかなー?

炎の山
参道にいた男がいきなり万屋を開店。 
ゾンビキラー15000G、ドラゴンクロー21000G、水の羽衣16800G、力の盾25000G

こ、これは!
火山のマグマがすっかり消え失せてしまっておるのか?
むむ……、これでは炎の神は……。
いや、かすかに……、見えるね……。
さあ、○○くん、もっと奥へ行ってみるとしようか。
火山の奥から何か大きな力を感じるよ。 行ってみるんじゃ、○○くん。

終わりだ……。 世界はもう終わりなんだー!

そんなことはないよ。
あっ、パミラ様。 ダメです。 世界はもう終わりなんです!
いや、まだだ。 まだ希望は残っているよ。
パミラ様……。 パミラ様が仰ることなら、おれ信じますけど……。

おお、あんた達か! どうやら村へは知らせに行ってくれたようだな。
それで村の者たちは……、 何ッ、村にも魔物が現れただと!?
むむむ……、一体どうすればよいのだ!

今からわしたちがこの火山の奥を調べてくるよ。 そこで何か分かるはずだ。
なんとっ、それは無茶ですぞ。 ご老人!
なーに、平気さ。 ○○くん達も付いていてくれるしな。
……承知した。 何かあったときのために俺はここに残ろう。
ふむ、頼んだよ。 じゃあ先へ行こうか、○○くん。
油断するでないぞ、○○くん。 魔物がどこから襲ってくるか分からんでな。
炎の精霊の住処?
最下層に辿り着くと画面の上方に真っ黒の空間がある。 
しかし回復の光を浴びるため今度は階段を上って噴火口をに辿り着く。
暗闇に近づいていくとパミラが反応する。
うっ!
こ、こいつはすごいね。 ものすごい力をこの奥から感じるよ。
……この先にとてつもない力を秘めた何かが眠って居るみたいだね。
ふむ……、ここから先はくれぐれも油断しない方がよさそうだね。
さあ、行こうか、○○くん。 その何かはどうやらわしたちを待っているようだよ。

○○くん、この先は魔物の力も強くなっておるようじゃから気を付けろ。

おおー、まだこんなに先があったんだなー。
とてつもない力を秘めた何かって……。 何なのよ、それは!
かなり緊張して、先に進むと…… 何と男がフラフラ歩いている。
火山の奥にこんな道が続いてるなんて全然知らなかったよ。
この奥には一体何が居るんだろう……。

何故か緊張感がプチッと切れた・・・。

この後いったん上の火口に戻ると弱い方の男が釜の中に落ちるイベントがある。 このイベントはもっと前に体験しておかないと矛盾が生じるね。

1階層下
お釜に何と水が溜まっている。

B2F
ここはさすがに煮えたぎるマグマだね。

B3F
地面に穴がいっぱい空いていて間欠泉のように炎が沸き上がる。
宝の箱からマグマの杖+63を発見マリベルに渡す。 
今までの武器が眠りの杖+32だったから、かなりの進歩だけど、 マリベルは魔法に頼らないと戦闘力はないかな。
B4F
マグマの海にかろうじて浮かぶ通路。 宝の箱から小さなメダル
この火山はまだ死んでしまったわけではないようじゃな。
奥の方ではまだ溶岩が煮えたぎっているのね……。
ふうふうふう。
うわー、なによ。 こことても暑いじゃない!
回復の光が回っている。 
ゴールデンスライムなんてのが出てきたよ。 あんまり可愛くないけどお金がいっぱい……。

B5F
まだ下があるんだね。 鈴鹿のように立体交差のある入り組んだ地形。
宝の箱から力の種と世界樹の雫。 奥にマグマの滝が見える。 その脇の洞窟にはいる。
石造りの通路と鉄の扉。
入口に戻って力の盾+40を購入。 マリベルが魔法の盾+28に代えて装備

○○くんは扉を開けようとした! 
しかし押しても引いても扉はぴくりとも動かなかった!

ふーむ、どうやらこの先にわしの感じていた力の源がありそうなんだが……
これはいよいよアレを使うときが来たのかもしれないね。
……。
これでよし。 ○○くん、今イルマを呼んだからこのままちょっと待っとくれ。
イルマが来るまでわしの昔話でも聞かんかね?
パミラの昔話
わしらエンゴウの民が崇めてきた炎の神はかつてもっと偉大な神の一部だった……
……という昔語りがある。 かつて神は魔王と戦い、そして敗れた。
その時神は自らが滅びる前に4つの分身を生み出したと言うんだ。
4つの分身はこの世界の自然を司る地水火風の4元素になったと言われている。
この火山はその火の元素が世界で最も集中した場所だ。 だから炎の神はここに居る。
わしらエンゴウの民はそう信じて生きてきたんだよ。
おや、やっと来たようだね。
兵士を伴ってイルマ登場
さて、何を持ってきたのか……。 踊子の服だったりして

パミラが天の岩戸踊りを披露するのか?  アイラが代わって踊らないかな?

ハァハァ……。 パミラ様、お待たせしました。
ご苦労さん。アレは持ってきてくれただろうね。
はい、ここに。 灼熱の鍵と燃える水の入ったビンです。
よし、これは取りあえず○○くんに渡しておくよ。
パミラ様、もう村へ戻っても良いですか?

ああ、こんな所まで呼びつけて悪かったね。 気を付けてお帰り。
いえ、パミラ様達もお気をつけて……。
戦士さん、すみませんが帰りもよろしくお願いします。

うむ、任せておけ。 では行くとしようか。

さあ、○○くん。 その鍵を使って先へ進むとしようかね。
どうした。 ○○くん。 その鍵ならこの扉が開くはずだぞ。
あのでっかい扉の先には何が居るのかなー。 わくわく。
何よ、こんな良い物持ってるなら、あたし達に先にくれればいいのに。
灼熱の炎
中に桟橋が飛び出している。
これがわしの感じていた力の源だね。
すっかり消えてしまったマグマも地下深くではこんなに激しく燃えている。
そこにいるのは誰だ……
これは、まさか……、炎の神……なのかい?
力が足りない……、熱が足りない……
ふむ、力か。 おお、そうだよ、○○くん! 今こそ燃える水の出番じゃ。
アレを使えば、このマグマをもっと燃えたぎらせることが出来るはずなんだ。
さあ、○○くん、燃える水を! そうすればきっと何かが起こるはずだよっ。
なに!? 今の声は。 もしかして炎の精霊ってわけ?
うっひゃー、すっげえな。 あっついのがゴボゴボいってるぞ。
いよいよ、炎の精霊とご対面できるのね……。
○○くんは、燃える水をマグマに投げ入れた!
こ……、この熱気、堪らないね。 身体が溶けちまいそうだよ!
熱い……、熱いよう。
い、一体何が起こったの!?

……時は満ちた。 力が……、力がみなぎるぞ!
おおおおーっ!!

灼熱のマグマが盛り上がり、真っ白く輝きを増す。
そして光は膨張し、破裂する。
炎の精霊が姿を現す。
……永い眠りであった。 あれから一体どのくらいの月日が流れたのかも分からぬ。
人間よ、貴様達がこの俺を目覚めさせたのか。

おお……、あなたは炎の神なのですか。

ちがう。 俺は炎の精霊だ。 神ではない。

炎の精霊か、それでもよい。 我らをお救い下さらんか。 この闇から解き放ってくだされ。

断る。 人間風情の言うことなど聞く耳は持たぬわ。

えー。 なんでだ。 せっかく起こしてやったのに!
ふむ、ならばこうしよう。 俺は何よりも力を持った者が好きだ。
貴様達の力を俺に見せてみろ。 この俺をうち倒せるか?

   いいえ
ならばここから立ち去るが良い。
どうしたのだ。 気が変わったのか?

   はい
ふふふ、そう来なくてはな。 戦いは久しぶりだ。 さあ、俺を楽しませてくれ。
いくぞ!!
○○くん、こりゃやべえかもしれねえぞ……。

いくらあたしが上品でも今のは無いわよね! なによ、あいつ! ぷんぷん!
その割にはほとんど毎回アイラは炎の精霊を舐め回している(笑)。  ベロを火傷すると痛いよ!?

くあ〜っ! オイラの攻撃があれしか効かねえのか!?

なに! この俺がここまで追いつめられるとは。
俺が眠っている間に人間も強くなったものよ。
では、約束を果たそう。 ふむ……。
これは……、大陸ごと切り取られて何処かに閉じこめられているようだな。
よし、では、行くぞ。 ぬうううんっ!
エンゴウの山が炎を吹き上げる!
なにっ、俺の力が通じないとはどういうことだ!
むっ、こ、こいつは! この地を覆う邪悪な波動は、まさかヤツが……。
であるならば、このおれ一人の力では足りないな。
地、水、火、風の四つの力が集まればなんとか出来るはずだ。
他の精霊たちは何処に?
彼らはまだ眠っているようだな……、ふむ。
ふむ、大きな神殿がもう一つ閉じこめられているようだな。
時が満ちるのを見守るにはちょうど良い場所のようだ。
俺はそこで全ての精霊の目覚めを待つとしよう。
炎の精霊は謎の神殿から南西へ飛び立っていく。 もしかしてダーマの神殿か?
炎の精霊か……。 神ではないとはいえ、やはり人間以上の存在なんだね。
おや?
空から流れ星のように何かが落ちてきて、○○くんは炎のアミュレットを手に入れた!
炎の精霊の落とし物か。 まあ、貰っておいても良いじゃろう。
さて、わしらも村に戻るとしよう。 皆にこのことを知らせねば。

さあ、○○くん、いったん村へ戻るとしよう。
さすが精霊様ね。 凄い力を持っていたわ。
オイラ、疲れたぞー! 村に帰って休もう、○○くん。
ふうーっ、なんとか勝てたみたいね。 やれやれだわ。

おおあんたら無事だったか!
突然火山が再び活動を始めたので何かあったんだろうと思っていたが。
どうやらあんた達が何かやらかしたようだな。 良ければ聞かせてくれないか?
なんと炎の精霊だと? なるほど先ほど飛び去った炎の塊がそうだったのか。
しかし精霊の力を持ってしてもこの異変は元に戻せないとは……。

むっ、なんだい、その怪しい渦巻きは?
そんなところへ飛び込もうなどとどうかしておるぞ、○○くん。
今はそんなものは後回しにせねば。

さっき飛んでいった炎の玉は一体何だったんです?
ええ、炎の精霊? それって炎の神様ってことですか? ひえーありがたや、ありがたや。

何故か突然空が明るくなったんですよ。
魔物も出なくなってれば良いんですけど……、外に出るのは怖いですから……

エンゴウ
村に入るとパミラ婆さんが別れを告げる。
さて、わしは村長のとこへ報告に行ってくるよ。 あんた達は先を急ぐだろ?    はい がんばっておくれよ。 あんた達にわしらの未来が掛かってるんだからね。
それじゃ、わしは行くよ。

辺りが明るくなって魔物の泣き声も聞こえなくなったわ。
一体何が起こったの? もう訳が分からないわ。

無事だったようだな。 あれから村が魔物に襲われることはなかったよ。
そこの女性も落ち着いたようだ。 ひとまずやれやれだな。

すやすや……。

今度は突然炎が燃え出しやがったんだ。
どうやら炎の神の機嫌が直ったみたいだが……。 これで安心できるのか?

辺りは明るくなったけどまだ何か変なんだ。
よく分からないけど、こう、押しつぶされそうな気分になるんだよ。

魔物に襲われることが神の試練なんてあるはずない!
神が人の生命を脅かすわけがありませんよ。

炎の神から貰った炎が再び燃え出しました。
これでもう魔物が村に入ってくることはありませんよ。
何たって聖なる炎なんですから!

炎の神様が光を取り戻してくれたんですってね。
やっぱり炎の神様はあたし達エンゴウの民の味方なんだわ。
こないだ出てきたホントの神様なんてなんの役にも立たないじゃない!

あれえ、なんだよ、まだ明るいじゃないか。 まだ飲めるな。 ひっく!

温泉であったまりゃあ、イヤなことも忘れられるかな。

村に平和が戻ったって? 俺は信じないぜ。
絶対また何か起こるに違いないんだ。

また何か起こるといけないから、今の内にたっぷり入っておくとするよ。
ハアア……、気持ち良い……。

ほう……。 温泉が元に戻って良かった。
もう少しで凍えて死ぬところだったよ。
後は若い女の子が入ってくるのを待つだけだ!

せっかく服着たんだけど……温泉また暖かくなったみたいね。
どうしよっかなー。 入っちゃおうかなー。

噂によると旅の者たちが封じられていた炎の神を蘇らせたとか。
でもって今度は大地の神と風の神を蘇らせに行くらしい。
いやあ、神にも色々いるんだねえ。

もう村が魔物に襲われることはないって話だけど本当かしらね。
どっちにしたって逃げるところ何て無いけど。

おっ、点いた点いた。
よっしゃー、これでおれっちのデリシャスシチューが温められるぜ。
おっ、お客さんか。 どうだい、あんたらも食ってくかい?
あっ、わりい。 二人分しか作ってなかったよ。

そのまま武器を売ることにしたよ。 神様のお触れなんてもう、どうでもいいさ。

炎の山の奥ってあんな風になっていたんですね。 魔物もいっぱい居たし……。
あ、思い出したら膝ががくがくして来ちゃった。

辺りに満ちていた邪悪な気配は薄くなりました。 しかし消えてはいないようです。
炎の神への祈りを続けましょう。

エンゴウの教会で保存 Lv36 632:30 8798G

村長の家
ほら見て、見て。 この炎元気になったみたいなの。 でもまだ完璧じゃないみたい。
だって前はもっと勢いがあって、暖かかったんだよ。

パミラ様に聞いたんだけど、あんた達が炎の神様を蘇らせてくれたそうで。
奥様の具合が良くなったのはあなた方のお陰です。 ありがとうございました。

おお、あんた達か。 こんな所で油を売ってる場合では無いじゃろう。
他の三人の精霊も復活させてもらわないと困るんだからね。
何かあったらわしの所にお出で。 占ってあげるよ。
さて、じゃ、わしも自分の店に戻るとするかね。

皆さんのご活躍でひとまず村は落ち着きを取り戻しました。
しかしこの地を覆っていた闇は取り払われたものの、空の向こうはまだ闇のまま。
聞けばこの地は世界より切り取られ何処かへ封じられたと言うではないですか。
○○くんさん、お願いします。 この地を元の世界に戻してください。
そうしなければこの地は世界から忘れ去られてしまう。 そんな気がするのです。

ふーむ、海の向こうはまだあんなにどんよりとした黒い雲に覆われたままじゃ。
この地に光は戻ったが……、他の地は一体どうなっておるんじゃろうか……。

アイラはLv33で、僧侶の Lv3 神官になってスカラの呪文を覚えた。
アイラはLv33で、僧侶の Lv4 司祭になってマホトーンの呪文を覚えた。
マリベルはLv29で、踊子の Lv6 拍手喝采になって踊り封じの特技を覚えた。
○○くんはLv36で、勇者の Lv4 国勇者になってライデインの呪文を覚えた。
ガボはLv35で、バトルマスターの Lv5 ヘビー級になって皆殺しの特技を覚え、板に付いてきた。
マリベルはLv29で、踊子の Lv7 トップダンサーになってメダパニダンスの特技を覚えた。
アイラはLv33で、僧侶の Lv5 高司祭になってベホイミの呪文を覚え、板に付いてきた。
○○くんはLv36で、勇者の Lv5 大陸勇者になって凍てつく波動の特技を覚え、板に付いてきた。
ガボはLv35で、バトルマスターの Lv6 無差別級になってハヤブサ斬りの特技を覚えた。
マリベルはLv30で、踊子の Lv8 神の踊り手になって死の踊りの特技を覚えた。
   早く転職したいけど、ダーマ神殿には何時になったら行けるのか?

旅の扉で謎の神殿に戻る。 今のところ新たな旅の扉は開かれてはいない。


2000. 10. 22.

フィッシュベル フィッシュベル

取りあえず様子を見に来たよ。

暗闇が晴れて明るくなったと思ったら今度は謎の船…… この村は呪われているのかしら。
あっ、○○くん、お帰りなさい。 そうか、この村には○○くんが居るんだもの。 大丈夫よね。

あっ、ごめんなさい。 私邪魔だったわね。
あっ、そう言えばお城の人たちがあなた達を捜していたわよ。 でも気になるわね。 謎の船……。

あのでかい船がもしこの村に攻めてきたりしたら……
俺が戦わなくちゃいけないのか……、うーん。

謎の船? なんだ、それ。 ○○くん、知ってるか?
また神の使いの船が来たってんじゃ無いでしょうね。
うーん、魔物が船で攻めてくるなんて話は聞いたこと無いけど……。
ここから見てあの大きさだ。 かなりでかい船だな。 家の船の何倍あるやら。
あんなでかい船なんて見たことも聞いたことも無かったぜ。
うわ、ホントだ。 ものすごくでっかい船が見えるぞ!
家の船よりでかいなんてちょっと生意気よね!
遠くてよく見えないけど、確かに大きそうね……。
ねえねえ、あの大きなお船、誰が乗っているのかなあ? どこから来たのかな?
なんでこっちに来ないの? もしかして何処か壊れちゃったのかな。

うーむ、どう見ても漁船や貨物船じゃあねえな。
どっちかって言うと戦い向きの船だぜ、ありゃあ。 まいったな、こりゃ。

沖からあの船が居る辺りにまっすぐ光の列が伸びているんだ。
まるで俺達を誘っているみたいだな……。

暗闇が取り払われると直ぐにあの船が現れました。
ハッ、もしやあの船は神の使いの船なのでは! そうに違いないですわっ。

おお神よ、我らを救い給え。 邪悪なる者より我らを守り給え……。

わしには分かる。 何か聖なる力がこの地に再び光をもたらしたのじゃ。

はああ〜、やっぱりお日様の光は良いねえ、暖かくて。
イヤなことも不安なことも全部吹き飛んじゃうわよ。

辺りが明るくなったのは嬉しいんだけどねえ。 外にはまだ魔物が出るってさ。

おまけに怪しい船が現れるなんて、もうどうにでもしてくれって感じだよ。

暗いからきっとみんな怯えているのよね。
残りの精霊を復活させないと本当の平和は戻らないのね……。
あの謎の船は実は魔物が操る船で中にワンサと魔物が乗ってたりしたら……。
おお、怖い! 考えるだけでも身の毛もよだってしまうわね。

もしかしたら父さんはあの船に助けられて……、いやまさかだね……、でも……
ああ、○○くんかい。 無事なようでホッとしたよ。
お前にまで何かあったら、母さんは……、おっと、いけない。
それよりも○○くん。 あの船をアミットさん達と見に行ってくれないかい?
あの船がこの近くを通ってたんなら、父さんのことを何か知ってるかも知れないだろ。
頼むよ、○○くん! 父さんのことを何でも良いから聞いてきておくれっ!
○○くん、気を付けて行くんだよ。

漁船に乗り組む前に王様に会っておこうか!

木こりの小屋
暗闇は晴れたが、動物たちはまだ戻ってこないんだよ。
まだ何かがこの島に起こってるってことだな。

グランエスタード グランエスタード
城下町
あっ、○○くんさん達! ご無事で何よりです。
何だかよく分かりませんが、辺りが急に明るくなったんですよ。
でもでもまだ魔物の声が時々聞こえるんですよ。 ぐぎゃああっ……って!

日の光を取り戻したと言ってもまだまだ魔物が外を彷徨いているようです。
まだまだ見張りを辞めるわけにはいきません!

ありがとよ、○○くん。 神様にお願いしてくれたんだね。
ああ、何時にも増して暖かい光だよ。

なんだなんだ、さっきまで夜みたいに暗かったのに。
どうして突然明るくなったりしたんだ?

なんかこの明るさって変な気がしない?
お日様の光って言うよりこう、松明や蝋燭で照らされてるって言うか……。

そりゃそうよね。 炎の精霊の作った明かりですもんね。
ホンダラのヤツだけでなくボルカノ殿まで行方不明になってしまうとはのう。
いや、あの大馬鹿者はどうでも良いがボルカノ殿はご無事なんじゃろうか……。 ボルカノおじさま……。
オイラ○○くんの父ちゃんが死んだなんて絶対に信じないぞ。
大丈夫、○○くん、ボルカノさんは強い人だから。 聞いたよ、○○くん、ボルカノさんのこと。
気を落とすなよ……って言っても無理か。 大切な親父さんだもんな。

アラー、外が明るくなっちゃったのね。 
うちとしてはずっと暗い方が儲かったりしちゃうかも、なーんて思ってたんだけど。

もう一度大きな揺れが来たりしたらこの家ごと倒れかねないわよね。
外にいたほうが安全かしら? でもまだ魔物が出るって言うし、 危険よね。

兵隊さん、大丈夫かな……、心配だからずっとここで見てることにしたの。

神はまだこの国を見捨ててはおらんかったんじゃ。 わしらはまだ生きていられる!

信じてさえいれば、神はきっと救いの手を差し伸べてくれるんですよ。
だからこれからも私は神を信じますとも。

さーて、予約した魚がダメになっちゃったから、夜のご飯はどうしようかね。

それにしても暇だよな。 外出禁止令がでているから遊びにも行けないし。
彼女もここへ来れないだろうしなあ……。

えーと、お野菜を洗ってお肉を焼いて……
こうやって体を動かしていないと余計な心配ばかりしちゃうの。
次はお湯を沸かして……

むむ、外が明るくなりおったな。 しかしまだ安心はできんわい。

確かに暗闇は払われたけどこれでホントに元の平和なグランエスタードに戻ったのか?
その暗闇だって、ホントに神様が払ってくれたとは限らないだろ?
どうも不安なんだよなあ。 どうすればすっきりするんだろうか。

魔物というのはほんに恐ろしいもんじゃ。
わしら人間の命など容易く奪いよる。

私たちの祈りが少しは神に届いたのでしょう。
あんなにも暗かった空が明るくなりましたわ。
神よ、願わくは辺りにはびこる魔物達を消し去り給え……。

どうやらお前さん方が島に光を取り戻してくれたようじゃな。
敢えて詳しいことは聞かぬ。 わしに出来ることはもう無いようじゃからな。

グランエスタード城
おお、○○くん殿。 バーンズ王のご容体が回復なされました!
警戒態勢はまだ解かれておりませんが取りあえず城は開放しました。
城へ避難するものもおりますからな。

辺りが明るさを取り戻したとはいえ、まだ魔物は出現しているのだ。
気を抜くわけにはいかぬ。 ○○くん殿も気を付けられよ。

王様がご無事で本当に良かったわ……。

神様が復活なさって世の中ますます平和になるって聞いていたのに……。
一体この騒ぎはなんなのよ〜! 何処が平和だって言うのよねえ!

王様の意識が戻ったらしいじゃないか。
俺の作った料理の匂いがバッチリ効いたってことだな。

良くは分からぬが非常事態に備えて非常食を作っておかねばな!
こいつを煮込んで、こいつを干してと!

ふむ、どうやら大きなヒビは無いようだな……。

闇は晴れたようです。 フィッシュベルの人たちも皆無事だと効きました。
ひとまず安心しましたよ。

○○くん! この地に何が起こったのかお前さん達なら知っておろう?
……いや、言わんで良い。 何も聞かずにお前さん達に任せたよ、わしは。

○○くん殿! 王が……、王が……! うっうっ、よかったですよう〜。

使いの者をフィッシュベルに行かせたのですがお留守でした。 良く来てくださいましたね。

王の体調はもうほとんど元に戻ったが、あまり長話はせぬようにな。

あっ、○○くん、お帰りなさい!
見て、お父様少し元気になられたのよ! ほんとに私心配で……。
だってお父様までいなくなったら私……。

む……、○○くんか。 どうやら心配を掛けてしまったようじゃな……、すまん。
それよりも○○くん、この国いや世界はどうなってしまったと言うのだ?
……。
……ふむ、なるほどな。 4人の精霊……か。
○○くん、わしはこの国の民を守らねばならぬ。 精霊復活の役目、頼むぞ。
お前達ばかりに頼ってしまって済まないとは思ってる……。

ほんとにこのマリベル様がいなかったらこの世界はどうなっていたのかしらねー。
さあ○○くん、4人の精霊を早く蘇らせましょう!
王様はもう大丈夫みてえだな。
フィッシュベル
アミットさんは船の前で待ちぼうけていた。
あの船は光の列に導かれる様にやって来てそれきり動こうとはしない。
どうもこちらの様子を窺っているようなのだ。
ならばこちらから乗り込んでやろうと思ってな。 準備をしているところだ。
よし、そろそろ準備が終わりそうだな。
さて、あの船には一体何が乗っているのやら。
なに? お前達も一緒に行くというのか? ふむ……
よし、良いだろう。 戦いをこなせる者は多い方が良さそうだからな。
そうと決まったら、さあ、乗った乗った!

○○くん達も、中へ入ってくれ。 直ぐに出発になるぞ。

何時までもクヨクヨしても仕方ないからね。 僕も行くことにしたよ。
マーレさんにも言われたんだ。 あの船でボルカノさんの手がかりが得られるかもって。

もしかしたらこの銛を魚以外に向けることになるかも知れねえな。
俺は戦いはしたこたあねえが、腕っ節には自信があるぜ。

悪いな、○○くん、メシの準備で忙しいんだ。 話しかけないでくれ。

そろそろ出航の時間だな。 用意は良いな。 ○○くん?
よし、では出航しよう。 ○○くん達はここで待機だ。 もしもの時は頼むぞ。

炎の列にそって船を走らせるアミットさん。  この光の列って炎の精霊が播いていったものだね。  やがて巨大な双胴船が姿を現す。
でっけえ! こんなでかい船は見たことがないぜ!
よし! 船縁に近づいてロープを投げろ!

アミットさん、ロープは上手く引っかかりました!

よし! ではまず○○くん達に先に行って貰おう。 気を付けてな!

ぬうっ! 魔物め! また性懲りもなく襲ってきやがったかっ!?
双胴船の乗組員が縄梯子を切り落とす! 
おいっ! 今の物音はなんだ!?

はっ、カデル様! いえ、魔物の奴めがまた襲ってこようとして…。

なんだと、この辺の魔物はほとんど倒したはずでは無かったか?
どれ、ちょっと見せてみろ!
バカもんっ! 魔物がロープで上がってくるか? 見ろ! 人間だっ!
直ぐに艀船を降ろして海に落ちた者を引き上げろ!
俺はシャークアイ様をお呼びしてくる!

回想 -1- (再出)
兵士
…シャークアイ殿が我らの海軍を率いるようになられてもう2年…。
王様の御期待通りマール・デ・ドラゴーンの活躍は目覚ましいものです。
しかし魔物はどんなに倒してもまた何倍もの数で押し寄せてきてきりがありません。

うむ…、どうやら我々は闇の世界から目を付けられているようだな。
これだけのことをしたのだから当然と言えば当然であろうが…
実はシャークアイ殿が明日魔物の目を引きつけて遙か沖へと誘き出し…
そこで一気に決戦へと持ち込むつもりでおるらしい。

兵士
そ、そんな危険な! いくら最強の海賊とはいえ、闇の王に狙われたら、敵いませんぞ!
しかもつい昨夜アニエス殿のお腹に赤ちゃんがいることが分かったばかりではありませんか!

分かっておる…。 しかし、しかしシャークアイ殿は一度言ったことは必ず実行する男だ。
我々が止めても行くだろう。 これにこれは我が国を、いや、この世界を救うためでもあるのだ。

シャークアイ
さすが我が友コスタール王! 実によく分かっておられる。

おお、シャークアイ殿。 聞いていたのか。
奥方アニエス殿のお体はいかがかな?

シャークアイ
昨夜は心配を掛けましたがもう大丈夫。 あの様子ならまた船旅にも出られそうだ。

…シャークアイ。 これは友として言わせてもらうが、やはり明日の船出は取りやめて欲しい。
闇の王の力は計りしれん。 ここでもしそなた達の身に何かあっては…

シャークアイ
もう分かっているはずだ。 このままでは闇に封印されるのも時間の問題だということを。
俺は諦めてはいない。 敵とて万能ではないはず。 何か打つ手があるかもしれん。
心配するな。 俺はそう簡単にはくたばらん。

…そうか。 正直言って行かせたくはないが、国王としては礼を言わせてもらおう。

シャークアイ
…ああ。 コスタールの民は偉大な王を持って幸せだな。
さて今夜は我らの船にて我妻アニエスのための祝いだ。 あとで船に来てくれ!

回想 -2- (新規)
カデル
こんなスピードではコスタールから遠く離れる前に魔物の群れに追いつかれてしまうぞ!
進路を南西に変更する!
おい、ボロンゴ! ボーッとしてねえで戦闘員以外は船室に下がらせろ!

ボロンゴ
あっ! はっ、はい! カデル様! 今すぐ伝令します!

コスタールの兵士
シャークアイ殿! 私とてコスタールを代表する兵士。
いくら止められても魔物との決戦には我々も協力させていただきますぞ。

シャークアイ
はっはっは! あなたの頑固さはここまで船旅を共にしてよく分かってますよ。
あなたにも、そして俺を信じてここまで付いてきてくれた一族の皆にも済まないことをした。
この戦いで我々に勝利の女神が微笑むことはおそらく無いだろう。
闇の王の力は計り知れぬからな……。 だが決して無駄死には決してしない。
コスタールの民や少しでも多くの人々を守るため力を貸して貰おう!

兵士
シャークアイ様! 我々には水の神様の守りがついています。
魔物なんてとっとと片づけてコスタールのアニエス様の元へ帰りましょうや!

シャークアイ
はっはっは! そうだな。 ではそろそろ周りの海の様子を見てくるとしよう。

カデル! 辺りの様子はどうだ?

カデル
キャプテン・シャークアイ! 勿論予想通りとんでもない魔物の大群ですぜ。

シャークアイ
わっはっは! 予想通り、か!
ではこちらも予定通り闇の王のお出ましを願うとしよう。

カデル
我々一族の民は最後までシャークアイ様に付いていく覚悟です。
あなたのその身に宿された水の神の紋章に誓って……。

シャークアイ
カデル。 俺が持って生まれてきた痣は水の紋章のほんの一部でしかない。
おそらく俺には海神に使える本当の力はないだろう。
しかし一族の総領として俺に出来るだけのことはやり遂げねばならん。

カデル
シャークアイ様。 必ずやあなたは生きてアニエス様の元へお帰り下さい。
それが生まれくるあなたのお子のため。 そして我々一族の未来のためにも……。

シャークアイ
はっはっは! カデル。 お前には本当に感謝している。
俺がここまでやってこれたのもお前という頼もしい相棒が居たからだ。
我々一族の未来はやがて生まれくる俺の子供に託した。
信じないかもしれんが俺は夕べ夢で見たんだよ。
俺が居なくとも立派に成長した俺の息子の姿をな。
奴にもお前のような頼りになる相棒ができると良いが……。 わっはっは!
さて……、ではそろそろ、ぶちかますとするか! 頼むぞ、カデル。

カデル
はっ! すでに準備は整っております! 
総員準備は良いなっ!? まずは船側砲撃を行う!
後方の魔物に注意しろっ! 砲撃、開始ーーっ!!

フェードアウトし、暫く続いた砲撃の音もやがて止む。

マール・デ・ドラゴーン
そして夜が明ける……
アイラ
○○くん……、起きて。 ○○くん……。

マリベル
ちょっと、○○くん、起きてったら!
何だか随分うなされてたみたいだけど大丈夫?
   いいえ
全くむかつく連中よね。 あたし達を海に突き落とすなんて……。
でも助けられてここに寝かされてたってことは、悪気はなかったのかしら?
水夫
ああ、よかった! 皆さんお目覚めですね!
○○くんさん。 我らの総領が皆さんをお呼びです。 どうぞこちらへお越し下さい。

シャークアイ様! ○○くん殿とお仲間をお連れしました!

シャークアイ
うむ、ご苦労だった。 もう持ち場に戻って良いぞ。

○○くん殿、そしてお仲間の皆さん。
先ほどは部下が手荒な真似をして済まなかった。 心よりお詫びを申し上げる。
○○くん殿と皆さんのこれまでのことはアミット殿よりお聞きした。
実をいうと我々は訳が分からぬままこの世界を漂っていたのだが……
アミット殿の話と皆さんのことでだいたいの現状は把握したつもりだ。
しかし正直言ってまるで信じがたい話だった。
我々の船が遙か数百年もの間氷漬けにされていたなどと!
だが、あり得ぬことではない。 魔王には不可能なことなど無かったかもしれんからな。
○○くん殿。 あなた方の努力で救われた国がたくさんあると聞いた。
そしてコスタールの国もその中の一つ。 それは真の話か?
ならば、コスタールの王から我が一族に伝わる水竜の剣を預かっておられよう。
あれは我が一族の始祖が水の精霊より授かったこの世に唯一つの宝剣。
我々が最後の決戦へと旅立つ朝俺がコスタール王に預けたものだ。
コスタール王なら必ず我が一族の無事を願いあなた方にその剣を託したはず。
あなた方のこれまでの旅が真実ならばその水竜の剣を見せてもらえるだろうか?

○○くんは水竜の剣を手にとって目の前にかざした!
これは……、確かに……、やはり全て真実であったか!
では、我が妻アニエスも遙か数百年前に……。
……、○○くん殿。 少し二人きりで話がしたい。 俺に付いてきてくれ。

さて……、これまでのことは我々もおおむね理解した。 問題はこれからどうすべきかだ。
我々はどうやら闇の世界に落とされたようだが、ここからどう脱出するか……。
まあ、幸いこの世界では我が船に掛けられた呪いの氷はその役目を果たさないらしい。
あの忌まわしき決戦の時より数百年の時が流れたなど信じたくはなかったがな。
我が妻アニエスとももう会えぬか……。
○○くん殿。 今一度水竜の剣を掲げてみてくれぬか。

○○くんは水竜の剣を目の前に掲げた。
しかし、シャークアイの目は水竜の剣ではなく、○○くんの腕を見つめている…。
……むっ!? その腕の痣は、やはり!
それは間違いなく水の紋章のかけら! そなたは、やはり……!?

うっ……、なんだ? 腕が燃えるように熱く……!

二人の腕から青い光が輝きだし、双胴船の上に登っていく。
そしてその青白い炎が謎の神殿の祠に炎を灯す。

私の声が聞こえますね? あなた方は神が残したもうた最後の遺産。
しかしこの闇の世界に封じられたままでは、その出会いも虚しいものとなるでしょう。
…○○くん。 あなたはすでにこの闇の中で炎の精霊を目覚めさせました。
その力があれば大地の精霊、そして風の精霊をも目覚めさせることが出来るでしょう。

私は水の精霊。 永い眠りの中であなた方をずっと見守ってきました。
そして今、目覚めの時を待っています。
炎、大地、そして風。 それら3人の精霊たちを目覚めさせたなら……
水竜の剣を持ち七色の入り江までお出でなさい。 そして炎、大地、風、3つの力を合わせ祈るのです。

水は命を生み、大地は命を育て、風は命を運び、
炎は命を栄えさせ、そしてまた命は水に還る……。
全ての力が合わさったときあなた方は闇の世界から解き放たれるでしょう。
私は水の精霊。 深き海の底で目覚めの時を待っています。

なんと言うことだ!? 俺の腕にあった痣が消えている!
……そうか! まさしく俺の見た夢は真実の予言であったか!
○○くんよ。 どうやら俺達一族の役目はそなたに引き継がれたらしい。
その腕には完全なる水の紋章が浮かび上がっているのであろう。
……これでゆく道は決まった。
この闇の海に浮かび上がった聖なる炎の道標はこの船に二つのゆく道を示した。
一つは○○くんの住むエスタード島へ。 
そしてもう一つは我々にもまだ分からぬ。
しかしその道を行けばまた何らかの手がかりを掴めるはず。
お互い迷っている時間は無さそうだ。 早速その道の先へ向かうとしよう。
この船は直ぐにも進路を変えて出発するが、今日はもう夜も遅い。
○○くん達は寝室に戻ってゆっくり休まれるが良いだろう。

誰かが起こしに来る。
メイドの女の子……のわけないか。
○○くん様…、おはようございます…
おはようございます! ○○くん様!
明け方近く炎の道標の先の大陸に到着いたしました。
もし船を下りて大陸へ行かれるのでしたら甲板前方の出口からどうぞ。
我々の船はここで皆様方がお帰りになるまで待機しております。
あ、申し遅れましたが、自分は皆様の世話をいいつかったボロンゴと申します。
お休みになりたいときはいつでもお声を掛けてくださいね。

今朝早くキャプテン・シャークアイより伝令がありました。
我々は出来得る力で○○くん様のお役に立つようにと。
それがひいては我らの未来のためにもなると。
○○くん様達って凄い人なんですね!

右舷船室
キャプテンハットと海賊の服を手に入れる。

航海日誌

○月×日
昨日より更に荒らしが激しくなっている。
運命の時がいよいよ近づいているのかも知れぬ。
妻よ。 そして生まれ来る我が子よ。 この海はお前達の所までも続いているだろう。
この海にいる限り俺はいつもお前達と共にいる。
わしら、マール・デ・ドラゴーンの歴史は古いんじゃ。
その中でもわしゃ一番の長生きでのう。 一族の者からは長老と呼ばれとる。
むろん、シャークアイ総領も赤ん坊の頃から教育係としてわしがお育ていたした。
そう言えば○○くん殿は洟垂れじゃった頃の総領に面影が似とるのう。

我々が眠らされている間に世界は随分と元の姿を取り戻していたようだが……
神が復活したという今になって我らや精霊様の源までが闇に封じられるとは!
これを一体どのように考えればよいのだろうか?

あんた自分が何百年も氷漬けにされた後の気持ちなんて想像できるかい?
そうそう、まさに俺らはそんな気分にさせられたわけよ。 ちきしょ〜め!

シャークアイ様はたいそう猫がお好きでねえ。
特に可愛がってなさった猫のミントちゃんを奥様のお守りにとコスタールに残したのさ。

中央船室
調理場他、大勢働いている。
この船では世界中から選ばれた目利きの商人達が店を開いている。
きっとあなた方の旅の役に立つだろう。
武器の店:雷鳴の剣24000G、悪魔の爪35000G、バスタードソード31000G、海鳴りの杖14000G
武器の店:アサシンダガー1500G、パワーナックル7100G、キラーピアス11000G、ゾンビキラー15000G、ドラゴンクロー21000G、ゴディアスの剣23000G
防具の店:バイキングアーマー7000G、キャプテンハット2800G、バイキングメット4500G、御鏡の盾33000G、デュゴンの兜25600G
防具の店:水の羽衣16800G、炎の鎧21000G、ギガントアーマー35000G、ドラゴンローブ40000G、力の盾25000G、ミスリルヘルム10000G
よろず屋:薬草、毒消し草、満月草、斑蜘蛛糸

シャークアイ様、本当はさぞや悲しんでおいででしょうね。
アニエス様とそのお子の両方と数百年もの時を隔てられてしまったなんて…。

○○くんさんはエスタード島の出身なんだって?
かつてはエスタード島といえば伝説の楽園だとか何とか噂があってさ。
俺の知り合いでもその島を求めて旅立ったきり戻らなかった奴が居たっけ。
漁の腕は良いんだけどギャンブル好きなのが玉に傷だったんだよな。

そうか……コスタール王はもうこの世にいないんだな……。
王様なんてお偉いさんにしちゃあいい人だったのによう。 ぐすん、ぐすん……。

あたし、シャークアイ様に憧れて国を捨ててこの船にやってきたの。
こんなことになっちゃったけど、自分のとった行動は後悔してないわ。

甲板
お伝えするのが遅くなりましたがアミット様の船はあのままフィッシュベルに戻られました。
○○くん様方のことは心配なさらないようお伝えしましたのでご安心下さい。
もうすぐに船を下りて大陸に向かわれますか?
では船を下りたくなったらまた私に声を掛けてくださいね。

左舷船室
猫に話しかけて小さなメダル。 宝の箱から魔物の生息図。
何と船の中に菜園まで作ってある。 お日様当たらなくてもお野菜出来るのかな?

上甲板船室
教会があるけど保存は出来ない。
総領の間
○○くん殿、この船はこれからあなた方のご自由にお使い下さい。
この大陸の探索が終わられたらいつでもフィッシュベルに戻れるよう準備させておきます。

私はコスタール王よりシャークアイ様をお守りするよう命じられております。
例えかつてのコスタール王の亡き今であってもその使命に何ら代わりはございません。

おお、○○くんどの! どうやら炎の道はこの大陸までで終わりのようだな。
何処かで見覚えのある大陸だが……。
炎の神に導かれたということは何か重要な役割を持った場所に違いない。
我々はここで待っているから、じっくり探索してきてくれ。

そう言えばこの大陸を何処かで見たことがあったと思ったらダーマ神殿のある大陸ではないか?
なるほど、確かにあそこは己の腕を磨く勇士達の集う場所でもあるからな。
とても神のなさることとは思えん。 そう言うことをやりそうな奴なら思い当たる節があるが。

操舵室
おお、○○くん殿! キャプテン・シャークアイから話はお聞きしましたぞ!
あなた方なら必ずや全ての精霊様を復活させられると信じます。
炎の道標はここまでで終わりですが水の精霊の源へはご案内できると思います。
その時が来ればおそらく水の精霊様が我らをお導きなさるでしょう。
それが我らに伝わる言い伝えですから。

ダーマ神殿 ダーマ神殿
神殿1F
それは突然起こりました。 大地は激しく揺れ動き空は暗闇に覆われたのです。
気が付けば私たちは魔物が支配する闇の世界に落とされてしまいました。
ああ……神よ。 これは私たちに与えられた試練なのでしょうか。

どんなことがあろうとも我らは日々の勤めを全うすべきだ。
またこのような時だからいっそう鍛錬に励みおのれの技に磨きをかけよ。

マリベルは武闘家 Lv1 薪割りに転職した。
もっとも神聖な場所であるダーマが何故こんな世界に落とされてしまったのだ。
一体何者だ。 こんなことをしたのは!

B1F
   何時になったら俺達が帰れるようになるんだ。 もう待ちくたびれたぞ。
   そうよ、そうよ。
魔物がいる間は外に出てはいけません。
   だったらとっとと魔物どもを退治してくれよ。
ここは魔物の世界です。 全ての魔物を退治するなど出来るわけがない。
命を落としたくなければ神殿の外には出ないことですな。
それでも自分の意志で出ていくというのならわしは止めはしませんがね。

   おい、まだ話は終わってないぞ。
   俺達はいつまでこうしていれば良いんだ!

皆が怯えるのも無理からぬことよ。
わしが正気で居られるのも神官としての責任があるからだ
何時になったらまた光を見ることが出来るのか……、それはわしが聞きたいくらいじゃよ。

盗賊の連中が魔王の情報を集めに神殿に忍びこんでいる。

2F
助けてくれる者とて居ないのに何かに守られている様な感じになるなんて……。
あまりの恐怖で私の感覚がおかしくなってしまったのか?

不安なのは私も同じです。 ですが、感じるのです。
まだかすかだけれど神殿全体を包み込むような大いなる力を。

旅の宿
宿にいる人たちは怯えているけどカジノにいる人たちって全く外の状況に気づいていないのかな?

廃墟の町
男がウロウロしている。
 なんてこったい。 ダーマへ偵察にいった仲間とはぐれちまった。
 こうなったら俺だけ先にアジトへ戻ろうかな……。
 でも俺だけ先に帰ったら頭にたっぷりキツーイお仕置きをされるだろうな。

 見た目はちんちくりんでも、頭って嘘みたいに強いんだよな。
 頭のお仕置きが怖くて帰りたくても帰れない……。

盗賊のアジト
魔物が彷徨き回るこの闇の中よくここまで辿り着けたな。
俺が思うにこの地が闇に閉ざされたのはダーマがあるからだと思うぜ。
おそらくこれは地上の人間に力を付けられては困る何者かの仕業だ。
しかしなあ、闇から脱するには人間の力だけじゃ無理っぽいな。
この地に精霊は居ないが、各地に眠る精霊を頼ることが出来れば……。
精霊の偉大な力で再びお天道様を拝めるようにしてくれると思うぜ。

アイラはLv33で、僧侶の Lv6 僧正になってバギマの呪文を覚えた。
マリベルはLv30で、武闘家の Lv2 白帯になって足払いの特技を覚えた。
○○くんはLv37で、勇者の Lv6 世界の勇者になってギガデインの呪文を覚えた。
ガボはLv35で、バトルマスターの Lv7 チャンピオンになった。
アイラはLv34で、僧侶の Lv7 大僧正になってベホマの呪文を覚えた。
マリベルはLv30で、武闘家の Lv3 初段になって飛び膝蹴りの特技を覚えた。
マリベルはLv31で、武闘家の Lv4 黒帯になって回し蹴りの特技を覚えた。
○○くんはLv37で、勇者の Lv7 真の勇者になった。
ガボはLv36で、バトルマスターの Lv8 ワールドチャンプになって爆裂剣の特技を覚えた。
ガボは上級職ゴッドハンド Lv1 スキングローブになった。(初期値は勇者より大きいね)
マリベルはLv31で、武闘家の Lv5 師範代になって巴投げの特技を覚え、板に付いてきた。
   前職踊子の経歴を生かしマッスルダンスを覚えた。
アイラはLv34で、魔法使いの Lv1 魔法好きになった。
ガボはLv36で、ゴッドハンドの Lv2 ブランズグローブになってメタル斬りの特技を覚えた。
アイラはLv34で、魔法使いの Lv2 見習いになってラリホーの呪文を覚えた。
マリベルはLv32で、武闘家の Lv6 師範になって雄叫びの特技を覚えた。
○○くんはLv37で、勇者の Lv8 宇宙勇ヒーローになってミナデインの呪文を覚えた。
○○くんも魔法使いの Lv1 魔法好きになって賢者を目指す。 ギラの呪文を覚えた。
ガボはLv36で、ゴッドハンドの Lv3 シルバーハンドになってベホマラーの呪文を覚えた。
アイラはLv35で、魔法使いの Lv3 覚えたてになってルーラの呪文を覚えた。

精霊たちを蘇らせるまでダーマには戻れないかも知れないので、 Lv6の3人の職業を頑張ってマスターさせることにしました。

マッドファルコンとアイアンキッズがダーマ神殿前でなついてきた。

フィッシュベル フィッシュベル
○○くんが勇者を究めてフィッシュベルに凱旋してきた。
ところがアミットさんはまだ戻っていない。 

そう言えば父さんの噂も聞かなかったし、まだマール・デ・ドラゴーンの用事は済んでないのかな? でも取りあえず、精霊の復活を優先しようね。

教会で保存 648:48、Lv37、4128G


2000. 10. 22.

まずは大地の精霊を訪ねましょう。 イヤな風だな ○○くん。 魔物と血の匂いが混じっているよ……。
忘れるモンですか。 この忌々しい暗い空。 砂漠は再び封印されたのよ。
熱いはずなのに何だか寒気がする……。 魔物の気配のせいかしらね。
砂漠の大陸 砂漠の城
砂漠の民の村
ますます砂に埋もれてきました。 このままでは境界の柵が無くなってしまうか?
ここは砂漠の民の村……。 このようなときに旅人と出会うとは……。
ご覧の通り空は闇に閉ざされ砂漠には魔物が蠢く。
何故……、何故このようなことに……!
みんな、家に閉じこもって魔物が居なくなるのを待とうっての? 意気地なし。
まだ、魔物の奴等、村ん中までは入ってきてねえな。 良かった。
どの国も長い平和のため戦い方を忘れてしまっている。 魔物に立ち向かう心も。
言い伝えの通りだ……。 曾祖父さんの言ってたのと同じだ……。
空が暗くなって他の町や村の姿が見えなくなって……。
どこからか現れた魔物にみんなやられちまう!
言い伝えの通りだ……。 みんな死んじまうんだ!

ママぁ…… 魔物が叫んでるよ! 風と一緒に叫んでるよ!
ヒック…… ヒック。 大丈夫だよ。 怖くなんか無いわ。
きっと女王様と大地の精霊様が何とかしてくれるわ。
大丈夫よ、坊や。 おやすみ……、おやすみ。

お互い旅の途中でとんでもないことになりましたなあ。
何でも不思議なことに砂漠の外にはどうやっても行けないとか。
はあ……、国の妻と娘が心配してるだろうなあ。
まあ、こんなこと言ってても始まりませんよね。

道具屋:悪魔の爪35,000G、力の盾25,000G、ミスリルヘルム10,000G
お城が魔物に襲われた。 大昔魔王が出たのと同じ様にな。
これからは何も心配いらないなんて神様言ってたクセによ……。
どうすんだよ、この砂漠は! どうなるんだよ、俺達は! なあ、旅人よう!

こうしてはいられないわ。 ○○くん、お城の様子を見に行きましょう。
村はまだ無事なのにお城が襲われただなんて。 どういうことなの?
これから食べ物も無くなるかもしれない。
なるべく無駄の無いように料理しなくっちゃ。

恐ろしいことじゃ。 神の怒りか、魔物の仕業か。 砂漠は闇に包まれてしもうた。
わしにはもう家族を守る力はない。 ……おお、神よ!
神よ、お助け下さい! あの日我らの前にお姿を現し……。
常しえの平和を約束下さったのは偽りか!?
おお……、神よ……。

……大丈夫です。 昔砂漠を魔物が襲ったときも何とかなったじゃないですか。
大丈夫、大丈夫……そう言ってないと気が変になりそう!

……なんだよ。 魔物がなんだってんだ。 知らないよ、そんなこと。
へん。 昼間でも真っ暗なら昼寝がし易いや。

まずは食事! なんと言ってもまずは食事だよ!
ちゃーんと食っときゃ、いざって時も何とかなるモンさ。

オロオロ、オロオロ。 魔物、魔物、魔物だあー! どうしよう!? どうしよう!?
何処にも逃げられないって言うし、ああ! 誰か助けて!

魔物が出たり、外が真っ暗になったり、確かに怖いけどさあ。
なんか、父ちゃん見てると情けなくって、怖いの忘れてくるよ。

おお! おお! 覚えておりますとも! その身なり、そのお顔!
おお、この闇と魔物の中をようこそ、救い主様! ささ、どうぞ中へ!
皆様が砂漠をお見捨てになるとは思いませんでしたとも!
どうぞこの宿屋をご自分の家と思っておくつろぎ下さいませ。
とはいえ、こちらも商売ですから……。

窓の外……。 まだお昼なのに真っ暗だ……。
魔物の仕業なのかな。 お城は大丈夫かな。 真っ暗だよ、ねえ。

族長の家
こちらは砂漠の民の偉大なる族長様のお屋敷……。
も、もしや!
皆さんはかつてこの砂漠を訪れた救い主様!
す、救い主様! ああ、救い主様ですね! 良かった……。
さあ、どうぞ中へ! 族長様も村の者も皆様をお待ちしてました!

また砂漠に魔物が出るんです。 曾祖父さんから聞いてたのとそっくりだ!
お城は襲われたって言うし、空はこんなだし、……なのに。
神様は何にもしてくれません。 何にも答えてくれないんです。

ああ……、城に勤めている姉さんが心配だわ。
お城が襲われたって聞いたけど、姉さん大丈夫かしら。

ほんとはお食事作らなきゃいけない時間なの。
でもお台所に一人で立つのが怖くって……ぶるぶる。

普段威張ってるくせに三つ子の坊ちゃま方は寝込んでるよ!
全くロクでもねえ……。

俺達この先どうなるんだろ?
三つ子の坊ちゃん達はあてにならないし、ああ、どうなっちまうんだ!?

おお!
救い主様。 良くぞ……、良くぞ砂漠へお戻り下さった!
見ての通り砂漠は闇に閉ざされてしまいました。
古の魔王の復活と恐れる者もおります。
直ぐに女王様が神に祈りを捧げ助けを求めましたが……。
何故か神はお答えにならず逆に城が魔物に襲われる始末。
女王様もさぞかし、お心細いでしょう。
どうか、救い主様、お城へ向かい女王様のお力になって下さい!

城ん中、折角直したのにまたメチャメチャにされちまったのか?
ちっくしょう、魔物の奴、何でひどいことばっかするんだよ!
取りあえずお城へ急ぐわよ。 ○○くん!
何で、ですって? 魔物に襲われた時の様子を聞くに決まってるじゃない!
今のところ女王様は無事みたいね。 会いに行ってみましょう。
こちらは通称、3バカ、族長様の息子さんのお部屋ですわ。
下の弟さんはお兄さま方が煩いってバルコニーにいらっしゃいます。
こんな時なのに。 あの方魔物が怖くないのかしら。

ビクビクビクビク。 じょ女王様、お助け……。
ブルブルブルブル。 せ精霊様、お助け……。
ガタガタガタガタ。 か神様、お助け……。

ひいーっ! 来ないでおくれ! 来ないでおくれ!
ううーん。

砂漠がこんなことになってから、奥様うなされてばかり。
大丈夫かしら……。

神は我々に平和を約束した。
ところが突然砂漠は闇に閉ざされ魔物達がやってきた。
神の言葉は偽りだったのか?
それとも神の力でも太刀打ちできないほどの魔物……。
古い言い伝えに聞く魔王が再び蘇ったのか?
救い主というお前達は砂漠の民の味方なのか? それとも魔物の一味なのか?
   ……。
ははっ、冗談だ。 お前達のような人のいい顔の魔物は居ない。
それにしても……。 この世界はどうなってしまったのだ。

あいつ魔物なんて怖くないって顔してるわね。 カッコつけちゃって。
オイラ達はずーっと前から砂漠のみんなの友達なんだぞ! 何だよ、魔物の一味だなんて。
冗談にしたってひどすぎらい!
神の言葉が偽り……。 まさかそんなことあるはずない。 そうよね、○○くん。
魔法の壺
何ゆえ神は砂漠の民を苦しみに遭わせるのか?
この苦しみは何時か終わり再び平和な時が来るのか? それとも……?
わしにも分からん。 じゃがお前らに出来る限りのことはしよう……。

わしがつりをしていると思うかね?
   はい
フム……。 そうじゃろう、そうじゃろう。
わしはな、釣りをしておる。 じゃが、目に見える物を釣っておるのではない。
砂を見つめていると全てが分かるのだ。 旅をするよりもずっと、な。
わしは世界を釣る。 己を釣る。 針のない釣り竿で、な。
わしは愚かだと、思うかね。
   いいえ
フム……。 そうじゃろう、そうじゃろう。

壺の中に旅の扉が……、何処に通じるのかな?

保存。 657:52、Lv38、5504G


2000. 10. 24.

大地の精霊像
この大きな像は砂漠を守る大地の精霊様の像。
精霊様のお顔がもし失われていなければ、きっと……。
砂漠に魔物なんか寄りつかなかったはずなのに。

ようこそ、旅の方、大地の精霊の像へ。 像の中は安全ですわ。

旅の方。 大地の精霊の像へ良くぞいらっしゃいました。
皆様もお祈り下さい。 砂漠に再び平和が訪れるよう。

魔物達、お城を襲ってもこの像に手出しはしなかった。 ……どうして?
昔みたいにこの砂漠を闇に閉じこめるだけが目的でないってことかしら?
この像も肝心な時に役に立たないわね。 砂漠は魔物だらけだってのに。
みんなも良く信じてお参りに来るもんだわ。
砂漠のみんなもきっとこのでっかい像の側だとほっとするんじゃねえかな。
体内
ここは砂漠を守る大地の精霊の体の中。
さすがにここには魔物の手も及んでおりません。

こちらは礼拝所。 大地の精霊と神とに祈りを捧げ……。
砂漠の平和を祈る場所です。

砂漠が闇に閉ざされてから毎日お参りに来ています。
一日も早く砂漠が元の様に平和になりますようにと。

神様は偉そうなこと言ってたけど何にもしちゃくんねえ。
いざって時に心の拠り所になるのはやっぱり精霊様だ。

大地の精霊の像へようこそ、旅の方。
お顔の側へいらっしゃりたいのでしたら中央の階段をお上り下さい。

砂漠の民の見本
この像には砂漠の民の正しい生き方が示されております。
砂漠に生まれし者、まずは強くあれ、身も心も強くあれ。
遙か昔から砂漠の民は正しくあった。 なのにどうしてこんなことに。

この像には砂漠の民の正しい生き方が示されておりますじゃ。
砂漠に生きる者、身を鍛え心を鍛え長く長く生きよ。
しかし砂漠がこの有様ではあと何日生きられることやら。

この像には砂漠の民の正しい生き方が示されておる。
良く生きた者、正しく生きた者が死の床に就く時……
神の使いの鳥が現れ天の国へ導くだろう。

天の国……。 神は我らを何処へ導くつもりなのか。

良く爺さんから聞かされたよ、この像の話。
正しい魂は天に召された後再び蘇る。
蛇が皮を脱ぎ捨て新しい姿になるように生まれ変わるのだ……ってね。
爺さんが生きていたらなあ。 砂漠がこんなことになって、おれ、もうどうして良いのか……。

礼拝所
旅の方。 大地の精霊の像へようこそ。
この像は大地の精霊様のお姿の一つと言われています。
大地の精霊様は様々な姿を持ち……。
この像はその内の戦いの姿と言うことです。

精霊様、守精霊様、この老いぼれの願いをどうか聞いてくだされ。
我ら砂漠の民を、わしの家族を、お守り下さいまし。

精霊様、大地の精霊様…………。
砂漠の民をお守り下さい。

もう顔が無くって有難味が無いなんて失礼なことは言いません。
だ、だからお願いします。 早く外の魔物を何とかして下さい。

大地の精霊様、砂漠からどうか魔物を追い払ってください。
お願いします。 精霊様。

私は神の教えを広めるため世界中を旅していますが……。
我が神はどれほど祈っても救いの手を差し伸べてくださらない!
ああ、なんと言うこと!

大地の精霊ってほんとはどんな姿をしているのかしらね。
この像とそっくりの姿かあ。 でっかすぎてベッドに入れねえなあ。
あんたも色々変身できたら楽しいのに。
あたしが疲れたときは馬に。 寒いときにはふかふかの羊に。 そしたら便利なのに。
申し訳ございませんがこの先へお通しすることは出来ません。
奥の扉の向こうは、わたくしも存じ上げませんが……。
この像を再建した王が、けして開くなと、
いずれ時が来るまではけして開くなと命じたそうです。
今がその時じゃないなら一体何時開くのよ? みんなこんなに困ってるのに。
この向こうにはきっと何か重大な手かがりがあるわ。 今はまだ開かないけれど……。
上部
この像の中は大地の精霊様の力で安全だって言うけど……。
外に出たら魔物が襲ってくるかも知れないわ。
あーん、お参りに来たのに外に出られないよう!

む、お前さん達か。 この大変な時に良く来たな。
ちょうどわしのほうでも大変なことが分かったところ何じゃ!
な、聞きたいじゃろ?
そうじゃろう、そうじゃろう。 うむ! 良き知識無くしては人は死んだも同じ! うむ!
守り手の像の側の砂漠から見つかった化石は何と魚の骨じゃったんじゃ!
骨を調べてゆくと、どうやらこの化石は川に住む魚……。
ナイラに住む魚とよく似ていることが分かったんじゃ。
つまり昔、昔、遙かな昔にはこの辺りは川だった!
……と言うことが考えられるわけじゃ。
しかし、それならば川は何処に……、ブツブツ……。

どうぞ。 お参りは自由です。
大地の精霊よ……、どうか砂漠の民を見捨てたもうな……。

どうかお願いします! 何とか元の砂漠に戻してください!
ちっちゃい弟が怯えて眠らないんです。 どうか、精霊様!

お願いします、お願いします。
精霊様、大地の精霊様、砂漠をお救い下さいまし。
どうか魔物を追い払って下さいまし。

みんなのお祈りが無駄になんねえようにオイラ達がガンバらねえとな。
○○くんが魔物と戦うように、この人達は自分の不安な心と戦っているのかも知れないわね。
見てらっしゃい。 直ぐにあたし達がこの砂漠を元に戻してやるんだから。
そしたら精霊様じゃなくてみんなこのマリベル様を崇めるに違いないわ。

まだ神の城で奪われた<捧げた?>闇のルビーをはめ込まれては居ないけど、
もう一つのルビーを持っているはずの砂漠の女王も襲われたと聞くし、
ここの安全も時間の問題だね。

砂漠の城
まさかお主ら、魔物ではないだろうな! よーくその顔を見せてみろ!
…………。
こ、これは、もしや、砂漠の救い主様ではありませんか!?
大変失礼しました。 さあ、どうぞ中へ!
我ら砂漠の民、首を長くして皆様をお待ちしておりました!

砂漠の恩人である皆さんを疑ってしまうとは情けない。
申し訳ありませんでした。 どうぞお許しを。

ついこの間お城の地下の神殿が魔物に襲われました。
それからこうして城に入る者を確かめるようになったのです。

空気がピリピリしているわ。 ……何だかイヤな感じね。
地面の下に住んでいても空が暗いってのはやっぱイヤな気分なんだろうな。
今のところ魔物の姿は見えないわね。 でも油断しちゃダメよ。

ガボは、何を言って居るんだろう。 ここはコスタールではないのに……。
それとも砂漠の城が地下に伸びていることを言っているのだろうか?

城の人たちも魔物に怯えて苦しんでいるはずよ。 ○○くん、早く精霊を見つけないと。
見たところお城は無事なのに神殿だけを襲ったのかしら? 気になるわね。
神殿が襲われた? ○○くん、急いで見に行くわよ!
魔物の奴等、また悪さしやがったんだな! なあ、神殿に行ってみようぜ!

今は魔物は城の中には居ません。
今のところはね。

さあ、早く!
開けた扉から魔物が忍びこむかも知れない!

1F
外は魔物だらけ。 今は旅立たない方が良い。
慌てたってどのみち魔物は居なくなりゃしないんだから。

オロオロオロオロ。 全くもう! 何てことだ!
相棒がモタモタしているから帰れなくなっちゃったよ!

この階段の下に女王様はいらっしゃいます。
更に下の階、神殿は魔物に破壊されたため、今は立入禁止です。

これは救い主様、どうぞご自由にお通り下さい。
これだけ守りを固めれば、もう魔物も入って来れないでしょう。

村に戻って保存。 659:59、 Lv38、 7025G


2000. 10. 25.

B1F
何故神様は砂漠を助けてくださらんのか。
神様でも大地の精霊様でもどっちでもかまわん! 何とかして欲しいものじゃ。

お城の水は今のところ濁っていない。 でも川の水は真っ黒なの。
魔物は出るし、私達このまま闇の世界で死んじゃうんじゃ……。

ここだけの話だけど神殿が襲われた時何人か死んだらしいのよ。
表向きは怪我人が出ただけだって言ってるけどね。

砂漠が闇に閉ざされてからと言うもの客足がぱったり途絶えまして。
おいた父や母、妻と20人の子供達がひもじい想いをしております。
どうか、哀れとお思いならお買い物をお願いします。

大丈夫よ、猫さん。 私もあなたも悪いことしてないわ。
悪い子としない子には悪いこと起きないわ。 ママが言ってたわ。

こんな時だ、武器はあった方が良い。
神様が守っちゃくんねえなら、自分たちでどうにかしなきゃよ。

女王様もみんなもどんどん食が細くなってきていて……。
こんなことでは体が弱って倒れてしまいます。

ああ、なんと言うことでしょう。 再び暗黒の空を見るとは。
女王様が直々にお祈りを捧げても神はお答え下さいません。
我ら砂漠の民、天に恥じることは何一つ無いというのに。

出来ることならもっと見張りの兵を増やしたい。
しかしどうにも数が足りないのです。
平和な時が長く続きすぎたのか……。

この方は私が城の外で魔物に襲われていたのを助けて……。
ひどい怪我。 命に関わらないと良いのだけれど。

うーん、うーん。 魔物め……。 うーん。

空は闇に覆われ風はよどみ川荒れ狂う。
これはまさしく遙か昔この砂漠が魔物に襲われた時と同じ!
これはあの時と同じ魔物の仕業に間違いありません!

魔物達は地中から穴を掘り神殿を壊してゆきました。
何故か我らには目もくれずに。
何が目的だったのか? 女王様は教えてはくれないのです。

城の何処かにかつての王が王家の鍵という物を隠したそうです。
砂漠を再び災いが襲った時に役立つ物と言うことですが……。
一体何処にあるのか、誰一人知らないのです。

B2F
ここは墓場。 死者の安らぎの場所。 
皆様にはまだまだ縁のない場所です。

ここは墓場。 砂漠の民と代々の女王の墓。
魔物も墓には悪さをしなかったようです。

この墓は女王フェデルのもの。 かつて砂漠を襲った災いを退けた古の女王。
しかし女王はもう土の下だ……。

女王様が仰るのです。 神に祈るよりは我らが祖先に祈れと。
ですからこうして古の女王フェデル様に祈りを捧げております。

大いなる女王の魂よ、我らの女王ネフティス様と我らをお守り下さい。

この階段を下れば砂漠の民の神殿。 ですが今はお引き取りを。
女王様のご命令です。 何人たりともお通しすることは出来ません。

女王の部屋
ここは女王様のお部屋。
女王様に用があるならば、お付きの娘達に話しかけるが良い。

ここは女王様のお部屋です。
城が襲われてから女王様はずっとふさぎ込まれている。
神殿がめちゃくちゃにされたんだ。 無理もない話だが……。

女王様がご気分が優れないようなのでお花を差し上げに来ました。
こんな物でも慰めになれば、と。

村の両親の元へ帰りたいのですが外は魔物が出るので……。
女王様のお力で砂漠を元に戻して頂けないかとお願いに。

……これは!
救い主様! 良くぞ砂漠へお戻りになりました。
女王様は救い主様をずっともうずっとお待ちでした。

なんと!
女王様は救い主様と直に会ってお話しされたいと仰っておいでです。
ただ今人払いをします。 もう暫くそのままお待ち下さいませ。

お集まりの皆様!
申し訳ございませんが本日女王様はご気分が優れないご様子。
どうか今日の所はお引き取り下さいませ。
それでは、私たちもこれにて……。
話が済みました頃戻って参ります。

みんな居なくなっちまったな。 今の内だぞ、○○くん!
随分大事な話みたいね。 ○○くん、もっと女王様の側に行きましょうよ。
神殿のこと、砂漠のこと、聞きたいことがたくさんあるわ。 さあ、○○くん

お客に続いて女官達が出ていくと扉に男達が張り付く。
警備の人らしいけど、聞き耳立てたストーカーかもね?

どちらへ行かれます? 女王様がお待ちかねですぞ。 さあ、早く女王様の元へ!

女王との会見
救い主様……。 お待ちしておりました。
さあ、どうぞ、もっと近くへ。
赤絨毯にさしかかると女王から声が掛かる。 
調子に乗って寝台によじ登ろうとしたけど、さすがにダメだったよ。
女王に話しかけないで裏の扉から部屋を出ようとすると……、
救い主様。 どうか我らをお見捨てにならないでください。
この砂漠を救うには皆様のお力を借りるほか無いのです。

お待ちしておりました、砂漠の救い主様。
皆様もご存じの通り、神がこの世に蘇り、世界に平和が訪れました。
神は我らにもう苦しむことはないのだとそう仰った。
ところが突然砂漠は闇の世界に変わってしまった。
魔物の気配、暗い空に怯える民に、私は焦りました。
そうして一つのことに思い当たったのです。
この城の地下深く……。 神殿に封印してあった闇のルビーの片割れ。
もしや、あれがまた災いをもたらしたのではないかと。
わたくしは神にお伺いを立てようと神殿で祈りました。
…………。
…………。
この先何を言ってもわたくしを信じてくださいますか?

いいえ! お答えにならないで! 信じなければならないのは私のほうです!

…………、神は私にお答えになりました。 恐ろしく禍々しい声で。

そ・こ・に・あっ・た・の・か
そして、直ぐに……。
地中から現れた魔物に神殿は襲われ、闇のルビーは奪われた。
我が民には口が裂けても言えません。 皆が信じる神が、よもや……!
……救い主様、皆様も闇のルビーを神にお預けになったのですね? よろしいのです。 気を使って頂かなくとも。
やはりそうでしたか。 ……なんと言うこと。

…………。
砂漠を救う方法に一つ心当たりがあります。
古よりこの砂漠を守り我らと共にある大いなる力……。
この砂漠の何処かに眠る大地の精霊ならばきっと魔を追い払ってくれるはず。
どうか救い主様! 大地の精霊を目覚めさせ、この砂漠をお救い下さいませ!
大地の精霊を目覚めさせる術は古より砂漠の村のシャーマンに伝えられております。
お願いいたします。 大地の精霊を目覚めさせ、今一度、砂漠をお救い下さいませ!

……ハイそうですかって信じられる話じゃないけど、でも本当だとしたら。
とにかく大地の精霊を探し出すのが先だわ。 砂漠の村へ行くわよ!
○○くんだって見たでしょ。あの時神の神殿で確かに神様が復活したのを。
……でも、闇のルビーは? 砂漠の神殿を襲ったのは? 分からないわ。
神殿の闇のルビー目当てで魔物の奴等やって来たのか。 魔物……だよな、そいつって。
まあ、いいや! 大地の精霊っての起こせば全部分かるよな!
私には、もう神は信じられませぬ。 ならば砂漠を救う方法は一つ。
砂漠に眠る大いなる力、大地の精霊に助けを求めるほかありませぬ。

お待ち下さいませ!
救い主様のお力は十分に存じておりますが……。
我ら砂漠の民、この危機に何もせずには居られませぬ。
砂漠の民を一人皆様の案内役としてお連れいただけませんか。
砂漠の村の族長には4人の息子が居ると聞きます。 どうか!
彼らの内の一人を、皆様のお供に! お願いでございます。
どうぞ、我々にもお手伝いさせてください!

大地の精霊の手がかりも案内役もどっちも砂漠の村ね。 さあ急ぐわよ、○○くん!
砂漠の村へ行きましょう。 今は考えるよりも動くことよ。
案内人かあ、気が合う奴だと良いよな。 一緒に頑張るんだしさ。
大地の精霊を目覚めさせ砂漠を救うお手伝いをどうか我らにさせて下さい。
砂漠の村の族長の息子達、その内の誰かを皆様のお供に!
砂漠の村には大地の精霊を目覚めさせる術を知っているシャーマンも居るはず。
どうか砂漠の村へ! 女王ネフティス、一生のお願いでございます!

警備の男達は、今度は通してくれた。 まだ女官達は来ないけどね。

お城が心配なのは分かるけど、今は砂漠の村へ急ぎましょう。
砂漠の村のシャーマンって確か何人も居たわよね。 まっ、行ってみれば分かるか。
ばひゅーんって村まで行って、どかーんと精霊起こそうぜ! そしたら全部オッケーだ!!

B1F
一体女王様はどのような話をみなさんに?

気のせいでしょうが、ほんの少し女王様は元気を取り戻されたような……。

女王様が直々にお話になったのはこれが初めてですわ。
それほど大切なお話だったのですね。

救い主様、どうか女王様のお力になって差し上げてくださいませ。

村に戻って保存。 660:06、 Lv38、 7025G

女王の話を分岐した話を聞き出すためにリセットしたから、
時間は前回からはほとんど変わってないけどね。


2000. 10. 26.

砂漠の村
うと……うと……。
   壺の中のお爺さん、釣りをしながら眠っているようだ。

ここは砂漠の民の偉大なる族長様のお屋敷。
おお! これは救い主様ではありませんか!
女王様より皆様がこの村へいらっしゃると伺っておりました。 
さあ、どうぞ、中へ! 族長様もぼっちゃま方もお待ちかねです!

救い主様は遙か昔にも我ら砂漠の民を助けてくださったとか。
今度もきっと砂漠は救われますよね! 信じています。

いやあ、それは勿論俺だって救い主様のお手伝いはしたいさ!
でもそうしたらあとの二人が惨めじゃないか。 ほら俺は一番優しいからな。

一番上の息子よ。お前の言い分は分かった。 真ん中の息子よ。 お前はどうなのだ?

父上から見ても一番強いのは俺だけどさ、でもさ、あとの二人に今回は譲るよ。
救い主様に鍛えて貰えばおれと同じくらい強くなるかも知れないだろ?

むむむ……。 では残ったお前はどう思う?

一番賢くて一番強いこの俺が村を離れるわけには行きません。
村にもしものことがあったら俺が村を守らなきゃ。 だから役目は他の二人に!

むぅ……、つまりお前達は救い主様のお供をするのはイヤだというのだな?

いえ……、その……。
べつに……、その……。
イヤだなんて……、そのう……。

…………。
でも女王様があれほど頼んでいたんだし、もしかしたら役に立つのかも知れないし。
ねえ、○○くん。 もしかして、あの3人の誰かを連れて行かなきゃなんないわけ?
勘弁してよ、もう……。 うーん。 言っちゃわりいけど、あんまり連れて行きたくねえなあ。 なっ、族長さんに断ろうぜ!

な、な、何かご用ですか!? 私は決して盗み聞きなんかしてませんよ!
大地の精霊の手がかりはシャーマンが知ってるはず。 さあ、探すわよ!
えっと族長さんとことシャーマンとこに行くんだよな。 へへっ、オイラ良く覚えてんだろ!
村のみんなのためにも早く精霊を目覚めさせないと。 頑張りましょう、○○くん。
さっき来た女王様からのお使いの人、どんな用事だったのかしら?

きれいだったなあー。 お城からのお使いの人。 いやあ綺麗だったよなあ。

外は魔物が出るというのによっぽど大変な用事があったに違いない。

おや、噂をすれば。 父が待ちかねていたぞ。 早く父の元に話に行ってくれ。

族長様、突然4人の息子さん達を集めて一体何があったのかしら。

ブツブツ……、どうか俺だけは選ばれません様に。

おお!
これはこれは救い主様! 女王様のお使いから話は伺っておりますぞ!
私の息子達の中から誰でもお連れ下さい。
……と言いたいところですが、私の息子達はとんでもない臆病者ばかり。
申し訳ございませんが、救い主様のお力にはどうやらなれないような……。

イ、イタタタタタ! 急にお腹が痛い!
こんなに救い主様のお役に立ちたいというのに、お腹が痛くて動けない!

イ、イテテテテテ! 急に頭が痛い!
頭さえ痛くなければ救い主様もお供には俺が行ったのに!

イ、イチチチチチ! 急に体中が痛い!
こんな身体で付いていっても救い主様の足を引っ張ってしまう!

………………。
真に情けないことです。 申し訳ございませんが、これではとても……。

どうでしょう、父上。 兄者達の代わりに俺がお供をしては?

サイード! 行ってくれるか!?

兄者達が病気となれば仕方がないでしょう。
部屋へ戻って出かける支度をしてきます。 救い主様ご一行、また後で。

下の息子サイードはあれでなかなか頭が回ります。 きっと皆様のお役に立つかと。
サイードの部屋はこの屋敷の裏にあります。 どうぞお供にお連れ下さい。

サイードの部屋って昔の族長さんちのことだよな。 猫がいっぱい居てさあ。
上の出来が良いと下がダメ、その反対も良くある話よね。 ともあれホッとしたわ。
……助かった! あの3人に決まったら精霊なんて見つかるはず無いもの。
あたしの日頃の行いが良いせいよね、きっと。 さ、サイードを迎えに行きましょ。
おや、不思議なことにお腹が痛くなくなってきた。 うーん、不思議、不思議。
やれやれ、助かった! ……なーんて思っちゃいませんってば。 ああ、本当に残念だなあ!
うう、身体さえ痛くなくなければ俺が行ったのに。 あー、残念だ。

しかし、上の息子達がここまで戯け者とはお恥ずかしいことです。

結局サイード様に決まったんですね。 まあ良かったと思いますよ。
えっ? 何で知ってるかって? いやですわ、私、盗み聞きなんてしていませんよ。

よしよし、お前達、俺が戻ってくるまでこの部屋から出るんじゃないぞ。
外は魔物がでるんだ。 おとなしく待って居るんだぞ。
では、救い主様ご一行。 ……と、いちいち呼びにくいな。
差し支えなければ名前を教えてくれないか?
ありがとう。 では行こうか、○○くん。
砂漠の民、サイード、この命の限りお前達の力となろう!
サイードを仲間に加えて
この先何が待ち受けようとこの俺の命は、○○くん、お前に預けよう。
大地の精霊のことは年寄りやシャーマンが詳しい。 話を聞いてみると良いだろう。
猫をじっと見ていると時々人の言葉が分かるのではという気になるよ。
あたしの猫も元気かなあ。 他の人にはなつかない子だからちょっと心配だわ。
女王様の話だとシャーマンが精霊の手がかりを知ってるはずだったわね。
サイード、猫好きなんだな。 へへへっ、オオカミも好きかな?
あの3人よりマシだけどなーんか格好付けちゃってさ。 嫌みな奴だわ。
ま、いーや。 大地の精霊を見つけるまでの間よ。 広い心で我慢、我慢!
案内役も見つかったし、大地の精霊の手がかりを探しましょう!
これは、救い主様! 砂漠を救う見通しはいかがでございますか?
サイード、お前もしっかりな。 救い主様のお役に立ってくれ。
分かっています、父上。

父上のせっかちも相変わらずだな。
○○くん、焦ることはない。 のんびりしていられないのも確かだが。
大地の精霊の手がかりはこの村の何処かにあるはずよ。
○○くん、族長さんの期待に応えるためにも早クソのシャーマンを探しましょう。
家の中にいるといつも兄上達がいがみ合っていて五月蠅くて本も読めない。
だから裏にある古い家で俺は暮らして居るんだ。

サイードがもしも砂漠を救っちまったら、困ったことになるよな。
俺達のメンツってものがさ、どうにかしてあいつらの邪魔をしないと。

どうしたらサイードの手柄を横取りできるかな。 うーむ、難しい……。
まあ、手柄どころか活きて帰ってくるかどうかも分からないけどな。

ああ、良かった。 救い主のお供なんてしたら死んじまうよ!
サイードの奴にはちょっと可哀想なことしちまったかな。 わはははは!

何よ、あいつ! さっきまで泣きべそかいていたのにむかつくわねー。
放っておけ。 どうせ大したことは出来ないさ。
あの3人の兄ちゃん達、ちゃんと族長のじっちゃんや村を守れんのかな?
オイラ心配だよ。
救い主様が来てくれたなら、きっと直に砂漠は良くなるわ。

三つ子の坊ちゃま方が選ばれなくて本当に良かった!
どう考えてもあの3人は足手まといになるだけよ。

サイード様、頑張ってくださいね!
族長様と奥様は俺達がお守りしますから!

サイード様、猫の世話はちゃんとしておきますから心置きなくお出かけ下さい!

まあ、サイード様。 救い主様のお供をされるとか。 どうぞお気をつけて。

奥様はいましがたお休みになられました。

そうか、では母が目を覚ましたら暫く留守にすると伝えてくれ。
分かりました。 どうぞお気をつけて。

かつて救い主様と古の砂漠の民の族長が助け合い砂漠は救われた。
今度もきっと砂漠は救われますよね! 信じています。

おお、救い主様! サイード様! お話は伺っております。
砂漠の民のため旅立たれるとは何と勇気あることでしょう。 どうぞ、お気をつけて!

村人としばしの別れ
ここは、砂漠の民の村……。
おや、下の若君ではありませんか。 まさか村の外へ行こうというのではないでしょうな。
空が闇に閉ざされてから砂漠は魔物だらけ。 村からでるのは危険です。

ほんっと、家の父ちゃんって情けないよな。 ねえ、サイード様。
でもサイード様の兄ちゃん達には負けるかな。

まあ、サイード様、族長様のお客様はどなたでしたの?
……えっ!? これから皆さんで砂漠のために旅立つと!?
ありがとうございます。 どうぞお気をつけて。

おや、旅の方にサイード様。 家にも皆さんのような頼りになる息子がいれば。
年寄りと娘だけではもしも魔物が襲ってきても手も足も出ません。
おお……神よ。 我らをお守り下さい。

魔物は次から次へとキリ無くやって来る。
村の者が安心して暮らせるよう早く精霊を目覚めさせなくては。
ふーん、サイードの奴、村の人には随分愛想いいのね。
死んじまう……。 みんな一人残らず死んじまうよう……。
何だよ、出ていってくれよ。 見せ物じゃないんだよ!

どうか坊や達が眠っている間に魔物が居なくなりますように。
あら、サイード様。 子供達は今眠ったところです。 ご心配ありませんわ。

今のわしには神を呼ぶことは出来ぬ……。
この苦しみは何時か終わり再び平和な時が来るのか? それとも……?
わしにも分からん。 じゃがお前らに出来る限りのことはしよう……。

砂漠の城
女王にも別れの挨拶を……
これは救い主様、今のところ城には異常有りません。
城は我々が守ります。 一匹たりとも魔物は通しません。
大地の精霊の話を知っているシャーマンは城ではなく村にいるはずだが。
あんたお城に何か用? まさか女王様目当てじゃないでしょうね。
お城の人たちも魔物に怯えて苦しんでいるはずよ。 ○○くん、早く精霊を見つけないと。
大地の精霊の伝説は確か村のシャーマンが知ってるって話だわよね。
お城心配なのか? でもさあパパッと精霊の奴見つけちゃわないとさあ。
砂漠の村の者だな。 そちらの様子はどうだ?
城を守るので手一杯で村へ兵をやれないことが女王様の気がかりのようだ。

魔物達はどこから来るのか? 暗い空からとんでくるのか、砂の中から来るのか。
どちらにせよ、我々はこの城を守り抜くだけだ。

B1F
神殿を襲った魔物達がまだ地下にいるっていう噂を聞いたのよ。
でなきゃ死んだ侍女達を弔いもせずに神殿を閉鎖するはずがないわ。
真この城の地下に魔物達が居るというなら、その命奪わなくては。
死んだ我らが民の弔いのためには魔物の首が一番だ。
まだ魔物のやつ、神殿にいるのかっ!?
やっつけてやりてえけど、でも大地の精霊やんなきゃだし……ああもう!
神殿に流れた侍女達後は今も乾いていないとか。
救われぬ魂がそうさせているのでしょうか。
我ら砂漠の民の命を奪った魔物は決して許しはしない。
何時の日か必ず敵を討ってやる。 かならず、な。
……ひどい話よね。 生き残った人も死んだ人も辛いでしょうに。
これはこれは救い主様。 サイード様も一緒ですか。 ふむ……大地の精霊について、ね。
城の地下の神殿にも大地の精霊に関する手がかりは在ったようです。
しかし神殿は魔物達に滅茶苦茶にされてしまった。 手がかりも闇の中です。

砂漠のシャーマン達は大地の精霊の言い伝えを語り継いできたとか。
その言い伝えを元にナイラ上流の像も造られたそうです。

精霊についてなら学者達よりシャーマンの方がずっと詳しいはずだ。
○○くん、村へ戻ろう。
大地の精霊像もきっと何か関係があるのかもね。 でも今は村の方が先よ!
大地の精霊は遙かな昔よりこの砂漠に眠っているとか。
では何故精霊は眠りに就いたのか? 我々には分かりません。
精霊が寝てる理由なんてそんなのどうだっていいわよ。
どっちにしろ起こせば分かることだもの。
眠る理由っていわれてもオイラ眠いときには直ぐ寝ちまうからなあ。
同じ神殿でも大地の精霊様の像には魔物は出なかったみたいね。
神様より大地の精霊様のほうが頼りになるってことかしら?

昼も夜も交替で見張りをして兵士達は疲れ切っている。
今魔物に攻め込まれたらひとたまりもありません。 どうしたらよいものか。

サイード様じゃないか。 族長様のお使いかい? ご苦労さん。
いつもなら女王様目当てで兄貴達がやってくるのに危険なときは弟任せかあ。
あんたも苦労するよなあ……。

サイード様がお城に来るとは、もしや砂漠の村に何か!?
えっ? 違う? ああ、よかった……。

女王様のお力になれるなんざ、カーッ、羨ましいねえ!
あんた達、頑張れよ!

神様がお助け下さらんのは、きっと大変なことになったのが砂漠だけではないからじゃ。
神様が砂漠まで手が回らんなら、大地の精霊様が何とかしてくれんかのう。

私良い子だもん。 猫さんも良い子だもん。良い子の家には魔物は来ないの。
お兄ちゃん達も良い子にしてなきゃダメよ!

皆様は大地の精霊を探しに旅立たれるのですね。
では私も皆様の旅の無事を祈りましょう。

B2F
地面の下に墓を作るのは大地の精霊に魂を守って貰うため。
大地の精霊もまた砂漠の何処かに眠っていると伝えられております。

こうして祈りを捧げていると心が落ち着いて恐ろしさを忘れさせてくれます。
古の女王フェデル様、大地の精霊様、どうか我らをお守り下さい。

兄上達、ここにも居ないか。 とすると……いや、まさか……。 まさかな……ブツブツ。
神殿は立入禁止か、しょうがないわね。
神殿にはまだ魔物が居るらしいじゃないの。
  本当だとしたら何とかしてあげたいわね。 今はどうしようもないけど。
女王様に頼んだらちょっとだけ入れてくんねえかな? ○○くんだって気になるだろ。

サイードったら何を言ってる? まだ3バカトリオが居なくなったなんて聞いていないよ!

女王様〜
ここは女王様のお部屋。 これは救い主様。 どうぞお通り下さい。

我らが女王様は砂漠の民全ての心の支え。
全ての民を支えるその重みは我々には計り知れません。
女王様のお力になれるのは皆様だけです。 どうぞ砂漠をお救い下さい。

救い主様、良くお戻り下さいました。
まあ、あなたは確か……。

砂漠の村の族長の末の息子のサイードと申します。
サイード、どうか砂漠の民の皆に代わって救い主様を助けてください。
この広い砂漠の何処かに眠る大地の精霊を目覚めさせ……。
砂漠にもう一度光と平和とを取り戻すのです。
承知しております。
大地の精霊の手がかりは砂漠の村のシャーマンが知っているはず。
救い主様、サイード、どうぞ砂漠のため力を貸してください。
俺の村に変わり者のシャーマンが居ただろう。 多分知っているのはあいつだ。
○○くんって随分礼儀正しいのね。 でも今は急がなきゃ。
精霊の手がかりは砂漠の村のシャーマンが……って前にも聞いたじゃない。
もしかして忘れちゃってわざわざ聞きに来たわけ? ったく、しょうがないわね。
そうそう、村のどっかに居るシャーマンを探すんだったよな。 ○○くん、早く行こうぜ!
神を信じられぬ今、砂漠を救うのは大地の精霊の力しか在りません。

そう言えば今ちょうど666時間です……。 ジャッカルは悪魔の使い手か?

シャーマン
族長の家に寄ったら、まだ3バカトリオはまだ部屋で悪巧みしてたよ。  そのうち失踪するんだね!?
フム……フム。 わしに用がありそうだな。 せっぱ詰まった顔をしておる。
フム。 どうしたね? ゆっくり焦らずに話してみると良い。
ほう……、大地の精霊を、な。 大地の精霊が眠る場所なら確かに知っておるよ。
なら、早く教えてくれ。 精霊は何処にいる? どうすれば目を覚ますんだ?
焦るな、焦るな。 精霊、精霊は何処にでも居る。 この砂漠の何処にでも、な。
いい加減なことを……!
ほっほっほ! そう怒るな。 わしは真実しか語らんよ。 大地の精霊は何処にでも居る。
この砂漠全てが精霊そのもの。 砂漠の砂一粒一粒全てが大地の精霊を宿す。
目の前の砂の中にも、村の広場にも、城の庭にも何処にでも精霊はいる。
精霊とはそういったものだ。 大地の精霊に会いたいのかね。
いいえ。 バカなことを言うな! 大地の精霊を見つけることが目的ではなかったのか?
ご老人。 大地の精霊を目覚めさせる術を知っているなら教えて欲しい。
フム、そうじゃな。 ここではちと場所が狭い。
わしに付いてくると良い……。

精霊は確かに何処にでも居る。 だが、身体を持つためにはいくつかの儀式が必要だ。
我らシャーマン達はその大事な儀式を語り継いできた……。

大地の精霊の姿を汚れ無き大地に描く。
その時精霊は長い眠りから目覚めるだろう。

ふむ……。 この場所は聖なる力に守られている。
精霊を呼び出すにはうってつけかもしれん。
ふむ……。 おとなしくそこで見ておれ。 じーっと黙ってな。

聞け、眠りの中の精霊よ。 汝の歌を。
見よ、夢現の内に。 古より伝えられし汝の姿が描かれるのを。

砂漠に眠る大地の精霊よ、いかなる獣よりも強くいかなる王よりも賢い精霊よ。

その肌は岩のように堅く、剣も槍も通さぬ。 強く逞しい精霊よ。

私は知る、その足を。 いかなる神殿の柱よりもしっかり大地に立つその足を。

私は知る、その背中を。 砂漠の全てより広いその背中を。

私は知る、その強い腕を。 ライオンを片手で倒す精霊の強い腕を。

私は知る、その大きな手を。 ナイラの流れをせき止める大きな精霊の手を。

汝が身体を大地に描こう。 汝を大地に呼ぶダメに。

汝が顔を大地に描こう。 汝を……。
…………。
ふむ……。 困ったな。 わしも歳のようだ。 続きを忘れてしまった。
大地の精霊の顔がどんなものだったか分かれば直ぐにでも精霊を呼べるのだが……。

ふむ……大地の精霊の顔……。 どう描くのか忘れてしまった。
精霊の顔さえ分かれば直ぐにでもこの場所へ大地の精霊を呼べるのだが……。

ふむ、ああでもない、こうでもない。 一体大地の精霊はどんな顔をしておったのか。

ただの老人ではないと思っていたが、精霊を呼ぶ術を知っていたとはな、
しかし大地の精霊の顔か。 またやっかいな捜し物だ。 誰に聞けばいいものか……。
砂に姿を描いて精霊を呼び出すなんて驚いたわね。
あとは顔さえ分かれば。 でも一体誰が精霊の顔を知っているのかしら?
さんざん期待させといて忘れたですって!? 何考えてんのよ。あのジジイ!
しょうがないわね、誰かに相談してみましょ。

村に戻るのか、それとも城の地下に入れて貰うのか、 さもなければ精霊像の中か?

砂漠の村
ここは砂漠の民の村……。 
おや、下の若君。 一体何処へ行かれていたのです?
空が闇に閉ざされてから砂漠は魔物だらけ。 村から外に出るのは危険です。
精霊の顔なんて、今まで考えてみたこともなかったよ。
何しろ大地の精霊には様々な姿があるからな。それこそ砂漠の砂の数ほどの。
大地の精霊の顔について教えてくれた人にはマリベル様が手を握ってあげちゃう!
……って呼びかけたら直ぐにでも分かるんじゃない? 何よ、冗談だってば。
大地の精霊ってさあ、目とか鼻とか口とかオイラ達見たくちゃんとあんのかなあ?
村で分からなくたってお城で聞いてみればいいわ。 お城でも分からなければ……。
き、きっと大丈夫よ。 さあ、元気を出して行きましょう!
ちっくしょ……ヒック! 飲まなきゃ、やってられねっよっ。 ……ヒイーック!
うるせえ! 自分家で酒飲んでなあーにが悪いってんだよ! ……ヒック!

僕ちょっとだけ弟よりお兄ちゃんなんだ。
だから僕がママも弟も守ってあげるんだよ。 偉いでしょ!
サイード様、あのね、ママがね、寝てるからね、僕たちここで見張ってるの。
ママが寝てる間にね、魔物が来ても僕たちで追い払っちゃうんだよ!

例え子供であろうとも砂漠の民は強い心と勇気を持っている。
魔物達には負けないさ。 何があろうともな。
オイラよりうーんとちっちゃいのに偉いよなあ。 オイラ達もガンバらなねえとな。
○○くん、あんたもあの子を見習ってバシッと男らしいところを見せなさいよね。
いやあ、さっきのお客さんには困ったモンでしたよ。
何しろ3人で来て自分だけに一番良い武器を売れってんですから。
まあ、世界に3つしかないんですよ、なんて言ってただの銅の剣を売っちゃいましたけどね。
あたしゃあ長いこと商人やってますが、あんな困った客は……。

おや、サイード様じゃねえか。 ついさっきあんたの兄さん達が揃って買い物に来てたぜ。
ろくに使えもしねえ武器やら、高い防具やら買ってったんだ。
村のために何かするような人たちじゃあ無いし、さ。 ……おっと! これは失礼。

今度は何の遊びを始めるつもり何だか。 全くこの一大事に。
きっと漸く村のために頑張ろうって気になったのよ。 ……そう、思いたいわね。
3バカが武器や防具を? なーんか臭うわね。
さっき表をサイード様の兄さん達が歩いていったよ。 何処に行ったののかなあ。

おや、旅のお方にサイード様。 ……えっ!? 大地の精霊について知らないかですと?
ふうむ。 精霊様についてならお城の神殿にでも行かれてはいかがですか?

大地の精霊様のお顔ですか。 そうですねえ。
あたしの若い頃にはもう精霊様の像もすっかりのっぺらぼうでしたからねえ。

まあ、サイード様、先ほどお兄さま方がお揃いでお出かけのようでしたわよ。
……えっ!? 行き先? この窓からチラッと見ただけですのでそこまではちょっと……。

神殿には古い言い伝えも沢山残されていたと聞く。 しかし今となっては……。
神殿ね、でも確かあそこ女王様が立入禁止にしてたんじゃないの?
精霊って様付けないといけないんだな。 偉いんだなあー。
かつては確かに大地の精霊像にも顔はあったが長い年月でなくなってしまった。
俺の父が子殿の時には今のようにのっぺらぼうだったって聞いたことがある。
大地の精霊の像にも手がかりは無さそう、か。 でも行くだけは行ってみる?
精霊の像って、確かナイラの向こうにあるあれよね。
折角像があっても顔だけ分からないだなんて、もうっ! ついてないわね。
……○○くん、どうもイヤな予感がするんだ。 気のせいだと良いんだが。
サイード様、猫たちは私にお任せ下さい! 
ほーらニャン子ちゃん達、猫まんまお食べなさい。

フンフンフン♪ あの三つ子が居ないと思うとお料理にもせいがでちゃうわ。
フン、フン、フフフーン♪

これは救い主様! ……何と! 大地の精霊様を蘇らせるとと仰るか!
ふうむ、そうですな。 精霊様のお顔については私も良く知らないのです。
確かお城の地下の神殿に手がかりのようなものが……、むむ、なんと言うことだ!
お城の神殿は確か魔物に襲われてからと言うもの固く閉ざされておりまする。
むむむ、あの場所ならきっと何か分かると思ったのですが。 お力になれず面目ない。

城の地下の神殿か。 今のところ他にあてもない。 ○○くん、行ってみよう。
よしっ、○○くん! とにかくお城にいってみようぜ。 きっと手がかりが見つかるさ!
女王様だってきっとこういう事情なら神殿に入れてくれるはずよ。
ダメだって言われたらコッソリ入れば良いだけよ。 ○○くん お城へ行くわよ!
○○くん、神殿にはまだ魔物が居るという話よ。 気を引き締めて行きましょう。
まあ、これはサイード様、ご無事で何よりですわ。
先ほどお兄さま方は揃ってお出かけになられました。
何処かですれ違いませんでした?

砂漠の城
サイード様、お兄さま達がお城へいらっしゃいましたが、もしや砂漠の村に何か!?
えっ? ちかう? ああ、良かった……。

サイード様じゃないか。 さっき兄貴達もお城に来てたぜ。
女王様にご用かと思ったら下に降りてっちまったよ。 なんだったんだろ、あれ?

この階段を下りれば砂漠の民の神殿。 ですが今はお引き取りを。
女王様のご命令です。 何人たりともお通しすることは出来ません。

兄上達、ここにも居ないか。 とすると……いや、まさか……。 まさかな……ブツブツ。
どうもイヤな予感がする。 兄上達が城に? うーむ……。
サイードの兄ちゃん達もお城に来てんのかあ。 何の用事なんだろうな。

国の主、女王様は砂漠の神殿の神官でもある。 話を聞いて損はないだろう。
シャーマンさえ知らない大地の精霊の顔……。 どうやって探せばいいのかしら。
精霊の顔が分かんねえとどうしようもねえんだよなあ。 かたっぱしから聞いてみっか。
取りあえず女王様に相談してみましょ。
あのシャーマンの話を最初に教えてくれたのも女王様なんだし。

まあ、救い主様、お顔の色が優れぬようですが、いかがなされました?
そうですか。 大地の精霊の顔が分からず、皆様お困りなのですね。
古より伝えられし精霊を呼ぶ歌も今ではすっかり忘れ去られてしまった……。
まだ何か手がかりがあるとすればこの神殿の地下ではないかと私は思います。
忌まわしい出来事を忘れるため扉を閉ざして居りましたが今一度扉を開きましょう。
兵士には私から言っておきます。 お好きなだけ神殿をお調べ下さい。
ただし神殿には今も魔物達が潜んでいるという噂も聞いております。
くれぐれもお気をつけて……。

城の地下にもし魔物が潜んでいるというのなら命に代えても倒してやる。
神殿を汚し砂漠の民を殺した者は許してはならない。
漸く神殿に入れるわ。 ○○くん、魔物が出たときはちゃーんとあたしを守るのよ!
沢山の人が神殿で命を落としたという噂。 本当なのかしら……。
その人達のためにも早く精霊の顔を探しましょう。
きっと地下の神殿に大地の精霊の似顔絵とか飾ってあんじゃねえか?
○○くん、早く見に行こうぜ! 神殿はどうぞご自由にお調べ下さい。
そうして大地の精霊の顔の手がかりを見つけ出し、精霊を目覚めさせてください。
この砂漠のため、どうか! ただし決して無理はなさらないで……。

地下神殿
おお、これは! 女王様よりお話は伺っております。
どうぞお通り下さい。 お気をつけて!

何かご用でしょうか!? 我々はやましいことは何もしていませんとも!
賄賂も受け取っていませんし、砂漠の村の誰か達を通したりもしていません!

我々は、神に誓ってこの扉をちゃんと守っていました!
賄賂を貰ったからと言って誰かを通してはおりません! ほ、ほんとうです!

どうもイヤな予感がする。 まさかとは思うんだが。
……あやしいわねー。
賄賂って美味いのか? いいなあ、オイラもいっぺん食ってみてえよ。
わはははははは! うまくいったな!
あの声は……。 ○○くん、もっと近くへ行ってみよう。

済まない、○○くん。 さっきの声が気になるんだ。 確かめさせてくれないか。
なーんかどっかで聞いたことある声がしたわね。 それもあんまり聞きたくないのが。
……やれやれ。
あれっ、 あいつら、もしかして?

三つ子が何か光る物を囲んでいる。

賄賂を弾んだだけあって見事サイード達より先回りできたな! わはははは!
何だかよく分からないけど大事そうなモンも見つけたしな、わははははは!
魔物も俺達に恐れをなして出てこないし、良かった、良かった! わはははははは!
わははははははは!

なかなか面白いことになっているみたいだな。
○○くん、もう少し近くへ行ってみよう。

兄たちが見つけた物は重要な手がかりではないかと思う。
○○くん、兄たちの元へ行ってみよう。
ちょっと、○○くん! なにボケッとしてんのよ。
あいつらなんかに大事な物横取りされて堪るもんですか。 ほらっ、取り返して来なさい!
あの人達、まさか精霊の顔の手がかりを?
こうしてはいられないわ。 詳しい話を聞いてみなくちゃ。
サイードの兄ちゃん達何か見つけたみてえだな。 もっと側に行ってみようぜ!

わはははは! 遅かったな、サイード!
お前の探している物は強くて頼りになるお兄さま達が先に頂いた! わはははは!
わはは、これが欲しかったら……。
神殿の黒ずんだ掘り割りの水の中から突然魔物が襲いかかる。
わは、わは、はわ……。
た!
 た!
  た!
助けてくれーっ!!!!! 魔物だあ! 魔物が出た! サイード! 助けてくれーっ!
○○くんは、まず床の光る物を調べようとした。 
な、な、な、なにやってんだよっ!? 死ぬー! 死んじゃうよー! そんなの後回しっ!!
救い主様っ、サイード! 助けてーっ!!!!!!

奥の宝の箱は魔物に荒らされたのか、3バカが持っていったのか、全て空っぽ。

魔物一頭ずつと戦闘。

まず、お化けヒトデ
何でこのマリベル様が3バカのために戦わなきゃならないわけ? 冗談じゃないわよ!
ひ、ひえええええっ。 腰が抜けちまったよ。 ありがとう、救い主様、サイード。

俺を一番に助けたのは一番いい兄貴だからだよな。 分かってるさ、サイード!

次は、ボーンフィッシュ
サササ、サイード! 悪気はなかったんだよーっ!
助けてっ、助けてっ! 一番か弱いこのお兄さんを見捨てないでーっ!!

あいつ、なんか臭いわよ! あ〜 ヤダヤダ! さっさとやっつけてよね!

サイード! 救い主様! 良くぞ俺を助けてくれた! ありがとう、ありがとう!
俺を2番目に助けてくれたのは急いで助けなくてもいいくらい俺が強いからだし……。
かといって最後に回して死んじまっても困るからだよな。 分かってるさ、サイード!

最後は、ネイルビースト
サイード! サイードお! お前がちっちゃい時可愛がってやったよなあっ!
お前にいっちばん優しかったこの兄をまさか見殺しにしたりしないよな! な! な! なあっ!?

面倒くさーい。 別にあいつらなんか放っておけばいいじゃないの。

た、た、た、助かったあ! うっ、うっ、ありがとう。 サイード、救い主様。
俺を最後に助けたのは一番弱い奴から助けたからだよな、サイード!

ああ、怖かったあ! 済まなかったな、サイード。
そうそう、救い主様も。 助けてくれてありがとう!
ほんとは俺達だけでもあんな奴等3匹くらいやっつけちゃえたけどな。
まあ、弟に花を持たせてやったってとこさ。 わはははは!
俺達がここに居たのは実は訳があるんだ。
砂漠を救うために必要なある物を探していたんだ。 ふふんっ、いい兄貴だろう!
先に魔物に取られちゃいけないと思ってさ、わはははははは!
サイードが俺達の言うことを聞いてくれるなら譲ってやってもいいぞ!
ものすごーく大事な物だとおもうんだよなあ、コレ。
お前が俺達を差し置いて……。
絶対に次の族長にはならない。 そう約束してくれるなら……。
特別にお前達に譲ってやってもいいぞ! さあ、どうする!?
…………。
俺は元から族長になる気はありませんよ。
えっ? ほんと!? ほんとにい!?
前からずっとそう思っていましたから。
ほ、ほんとか? ぜったい!? 嘘ついたら針千本飲ますぞ!
砂漠の民は嘘はつきません。 兄上達も知っているでしょう。
やったー! よしっ! じゃ、こいつはお前達にやるっ! 持ってけ!
○○くんは王家の鍵を貰った。
神殿中探したが他には何も見つからなかった。 魔物に取られちまったみたいだ。
救い主様、サイード、じゃあ、後は頼んだぜ!
お城と村のことは俺達に任せとけって!

魔物が出てきた時はどうなることかと思ったが何とか上手くいったぞ!
……あれっ!? ま、まだいたのか、サイード! わははははは!

サイード、救い主様、気を付けてな!
お城と村のことは俺達に任せとけよ。 わははははは!

家族って結構いいもんだなあ。
俺、ちょっとじーんときちゃったよ。 助けてくれてありがとう。

神殿で見つかったのはこの鍵だけか……。 ふうむ。
大地の精霊の手がかりとはどうも思えないな。
○○くん、ここは一つ女王様に聞いてみよう。

全く人騒がせだな。 ○○くん、済まなかったな。
何よ、偉そうに。 ひーひー言ってたくせに。
これで少しは性根が付くと良いんだが。 手間の掛かる兄たちだよ。
へへっ、お礼っていっつもくすぐったい感じがするよな。 オイラ苦手だよう。
……まあ、村にも男手は沢山居たことだし。 先を急ぎましょう、○○くん。

入口の番兵達、まだ同じこと言っているよ。 

女王様に言いつけたら、怒られるでしょうねえ。
あたしは優しいから見逃してあげるけどさ。

王宮
神様、どうか良い子だけじゃなくて悪い子も守ってください。
私は良い子だけど悪い子も魔物から守ってあげてね、神様。

何だかさっき下の方から魔物の泣き声がしたような……。
うーっ、ブルブルブル! 気のせいよね、気のせいっ!

これはサイード君。 むっ!? なんと王家の鍵を見つけたというのですか!
この城の何処かにあるとは聞いていたが……。 何!? 神殿にあったと!?
ううむ……、王家の鍵は古い時代の王が作った物。
災いを退け、精霊と人とを繋ぐ物と言われております。

古き時代の王が作った王家の鍵か。 実物をこの目で見ようとはな。
災いを退け、精霊と人とを繋ぐ物……。 何となく分かってきたわ。
おや、サイード君、ごきげんよう。 君が読みたがっていた本なら一番奥の棚に……。
何と神殿の奥で王家の鍵を見つけたと!?
古より伝わる王家の鍵。 噂には聞いていたが本当にあったとは。
その鍵を使ったものは大いなる物を手にすると伝えられております。
王家の鍵は代々の王さえその在処を知らないと言う。
大いなる宝、だった場合にはあたしがまず半分貰う。 あとはみんなで分けなさい。
どんなでっかい物が貰えるんだろうな? ワクワクするなー!
これはこれは、救い主様。 サイード君も一緒ですか。 ふむ……、王家の鍵?
古い時代の王より伝えられし王家の鍵。
その鍵は使われるべき時と使うべき者を自ら選ぶと言います。
つまり今こそがその鍵が使われるべき時。
そして使うべき者は砂漠の救い主、○○くん、お前だ。
ますますミステリアスね。 一体どんな扉を開く鍵なのかしら?
救い主様、地下の様子はいかがでしたか? ……まあ! 何とその鍵を!?
その鍵は代々王家に伝わってきた物です。 ずっとずっと昔から。
遙か古のハディート王より伝えられし救い主様の伝説……。
ハディート王から伝えられたもう一つの物がその王家の鍵なのです。
時来たらばこの鍵を使い大地の精霊の像の閉ざされた扉を開けと。
王家の鍵が今皆様の手にあるのはきっとハディート王のお導き。
今こそが、その「時」なのです!
救い主様! さあ、その鍵をお使い下さい!
何百年もの間閉ざされていた扉を開くのです! そうして砂漠をお救い下さい!

王家の鍵は大地の精霊の像の固く閉ざされた扉の鍵。
扉の向こうに何があるのか。 私も存じません。
ただ、古の時よりそのままになっておりますから、精霊の古い言い伝えも、もしや……。

まさか古の王はこうなることが分かっていたというのか?
まあ、いい、○○くん。 道は示された。 あとは真っ直ぐに進むだけだ。
何百年も閉ざされていた扉の向こうならきっと精霊の言い伝えも残っているはず。
○○くん、急ぎましょう。 ナイラを溯って大地の精霊の像へ!
ハディートの奴、また、カッコつけたことしてくれるわね。
○○くん、大地の精霊像へ行くわよ。 あたし達だって負けてらんないんだから!
精霊のでっかい像の中に秘密の扉があるんだな。 よーし、行ってみようぜ!
シャーマンと村人の応答には変化無く、村で保存したあと、精霊像に向かう。


2000. 10. 28.

大地の精霊像
砂漠の民の生きる教えは赤子から年寄りまでみんな知っているんだ。
ずっとずっと一族に伝わる掟を守って生きてゆく。
私達一族と砂漠の民は何となく通じるところがあるわ。

かつて王によって固く閉ざされた扉を何百年かぶりかに我々が開くんだ。
何とも胸躍る話だ。 なあ、○○くん!
この大きな像の何処かに王家の鍵で開く扉がある。 さて、それは何処でしょう?
このでっかい像も王家の鍵もハディートが作ったのか。 あいつ準備良いよなあ。
ところで○○くん、その鍵何処で使えば良いんだ?
大地の精霊の像なんだもの、精霊の手掛かりもきっとあるわ。 その鍵で開く扉の向こうに……。

申し訳ありませんがこの先へお通しすることは……。
なんと! 王家の鍵を!? ……そうですか、分かりました。
この像を再建した王より伝えられし扉の開かれる時……。
天に定められし時が、今、この時なのですね。
お通りなさい。 そうして長い長い間閉ざされていた扉をその王家の鍵で開いてください。
さあ、どうぞ!

○○くん、さあ、早く王家の鍵で扉を開くんだ。
あの扉もその鍵もお前を長い間待っていた。 さあ、早く扉を!
扉が開いたとたんにいきなり魔物がワー! とかって襲ってきたらどうする?
へへっ、まあ何があっても、オイラに任せとけば安心さ。
いよいよ扉が開くのね。 ○○くん、勿体ぶってないで早くしてよ!
本当に王家の鍵であの扉が開くのかしら?
扉が開いたとして、その向こうには何があるの? ○○くん、早く開けて見せて。
王家の鍵は精霊への鍵。 古よりそう伝えられています。
○○くんは王家の鍵を使った。 大きな扉はゆっくりと音を立てて開いた。

この先一体何処に続いているんだ?
開いた……!

○○くん、あのタイルには文字が刻まれているようだ。 近くに行って調べてみよう。
ほんとだ、床になんか描いてあるぞ。 ○○くん、見に行ってみようぜ!

その目はいかなる闇をも明るく照らし出す。
口は堅く閉ざされ、時のみがそれを開く。
耳は双子に分けた心から生まれた。
鼻はこの世の誰よりも高く、誰よりも低きに。
……どうも気になるな。 よし、ちょっと待ってくれ。
…………。
よし、タイルに書かれた文章は紙に書きとめておいた。
この先タイルの文章をもう一度確かめたくなったら、いつでも俺に聞いてくれ。
さあ、行こうか、○○くん。
B1F
やっぱ地下ってのはひやーっと涼しくて良いな!
なんか不気味ねえ……。 何処まで続いているのかしら?

B2は地下水路、宝の箱からミミックの心
砂漠の下に水ですって? 信じられないわっ!

地下の逆さピラミッド
砂漠の下に湖が? それにあの建物は一体……。 どうなっているの?
見て! ○○くん! この下、湖になっているわ。 もし落ちたら……、ごくっ。

ピラミッド内部は魔物がエンカウントしてくる。 
1F
右に行き止まりの階段、左は……真ん中に吹き抜けがあるね。 奥にも上への階段。
やっぱ入口んとこみたいにさ、どっかに文字で書いてあんのかな? それとも絵が描いてあるのかな?
さて中に入ったは良いけど精霊様の顔が分かるものは何処にあるのかしら?
気を付けて、○○くん。 この先何が待っているか分からないわよ。
2F
ドラキュラ伯爵の部屋? 空っぽの棺桶がいくつも立ち上がっている! 
いよいよマミーとミイラ男の登場か?

棺の中に松明が飾られている。
棺の蓋を閉じますか?

まずは棺桶は置いておいて先に進む。 真ん中にやっぱり吹き抜け。 1Fへ下る階段。
1F
扉の部屋!? 下への階段
B1F
恐ろしい魔物の顔が壁を飾っている。 奥には真っ赤なポスト?
B2F
B3F
左下に行けないけど何かあるかな?
B4F
上への階段もある。 ハート形の宝石を手に入れた。
何だか分かんない物が手に入ったけど、ほんとにそれ役に立つのかしら?
なあ、なあ、○○くん、ほんとにこんな所に精霊の顔あんのかなあ?
B5F
キラキラと輝く三角形の宝石がある。 ノーズの宝石を手に入れた。
最深部の真ん中には吹き抜けから落ちてくるのかと思っていたんだけど……
ダーマ神殿
マリベルの転職のためいったんエスケープ。
○○くん、なんか忘れ物か? なあ、早く扉の向こうに行ってみようぜ!
扉は開いたのよ? こんなとこでウロウロするよりさっさと中に入りましょうよ。
戻ってきたらサイードがむくれてる。
いったい今まで何処へ行っていたんだ?
まあいい。 それよりも早く大地の精霊を目覚めさせなければ。
まあ、あのお爺さんに相談してみるのも悪くはないけど。
男だったらごちゃごちゃ考えるより行動する方が格好いいと思うわ。
爺ちゃんそろそろ歌の続き思い出してねえかな?
おお、お前達か、ふむ。 ……む!?
その手の宝石は! そうか! ……ふむ……ふむ!
どうやら大地の精霊の像の奥深くで見つけてきたその宝石……。
この中に大地の精霊の顔は封じ込まれているようだな。
だが顔の全てが集まらなくては精霊を呼ぶことはできん。
今はまだ足りないようだな。 何とかして残りの宝石も見つけてくるのだ。

棺桶の部屋
棺の蓋を閉じると、部屋の中が僅かに暗くなった……。
全部で六つある棺を順番に閉めて回ると、部屋の中は完全な闇に包まれた……。
足下に明るく輝く一対の宝石がある……。 眼差しの宝石を手に入れた。

いつの間にか部屋は元に戻っている。 何だ、これだけ!? 
後回しにすること無かったね。

魔物の顔の扉
調べても何ともならない。 
「時のみがそれを開く」だから、今がその時なのにね。
魔物の顔に嵌めるのかと思って、宝石を順番に手に取ってみる。
ハート形の宝石を手に取るとヒビが入っている! 宝石は耳の形のように二つに割れた。
○○くんはピアスの宝石を手に入れた。 あとは口だよ。

魔物の像の前で、叩いたり、すかしたりしている内に寝てしまった……。
あれ……、魔物が口を開いている! 
セーブデータからもう一度確認しなきゃ……

半月の形をした美しいルージュの宝石を手に入れた。

これでもし精霊が蘇らなかったら……。 ううん、そんなこと無いわよね。
しっかし、どうやって地面の中にこんなでっかい建物作ったんだろうなあ〜。
今回もあたしのお陰でバッチリだったわね。 さあ、急いで戻るわよ、○○くん
精霊復活の儀式
おお、お前達か、ふむ。 ……む!?
何と遂に大地の精霊の顔を全て手に入れたのか! フーム! でかしたぞ!
では、それを私に貸しなさい。
○○くんは、シャーマンに地底ピラミッドで見つけた宝石を渡した!
よしよし……フム。 さあ、よく見ると良い!
シャーマンは宝石を投げ上げると虹の光の中を宝石が漂う。
砂漠に眠る大地の精霊よ。 古より伝えられし汝が姿、今ここに示さん!
大地は今汝が姿をなぞる。 何時を迎え入れん為。 汝の眠りを覚ます為。
精霊よ、大地を守り我らを導く大いなる大地の精霊よ。 我が声が届くならば今!
今ここに目覚めよ! 長い眠りより目覚め、我らの元に姿を現せ!
突然宝石が弾けて、大地に描いた精霊の姿から大地の精霊が現れる。
おお、何と!
……こんなことが……。
人間よ……、私を目覚めさせたのはお前達だな。
長い眠りから私を呼び覚ます歌を歌い、私の顔を集めた者よ……。
お前達のその知恵と勇気を認め、お前達の力となろう。
何が望みだ? 私に何を求める? さあ、話してみると良い……。

そうか……、確かに我々精霊の力が必要なようだ。
そして世界にはお前達の力もまた必要なようだな。
分かった。 まずはこの砂漠を彷徨く目障りな奴等を片づけよう。

これで良い……。 砂漠の民はもう苦しむことはないだろう。
だが、お前達も知っているとおりまだこの大陸を地上へ戻すことは出来ない……。
私の仲間達全てを目指せさせ、力を合わせれば……。
再び光り溢れる地上へ、この砂漠は戻れるだろう。
それが出来るのは、○○くんお前達だけなのだ。
私は、お前達がダーマ神殿と呼ぶ場所で時を待つ……。
お前達のため、もしまた私の力が必要になったら……。
これを使って私に呼びかけると良い。

○○くんは大地のアミュレット守備+20を受け取った。
さあ、行くが良い。 私はこの砂漠から全てを見守っている。
砂漠はもう心配ない。 さあ、行け……!
そして精霊は姿を消した。
…………。
…………魔物達の気配は確かに消えてしまった。

……大地の精霊……。 この目で見ることが出来るとはな。 ……全く!
お前達に付いてきた甲斐があったというものだ! ○○くん! 感謝するぞ!

……精霊の力で砂漠にはもう魔物はいない。
いや、お前達の力と言うべきかな。 ……ふむ。
私の役目は終わったようだな。 さて村に帰るとするか。 ……ム!
イテテテテテ! 腰が! 腰が痛くて動けん!

仕方ない。 俺が送っていこう。
じゃあ俺達は先に村に帰っている。
きっと女王様が○○くんを待って居るんじゃないか? お城へ知らせに行ったらどうだ?
じゃあな。

大地の精霊ってでっけえなあ。 ほんとにナイラのとこの像と同じくらいあったんじゃねえか?
うひーっ、びっくりしたなあ! でも精霊起きたな! よおーっし!!
精霊の力でもこの大陸は戻せない……。 とすると封印したのはまさか?
ううん、何でもないわ。 早く女王様にこのことを知らせに行きましょう。
やったわ、○○くん! これで大地の精霊も目覚めたわ! 
砂漠はもう平気だって、女王様に教えてあげましょ。

なんてこと無いただの砂漠に見えるのに、ここに大地の精霊が蘇ったのよね。
シャーマンのじっちゃん、やっぱすげえ奴だったな! オイラびっくりしたよ。
精霊の力で砂漠はひとまず安心みたいだけどのんびりしてはいられないわ。
早くすべての精霊を目覚めさせ元の世界へと戻さなくっちゃ。

砂漠はもう大丈夫ね。 名残は惜しいけど次の精霊を探しに行かないと。
魔物の奴のいやーな匂いあんまりしなくなったぞ。 大地の精霊のお陰かな?
これでまた一つ世紀の美少女マリベル様の伝説が増えたわね。
あたしと一緒に旅が出来るなんて光栄に思いなさいよね。

○○くんはLv38で、魔法使いの Lv2 見習いになってラリホーの呪文を覚えた。
アイラはLv35で、魔法使いの Lv4 呪文使いになってルカニとリレミトの呪文を覚えた。
マリベルはLv32で、舞踏家の Lv7 免許皆伝になって正拳突きの特技を覚えた。
○○くんはLv38で、魔法使いの Lv3 覚えたてになった。
ガボはLv36で、ゴッドハンドの Lv4 ゴールドハンドになって岩石落としの特技を覚えた。
○○くんはLv38で、魔法使いの Lv4 呪文使いになってルカニの呪文を覚えた。
アイラはLv35で、魔法使いの Lv5 妖術士になってメラミの呪文を覚え、板に付いてきた。
マリベルはLv32で、舞踏家の Lv8 格闘王になってかまいたちの特技を覚えた。
   マリベルは急遽ダーマに戻り戦士 Lv1 になった。
   しかし、気を変えてパラディン Lv1 ブロンズナイトになった。
マリベルは身代わりの特技を覚えた。
○○くんはLv38で、魔法使いの Lv5 妖術士になってメラミの呪文を覚え、板に付いてきた。
アイラはLv36で、魔法使いの Lv6 魔術士になってマヌーサとイオラの呪文を覚えた。
ガボはLv36で、ゴッドハンドの Lv5 プラチナハンドになってメガンテの呪文を覚え、板に付いてきた。
マリベルはLv32で、パラディンの Lv2 アイアンナイトになって真空波の特技を覚えた。

ピラミッド内部でフライングデビルが懐いてきた。

魔界軍師は宝箱を落としていった。 ルーンスタッフを手に入れた。


2000. 10. 29.

砂漠の城
外回り
おお! これは救い主様! 私達も大地の精霊様のお言葉を聞きました!
皆さんは他の精霊様も目覚めさせるため旅立たれるのですね。
どうぞお気をつけて!
さっき大きな地響きがしたかと思ったら凄く大きな人影が見えて……。
その直ぐ後何処から不思議な声が聞こえてきて大地の精霊様と名乗られたんです。
やっぱあんだけでっけえとお城からでも見えるよなあ。 凄かったもんなー。
大地の精霊の声ってみんなにも聞こえたの!? ……何となく癪だわね。
みんな前よりずーっと元気になったみてえだな。 良かったなあ、○○くん。
やっぱり活気があるのは良いものよね、○○くん。 あなたのお陰だわ。
お城の雰囲気もぐっと明るくなったんじゃない? ふふふっ、やったわね!
精霊様はこの暗い空ももう暫くの辛抱だと言って下さいました。
とはいえまだまだ気は抜けません。 頑張って見張りをしなくちゃ!
大地の精霊様のお話では他にも闇に落とされた国々があるとか。
一体何処にそんな恐ろしい力を持った魔物が隠れていたのでしょうか?

なあ、あんた知ってるか?
聞いて驚くなよ! この砂漠に大地の精霊様が現れたんだよ!
そりゃあでっかい体でものすごい地響きがして……、もうなんて言って良いやら!
いやあ、凄かったなあ……。
そうか、あんたも知ってるか。 ほんと凄かったよなあ。

大地の精霊を目覚めさせたのは古より伝わる歌だったと聞きました。
歌や詩には人々を慰め楽しませるだけではなく、そんな力もあったのですね。

闇の空も長い苦しみも何時か終わると思えば辛くはありません。
大地の精霊様のお言葉で心に明かりが点ったようですわ。
ずっと外に出るのが怖くてお掃除をしていなかったんです。
でも精霊様が我らにも語りかけて下さったお陰で勇気が湧いてきました。

希望があればどんな悲しみも乗り越えていけるのね。 頑張って欲しいわね。
ありゃりゃ、ホントに魔物の姿がないぞ!
これならもうじき旅立てるな。 うん!

また大地の精霊様が出てきても此処からなら直ぐに見えるでしょ?
だから僕此処にいるんだ!

1F
はてはて。 おかしな所で寝る人じゃのう。

この階段の下に女王様はいらっしゃいます。
更に下の階は代々の女王様の墓と神殿です、救い主様。
魔物に壊された地下の神殿を今皆で直しています。
早く元通りになると良いのですが。

B1F
精霊様のお話じゃ直に全部良くなるらしいが、此処で気を抜いちゃいけねえ!
気を引き締めてちょっくら武器でも買ってかないかい?

精霊様が砂漠に現れた今日のその日を何時までも忘れないように……。
何か記念になるような道具をお買い求めになってはいかがでございましょう。

何か売り出せばいいのに……、 お金は何時の間にやら46,376Gも貯まっている。
猫さんも精霊様とお話ししたかなあ?

砂漠の他にも苦しんでいる人たちがいる……。
大地の精霊様その人達も助けてあげられないのかしら。

よっ! あんた達! 大地の精霊を呼んじゃうなんてさすがだよなあ。
しかし精霊様何処に行っちまったんだか。 久々に起きたんで、散歩かね?

やっぱりいざって時は神様より精霊様だよ!
今度のことではっきりしたぜ。

精霊様のお言葉を聞くことが出来るなんて、何と光栄なことでしょう!
精霊様は何時でも我々砂漠の民と共にいらっしゃるのですね。

漸く地下の修理を始めたので人手が足りなくって。 ああ、忙しい、忙しい。

漸くこの方も目を覚ましたんです。 これも精霊様のお陰かしら。
僕を襲った魔物達はまだ城の地下に潜んで……。
えっ!? あなた方が地下の魔物をやっつけた!? ありがとうございます!

これはこれは救い主様! このたびは我ら砂漠の民のためありがとうございました。
噂によると皆様は大地の精霊と直にお話しされたとか。 詳しく教えていただけませんか?
…………。
……なるほど。 ふうむ。 いやありがとうございます! 全く古文書の通りとは!
我々も後の世のため皆様から聞いた話を伝えていこうと思います。

あたしの美しさも後の世にちゃんと伝えて欲しいわ。
地面に穴を掘り水を貯めておくと其処には昼間でも星が映ると言います。
何とも不思議なものです。

大地の精霊の顔は宝石に封印されていた……。
我々の遠い祖先は一体どのような方法で封印をしたのでしょうか。

地下にいるというのに皆大地の精霊様のお姿を見たのです。
全く不思議な……。 精霊様のお力なのでしょうか。

城ん中にいても大地の精霊が見えたのか!? おっどろいたなー。
これはこれは救い主様! お疲れさまです。
女王様に是非お会いになって下さい!

我々の心に大地の精霊様は語りかけて下さった。
だから何処にいようとそのお姿は見えたし、そのお声を聞くことが出来たのです。

まあ、救い主様、ご無事でなりよりですわ。

女王様
救い主様! 良くぞご無事に戻られました。
皆様が見事大地の精霊を目覚めさせたこと私も存じております。
そうしてこの砂漠から再び魔物を追い払って下さったことも。
我ら砂漠の民心より皆様に感謝しております。 ありがとうございます。
けれど……。
大地の精霊の力により魔物達は居なくなった。 それでも砂漠は闇の中です。
精霊の力を持ってしても打ち勝てないほどの強い魔の力……。
皆様はこれからその力に立ち向かおうとなさっているのですね。
……私には皆様の無事を祈ることしか出来ませんが、どうかくれぐれもお気をつけて。
この砂漠の城も砂漠の村も皆様のお帰りを待っております。
どうぞご無事で……。 もう一度元気なお姿を私に見せて下さいませ。
○○くん、行きましょう。 精霊全部たたき起こすのよ!
そしてフィッシュベルも砂漠も早く元の世界に戻すの。 モタモタしてる暇は無いわよ!
みんな私達を頼りにしてくれているのね。 さあ、もう一頑張りよ!
他の精霊も起こしてさあ、また砂漠に来たらもっぺんご馳走食べさせてくれっかな?
砂漠を救って下さったこと、心より感謝しております。
これからの皆様の旅のご無事を女王ネフティス、お祈りしております。

B2F
此処は砂漠の墓所。 どうぞお静かに。
墓に眠る我らの仲間にも精霊様のお姿を見せてあげたかったと思うのです。
墓はしばらくは増えないだろう。 お前達のお陰だ。
古の女王フェデル様、大地の精霊様、これからも我らをお守り下さい。

あー、おほん! この下は神殿です。 神殿の出入りは自由です。
だから誰を通しても良いんです。 どうぞどうぞ。 どうぞったらどうぞ!

B3F
此処は砂漠の民の神殿。
今魔物達に荒らされた後を皆で元通りにしているところですわ。
何度見てもひでえよなあ。 魔物の奴もっとぶん殴っときゃ良かったよ。
この神殿も早く元通りになると良いわね。
時間は掛かるでしょうけど、何時か悲しい思いでも消えると良いわね。
仲間の何人かがこの場所で命を落としました。 床の血はその時のもの。
救い主様は神殿の魔物を倒して下さったそうですね。
死んだ者たちの分もお礼を言わせていただきます。
祈りの指輪と、魔法の聖水を見つけた。
大地の精霊様が現れて、我々も嘆いてばかりは居られぬと修理を始めたのです。
実を言うとこの場所に来ると辛いんです。
死んだ仲間のことばかり思い出してしまって……。

髪の像は壊された。 それでも私達は祈り続けます。
砂漠と世界の平和を。 皆様方の旅の無事を。

宝物庫の宝は全て魔物達に持ち去られてしまったようです。
残念ながら宝物庫の宝は魔物達に荒らされて跡形もありません。
中をご覧になるならどうぞお入り下さい。

砂漠の村
此処は砂漠の民の村だ!
大地の精霊様のお膝元 砂漠の村だよ!
村のみんなニコニコしてる! えへへっ、オイラも嬉しいよ。
あたしの活躍でこうして幾つの村が救われたことかしら……。
我ながらうっとりしちゃうわね。
砂漠はもう心配ないわ。 ○○くん、次の精霊を探しに行きましょう。
いらっしゃい。 大地の精霊様、お目覚めおめでとうセールだよ!
ただ今お買いあげの方には私の笑顔が付いてくる! さあ、いらっしゃい!

砂漠から魔物が居なくなっちまったんだってな。
出も相変わらず外は真っ暗のまんまだ。 早くお日様が拝みたいねえ。

この年で大地の精霊様にお目にかかれるとは全く思いもよらなんだ。
精霊様はやはり何時でも砂漠の民と共におられる。 ありがたや、ありがたや。
大地の精霊様が魔物を追い払って下さったんです。 ありがたや、ありがたや。
こんな老いぼれにも精霊様お声をかけて下さって。 勿体ないことですよ。

大地の精霊様? さあ、みんな夢でも見たんじゃないの?

ぜえ…、ぜえ……。 いえ、病気じゃないんです。 ちょっと疲れちゃって。
精霊様が現れたんで、驚いて走り回っていたら、息が切れて、……ぜえ。
精霊様のお姿を見たら何だか元気が湧いてきたよ!
さあ! うまい料理を作るよ〜♪ あんた達も食べてくかい?
……他の精霊様も急いで目覚めさせなきゃ行けないから時間がない?
そうかい。 残念だねえ。 何時でも歓迎するから暇になったらお出でよ!
精霊様が、俺に家の手伝いもさせろって言ってたって母ちゃん言うんだ。
俺、そんなの聞いてないよ。

わーい、わーい! お外だ、お外だ! わーい!

台所で酒のビン握りしめたまま眠っていたみたいで……。
大地の精霊が現れたって言うけれど何処にも居ないじゃないか!?
この子達ったら私が眠っている間中魔物の番をしてくれてたんです。
うふふ、今は疲れてぐっすり眠っていますわ。

後はこの暗い空さえ何とかなればいいのにねえ。
贅沢言っちゃいけませんよ。 まだまだひどい目に遭ってる人が沢山居るそうじゃないの。
大地の精霊様は他の国も助けようと何処だかの神殿にお出かけなすったそうじゃないの。
まあねえ。 砂漠だけの精霊様じゃないんだもんねえ。
他の国も精霊様が近くにいて助けてくれると良いんだけどねえ。 そう上手くはいかないかしら。
早く明るい空が見たいわ。

フム……大地の精霊はダーマで時を待つ……フム。
私も此処でもう一度釣りが出来る時をゆっくり待つとしよう……フム。

何にも釣れないのに砂に向かって釣りだなんて何処が面白いのかしら。
シャーマンのじっちゃんも相変わらず元気そうだな。 えへへっ。
大地の精霊は目覚めた……。 お前達には感謝する。 

族長の館

1F
これはこれは、救い主様! このたびはお疲れさまです。
族長様なら中におられます。 どうぞお入り下さいませ。

待っててね、猫ちゃん。 今ご飯あげるから。

こりゃ次の族長はサイード様に決まったな。
救い主様もそう思いますよね。

あら……まあまあ、そんなことがあったのねえ……。
きゃっ!
あ、あら、お客様? いらっしゃいませ!

2F
大地の精霊様の他にも精霊様が居るそうですね。
でも大地の精霊様が一番偉いと思うんです。 ね、救い主様!

まあ、まあ、救い主様! 家のサイードがどうもお世話になりまして。
精霊様のお陰か私すっかり気分が良くなりましたの。

大地の精霊様のお力でも空は元へは戻せないのね。
えっ!? 大地の精霊様だけじゃなくて、他の精霊様も目覚めさせなくちゃいけないの?
そうだったの。 これから先の旅も、気を付けてね。

族長の前のテーブルにサイードと3つ子の兄たちが座っている。
おや、もう着いたのか、○○くん。
今ちょうど父上達にこれまでの話をしていたところだ。
大地の精霊の話によるとまだまだお前達の旅は続くようだな。
俺も付いていきたいが、父上が話を聞きたがって家を出してくれそうにないんだ。
あっ、救い主様! 今みんなでこれまでの話を父上に話してた所なんですよ。
救い主様からも一番頑張ったのは俺だって言ってください!

救い主様は知っていますよね。 一番弟のために働いたのはこの俺だって。
ねっ!?

サイードと救い主様の手助けをしようと言い出したのは実は俺なんですよ。!
そこんとこ父上によろしく!

おお! これは救い主様! サイードより皆様のご活躍しっかと聞きましたぞ!
大地の精霊様が目覚めたのは皆様のお力によるもの。 まこと感謝いたします!
して、精霊様は皆様に何と仰ったのですかな?
○○くんは族長に大地の精霊様のことを話した!
ふーむ。 我々が聞いたのとあまり変わりませんなあ。 ……いやいや、何でもありません!
精霊様のお話ではこの苦しみも長くは続かぬとか。 村の皆も喜んでおります。
しかし大地の精霊様でもお一人ではどうにもならない悪しき力とは一体……。
もし精霊様が揃ってもその力に勝てなかった時は…… いや、そんなことはあるまい!
いやはやどうも悪いことばかり考えてしまいまして。 申し訳ございません。
救い主様、どうぞお気をつけて!

大地の精霊像
精霊像周辺
旅の方! この大地の精霊の像の精霊様が現れたんですよ!
いやあ、凄いもの見たなあっ。

いやーっ、でっかいねえ!
この間現れた本物の精霊様も大きかったけど、この像もでかい!

此処は大地の精霊の像。 砂漠の民は何時でも大地の精霊と共にあります。
大地の精霊の像へようこそ。
大地の精霊のご加護の下にあるこの像にはいかなる魔物も手出しは出来ません。
どうぞご安心下さい。

1F
こちらは礼拝所。 大地の精霊と神とに祈りを捧げ……。
砂漠の平和を祈る場所です。
此処は大いなる大地の精霊の体の中。
精霊をお祭りしている国は他にもありますが、精霊の像に入れるのは此処だけです。

大地の精霊様が現れた時、この像の中昼間みたいに明るく輝いたのよ!

大地の精霊様、ずーっとこの像に居てくれれば良いのに直ぐいなくなっちゃって。
精霊様が言ってたダーマの神殿って何処にあるんだろ?

この大地の精霊の像とはあんまり似てなかったわね。 確かに大きかったけどさ。
今度のことで砂漠の人たちこれまでよりもずっとずっと精霊を頼もしく思うでしょうね
今度出てくるときはさあ、この像の格好して出てきてくんねえかな?
旅の方、大地の精霊の像へようこそ。
この像は大地の精霊様のお姿の一つを象ったものです。

精霊に感謝しているだけです。 決して神を裏切って精霊に祈りを捧げているのではありませんよ。
大地の精霊様、どうぞ砂漠をお守り下さい。
一刻も早く砂漠が明るい世界へ戻れますようどうぞお願いします。
大地の精霊様、私達信じて待ってます。
何もかも元通りになり精霊様が再び砂漠へお戻りになることを。

精霊像の顔
階段を上れば大地の精霊様のお顔まで行くことが出来ますわ。

気のせいかなぁ、精霊様が現れてから像が少し立派になったような。
こうして登ってみると変わってないんだけど、やっぱり気のせいかなあ?

お前ら、見たか!? なに? 何を見たかじゃと!?
バッカモン! 決まっておる! 大地の精霊じゃ!
忘れんように精霊の姿を絵に描いておいたんじゃが、どうじゃ、見たいか?
よし、では見せてやろう!
   …………。
うむ! 学問の道がなければ、わしは絵描きになっていたな! うむ!

オイラも大地の精霊とか炎の精霊の絵、忘れない内に描いて見よっかな
人には向き、不向きがあると思うんだけど……。
魔物が出ても砂漠が封印されてもちっとも変わらなかったわね。
ほんっと、元気なお爺さんだこと!
大地の精霊様、この像とはあまり似ていなかったわね。

精霊様、精霊様、どうぞお願いします。
空が早く元のように明るくなりますように。 精霊様、お願いします。

精霊様、精霊様、もう一声お願いします。
砂漠がすっかり元に戻って、ついでにあっしが金持ちになれますように……。

地底のピラミッド
王家の鍵は時が来れば必要とする者の手に自ら現れる。
それまでは皆様がお持ち下さいませ。

○○くんはLv38で、魔法使いの Lv6 魔術士になってマヌーサとイオラの呪文を覚えた。
アイラはLv36で、魔法使いの Lv7 魔導士になってベギラマの呪文を覚えた。
マリベルはLv34で、パラディンの Lv3 スチールナイトになって捨て身の特技を覚えた。
ガボはLv37で、ゴッドハンドの Lv6 コスモハンドになってギガスラッシュの呪文を覚えた。

此処にはもう何も無いよね。 でもまだ吹き抜けとか水の流れた跡とかが気になるんだ。

途中一度ダーマに行ったけど、やっと帰ってきた。 
砂漠に行ったのが22日からだから1週間かかったんだね。
ダークパンサーがフィッシュベル周辺で懐いてきた。


フィッシュベル エスタード島
フィッシュベル、グランエスタード
変化ない・・・。

マール・デ・ドラゴーン
ドラゴンローブ守備+95を40,000Gで購入。

旅の扉で風の精霊の神殿を目指す。

神の石聖風の谷
風の精霊の神殿
神殿屋上の旅の扉に到着。 村人達が神殿のベランダから東の方を眺めている。

むむむ! こんな時にあなた達は一体何処から!?
ま、まあ、それは良い。 それよりこの空の色は一体何なのでしょう……。
あんなに美しかった空が一瞬のうちに、こんな……

な、なあ! あれ、何だ!?

スノーバッドが舞い降りて、戦闘に突入!
おい! 大丈夫か!?
……ん。 何とか、大丈夫……、みたいだな。
ありがとうございました。 あなた達のお陰で命拾いしましたよ。
しかし……、この辺りに魔物が現れるなど今まで一度もなかったのに……。
この不吉な空があのような魔物を呼び寄せたのでしょうか。
だとしたらこの先世界はどうなってしまうのでしょうな……。

驚いたぜ! あんたら強いんだな。
この平和な時代にそれだけの力を持った奴が居たなんてな!

ふう〜……。 急に出てくるからちょっとだけオイラビビッたぞ。
思い出した。 此処は……聖風の谷の近くの神殿ね。
木立は風のざわめきを忘れ……舞い降りし黒雲は我らの前より空の色を奪い取った……。
リファ族の歴史書にある悪魔の詩と呼ばれる詩です……。
考えたくもないですが、まさかあの詩は今日の日を詠ったものなのでしょうか……

この扉はリファ族にしか開くことが出来ないように作られています。
この先に行かれますか? ならば少しお待ち下さい。
扉は通ると直ぐに閉まってしまいます。 さあどうぞお通り下さい。

フィリア様を完全なお姿にすることで眠れる精霊を呼び覚ますことが出来る……。
フィリア様にはそんな言い伝えも残されています。
しかし完全なお姿と言っても……、今のフィリア様に一体何が足りないと言うのでしょう。

○○くん、今のお話で分かったわよね?
分からない? あんた、あたしがいない間に、また更にバカになっちゃてない?
つまり……、今の話の眠れる聖者ってのがきっとこの地の精霊のことよ。
だから、多分この像に何かをすればこの地の精霊が目を覚ますってことなのよ。
   そんなことは分かってらぃ
それにしても完全な姿って何のことだか分からないわ。 雲を掴むような話ね……。
   精霊の像は優しい眼差しでリファ族の大地を見つめている……。

人々の悲鳴が聞こえて来よる! 一体外では何が起こっておるのじゃ!

神殿の図書室
研究者の方たちが真剣なお顔でなにやら話し合っておられます。
この状況から抜け出すための何かが分かればよいのですが……。

フム……。 つまりはそう言うことじゃ。
フィリア様の残されたこの文にこそ今の状況から逃れる術が記されておる。

天より聞こえし声に導かれ南方に聳え立つ岩を登る……
岩の頂上には神々しき祭壇があり……
その文とは、このことですな。

うむ。 して、その南方に聳える岩というのがまさに風の塔のことだと思うのじゃ。

……つまり、風の祭壇は風の塔の頂上にある……と。

いかにもそうじゃ。

しかしその説には根拠がありませんな。

勘違いせんでもらおう! わしは今研究の成果を発表しとる訳ではないぞ!
非常事態なんじゃ! 僅かでも可能性があればまず行動する! 根拠のなんのと言っとる場合か!

うむ…… そうでしたな。 しかし外には魔物がひしめき合っています。
こんな中一体誰を風の塔に行かせるというのですか?

うむ。 問題は其処じゃ。
せめてこのことを谷の族長に伝えることだけでも出来れば良いのじゃがな……。

谷の族長さんって人に今の話が伝わればいいのね。
○○くん。 あんた谷って何処のことか知ってるんでしょ? 取りあえず行ってみましょ。
う〜ん…… 何だか難しい話でオイラにゃ良く分かんねえぞ。
この地に災いの降りかかりし時は風の祭壇にて祈りを捧げよ……
長年謎とされてきたこの風の祭壇について我々は話し合っていたのです。
祭壇の場所も捧げる祈りも我々には分からないことが多すぎるのです。

風の祭壇か……。 確かに私達はまだ行ったことのない場所ね。
谷にいる族長は体調が優れず長いこと誰の前からも姿を隠しています。
しかし今はこんな時……。 姿だけでも見せてくだされば谷の者も勇気づけられましょう。

根拠など何も無いが風の塔の頂上に風の祭壇があるとわしは考えておるんじゃ。
……しかし、考えたところで誰かが行ってみないことには何も始まらん。
せめてこのことを谷の族長に伝えることだけでも出来れば良いのじゃがな……。

神殿の教会
わ!わ!わ! オ……、俺がわるかったです!
直ぐに牢屋に戻るから世界を元に戻してくれ〜い!

激しい衝撃と共に空の色は枯れ人々の顔は恐怖に歪んでいます。
こんな時に力を尽くさずして何の為の神の僕でしょう。

神殿外部
さっき外の様子を見てくるって男の人が出ていったんですが……
その直ぐ後に悲鳴が……! ああ! 大丈夫かしら!

た、大変だぞ! 外は魔物だらけだ!
とにかく今は出来るだけ外に出ない方が良さそうだ……。
お前達! 外に行くつもりか?
そうか……。 なら良いんだ。 とにかく外は恐ろしい魔物がウヨウヨしてるからな。
ほ、本気なのか? 外は今魔物がウヨウヨしてるんだぞ!
悪いこた言わねえ! 戦う自信のねえ奴は中でじっとしてた方が良い!

今更魔物にビビッても仕方ねえし、○○くん、行くならさっさと行こうぜ。
いくら外に魔物がいても私達は行かないわけには行かないわね。
取りあえずその男の人が無事で何よりでした。
谷のみんなのことも心配だわ。 何事もなければ良いのですが……。

神様、そしてフィリア様……、この大陸に希望の祝福をお与え下さいませ……。

あらら。 信じてなかったけど、ホントにお天道様が真っ暗だね。
これじゃ洗濯物が乾かないよ。 困ったもんだねえ。

聖風の谷
あ、あんたら! 今外からやって来ただか!?
嘘を抜かすでねえ! あんたらが此処に入ってくる所、オラこの目玉でしかと見ただ!
あんな魔物だらけの所、良く無事で辿り着いただなや!
だけんど、まあ、今はそんなことどっちでも良いべ。 何にしても参ったっぺよ……
お空がこんなじゃ育つ野菜も育たなくなっちまう。 オラはどうしたら良いのか……。

右岸には頂上の農夫と中に武器屋がいるのみ。

左岸に渡る橋のたもとで男に出合う。

もうまもなく族長の話が始まるそうです。
族長の話を聞きたいなら急いで族長の家の前に行った方が良いですよ。

誰もいないと思ったら族長の家の前に集まっている。
よし、大体みんな揃ったみたいだな。
じゃあ、族長さんをお呼びするから、みんな暫くそのままで待ってておくれな。
其処へ背中に羽根をはやした女性が現れた。
お待たせして申し訳ありませんでした。 皆さん、お久しぶりです。
私のこの姿を見て驚かれた方もいるでしょう。 しかしその説明よりも、まず……
初めて見る顔もある様子。 名を名乗らせてもらいます。 私の名前はセファーナ。
このリファ族の族長を委されている者です。
こうして皆に集まってもらった理由はすでに見当が付いていることでしょう。
知っての通り平和だったこの地にも多くの魔物が現れるようになっています。
そしてこの不吉な空…… 言葉で聞かずとも皆の不安はこの身まで伝わっております。
……正直に言えば世界がこうなってしまった原因は私には分かりません。
分からないからこそ今は誰一人無駄に死なせたくないのです。
世界が元に戻るまでこの谷の者は軽はずみに谷の外に出ることを禁じます。
私は急いで世界が変わり果ててしまったこの原因を突き止め……
……そして皆の命は私の命に代えても必ず守り抜くと約束します。
それと、この体のこともお話ししておかなければなりませんね。
二月ほど前……、私の体に突然この翼が宿りました。
何故私の身体に翼が……、その意味が分からず皆の前から私は姿を隠していたのです。
しかし、世界がこうなり…、この翼にこそ我らを救うヒントがあると思えるのです。
では、最後に私からのお願いです。 我らの仲間でもたの種族の方でも構いません。
戦いに自信のある方はどうか後ほど私の所にお集まり下さい。
では、私の話は以上です。 皆にフィリア様のご加護が舞い降りんことを祈っています。

右岸のリファ族の民
族長は戦いに自信のある者を集めようとしていたようですが用心棒にでもするのでしょうか。
オラ喧嘩はからっきしだけんど男としてやっぱ族長の所に行くべきだろうか……。

急にこんなことになって神殿にいるリファ族の仲間はみんな無事なんだろうか……。
神殿にいる研究者の連中はこの状況から抜け出す何かを掴んではいないだろうか?
さっきまで谷のあちこちに大声が響いていたのにみんなもやっと落ち着いたみたいだね。
族長様がみんなを集めて話をしたのが良かったんだね。 さすがは族長様だよ。
翼が有ろうと無かろうと族長様は族長様です。
姿は変わっても心は変わらず依然と同じ優しい族長のままで安心しましたわ。
こんな状況です。 谷のみんなの命のために此処にある防具くらいただでみんなに配って……
でもそんなことをしたら商売にならないし……。 う〜ん、悩むところです。
神様が武器を持つなって言った話は聞いちゃいるがな。
しかし魔物が出るって時に武器屋が店を閉めるわけには行くまい。
魔物がなんだい! そんなもの、僕がブーメランでビシッとやっつけてやるよ!

族長様がご病気じゃなくて本当に安心したわ。
そう考えたら何だか少しずつ今の状況も怖くなくなってきたの。
仮に世界が終わるとしてもいつもと同じに食事をしいつもと同じに眠ります。
慌てず騒がず自然に生きることこそ人としての美徳と信じておりますゆえ。

左岸のリファ族の民
急に魔物が出るようになったのと族長さんに翼が生えたこと。
これがただ偶然同じ時期に起きたこととしたら、なんか話が出来過ぎって気がするね。
背に翼を持ち自由に空を舞う伝説のリファ族。
ただの言い伝えと思っていましたが、今更疑うわけにも生きません。
しかしそうなるとあの美しい族長様も自由に空を舞うことが出来るのだろうか……。
此処に居合わせたばかりにこんな目に遭うとはお互いついてないですな。
こんな状況では商売も見込めないですし……。 
旅の道具屋が防具をいっぱい持ってきている。

族長様の身体に翼が……。 この目で見たというのにまだ信じられない想いです。
古くから伝わるリファ族の伝説はただの伝説などではなく……
族長様は過去のリファ族の姿に戻ってしまったと…… そう考えるべきなのでしょうか。

分かりません……。 神は何故我らに力をお貸し下さらないのでしょう。

噂では神が復活したと聞いて喜んでおったのに、まさかこんなことになろうとは……。
全く何を信じて生きれば良いのかのう……。

む? お前達、族長の話を聞いていなかったのか?
族長の話を聞いていながら、それでも外に行きたいというのか。 あまり感心しないな……。
……とはいえお前達は旅の者だしな。 どうしても行くというのなら無理には止めんが……
どうする? 外に行くのか?
むう……。 仕方ないな。 ただしくれぐれも気を付けて行くんだぞ。

こ、ここは風の塔です。
急に空が真っ暗になっておまけに魔物が……
ねえ、教えてください! 一体世界はどうなっちゃったんですか!?
なに! 中に入りたいと言うのか?
ダメだ! いくら非常時とはいえ私達だけの判断で中に人を入れることはできん!
とにかく此処は危険だ。 急いで安全な場所を探し、此処から立ち去るんだ!
行く場所がないのなら聖風の谷へ向かえ! 此処よりはマシのはずだ!
族長の家
族長様が苦しまれている時にそのことに気づかないなんて何だか悲しいわ……。
身体に翼を宿して以来族長様はずっと一人で悩んでおられたのだ。
おまけに魔物まで出るようになったなんて…… 全く訳が分からねえぜ。

旅の方ですね。 折角この地をお訪ね下さったのに……
悪い時期に重なりせめて私からお詫び申し上げます……。
所で旅の方が此処にご用と言うことはもしや……
先ほどの私の話を聞きお力を貸していただけると言うことでしょうか?
そうですか……。 ならば勘違いとはいえ失礼を言ってしまいましたね。
お詫びします、旅の方。 せめて世界が元に戻ることをお祈り下さいませ。

実は私はこの谷の南東にある風の塔に行きたいのです。
そこに行って何があるのか……。 実はそれは私にも分かりません。
ただ、我が身にこの翼を宿して以来……
その方向から誰かに呼ばれている気がしてならないのです。
なんですって? 神殿の研究者達も風の塔に風の祭壇が有るだろうと……?
まあ……。 そう言うことならますます風の塔に向かわねばなりません。
そこで……。 あなた方には風の塔まで私の護衛を務めていただきたいと思っています。
引き受けていただけますでしょうか?
そうですか……。 いえ、無理なお願いとは承知の上。 どうかお気になさらぬよう……。

もしや気が変わり風の塔までの護衛を務めていただく気になられましたか?
感謝いたします。 旅の方。  では、直ぐに出発しますか?
ならば急いで風の塔に向かいましょう。
風の塔はこちら側の壁面から出て南東です。 それではよろしくお願いします。

例え谷を救うためとはいえ、こんな時に族長様が谷を離れるのは心細い限りです。
どうか早くにお戻り下さい。 そして必ずご無事で……。
気を付けていってください。 今族長に何かあったら谷はお終いです。

ダーマ神殿
アイラが魔法使いをマスターしたのでダーマに赴く。 ○○くんとガボももうすぐなんだけどね。

○○くんさん。 故郷に戻られていたのですか?
今しばらくは私に力をお貸し下さい。 さあ、急ぎましょう!

風の塔
1F
小さなメダル

2F
奇跡の剣:上への階段が二つ。 真ん中の階段は行き止まり、西から上がる。
外から見た限りじゃ随分高い塔だったわね。 ○○くん、慎重に行きましょう。
外にいた兵士のおっちゃん、族長さんの顔見たらたちまち畏まってたな。
オイラ達には優しいんだけど本当は偉いんだな。
3F
木が生えている。 上への階段が二つ。  南から上がると建物の外側の壺に刃のブーメラン。 北から上へ。

4F
長いはしごを登る

5F
建物を回って上へ

6F
上への階段。 真ん中に宝の箱(素早さの種と守りの種)

7F
ツボック、1200G、ミミック、真ん中の区画に8Fから降りる階段。
落とし穴から落ちると6Fの宝へ。
8F
広い空間、7階外側に戻る階段はない。 北側のはしごを登る。
東西に上への階段。
9F
東から上がると行き止まり、中央に風の精霊の像。
西から上がってくると塔の外に出る。
10F
急に狭くなったよ。
11F
頂上にも風の精霊の像。 此処が風の祭壇か? セファーナが進み出る。
これは……?
これが…… 噂に聞く風の祭壇……。
だけど此処で何をしたら良いんだろうね……。
オラ、あの真ん中の穴ぼこが気になるぞ。
この風は……?
もしやこの風に乗って更に上まで登ってこいと言う意味なのでしょうか……?
私達リファ族がかつてそうしたように……。
そう言えば気になってたんだけどさ……
セファーナさんは翼が生えても空は飛べないの?
実は翼が宿った時もしやと思って空を飛ぶことも試みたのですが……
残念ながら私は空を飛ぶことまでは……
声が……。 どこからか、声が聞こえます!
誰です!? 私を呼ぶのは誰ですか!?
○○くんさん、聞こえませんか? この声が!
優しくて……、何処か懐かしい……。
○○くんは耳を澄ました。 どこからか懐かしい声が聞こえる……。

セファーナ……。 私の声が聞こえますね。

あなたは……、まさか……。
飛ぶのです、セファーナ。 揺るぎない気持ちを胸に、そのまま風に乗るのです……。
そして邪悪な力により奪われた風のローブを取り戻し……
呼び覚ますのです。 我らを守る風の精霊様を。
風のローブ……、風の…… 精霊様……
そして…… ○○くんさん達。 お久しぶりです。 私のことが分かりますか……?
あれから随分時が経ちました……。 少女だった私がこうして大人になるくらい。
あなた達が谷を去ってから私は様々なことを学び、そして知ったのです。
あなた達が何処から来て何を目指しているのか……。
私がどうして翼を持たずにこの世に生まれてきたのか。 その訳も……
私の翼は我らリファ族の持つ最後の翼として……
あなた方の時代に託される宿命だったのです。
さあ、○○くんさん。 今こそ世界をお救い下さい。
そしてどうか我が子孫をその手でお守り下さいませ……
今のは……。
…………。
いえ…… 今は考えている場合ではありませんね……。
○○くんさん……。 私にしっかり掴まっていてください。

我がリファ族の最後の翼よ。 どうか私に力を……。

○○くんはLv39で、魔法使いの Lv7 魔導士になってベギラマの呪文を覚えた。
マリベルはLv34で、パラディンの Lv4 シルバーナイトになってバギクロスの呪文を覚えた。
ガボはLv37で、ゴッドハンドの Lv7 ウルトラハンドになってザオリクの呪文を覚えた。
アイラはLv36で、魔法使いの Lv8 大魔導士になってヒャダルコの呪文を覚えた。
   アイラは賢者の Lv1 ウォーロックに転職、ザラキの呪文を覚えた。
アイラはLv36で、賢者の Lv2 ハイウォーロックになってフバーハの呪文を覚えた。

風の塔3Fでアンドレアルが懐いてきた。

リファ族の星
○○くん一行は竜巻に揉まれて回転しながら神の紋章のある台の上に飛んできた。
此処は一体?
風に導かれるままに私達は一体何処に来てしまったのでしょう……
どうでもいいけど此処って下に落っこちたりしないんでしょうね?
○○くん。 ちゃんと足元を見て歩きなさいよ。
ねえ、○○くん。 さっき風の祭壇に現れたあの女の人って……
……ううん。 あれが誰だったかはみんなが心の中で思っていればいいことね。
何だ、此処!? 上にも下にも空があるぞ。
ふひゃあ〜。 こんなヘンチクリンな所、オイラ初めてだぞ。
神の石も効果がないので思い切って落ちてみた。

何と、騙し絵のような町になっていました!

宿屋  一泊80Gの良心的値段 小さなメダル
お兄ちゃん達、下から来たんでしょ?
あんな地面に住んでいて良く息が詰まらないね。 僕だったらイヤだなあ。

風のローブは我がリファ族の宝。 風の精霊様からの大切な預かり物なのです。
けれど遙か昔、邪悪な魔物に奪われてしまい、今はこの村にはありません。
それ以上詳しいことは族長様に伺った方が良いでしょう。
きっと族長様もあなた方に力を借りたいと申し出ると思いますわ。

教会
おや? 見ない顔だね。 さてはあんた達下から来た人達だね。
此処はリファ族の生まれた村。 下の人が此処を訪れるなんて随分久しぶりだねえ。
下の人はリファ族の歴史なんてもう覚えてやしないんだろう?

かつてこの地に生まれたリファ族は長い歴史の中で二つの暮らしに分かれたのさ。
この地に留まり先祖の伝えを守る者。 広い土地を求め下の世界に降りていった者……
そしてリファ族が上と下に分かれたとき、精霊様はそれぞれ私達に託したのさ。
下の世界には風の精霊の像。 私達には風のローブ。 そしてこの二つが合わさるとき……
風の精霊様は目覚め、我らに力をお貸し下さる。 そんな言い伝えも一緒にね。
けれど下のリファ族はいつしか翼を失い、像とローブが合わさることは二度と無い……
……って聞いてたんだけど、其処の人はまた翼があるし、現にこうしてやって来たのよね。
まあ、あの族長の話を素直に信じた私が間違ってたのかも知れないね。

リファ族の…… 生まれた村……。まさかこんな所があったなんて……。
なるほど、そう言うことだったのね。
リファ族の生まれた村ならこんな場所にあっても少しは納得がいくわ。
此処はリファ族の生まれた村。 今もなおリファ族の血を継ぐ残された最後の村だよ。

図書館 素早さの種と大きなゴミ箱
大丈夫か、だと? うむ、どうにか大丈夫のようだ……。
いや、参った参った。 部屋があまりに汚かったので掃除を始めたのだがな……
あまりの汚さに途中で気を失ってしまったのだ。
なに? 話があるだと? それは是非聞きたいのだが、この汚い部屋では集中できんな。
誰かが部屋を掃除してくれれば話もゆっくり聞けようものを……。 全く残念なことじゃ。
どうやらあたし達にこの部屋を掃除しろって言いたいらしいわね。
翼は生えてて見た目は天使みたいでも此処の族長、心の中は腐ってるわよ。
おお、何とすっかり部屋が綺麗になったな! 礼を言わせてもらおう!
申し遅れたが私はこの村の族長。 そなた等は見たところ下の世界の者のようだな。
下からわざわざこんな所までやって来たのだ。 きっとよほどの事情があるのだろう。
フムフム……。 何と!? 風の精霊様を目覚めさせる為風のローブが欲しいだと!?
よし、分かった! ならば直ぐに風のローブを渡そう! と言いたいところだがな……
残念なことに風のローブは遙か昔風の迷宮から現れた魔物に奪われてしまったのだ。
そして魔物と戦うすべを持たなかった我が先祖はやむを得ず……
迷宮に続く祠の鍵を閉め、魔物を風のローブ諸共迷宮に封印してしまったのだ!
それきりどうすることも出来ずにいたが、もしやそなた等ならどうにか出来るかもしれんな。
よし、そなた等に封印の祠の鍵を託そう!
そして迷宮の魔物よりローブを取り戻せたらそなた等にローブを預けることを約束しよう!

これがあれば封印の祠の扉を開けられるはずだ。

もしも無事にローブを持ち帰ったときには再び此処に寄っていくが良い。
風の迷宮は多くの魔物がいる危険な場所だ。 くれぐれも気を付けていくのだぞ!

おお、そうだ! 暫し待たれよ!
これを忘れていた。 さあ、受け取るが良い。 
それは聖風の光球といってな。 それさえあればこの村と下界とを自由に行き来出来る。
下界ではリファ族の大地で一番この村に近い場所で使うのだそうだぞ。
さて、戦いに向かう者を呼び止めたりして済まなかった。 さあ、今度こそ行くが良い!

風の精霊様を目覚めさせる為には風のローブが必要なのですね……
○○くんさん達。 族長様の言われたとおり風の迷宮に向かってみましょう。
オイラさっきからずっと悩んでいたんだけど……
此処に住んでる人たちって一体何を食って生きてるんだろうな?
あの族長さん、さんざん出し惜しみした割には、色々気前よくくれたじゃん。
教会で保存: Lv39 724:30 26290G
風の迷宮
なんかややこしいね。

ダーマ神殿
炎と大地の精霊の力が合わさってダーマの守りも強まったことでしょう。
しかし真に精霊の力が発揮されるのは全ての精霊が集ったときです。
一刻も早く全ての精霊がダーマに集うよう皆で祈りましょう。

○○くん魔法使いをマスターして賢者に転職。 
ついでにガボがゴッドハンドをマスターするのを待って、何と勇者に転職。

勇者になれるのは主人公だけではないんだね。

ダーマ神殿で保存: Lv39 733:22

美晴ちゃんの誕生日イベントと年賀状のため暫く封印です<11/30>。

○○くんはLv39で、魔法使いの Lv8 大魔導士になってヒャダルコの呪文を覚えた。
マリベルはLv34で、パラディンの Lv5 ゴールドナイトになって、板に付いてきた。
○○くんはダーマで賢者の Lv1 ウォーロックに転職。 ガボはあと22回の戦闘でマスターに。
アイラはLv36で、賢者の Lv3 ビショップになって、マヒャドの呪文を覚えた。
○○くんはLv39で、賢者の Lv2 ハイウォーロックになってフバーハの呪文を覚えた。
ガボはLv38で、ゴッドハンドの Lv8 ミラクルハンドになって、アルテマソードの特技を覚えた。
   ガボは勇者の Lv1 お人好しに転職


2000. 12. 3.
汝のあるべき姿に戻れ! 封印解除!!

一ヶ月ぶりの復活です。 
続きもうろ覚えだけど風の迷宮で迷子になって逃げ帰ってきたんだった。
それでは・・・、

聖風の谷
風の神殿でセファーナが迎えに来ている。
○○くんさん。 故郷に戻られていたのですか?
今しばらくは私に力をお貸し下さい。 さあ急ぎましょう!
風の塔の頂上で聖風の光球を使って始祖の村にワープ。
風の精霊様を目覚めさせるためには風のローブが必要なのですね……
○○くんさん達。 族長様の言われたとおり風の迷宮に向かってみましょう。

どうでもいいけどここって下に落っこちたりしないんでしょうね?
○○くん、ちゃんと足元をよく見て歩きなさいよ。

オイラさっきからずっと悩んでいたんだけど……
ここに住んでいる人たちって一体何を食って生きてるんだろうな?

風の迷宮
少しからくりが分かってきました。 
オレンジ色の魔法陣をたどってステージを重ねていくんだね。
□ボタンの縮小表示が効果的!?
な…なんなのよ! ここは!
どっちが上やら下やら……、ああ頭が痛くなってきたわ……。

そう簡単には思ったところにいけないみたいね。
○○くん、焦っても仕方がないわ。 よく考えて行きましょ。

ガルルルル……。 ○○くん気を付けろよ。 やばい奴の臭いがするぞ。

Stage 1
裏側に回る。
Stage 2
目的地はすぐそばなんだけどね。 ねじれた階段を上って穴に落ちるんだよ。
イリュージョン!
Stage 3
小さなメダル、光のドレス、疾風のリング
2回穴に落ちると漸く魔法陣に辿り着きます。 随分迷っちゃった。
Stage 4
螺旋状の通路を歩いていくと精霊像と空っぽの宝の箱が・・・。 何処かから身の毛もよだつ甲高い声がする……。
迷宮の魔物、登場
ンマア〜〜!! 一体誰かしらっ!? 人の宝箱を勝手に開けるのは!
ンマッ! なんてビックリ! 人間じゃなくって!?
ハッ! 人間がいるってことは私もとうとうここから出れる日が来たというわけね!
それをわざわざ伝えに来てくれるなんてあなた達って親切な人間ね!
そうね…… じゃあ伝えに来てくれたお礼に何かしなくちゃならないわね。
え? 私が持っているローブが欲しいですって? 冗談はよして! これは私の大切な宝物なのよ!
そうねえ……、それじゃあ、良いこと思いついたわ!
あなた達を一番最初に私の美しいボディの栄養にしてあげる!
ネンガルと戦闘に突入。 
アオーン! オイラこんなのの栄養にだけはなりたくねえぞ!
ひゃーっ、気持ちいいー! 体の中からどわーっと力が湧いてきたぞ!
いくら私が上品でも今のはないわよね! 何よ、あいつ! プンプン!
くあ〜っ! オイラの攻撃があれしか効かねえのか!?
あたしの力じゃまったくネンガルに歯が立たないわ。
○○くん、アルテマソードで活躍。 <さすがFF譲り(爆)>
そ、そんな……。 私が……、人間ごときに負けるなんて……、
もう良いわよ! 風のローブでも何でも持っていけば良いじゃない!
……クッ、……クッ!
クヤシーーーッ!!
ふう……。 これでどうにか風のローブが手に入ったわね。

なあ、○○くん オイラちょっと気になったんだけど……、
今の化け物って男か? それとも女だったのか?

○○くんさん達。 まずは族長様のところに向かってみましょう。
魔物を退治したと聞けば族長様もきっと喜んでくださいますわ。

当然さっきの族長さんのところに行かなきゃならないんだろうけど…、
何だかちょっとだけイヤな予感がするわね。

魔物に次いで、精霊像が消え、旅の扉が出現する。
マリベルはLv35で、パラディンの Lv6 クリスタルナイトになって、仁王立ちの特技を覚えた。
ガボはLv38で、勇者の Lv2 村勇者になって、アストロンの呪文を覚えた。
アイラはLv37で、賢者の Lv4 ハイビショップになって、マジックバリアの呪文を覚えた。
○○くんはLv39で、賢者の Lv3 ビショップになってマヒャドの呪文を覚えた。
ガボはLv38で、勇者の Lv3 島勇者になった。
始祖の村
宿屋
リファ族は太古から風の精霊様のお供として歴史に名を刻んできたんだよ。
ここに住んでいる人たちは歴史を伝えていく役目だからみんな歴史に詳しいんだよね。

風のローブは元々風の精霊様の持ち物。
地上にある精霊様の像に纏わせることで風の精霊様は目をお覚ましになるはずです。
それにしてももし本当に精霊様がお目覚めになるのなら私も是非お会いしたいですわ。
 

族長の家 またまた散らかっている!
大丈夫か、だと? うむ……。 どうにか大丈夫のようだ……。
おお! そなた等か! 良くぞ無事で戻った!
そろそろそなた等が戻る頃だと思って部屋の掃除を始めたのだが……、
自分でもだんだん意識が遠のいてな……。 気づくとこの有様だ。
ところでローブを取り戻したと言うことは迷宮の魔物を倒したと言うことだな?

うむ! 礼を言うぞ! リファ族はあの魔物のために長年苦しんでいたのだからな!
とにかくこの功績は大きい! そなた等にローブの他にも何か礼の品を授けたいと思う。
しかし何しろ部屋がこの状態ではな……。
部屋がきれいならば今すぐにでも礼の品を授けられようものを…、まったく残念だ……。

おお! 部屋がすっかりきれいになったな! 礼を言わせて貰うぞ!
おお、そうそう……。 そなた等にこれを渡そうと思っていたのだった。

○○くんは風の帽子を受け取った。
では風の精霊様が目覚められたら是非よろしく伝えて置いてくれ。
なに? 風の精霊様に会いたくないのか、だと?
うむ……。 実は正直言って私はあのお方は苦手でな……、我が儘というか……、全く……。
……と、今はそんな話をしている場合では無かろう!
下にいる我らの仲間を救うために、さあ、急いでいくのだ!

風の精霊様は心は清く美しく、そしてお姿も美しいお方だ。
風の精霊様にお会いしたら私がそう言っていたと伝えて置いてくれ。
さあ、下の世界の仲間を救うため、急いで風の精霊様を目覚めさせに行くのだ!

聖風の谷
おお! 族長様! 無事に戻られましたか!
谷の者も皆無事にしています。 どうぞ皆に声を掛けてあげてください。

ただ神にすがるよりも自分に出来ることを皆が探しはじめています。
皆が信じる力を持ち続ければきっと谷は救われることでしょう。

翼を持たないリファ族……。 そう。 きっと変わったのは族長様ではなく私達なんです。
族長様、何か私に出来ることがあったらいつでもお声をかけてください。

例えこの谷が神に見放されたのだとしても……
私達にはフィリア様と族長様がついています。 恐れるものなど何もありません。
○○くんさん。 族長様の身をどうかお守り下さいませ……。

族長様! 良くぞご無事で!
○○くんさん達も、良く族長様を守り通してくれたな!
え? なんですって? またすぐに神殿へと向かわれると……。
分かりました。 谷は皆で守り続けます。 心配なさらずに行って下さい。

国に帰れば私にも大事な家族がいるんです! ここでくたばって堪りますか!

苦しいときほどはっきり分かることだってあるんだよね。
生きてることがありがたいって今ほどそう思ったことはないよ。

こんな時に、この場所に居合わせたことを私は幸運とさえ思っています。
今の谷の皆さんの表情のなんと豊かなことか。
もしも元の生活に戻れたなら、私は今日の日を歌にかえ後の世に残しましょう。

ぞ、族長様! 戻られていただか!
こっただ時だからこそ、オラみんなに美味い野菜を食わそうと畑を見に来ただよ。
族長様との約束通り谷の外には一歩も出ていないだ。 信じて欲しいだよ。

外には今も魔物がウヨウヨしていますがもはや恐怖心はありません。
谷の中まで魔物が来たらリファ族だって戦えるってとこを見せてやりますよ。

ブーブー ぶ〜〜。
ニャーゴ。

どうにかして神殿にいる仲間の無事を確認したいのだが…… う〜む、どうしたものだろう。

なんですと? 空の彼方に我らリファ族の仲間がいるですって?
興味深い話ですが、今はゆっくり聞いている暇は無いようですね。
いずれその話の続きを聞かせてください。

族長様のご意志は私達リファ族みんなの意志。
元の暮らしに戻れることを信じていますよ。 族長様。

魔物退治をすると言ってせがれが店を出ていってしまった。
無茶をしていなければよいのだがな……。

ルンタく〜ん。
あ〜ん! こんな時だって言うのに何処に行っちゃったのかしら。 もう!

まっ、魔物め! お前なんかちっとも怖くないぞ!
むにゃむにゃ……。

魔物が其処の階段から入ってきたら僕がブーメランでビシッとやっつけてやるんだ!
魔物め! 何処からでもかかってこい! ビシッビシッ!

風の神殿
神殿にはいるとセファーナが制止する。 
○○くんさん。 お待ち下さい。
私が突然この姿で現れては神殿の者を驚かせてしまいます。
ですので、風の精霊様を目覚めさせるまで翼を隠して目立たないようにしていますわ。
フィールドに見えるセファーナの背中には・・・、まだしっかり翼が残っているけど?
おお、お前達。 無事だったか。 ん? なんだ、仲間が一人増えてるじゃねえか。
あれ? そこの新しいお仲間さん、どこかで見たような気がするけど、きっと気のせいだろうな。

ここはリファ族の神殿です。
こんな時にお出で下さるとはきっとフィリア様の祝福を受けられましょう。

一体どうしてこの地がこんな目に遭わされたんじゃろのう……。

さっきまではみんなひどく取り乱していたが、だいぶ落ち着いたみたいだな。
ま、勿論まだまだ不安には違いないんだろうがな。

私の力では世界を危機から救うことは出来ないかもしれない。
けれど目の届く限りの人々にかすかな幸せを与えることならば私にも出来ましょう。

旅人だと? こんな時に旅などとは、あんたらなんちゅう変わりもん……
んんん! まさか! ほう! いや、しかし!
そこにいるあんたは、まさか……

お久しぶりです。 これまでは誰にも気づかれなかったのですが……
その声……そのお顔……、姿は変われど間違いない。 確かに我らの族長様じゃ。
しかしこのようなときにわざわざここまでお出でなさるとは一体……

なんと! 空の彼方のリファ族の世界から風のローブを持ち帰った、ですと!?
そしてそれをフィリア様に授け風の精霊様を呼び覚ますと……。
……う〜む。 長年研究を続けてきたワシでもすぐには信じられん話だ。

信じられないのは無理もありませんが……、今は一つだけお願いがあります。
騒ぎを大きくしたくありません。 このことはどうか内密に。
むろん承知! このことはこの年寄りの胸にしまっておきますぞ!
どうもありがとう。 この地に平和が訪れることを共にお祈り下さい。
風の精霊様のことはこの年寄りの胸にしまっておきます。
さあ、急いでフィリア様のもとへ行かれなさい!

リファ族の翼がもしもただの伝説ではないのだとしたら……、
何故リファ族だけが翼を持っていたのでしょう。
リファ族は一体何処から来たのか。 調べることはまだまだつきませんわ。

谷にいる族長のお身体はいまだ回復しないのでしょうか。 今はこんな時……。 姿だけでも見せてくだされば谷の者も勇気づけられるのだが……

ヨイショッ、ヨイショッ!
食事を作るのはしんどいけどさ、みんなが無事でいる証拠だよ。 しかたないね。

外に魔物がいるって聞いたとき、私すごく取り乱しちゃったんだけど……
生きている以上お腹もすくし食べるためにはいつもの仕事をしなくちゃならない……。
生きてるって何だか取っても不思議なことよね。

ああ、忙しい、忙しい!
あ、ごめんなさい。 今手がいっぱいだからまた後にしてくれる?

フィリア様のお顔……。 今日は何だか少し楽しそうに見えますわ。
まるで人を待ってソワソワしているような、そんなお顔……。

○○くんは精霊の像にゆっくりと風のローブを纏わせた……。

精霊像の頭上に生じた緑色の光球がいったん天に昇り、そしてまた舞い降りてくる。

そして緑の髪で水着をつけた風の精霊が現れた。

ふぁあ〜〜〜あ……。 う〜ん、な〜んか、まだ、ちょっち眠いかも……。
あなたは……
あなたは風の精霊様……なのでしょうか?
ふぁ? 風の精霊? ああ、うん。 そうだけど?
ああ、そう言うこと? あんたらがアタシを起こしたって訳なのね。
風の精霊様。 今この地に生きる人々の平和な生活が失われているのです。
お願いいたします! どうかこの地を! 私達の世界をお救い下さい!
いっやぁ〜〜〜ん。 なーんか、ちょーシリアスな感じ。
これで断ったりなんかしたらアタシってば、ひょっとして悪者?
……………。
聞き入れては頂けないのでしょうか……。
べ〜〜つ〜〜に〜〜。 そんなこと誰も言ってないし。 ……そうねえ。
じゃあ一つだけ条件があるわ。 これを引き受けてくれたら力を貸しても良いんだけど。 はっ、はい! 私達の力で出来ることなら何なりと! じゃあねえ……、いい男を5年分。
は…………。
……あの、申し訳ありませんがもう一度言っていただけますか?
格好いい男を5年分っ!!
……って、言ったのよ。 言っとくけどアタシ飽きっぽいわよ。 特に男にはね。
……と、それが無理なら残念だけど力は貸せないなあ。
精霊はアタシ一人じゃないのよ。 出来ないなら他の精霊に当たってくれる?

えええ〜!? 炎の精霊からみんなを起こせって言われてきたって?
な〜んだ。 そうならそうと早く言ってよね。 なるほど非常事態ってわけね。
やれやれ。 分かったわよ。 それじゃアタシの力もあんたらに貸すってことで。
じゃあ今のうちにあんたらにこれを渡して置くわ。

○○くんは風のアミュレットを受け取った。
アタシの力が必要なときにはそのアミュレットを使えばアタシはすぐに現れるわ。
これでいつでもアタシはあなたのそばに! なんちって〜〜〜っ!
それじゃ、アタシはとりあえずダーマの神殿に行ってればいいのね。
じゃ兎に角そんなわけでまた会いましょ!
何かあったらアミュレットでのご指名お待ちしてるわよん。 じゃね!
風の精霊様…… ありがとうございます……。

風って言うより……何だか竜巻みたいな人だったわね……。

今のは……、風の精霊様……? あなた方は一体……。
ハッ! そこにいるのはまさか族長様……? そう言うことでしたか……。
族長様がこの地のために力を尽くしているのに気づきもせず失礼しました……
けれど風の精霊様のお力があればきっとこの地も救われると信じております。
帰ろうとするとガボが呼び止める。
○○くん! 待ってくれよ! セファーナの姉ちゃんが後ろについてきてないぞ!

○○くんさん達、勝手に立ち止まったりして申し訳ありませんでした。
……少し考え事をしていたのです。 そして……、私は決めました。
あなた方への言葉では言い尽くせないこの感謝の想い……。
そして自分自身このまま全ての精霊様の目覚めを見たいという気持ちもあります。
けれど私はやはりリファ族の族長。 これ以上ここを離れるわけには行きません。
私はこの地よりリファ族の皆と共に祈りたいと思います。
あなた方の無事と……、必ずこの地が元の世界に戻りますことを……
先の見えない旅です。 どうかお身体だけはお気をつけて行ってください。
さようなら。 ○○くんさん達。 皆さんに我らの祈りの届くことを……

全ての精霊様を目覚めさせ、平和な世界を取り戻してください。
リファ族の皆と共に○○くんさん達の旅の無事をお祈りし続けています。

族長様の身体に生えたリファ族の翼。 そして眠れる聖者の伝説……。
全てはただの伝説ではなく実在するものだったのですね。

そなた達と族長様の活躍。 ワシは外に出てしかとこの目で見ておったぞ。
命あるうちに風の精霊様のお姿を拝めるとは夢にも思っておらんかった……。
ワシにはよく分かったわい。 机の上で論理を組み立てることのなんと虚しいことか。
行動し自分の目で見ること、その素晴らしさの前ではどんな研究もかなわんのだ……。

この古い書物にリファ族の起源を伝える言葉が記されていました。
この一文です。 我が一族は遙か空と雲の彼方より地上に舞い降りたり…
う〜む……。 空と雲の彼方とは一体どんなところなのでしょうね。

噂では族長様がこの神殿にお見えになっておられるとか……。
これで神殿の皆も勇気づけられることでしょう。

ねえ、あんたちょっと! この噂知ってるかい?
何でもね、風の精霊様がお目覚めになったんだってよ!
……でその風の精霊様ってのは一体何者なんだろうね。

族長様が見えられたってことはきっと谷のみんなも元気にしているって証拠よね。

何でも族長様がこの神殿にいらしているそうね。
外に魔物がいるときにわざわざいらしてくれるなんてなんて優しい族長様かしら。

空一面を覆っていた雲が裂け細く長い光が地上を照らす風景……。
上手いこと言えんが今ちょうどそんな気分なんじゃ。

さっき一瞬空が暗くなった気がしたんだが、俺の気のせいだったのか?

これで…、え〜っと……、なあ、○○くん。 後はどの精霊を起こせば良いんだ?

ねえ、○○くん。 よくよく考えてみるとさ……、
すぐに部屋を散らかす族長さんといい、風の精霊といい、変わり者が多いところよね。
あ! そう言えば風のローブを持っていたあの魔物もなんか変だったよね。

セファーナさん、ホントは私達と一緒に旅をしたかったのかもね。
でも責任感の強い人だったから自分一人がここを離れることは出来なかったのよ。

○○くんはLv39で、賢者の Lv4 ハイビショップになった。
マリベルはLv35で、パラディンの Lv7 キングスナイトになって、メガザルの呪文を覚えた。
ガボはLv38で、勇者の Lv4 国勇者になって、ライデインの呪文を覚えた。

聖風の谷近郊で鉄球魔神が懐いてきた。

聖風の谷
なんだ、人間か。
魔物が入ってきたかと思って危うくビシッとやっつけちゃう所だったよ。

なに? そうか……。 神殿の仲間は皆無事でやっているのか……。
よし! それを聞いて少し元気が出てきた! 教えてくれて感謝するぞ!

ええ? 族長様は一人で神殿に残られたって?
族長様がいないのは心細いけど、神殿のみんなも苦しいんだろうし、あんまり贅沢は言えないね。

こっただ時だども、みんな美味い野菜を食ってるときは本当に幸せそうな顔をするだよ。
みんなのその顔を見るのが農家の最大の喜びだっぺ。

お前達、良く戻った! しかし……、族長様の姿が見えないようだが……
うむ、そうか……。 族長様は神殿に残られたか……。 それも仕方あるまいな。
で、お前達はこれからどうするのだ?
なに? 4人の精霊を呼び覚ますために旅を続ける?
そうか……。 何もしてやれないが、お前達の成功を祈っているぞ。

族長様が神殿に残ったのはきっと向こうにいる仲間を勇気づけるためだろうな。

族長様の願いは誰一人無駄に死なないこと。
私には力はありませんが必死に生きることで族長様を喜ばせたいと思っています。

谷を守ろうと力を尽くす族長様のため、この年寄りに出来ることを探しております。
まずは草むしりでもするかのう……。

ん! またこちらから谷を出ていくのか?
お前達が何をしているかは知らんが、塔の方にもう用はないのではないか?

もはや何者にも恐れまい! 族長様のお顔を見ていたら勇気がガンガン湧いてきたんです!

今の私に出来ることは族長様を信じ自分の仕事に徹することだけだ。


フィッシュベル エスタード島
七色の入り江
次は水の精霊かと思ったら、ここにはいなくなっちゃった。 ダーマ神殿かな?

フィッシュベル、グランエスタード
変化ない・・・。

マール・デ・ドラゴーン
おお、○○くんお待ちしておりました!
炎、大地、風の精霊様達のオーラがこの船に集まってきておいでです。
さあ、どうぞ、こちらへ!

キャプテン・シャークアイ! ○○くん様達が戻られました!

うむ! 遂に時は満ちたようだな。
さあ、○○くん殿、早くこちらへ!

とうとう待ちかねた時が来たようだ。
すでに目覚めし精霊たちのオーラがこの船を包んでいる。
さあ、○○くん殿。 水竜の剣を掲げ精霊たちの力を受け止めてくれ!

○○くんは水竜の剣を取り出し頭上高く掲げた!

精霊たちのオーラを受けて水竜の剣は一筋の光を海上に投げかける。

よし! 道は示された! カデル! 準備は良いな!?
光の示す方向に向け出航させろ!

了解いたしました! 出航します!
碇を上げろー! 全力前進ーー!!

ここは………! やはり七色の入り江が水の精霊の源であったか!
むっ!? 水竜の剣の光が………………!!

水竜の剣が一際輝いたかと思うと、一転して海底に突き刺さる。

海の水が割れて、海底から水の精霊の像が浮上してくる。

私は水の精霊。 長い眠りの中であなた方をずっと見守ってきました。
遙か永き時を越えあなた方の強き光を受け止めるこの瞬間まで……。
勇気ある者たちよ。 今ここに炎、大地、風、水、4つの力が集いました。
さあ、共に帰りましょう。 この闇の封印を解き放ち、私達の世界へ……!
海底に開いた穴の暗闇から島がせり上がってくる。
○○くん… 私の声が聞こえますね?
闇に落とされた大陸は全てこの世界に復活しました。
けれど○○くん、あなた方や我々精霊の役目はまだ終わったわけではありません。
あの闇の世界に精霊の源までを貶めたその理由を神に問わねばなりません。
その前にこれを渡しておきましょう。
○○くんは水のアミュレットを手に入れた。
それは私のアミュレットです。 さあ、あなた方も我々精霊に付いてお出でなさい。
神の神殿
4人の精霊は4色の光となって神の神殿を強襲し取り囲む。
神よ……、我々の姿がお目に届きましょう。
我々を闇に落とされしは真にあなたのお力か?
ならば、あなたは決して神ではありますまい!
我を呼び覚ましはそなた等か? ならば今一度己自身を振り返るが良い。
この世に真必要なのは神であるこの私の力。
私こそが人々の願いを現実とし人々に喜びをもたらすことが出来るのじゃ。
そなた等のように必要無き者は捨て置かれるが真実。
さあ、もう思い残すことはなかろう。 再び闇の中で安らかな眠りにつくが良い。

う……、こ、この光は……、お主達、この神に逆らうと……、ぐはあっ……! 身体が……

ぐっ……、ぐはははははあっ! これは面白いわ。
なるほど、お前達、精霊はただの神のお供では無かったか。
……、まあ良い。 所詮神のまねごとなどホンの暇つぶしに過ぎぬ。
しかし、お前達の力もこれほど使い果たしてしまっては、もはや抜け殻と同じこと。
後に残るは虫けらのような人間どもと神に操られし愚かな英雄のみ。
私に手を触れることも敵うまい……。

龍の形をした魔王は精霊を振り飛ばし消えていく。 
そして近代的な神の神殿は轟音と共にせりあがり、下から何とも不気味な城が浮かび上がる。

○○くん達が落ちてきたところにメルビンが駆けつける。

おっとと! 危ないところだったでござる。
おお、○○くん殿! 皆も大丈夫でござるか?

イヤ、とんでもないことになったでござる!
あの神はどうにも信じることが出来ぬと思っていたが、まさか魔王であったとは!
うぬう、今すぐにでもここから追い出してやりたいが、
この高さではとても入口まで辿り着くのは無理でござる。
ここはひとまずグランエスタードへ戻って飛空石で出直すが良かろう。

グランエスタード
そしてあっと言う間にグランエスタード!
おお、○○くんよ。 来てくれるのを待っておったぞ。
我らの島が地上に戻るやいなや、今度は神の正体が魔王だと判明するとは……。
全く驚きの連続じゃが、これもそなた達の働きによるものなのであろう?

いいえ
何、精霊のお陰だと? だが、その精霊を復活させたのはそなた達自信の手柄であろう。
なんと勇敢な者たちじゃ。 そなた達こそまさに世界を救う勇者なのかもしれんな。
○○くんよ。 王としてではなく魔王に怯える全ての人々の代表として頼む。
どうかあの魔王を倒し、この世界に真の平和を取り戻して欲しい……。
ねえ、ちょっと取り込み中で悪いんだけどさあ。
パパやママ達のことが急に気になって来ちゃった。
ごめん。 あたしはいったん抜けさせてもらうわ。 村の様子を見てこなくちゃ。
とりあえず魔王のことはあんた達に任せるわね。
……と、兎に角、かの魔王の力はあまりにも強大じゃ。
奴を倒しうるものはそなた達を置いて他にはおるまい。 くれぐれも頼むぞ。

神の正体が暴かれた時の様子は魔王自身の力によってすでに世界中の人の知るところ。
ワシにもその邪悪な思念ははっきりと感じることが出来た。
おそらくお主達の存在を知らぬ多くの者は恐怖に震え絶望に飲み込まれていることじゃろう。
○○くん! 人々を恐怖と絶望から救ってあげてくれ。

○○くん殿、あなた方はグランエスタードの……、いえ、この世界の希望です。
どうか頑張ってください。

○○くんさん、どうか魔王を倒してください!
そしてこの世界に真の平和を取り戻してください。 私からもお願いします。

グランエスタード城下町
ようこそ、ここはグランエスタードの城下町よ。
それにしてもこんな時に外を出歩くなんてあなた達勇気あるわねぇ。

噂によると神の城が禍々しい魔王城に姿を変えたとか……。
ああ、恐ろしい! この世はもうお終いなんだ〜。

聞いた所によると魔王と戦おうとしている若者達がいるそうじゃないですか。
全く無謀な話です。 若い命を無駄に散らすこともないでしょうに……。

この島はずっと水の精霊様に守られておったんじゃのう。
しかしその精霊様も魔王の圧倒的な力の前に屈したという噂じゃ。
もうこの島に以前のような平和な時は戻らんのかもしれんのう……。

最近ホンダラさん見ないけどどうしちゃったのかなあ? つまんないよ〜。

あの暗闇の世界から戻れたのは良いけど神様も正体が実は魔王だったなんて……。
このままじゃ、お先真っ暗だよ。 ああどこかから魔王を倒す勇者が現れないもんかねぇ。

聞く所によると住民が全て魔王に消されてしまった国もあるそうだな。
一体その消されちまった人たちはどうなったんだ? 生きているのか、それとも……?
それを考えると気になって夜も寝られないよ。

なんてことでしょう! 神ではなく魔王に向かって祈りを捧げていたなんて。
ああ、神よ。 どうか罪深き私をお許し下さい。

わしはこの国の平和をずっと祈ってきたんじゃが、どうやらそれは無駄だったようじゃな。
まさか、魔王が蘇るとは…、恐ろしい世の中になってしまったもんじゃ。

神様が魔王だったってことはやっぱり神様なんてホントはいないってことなのかなあ?
う〜 よくわかんないや。

ねえ、魔王は人間を皆殺しにするつもりだったって噂、本当かしら?
ああ、恐ろしくて家事も手に付かないわ。

家族だけは……妻と娘だけは俺が守ってみせる!
魔王なんかに俺のささやかな家庭を壊されてたまるかってんだ!

一体何事でちゅか? お父ちゃまもお母ちゃまも様子が変なんでちゅ。

やあ、○○くんじゃないか。 魔王が復活するなんて何だかとんでも無いことになったなあ。
お陰で旅人が減ってうちも商売上がったりだよ。
……おっと、ぼやいている場合じゃなかったかな。 商売、商売っと……。

魔王が復活するなんて恐ろしい世の中になったもんだなあ。
全く近頃は大事件ばかりで気の休まる暇もないよ。

近頃ホンダラさんちっとも店に顔を出さないけどどうしちゃったのかしら?
あんな人でも長いこと姿見ないと心配になるわね。

ボルカノ殿が海に落ちて行方不明というのは本当のことかね?
おお、なんということじゃ。 あのボルカノ殿が……。
……いや、しかし、あの人のことじゃ、きっとどこかで無事でおるじゃろうよ。
じゃから○○くんも気を落とすんじゃないぞ。

さあて、これでよしと。 この部屋もきれいになったわ。
でもいくらきれいにしても泊まってくれるお客さんがいなきゃ虚しいだけなのよね。

いやあ神様の正体が実は魔王だったなんてすっかり騙されたよ。
まったくなあ。 人騒がせもいい加減にしてくれよな!

うちのバカ息子ときたら、こんな時だってのに女の子を連れ込んで何やってんだか……。
全くあの女癖の悪さは誰に似たのかしらねぇ?

オルカ、あたし怖いわ。 いつ魔王が襲って来るかと思うと夜も眠れないの。
おいおい心配性だなあ。 大丈夫さ。 その時は絶対俺が守ってやるからな!
ありがとう。 オルカって頼もしいのね。 とっても素敵よ。

今取り込み中なんだよ。 さっさと出ていってくれ。
何をしているかって? 見りゃ分かるだろ。 野暮なこと言わず出てけって。

ホンダラの奴は本当に一体何処に行ってしまったんじゃろうか?
もう家賃のことはどうでも良いから無事な姿を見せてもらいたいもんじゃ。

ホンダラさん最後に会った時に神様の城に行くって言ってたけど……。
結局その神様は魔王だったわけでしょ……、ホントに大丈夫なのかしら?

お前さん達…、魔王に戦いを挑むというのは本当なのか?
  いいえ
そんなことを言っても分かっておる。
お前さん達は行くつもりじゃな。
ならばもうわしが言うことはないが……
必ず無事で帰ってくるんじゃぞ!

  はい
そうか…。 ならばわしはもう何も言うまい。
わしはここでお前さん達の武運を祈っておるぞ。

何か町の中がピンと張りつめている様子でござるな。
魔王が復活したとあっては無理もないでござるか……。

なあ、○○くん。 魔王を倒しに行く前に腹ごしらえでもしてかねえか?

どうしたの、○○くん? 寄り道していないで早く魔王の城に乗り込みましょうよ。

これは○○くん殿、皆さんのご活躍の噂は聞いていおります。
我々がこうして地上に戻ってこられたのも皆さんのおかげだとか……。
今日は王様にご用ですか? ささ、どうぞ、お通り下さい。

グランエスタード城
これは○○くん殿。 ようこそいらっしゃいました。
王様は謁見の間におられます。 どうぞお目通り下さい。

私も皆さんのように魔王と戦いたい!
しかし私の役目はこの城を守ること。 かっては許されないのです。

皆さんのご活躍は王様から聞いております。
それではやはり今度はあの魔王を倒すための旅へ出られるのですか?
おお、やはりそうでしたか。 なんと心強い!
あなた方こそ、まさにこの国を救う英雄です。

こんな時こそ武器の整備はしっかりやって置かなくちゃな。
……それにしてもこいつを訓練以外で使う日が来るなんてなあ……。
世界にこの島しかなかった頃には考えもしなかったよ。

いつ魔物が城内に入り込んでくるかと思うと一時も気が抜けませんよ。
見回りでこんなに緊張したのは初めてです。

平和に馴れた兵士達もさすがに今はピリリとした表情になっているでござるな。

おう、王様に会ってくのか? だったらついでになんか食わしてもらおうぜ。

魔王の城に行く前に王様に挨拶でもしていくの?
そうね、それも良いわね。 これが最後の戦いですもの。

この島は水の精霊様に守られていたお陰でずっと平和だったのでしょう?
でも今旗のみの精霊様もいらっしゃらない……。 ああ、もうお終いなんだわ!

私達の信じていたあの神様は真っ赤な偽物だったのね……。
でも、だとしたら本物の神様は一体何処にいらっしゃるのかしら?

全くとんでも無いことになったもんだなあ。
こんな時にキーファ王子が居てくれりゃ王様も心強いだろうに……。

例え魔王が復活したって人間食う物は食わなくちゃな。
文字通り腹が減ってちゃ戦は出来ぬってもんだ。 さあ、忙しくなるぞ〜!

う〜む。 神が魔王を滅ぼしたという昔話……真相は……全くあべこべじゃったなあ。
別にわしが間違えて覚えてた訳ではないぞ。 昔からそう伝わっとったんじゃ。

まさか魔王が復活するなんて……、なんて恐ろしいのでしょう!
でもきっと王様が何とかして下さるわよ。 ええ、きっと大丈夫よ……。

住人が消されてしまった国はたいそう堅固なお城を構えていたって聞いたわ。
魔王の力の前ではお城の中に立てこもっていても無駄ってことなのね。

………。 世界は一体どうなってしまうのだろう…。

神様だと信じていたのに実は魔王だったなんてあんまりだわ!
あの威厳に満ちたお姿もお声も全てまやかしだったなんて……。

バーンズ王は大丈夫だと仰るが、魔王の力は余りに強大です。
一体か弱き人の身に何が出来るというのでしょう?

バーンズ王はなにやらまだあの魔王に対して勝算をお持ちのようだな。
しかもその鍵を握っているのは君たちだというじゃないか。
一体どんな秘策なのかは知らんが頑張ってくれよ!

ここは王様のお部屋です。 
王様はおられませぬが、キーファ王子の妹君のリーサ姫様がおられます。
どうか、そそうのありませぬように。

まあ、アイラ! 無事だったのね。
あなた達が魔王と戦おうとしているって話はお父様から聞いているわ。
でも、アイラ。 できればあなたにはそんな危ない真似して欲しくないの。
私ね、魔王が復活したと聞いてから、恐ろしくて震えが止まらないのよ。
でもお父様はお忙しいご様子だし、お兄さまはもう戻らない……。
だからね、アイラ。 せめてあなたには傍に付いていて欲しいの。

リーサ姫…… 勿体ないお言葉ですが、それは出来ません。
魔王は我が一族の悲願である神の復活の儀式を汚しました。
ユバールの民としてそれを許すわけには行かないのです。
そ、そんなの、知らないわ。 私には関係ないもの。
それに、私には私を信頼し共に戦ってくれる仲間がいます。
彼らだけを戦わせ、自分は安全な城に隠っているなど私には出来ません。
リーサ姫。 どうかこの私の我が儘を許してください。
ごめんなさい。 わがままを言っていたのは私の方ね。
でも一つだけ約束して。 魔王を倒したら必ずここへ戻ってくると……。
それはお約束しますわ。 ご安心下さい。 ユバールの民は決して約束を違えませんから。
アイラ……。 必ず無事にこの城に戻ってきてね。

……なるほど、世界で唯一この島のみが残ったのは水の精霊のお陰でしたか。
○○くん殿達は今や我ら学者よりも世界の秘密に詳しいようですな。

魔王が正体を現すと同時にあの美しい神の城までもが邪悪な姿に変わったとか……。
魔王はいずれこの世界までもそのような禍々しい姿に変えるつもりなのでしょうか?

ついこの間までは魔物など物語の中だけのものと思っていたのですが……。
今や町から一歩外に出れば右も左も魔物だらけ……。 恐ろしいことです。

魔王と戦おうというのはあんた達かね。 どれ今後の参考に占いなどいかがかな?
では一つこのジジイが占って進ぜよう……。 コホン……。
ふんがー! はんがー! すっとんぱらぴらほんじょろげー! ほがっ!
おおっ、見えた! 見えたぞ!
忌まわしく蠢きうねる邪悪の城の奥深く……。 4つの道が隠されておる。
その道は人にあらざる者たちの助けにより開かれるであろう……。
はあ、はあ……。 これ以上はわしの力ではよくわからんのう……。
むう……、どうもあんまり役には立たんかった様じゃな。 すまんことじゃのう。

○○くんさん達は世界のために危険な旅をされているのだそうですね。
我が城も出来る限り協力するよう王より言われております! さあここはお通り下さい!

おお、またお前さん達か、筏なら好きに使うが良いぞ。

どうも魔王が復活したって聞いてからおしっこの切れが悪いんだよなあ……。

魔王が復活したというのに兵を挙げるでもなくただ城の守りを固めるだけ……。
王様は一体何を考えておいでなのでしょうか?

これは○○くん殿、ご無事で何よりです。
王様は随分と皆様のことを気にかけてるご様子。
早く元気な顔を見せてあげてください。

これは○○くん殿。 ようこそいらっしゃいました。 王様がお待ちですよ。

王様は全てをお主達に託すことを決意されている。
その期待に応えるよう頑張るのじゃぞ!

おお、○○くん。 良くきてくれたな。
言うまでもないことだが、世界は今かつて無いほどの危機に直面しておる。
四精霊は居なくなり、神の城は魔王城に姿を変え、人が消された国まであるとか……。
かの魔王の力は我々の想像を遙かに超えておる。
正直わしには人間の力であの魔王を倒せるとは思えんかった。
だが我らにもまだ希望は残されている……。
○○くんよ。 その希望とはそなた達のことだ。
思えば全てのことは○○くんと我が息子キーファの好奇心から始まったのであったな。
それ以前のこの世界にはただこの島が一つあるのみ。
平和ではあったがなんの変化もない。閉ざされた世界でしかなかった…。
…わしにはそなた達が世界を変えていく特別な力を持っているように思えるのだ。
ならば今のこの危機もそなた達にならなんとか出来るかもしれん……。
わしはそれに賭けてみようと決めたのだ。
さあ、○○くんとその仲間達よ。 わしが信じたその力を見せてくれ。
そして魔王を倒し世界に再び平和を取り戻すのじゃっ!

○○くんさん。 どうか魔王を倒してください!
そしてこの世界に真の平和を取り戻してください。 私からもお願いします。

○○くん殿。 あなた方はグランエスタードの……、いえ、この世界の希望です!
どうか、頑張ってくださいっ!

グランエスタードで保存。 Lv39 752:49 17517G

次はフィッシュベルに行ってみよう。


2000. 12. 5.
 
木こりの小屋
うう……動物たちは魔物に怯えてみんな銛の奥に引っ込んじまっただよ。
寂しいけんど、こんな世の中じゃ仕方あんめぇなあ。
ああ、誰か何とかしてくんねぇもんか……。

フィッシュベル
ここはフィッシュベル、海に囲まれた小さな村よ。
あら、○○くんじゃない。 あなたが魔物と戦っているなんて不思議な感じねぇ。
いつの間にか見違えるほど立派になっちゃって……、何だか知らない人みたいだわ。

今はこんな世の中だけどきっといつか元の平和な日々が戻ってくると信じているの。
あの暗闇の世界からだって戻って来れたんだもの……、きっと大丈夫よ。

妻はああいってますが僕には正直平和な日々が戻ってくるなんて思えないな。
ああ。 妻と離れて漁に出ていくことくらいで悩んでいた日が懐かしい!

わしくらい年を取るともう魔王なんぞちぃ〜とも怖くないわい。
ただ、出来れば最後にもう一度アミット漁で採れた旨い魚を食いたいもんじゃのう……。

あたしゃ、父さんは必ずどこかで生きてるって信じてるんだよ。
海に落ちたくらいでくたばっちまうようなヤワな人じゃあないからね。

ボルカノのおっちゃんってすげえんだなあ! オイラ、尊敬すっぞ。
オイラは泳ぐのあんまり得意じゃねえから海に落ちねえように気を付けよっと!

何だか、良いわね。 お互いのことを分かり合ってる夫婦って感じでさ。

僕がもっと大きかったら○○くんと一緒に戦えるのにぃ〜。
でも、一緒にいけなくてもいつでも応援しているからね。
せめてオイラと一緒位背があれば一緒に戦えたのに……。
後ほんのちょっぴり足りねえや。 残念だなあ……。

なかなか頼もしい少年でござるな。
○○くん殿。 あの応援に報いるためにも魔王を倒すでござるよ。

あわわ……。 あの神様の正体が実は魔王だったなんて……。
わしはもう何に祈ればよいのかわからんよ。

魔の者が神の名を騙るとはなんと罰当たりな!
真の神よ、どうかかの者に天罰をお与え下さい。

なんと○○くんよ。 あの魔王と戦うと申すか!?
……そうか。 思えば○○くんは生まれた時のことといい不思議な子じゃったな。
もしかしたらお前が魔王に挑むのは運命なのかもしれんのう……。
ならば○○くんのためわしも出来る限りのことをさせてもらおうか……。

魔王がこの島を暗闇の世界に落としたのは水の精霊様がここに眠っていたからなんだってね。
あたしゃ、てっきり本当にこの島は呪われているのかと思ったわよ。

やっとのこと暗闇の世界から戻れたら今度はあの神様が実は魔王だったなんて……。
全くふんだりけったりとはこのことだよ。

うぇっくしょい!! 
……うう、魔王が復活したって聞いてからまた風邪がぶり返してきたよ。

魔王と戦おうだなんて○○くんも随分逞しくなったもんだなあ。
ボルカノさんもきっとあの世で鼻が高いだろうよ。

今の海は魔物で溢れていてこんな漁船じゃあ危なくて出られねえんだ。
この間の海賊船みたいなでかい船だったら思う存分漁に出られるんだがなあ……。

漁に出るわけでもないのにこんな所で何してるって思ってるんだろう?
いやな……陸に上がっているとどうも落ち着かなくてなあ。 悪いことばかり考えちまうんだよ。

海の男はいつだって命がけ。 だから俺は死ぬのなんざちっとも怖くねえよ。
だがこのまま漁にも出られず陸に繋がれっぱなしってのはどうにも我慢ならねえ。
魔王の畜生め! 野郎が海に現れるってんなら銛で一突きにしてやんのに!

○○くんのすっかり一人前の男になったもんだな。
今の○○くんを見たらボルカノ殿もさぞや喜ぶだろうよ。

○○くん達と旅立つ時のマリベルの元気な姿を見てわしは気づいたよ。
あの子は外の世界に飛び出していくことで一番輝くんだってことをね。
親としては寂しいが……、それがあの子の幸せなら望むようにさせてやりたい。
だから君たちがマリベルを連れ出すつもりならわしはもう止めはせんよ。

マリベルって幸せ者ね。 理解のあるいいお父様じゃない。

確かにマリベルは家にいるより外に出てた方が元気だぞ。

我が子の幸せを望むのは親として当然のことでござる。
しかし、なかなかああいう風には思い切れぬもの。 アミット殿は大した方でござる。

主人はああ言ってるけど私は心配だわ。
一応あれでも女の子ですもの、危険な目にあって顔に傷でもついたりしたら……。
……でも、まあその時は○○くんに責任をとってもらえば良いかしら?
○○くんって以前はちょっと頼りない感じだったけど今はすっかり頼もしくなったものね。

こ、これ、お前。 いきなり何を言い出すんだ! ○○くんも困って居るじゃないか!

マリベルが相手じゃあ○○くんも大変ね。 フフフ……。

親が我が子の心配するのは当然のことでござる。 ましてや娘となれば……。
しかしマリベル殿ならよっぽど大丈夫という気もしないではないでござるな。

心配いらねえと思うけどなあ。 マリベルって滅茶苦茶強えーんだもん。

あれ? あんた方、またマリベルお嬢様を誘いに来たんですかね?
たまにはあたしも誘って欲しいですだよ。

あら、みんなどうしたの? 魔王を倒しに行くんじゃなかったの?
……はは〜ん。 さてはこの可愛いマリベルちゃんについてきて欲しいって訳ね。
仕方ないわね〜。 あたしがついてないとてんでダメなんだから……。
あれっ!? でも飛行石って確か4人乗りじゃなかったっけ?
今のままじゃあちょっと人数が多いわね。 誰かに残ってもらわなきゃ…。
ねえ。 誰を残していくの? 
メルビンが残るのね。 じゃあ代わりにあたしがパーティに入るわよ?
それじゃあメルビン、お留守番よろしくね。

それではわしの荷物は装備しているもの以外は袋に入れておくでござるよ。

若い娘さんの部屋に一人きりとは……何だか緊張するでござるなあ。
……いや、いかん、いかん! 今はにやけている場合では無いのでござった。
○○くん殿。 魔王と戦うときには是非ともわしを連れて行ってくだされよ。
それまではここで英気を養っておくでござる。

ちょっと、メルビン! あんまり部屋の中のものに触ったりしないでよ。

今お嬢様の部屋にいらっしゃる人……、一体どうしたんですかね?
……はあ、気にするなですか? でも一人で寂しそうに突っ立てて気になるですよ。

マリベルや、わしらには構わずにお前の好きなようにするが良いよ。
外の世界へ出たいというお前の気持ちに気づかぬほどわしも鈍感ではないからな。
でもな、マリベル……。 ここはお前の家なんだ。
旅することに疲れたら何時でもここに帰ってきて良いからな。

マリベル…… あなたは言い出したら聞かない子だからもう止めはしないけど……。
くれぐれも気を付けて行ってくるのよ。
それじゃあ○○くん。 こんなじゃじゃ馬娘だけどよろしくね。

ママったら何言ってんの! ○○くんなんかて〜んで頼りになんないのよ。
そんな奴にあたしのこと頼むなんてどうかしてるわ!
まあ! うふふ……。
ちょっと、○○くん。 ママに頼まれたからっていい気にならないでよね!
あたしはあんたなんかこれっぽっちもあてにしてないんだから。

マール・デ・ドラゴーン
○○くんさん、いらっしゃいませ。 
大魔王のおぞましき姿は我々マール・デ・ドラゴーンもしかと目に焼き付けております!
これから決戦への海上の移動には我らの船をどうぞお使い下さい。
この船で大海を自由に渡っていくことが出来るなんて気分いいわね。

○○くん。 彼らは彼ら自身の戦いを始めているわ。
私達も自分自身にしか出来ない戦いを始めましょう。

この海賊船も無事に地上に戻ってきたんだなあ。 オイラ心配したぞ。

あ! ○○くんさん! いや〜 ○○くんさんのお父様も大変でしたね!
はい
僕らの船に発見されたから良かったものの危うく魔物に食べられちゃうところでしたよ。 ○○くんの父ちゃん、見つかったのか! 良かったなあ。

ええっ! ボルカノのおじさまが見つかったの? そ、それでどうなったのよ!? 本当にビックリしましたよ。 僕らの船がこちらの世界に戻ってきたとたん、お父さんが……
海の真ん中で魔物に囲まれて、それでも一人で立ち向かおうと頑張ってるんですもん。
何でも一人で漁に出ていてエスタード島やこの船が闇に落とされた時、海に残されたとか。
ともかくご無事で何よりでした。

前方、異常なし!
あ、○○くん殿! お声を掛けていただいて光栄であります!

船で酒を飲むならやっぱり甲板が最高ですよね。
けど、魔王がのさばるこの空の下じゃ胸くそ悪いったらありゃしない。
早く世界を取り戻してしゅくはいをあげましょうや!

あたし、シャークアイ様に憧れて国を捨ててこの船にやってきたの。
そのお陰でこうして魔王打倒に向かうあなた方勇士を励ますことが出来て幸せだわ。

シャークアイ様、本当はさぞや悲しんでおいででしょうね。
アニエス様とそのお子の両方と数百年もの時を隔てられてしまったなんて…。
でも、それで自棄を起こさずにただ○○くん様達を見守られるなんてさすがですわ。

シャークアイ総領っていい男だろ? あたしの息子もあんな風に立派に育ってくれると良いんだけどねえ。

船の上じゃあ、大した食材もねえがそれを旨く料理するのがあっしの腕の見せ所でさあ。
特にこんな時には甲板で戦っている者たちの為にも栄養のある物を作らにゃあ!

俺らの船の帆に描かれた徴は先祖から伝わる水の精霊様の紋章よ。
マール・デ・ドラゴーンの一族はただ海を荒らして回る海賊とは生き方も歴史も違うってわけさ。

くそっ! こっちの世界に戻ったときの戦いで魔物の奴に腕をやられたぜ。

あわわわわわわ……! 今度こそダメだ〜 終わりだ〜!
魔王に何もかもやられちまって、みんなしんじまうんだ〜!

こんなちっぽけな菜園だけど大切な食料になるんだす。
長い長い航海では新鮮な食べ物なんて魚以外採れやしねえだからな。
しっかしずっと下向いて野菜っこの世話してたもんだから、うっぷ…、船酔いが…。

私に樽や壺を投げつけたりしてひどいなあ。
だから宝庫番なんてイヤなんですよ。 ブツブツ……。

ここにあるものは全て○○くん様達にお渡しせよとの伝令を受けております。
どうぞ、ご自由にお持ち下さい。

あ、○○くん様、お帰りなさい! こちらでお休みになられますか?

私が思うに魔王は神の復活の儀式によって復活したのではなく…、
ただ神の振りをする面白さを味わいたいが為に儀式に乗じて姿を現したのでは?
さすればあの儀式によって復活すべき神はやはりとうの昔に滅んだままということか……。

今の話が本当だとすると魔王って結構うれしがり屋な奴なのね。

それが本当だとしたら私達は魔王にからかわれていたってことね……。
……私、こんなに腹が立ったの初めてだわ!

わしらマール・デ・ドラゴーンの歴史は古いんじゃ。
その中でもわしゃ一番の長生きでのう。 一族の皆からは長老と呼ばれとる。
むろんシャークアイ総領も赤ん坊の頃から教育係としてわしがお育てした。
そう言えば○○くん殿は洟垂れじゃった頃の総領に面影が似とるのう。

例えこの後世界がどうなろうと私は歌うでしょう。
史上最強の海賊達、そしてあなた方勇者達の愛に満ちた心の旅を……。

私はかつてコスタール王からシャークアイ様の元へ派遣された兵士の一人です。
しかし恥ずかしながら戦いの腕前ではこの船の男達にまるで敵わなくて…。
小舟にたった一人残されても魔物と戦おうとしてた○○くん様のお父様の方がずっとご立派です。

及ばずながら海の上では俺等にもあんた方の戦いの応援をさせてもらうぜ。

あの決死の戦いが遙か数百年も前とは信じられませんよ。
この通り砲撃の腕前だって落ちちゃあいないのに。

こんな時だってのにうちのかみさんの考えることは息子の将来のことばっかりで。
まあ、そんな肝っ玉のあるところに惚れたんですけどね。 わっははは!

お…重い…。 新入りの僕にはこの大砲は重すぎます…。

あんた自分が何百年も氷漬けにされた後の気持ちなんて想像できるかい?
そうそう、まさに俺等はそんな気分にさせられた訳よ。 ちきしょ〜め!

○○くんさん、世界に平和を取り戻したら、盛大な飲み会をやりたいっすね。
大魔王を滅ぼした後のメシはどんなにか旨いでしょうねえ!

周りは魔物だらけです。 どうか○○くん様もご注意を!

この船はわしらのとっちゃあ一つの国と同じよ。
皆この船の上で生まれ、船の上で暮らして来たのさ。
例え魔王でももう二度とこの船を好きにはさせねえぞ。

遂に運命の時がやってきましたな。
シャークアイ殿は○○くん殿を総領と思ってご協力せよと皆にご命令されました。
かつてのコスタール王に誓って私もご協力させていただき申す。

○○くん殿。 この船はこれからあなた方のご自由にお使い下さい。
魔王と戦うまでの力は今の我々にはありませぬが海上ではお役に立てると思います。
あ! そうそう! 我々の船でお助けした○○くん殿のお父様ですが…
お助けしてすぐフィッシュベルのご自宅までお送りしましたからご安心下さい。

ああ、神よ…、じゃなくて、ええと…、ああ一体何に祈ればよいのでしょう!
我らマール・デ・ドラゴーンの戦士達の無事と○○くん様、あなた方のご無事を…。

神の名を騙るなどどんな者にも決して許されることではありませぬ。
例えその者が魔王であろうと必ずや天罰が下るでしょう。

あれ〜、どこに落としたのかなあ? せっかく手に入れたメダルなのに…。
猫にでも食べられちゃったのかなあ?
……って、今はそんなこと考えている場合じゃないよな。

おお、良くぞ参られた! ○○くん殿!
こちらの世界に戻っても我らの船がまた呪いの氷に包まれることはなかったようだ。
これももしや精霊たちの集結した力のお陰だったのだろうか…?
まあ、ともかくこうして航海できるからには我々も協力させてもらおう。
そう…、それに○○くん殿にはとても素晴らしいお父上がおられるのだな。
漁師としてだけではなく海の男としてとても尊敬すべき方とお見受けした。
無事に戻られて何より。 大切にして差し上げることだな。

最強の海賊があたし達のバックに付いてくれるのも悪くないわね。 フフフ。

○○くんよう。 自分の父ちゃんのこと褒められて嬉しいじゃねえか?

シャークアイが力になってくれるならこれほど心強いことはないわ。

おお、○○くん殿! 早速船を出航させますか?
では出航いたします。 乗員! 持ち場に就け! 出航する!


2000. 12. 6.
早速船の上で夜明かししてしまいました。  ycodeさんに構って貰えないから船室で専ら足踏み状態。  ふえ〜ん! 淋しかったよ〜!
フィッシュベルフィッシュベル
あっ、大変だよ! ボルカノさんが帰ってきたんだよ!
この間のでっかい船が現れたと思ったらそこから小舟に乗って帰ってきたんだ。
僕本当にもうビックリしちゃったよ。

ボルカノさんが無事に帰ってきたそうだね。
暗闇の世界に落とされてからこっち、悪いことばかり重なったけど……。
久しぶりに明るい話題が聞けた気がするよ。 ま不幸中の幸いって奴だよな。
……ちょっと違うか?

あっ、○○くん! ほら、父さんが帰ってきたんだよ。
さあ、そんな所に突っ立ってないでもっと近くで父さんに顔を見せてお上げ。

おおっ、○○くんか! 暫く見ないうちに顔つきが変わったな。 見違えたぞ。
どうやら今回のことじゃ、お前にも母さんにもいろいろ心配を掛けたみたいだな。
全く漁師が海に落ちるなんて面目ねえことだ。
その上魔物の大群にまで囲まれてよ……あの時は俺もさすがに覚悟を決めたもんだぜ。
ところがちょうどそこに巨大な船が現れてな、俺を助けてくれたんだよ。
そのお陰で俺はこうして戻って来れたって訳だ。 いやあ危ないところだったぜ。

○○くんの顔つきが変わったぁ? ……そうかなぁ? あたしには分かんないけど。

ボルカノのおっちゃんも苦労したみたいだなぁ。

○○くん……、ボルカノさんが助かって良かったわね。

そう言えば俺を助けてくれた海賊船の総領のシャークアイって人に会ったぞ。
何だかお前達とも知り合いらしいが、それにしてもありゃあ大した人物だな。
海賊と漁師の違いはあっても同じ海の男として俺はあの人を尊敬するぜ。
オイラは海の男じゃないけど、やっぱりシャークアイは格好いいと思うぞ。
ほーら、やっぱりあたしの言ったとおりだろう。
この人は海に落ちたくらいでくたばりゃしないってね。
……でも、まあ、無事に帰ってきてくれてとりあえず一安心だよ。
父さんを魔物から助けてくれた海賊さんには感謝しないといけないね。

本当はマーレさんも心配で仕方がなかったんでしょうね。

本当にマーレおばさまの言っていた通りだったわね。 さすがの貫禄だわ。

さすがのおっちゃんも魔物に襲われたのは大変だったみたいだな。

○○くん殿っ! お願いでござる。 後生だからわしを連れて行ってくだされ!
わしは魔王と戦うために今日まで生きてきたのでござる。
それがこの肝心な時に留守番では殺生でござるよ。 どうか頼むでござる〜!
うう……ダメでござるか。 あんまりでござる……。

ボルカノさん生きていたんだなあ。 俺はてっきり……。
……い、いや、しかし、さすがは○○くんの親父さんだ。 あの人もただ者じゃねえぜ。

やっぱりあの海賊船なら魔物だらけの海でもぐんぐん進めるみたいだなあ。
ああ、俺も海に出たいよ。

わしは最初からボルカノ殿は生きていると信じとったよ。
それにしても随分派手な帰り方をするもんだ。 いや流石はボルカノ殿!

 

海賊船マール・デ・ドラゴーン
海上の旅は我々一族がご協力します。 どこへなりと我らが船をお使い下さい。

船であちこち巡回・・・。 

氷の洞窟は空っぽ<!>
当たり前だけど宝の箱とか、何かの書き置きとかあるかと思ったんだ(~~;

海上に渦を見つけた。 フィッシュベルの南東かな?

…ムニャムニャ…。 んあ? お客様?
ふあ〜あ〜…。 海底王様なら玉座でお休みだよ。
海底王様が眠っておいでの時は寝息で海の上に渦が出来るからそんなときお客様が来るんだ。
おおっ? 何だか面白そうな所に着いたみてえだな。

なんなの、ここは? 渦に飛び込んだら何だか変な所に出たわねえ。

ここはどこなのかしら? 何だか不思議な場所ね。

ぐうぐう…、ぐうぐう…。
ぐぅぐ…んがっ!? 誰じゃ? わしの眠りを覚ますのは?
むっ!? お前さん達は確か…! 確か…、ええと…、どこかで会ったような気がするんじゃが、どこだったかの?
ん? なんじゃと? わしは海底王かと?
いかにも、わしは海底の王。 水の精霊様に仕え海の生き物たちを見守る者じゃ。
おお、そうじゃ、お前さん達、思い出したぞ! コスタールの国を救った旅の一行じゃな。
え? わしの姿が違う? ほっほっほ! こんな姿で表を歩いていたら目立ってしまうじゃろ。
あのジジイの姿は世を忍ぶための仮の姿じゃよ。
お前さん達の聞きたいことは分かっておるぞ。 シャークアイの奥方アニエス度のことじゃろ?
  いいえ
なんじゃ違うのか? お前さん達も意外と冷たいのう。
アニエス殿の決意にはわしゃ感動で心が震えたもんじゃよ。
まっこと悲しき決意であったがあの一途な想いは水の精霊様もどこかで見守っておいでじゃろう。
何時かはシャークアイとも会える日が来るだろうて。
何よ、あの人、○○くん達の知り合いなの?
あんたってホント変な知り合いばっかり多いわね。

アニエスさん……。 どうか彼女に水の精霊様のお導きがありますように……。

オイラ海底王ってあの爺ちゃんの姿が本物だと思ってたよ。
世を忍ぶ仮の姿なんて格好いいなあ〜。

ん? なんじゃ、またお前さん達か。 わしになんぞ用かの?
なんと? 洞窟にいた魔物から姿を変えてくれるよう頼まれたと?
ほほう、改心するとは感心な魔物じゃ。 よし! 望み通り海の生き物に変えてやろう!
その魔物にわしの元へ来るよう伝えるがええ。

ん? なんじゃ、またお前さん達か。 
人がせっかく気持ちよく眠っておるのに起こすとはけしからん奴じゃのう。
え? いつも眠ってるようだが暇なのかと?
なんと失敬な奴じゃ! このわしが海の秩序を守るのにどれほど忙しいか分からんか!?
ああ、忙しい、忙しい…。

海底王なんて存在でも眠ったりするものなのね。

寝息であの渦ができんのかあ……。 海底王って面白え奴だな。

あっ! オイラ野菜じゃないから食べないでね!
海底王様は自給自足の質素な生活が好きだからオイラが畑の世話をしているんだ。

海の底の畑で魔物が働いているなんて何だか妙な光景ね。

だ〜れがあんたなんか食べるもんですか。 そんなのお腹こわしちゃうわよ!

そっかあ、海底王は野菜ばっかり食べてんのか。
そんなのつまんねえなあ。 オイラだったら魚も肉も食いてえぞ!

海底王様はとってもお優しいお方よ。
恋人に裏切られて海に飛び込んだあたしを助けてくださったの。
アニエス様のこともとても気に掛けていて特別な力を振り絞って祈りの呪文を掛けたのよ。
アニエス様を再び人間に戻すのは無理だけど一年に一日だけは戻れるようにって。
その分だけアニエス様が年をとってしまうけど、そうすれば何時かは会えるかも知れないでしょ?
あんなに愛している夫のシャークアイ様と…。
一年に一日だけ歳とんのか。 それだと、え〜っと……、あり? 一年って何日だっけ?

それじゃ一年に一度二人は人間の姿で出会えるのね。
海底王も粋な計らいをするじゃない。

一年に一日だけしか戻れないなんて海底王の呪文も融通が利かないわねえ。

フィッシュベルで保存 781:07 Lv39 18070G

次は世界一周かな? 随分久しぶりだね。

神の城 神の城 改め 魔王城
魔王城の基壇をぐるっと周って歩くだけ。

  やっぱり空からの来なきゃだわ。


2000. 12. 9.

現代の町をルーラで巡回

今回に限り<?>マール・デ・ドラゴーンの海賊船で、80日間世界一周!

英雄と宝珠 ウッドパルナ
ここは森の中の村、ウッドパルナです。

何でも神様が復活したって噂を聞いたと思ったら、今度はそれが魔王だったって話だ。
このままじゃ世界は……、くそおっ! どうすりゃあいいんだよおっ!

あたし達だって騙されたんだから、そりゃやっぱ騙されるわよね。
神が魔王だなんて普通思いもしないわよね。
向かいに見えるエスタード島が突然消えたのは何でも魔王の仕業だったそうです!
ということは次にこの村も魔王に狙われて……!? あなた何とかして下さいよ!

仲間の旅の商人から聞きました。 とある戦士が魔王退治に旅立ったそうですよ。
こんな時に何も出来ないのは男として悔しいですよね……。

村の外には魔物がいるのだそうです。
この辺りにまで魔物が出るなんて……、生まれて初めてだわ。

私達は旅が長いから良いけど……
普通の村の人たちはどんなに弱い魔物でもやっぱり恐ろしいわよね。
私達が神と信じてきた存在は、実は神ではなく魔王だったのです。
ですが、だからといって信じる心を捨ててはいけません。 それでは魔王の思うつぼですわ。

お父さんがね、もしかしたら世界が終わるかもってしつこく言うの。
世界が終わっちゃうなんてそんなわけないじゃんねー?

あんたら強うそうだなや。 あんたらに折り入って頼みがあるだよ。
おねげえだ! 魔王を倒してけろ! 魔王を倒して世界とオラのほがらか農園を守ってけろ!

ほがらか農園はどうでもいいけどオイラ達は魔王を倒すんだよな、○○くん。
この村にいる戦士様もこんな時こそ魔王退治に行けばいいのに……

爺さんが帰ってこんのうお…… 外で人に迷惑を掛けてなければいいのじゃが。

魔王がいることが怖くないかですって? ええ、怖くありませんわ。
魔王退治に向かった戦士様が必ず魔王を倒してくれると信じていますもの。

うわあっ!!
な…ななな……なんだよ。 ビックリして落っこちる所だったじゃないか。

やっとここに来られましたか……、お待ちしておりましたぞ。 選ばれたる勇者の方々……
世界をこの恐怖から救うことが出来るのは紛れもなくあなた達だけです。
さあ、時は満ち足り! 今こそ魔王に我ら人間の強さを知らしめるのです!

そこの爺さん、さっきから来る人来る人に同じことを言ってるけど大丈夫かな?

うちの人は村の戦士なのですが急にお腹を壊してしまって……
残念だわ。 魔王を倒し名をあげるチャンスだったのに……

ううっ! 腹が……腹が痛い……!

…なっさけないわねー。
あの戦士と比べたら○○くんの方がまだちょっとはマシよね。

鉱山
なんだお前等もここに逃げ込んできたクチか?
何でも魔王とかってのが世界を破滅させるらしくてな、この穴の中なら安全なんだと。
その辺にいた連中もみんな穴の中に入って行っちまったぜ。
鉱山の男と言えども相手が魔王じゃあ手も足も出ないって所かしら?
○○くん、私達もっと急いだ方が良いのかも知れないわね。
ガゴガガガガガ……。

むう……。 ここも出口ではないのか。 俺は一体何時になったら外に出られるのだ?

なあ、お前達教えてくれ! 魔王はもう退治されていなくなったのか!?
  いいえ/はい
ほ…本当だろうな? どうにも信用できないぞ。
かといって外に出て確認する勇気もないしな……。

ふう……。 ここまで奥に入り込めば世界が滅んでも安心だな!

やれやれ……。 鉱山の男がこの調子では全く情けないな。

魔王魔王といいますが一体どんな災いを我々に与えるのでしょうな…

み……見つけたぜ!
魔王から逃げるためとはいえこんな奥まで入り込んできて大正解ってヤツだな!

地下5Fの横一本の枝分かれのない通路でパズルが解けなくなって仕舞いました。
これって沙希に進めるのでしょうか?
炎の祭り エンゴウ
やっと元の平和なエンゴウに戻ったと思ったら、今度は魔王が現れたですって?
それじゃあもしかして今までのことはみーんなその魔王がやってたって訳ね! そうよね、あいつが全ての元凶なんだわ。

魔王はオイラ達が絶対やっつけるぞ! 炎の神なんて実はいなくて炎の精霊って奴が火山にいたんだってな。
魔王をやっつけてくれるんなら神でも精霊でも何でも良い! 兎に角助けてくれーっ。 神様の助けも精霊様の助けも、もう無いのかもしれないわ……。

神も炎の精霊ももう居ないわよ。
いるのはこのマリベルとその仲間達だけね! 道理で変な気分が直らないわけだ。 魔王なんてものがいるんだもんな。

やっぱりね、私はおかしいと思ったんだよ。
あの神様はあたし達を助けてくれなかったからね!

くそーっ、もう少しぼくが大きかったら魔王なんてコテンパンなのに!

この聖なる炎なら魔王をも焼き払うことが出来るのでは無いでしょうか?
いや、無理ですよね。 なんと言っても相手は魔王なんですから……。 魔王の丸焼きなんて、あたし見たくもないわよ。 神が実は魔物どもの親玉だったってことなんですよね。
ああ、この世には本当の神はいらっしゃらないのか!?

朝を迎えられる保証はないけど、それでも良いなら泊まってお行き。

うーん、うーん……。

死ぬ前に一度くらい私の手料理を彼に食べさせてあげたかったな……。
おれっちのデリシャスシチューを食えば魔王だってホッペタ落っことしちまうぜ!
問題は魔王がシチューなんて食うのかって所だけだな。 オイラが魔王だったらシチューどころか何でも食うぞ! 本家本元の神が魔王だったなんて笑い話にもならないよ。
炎の神や、大地や風邪の神が何とかしてくれりゃ良いんだけどねえ。

やっと声が出るようになって、歌えるようになったのに……
とても歌を歌う気分にはなれないな……。

俺も少しは腕に覚えがあるが、魔王が相手ではな。
こうして酒をかっくらって時を待つしかないんだ。 救いの時か滅びの時か……。

ダンスダンス、ダダダン ダンスッ!
話しかけないでっ! 何も考えずに死ぬまで踊っていたいの。

魔王じゃない本当の神様、 お願いします!
あたし達を助けてください。 ナンマンダブ、ナンマンダブ……。

精霊も神も我ら人間から見れば同じように大いなる存在です。 祈りましょう……。

うーいっ、風呂、風呂……。

まだ何か起こるなと思ったらやっぱりだぜ!
よりによって魔王が現れるなんて最悪だな。

ぐぅぐぅ……。

はああ……、体は温まるけど心の中の寒気は取れやしないな。

とうとう念願の若い女の子が入ってきたよーっ。 もう死んでも良いかも!

思い切って入っちゃった。 いいの、もう裸を男の人に見られても。
だって明日はもう来ないかも知れないもの……。

あたしも温泉入っとけば良かったかな……。

最後の戦いの前に身体を清めるのも良いかも知れないわね。

温泉に入るシーン、movieスタートっ! なんてね( ^ o ^ )

武器を売るなってのは魔王のおふれだったってわけか。 だったら守るわけないっての!

あたし達皆死んじゃうのかな……?
今までそんなこと考えたこともなかった……。

わしもビックリしておるよ。 あの神が魔王の偽りの姿だったとはね。
でもわしはこの世界は救われると信じとるよ。
見えたのさ。 あんた達が魔王に立ち向かっていく姿がね。
その戦いの決着までは見えなかったが……、わしはあんた達を信じとるよ。

ちょっと決着が見えなかったってどういうことよ!

私達が魔王を倒すしか道はないってことね。 良いわ、やってあげようじゃない!

魔王が現れてたって聞いたら奥様また倒れられちゃったって。
あなた達、魔王もパッパッと倒してくれないかしら?

うう……。

封じられた大地は元の世界に無事戻りましたが、新たな恐怖がこの地を包んでおります。
魔王という存在がどれだけの力を持っているのかは分かりませんが……
噂に依れば世界を滅ぼすことも出来ると聞きます。
神が魔王であったと言うことは、神は今この世にいないと言うこと。 希望はないのでしょうか……。 何言ってんのかしら。 ここに希望の星マリベル様がいるじゃないの!

神様は私達の心の中に何時だって居るのよ。 それを忘れちゃダメよ、○○くん。 ここからでは全く見えんが、魔王の住むという居城はあっちの方かのう。

炎の山
火山からとんでいった炎の玉はなんと炎の精霊だった……って話なんですよ!
ビックリしちゃったなあ。 あれがそんなにすごいものだったとは。


2000. 12. 10.
 
白オオカミオルフィー
ここはオルフィーの町じゃ。
旅のお方なら知っておろう。 今この世界が危ないという噂は本当なのじゃろうか?
  はい
なんと! やはり本当なのじゃな!
すると神だと思っていたのが魔王であったという噂もまた事実なのであろう……。
おおっ! 真の神よ! あなたは今何処におわすのです!
  いいえ
ほっ。 そうか、あれは単なる噂に過ぎなかったというわけじゃな。

平和になったり終わりが来たり全く世の中忙しいね。
どっちにしても俺達にゃどうにも出来やしないんだ。 ジタバタしたってしょうがないさ。

諦める奴なんて放って置きなさいって言いたいけど、何とかしなくちゃね、○○くん!

ガウーッ! もっとじたばたしろー!

そうよね……。 普通の人たちならみんなこうやって諦めちゃうかも知れないわね。

知ってるざますか? もうこの世はお終いざます!
恐ろしいざます! 空に浮かんで見えたあの神様は実は魔王だったざますよ!
大丈夫! 世界は終わらない。 諦めちゃだめよ!

うん、オイラも驚いたぞ! あいつが魔王だったなんてさ!

良くないわね、○○くん。 みんなが同じように取り乱している。 これって魔王の思うつぼだわよ!

昔町を救った勇者様の仲間の中には動物の言葉が分かる人が居たんだって!
ぼくも動物さんの言葉が分かったらいいのになあ……。
そしたら伝説のオオカミさんにお願いして憎たらしい魔王をやっつけてもらうのに!
良しっ、分かったぞ! 必ずオイラが魔王をぶっ倒して来るからな!

伝説のオオカミさんよりこのあたしに頼んだ方が間違いないわよ!

分かったわ、坊や。 私が白いオオカミさんに伝えてあげるからね!

はあ、なんてこったい。 もうすぐこの世界がなくなっちまうらしい……。
もう次の祭りで騒ぐことも出来なくなっちまうのかねえ。

遙か大昔にこの町はとっても恐ろしい魔物に襲われたことがあったのよ。
何でも町中のみんなが動物の形に変えられちゃってね、そりゃあ大変だったらしいわ。
それを救ってくれたのが伝説の白いオオカミさんなのよ。
ああ……。 もう一度で良いから私達を助けてはくれないかしらねえ。

全くどうして白いオオカミばっかりがもてるのよ。 あたしの方が頼りになるってばさ!

まかしとけって。 オラ、何度でも頑張っちゃうぞ! ワオオーンッ!!

この町での白いオオカミってまるで神のような存在なのね。

最近町の外には魔物がいっぱいいるの!
時々町の外に出た鶏さん達が食べられちゃうのよ。
ひ〜ん! 魔物が町の中にまで入って来たらどうしよう!?
もし魔物が入ってきたらオイラがポイポイッと放り出してやっから安心しろ!

大丈夫よ。 みんなで守れば町の中には魔物は来ないわよ!

○○くん! やっぱり行くっきゃないわね、魔物退治にさ!

ああ、全く! こいつには呆れたよ!
ずうっと寝てると思ったら餌だけはコッソリ食ってるんだよ!
こいつう! 馬のくせに狸寝入りなんかするなー!
  ゴゴゴ ゴヒーン……。

ふう。 どこの町にも重苦しい空気が漂っているわ……。

ふ〜ん。 ここに来るのは久しぶりだけど、町の様子は変わっていないようね。

うひゃあっ! この町来るのメチャクチャ久しぶりだぞ!

おいおい、あんたら、のんきに旅なんかしてる場合じゃないだろ。
もう世界はどうなっちまうか分からないんだぞ。
出来れば親の所にいてやんなよ。 それが親孝行ってもんだぜ。
魔王のせいで何だかみんな諦めちゃってるぞ。 とんでも無い奴だな、魔王って!

親孝行より魔王退治! それが結局一番なのよ!

みんなをここまで不安に陥れる魔王……。 許せないわね!

うわっ! 脅かすなよ! 魔物が入ってきたかと思ったじゃないか!

うわあ! 来るな、来るなー! 魔物、あっちいけー!

うちの子が怖がってベッドから出てこないんです。
何か美味しいものでも作れば出てくるかと思ってお料理しているの。

みんなをここまで不安に陥れる魔王……。 許せないわね!

魔王のせいで何だかみんながこんなに怖がってるぞ。 とんでも無い奴だな、魔王って!

可哀想に……。 みんなの不安は相当なものだわね……。

もしこの時代にも伝説の白い狼さんがいてくれたら……。
きっとまた世界を平和にしてくれるはずなのに!
この町での白いオオカミってまるで神のような存在なのね。

全くどうして白いオオカミばっかりがもてるのよ。 あたしの方が頼りになるってばさ!

まかしとけって。 オラ、何度でも頑張っちゃうぞ! ワオオーンッ!!

何だか最近長老様が沈んじゃってるんです。
若い女の子を追いかけるのも困るっちゃあ困るんだけど……
やっぱり長老様にはいつも元気でいてもらわないといけないんですよ。 うん!

ねえねえ、魔王ってさ、所詮王様には違いないわよね。
うっふ〜ん! だったら私の魅力でちょっと攻めてみようかしらん。

おおっ、みなさんか……。 オルフィーの町にようこそ。
偽の神の正体が暴かれてから町の皆は毎日不安の中で暮らしております。
情けないことにこの町の長として怯える者たちに何一つしてやることが出来ませんのじゃ。

みんなをここまで不安に陥れる魔王……。 許せないわね!

さすがに今はバニーを追いかけるのは止めたみたいね。 まかしとけって。 魔王がオラ必ずぶっ倒してやるからな! ワオオーンッ!!

魔の山
ああ……、○○くんさん! もう怖くて怖くて逃げ出してきてしまいました。
でも洞窟の中も魔物だらけでもう足がすくんじゃってこれ以上動けません。
私感じるのです。 あの強大で邪悪な力を!
さ…気を付けて、○○くんさん! 敵は一筋縄でいくような相手ではありませんよ!
ひょっとしてその人が話しに聞いていた魔物君? ホントだわ、信じられないわね!

あんた何時までもこんな所でビビってないでさっさと逃げなさいよ!

おめえも気を付けろよ! こん中も魔物だらけだからな!

ブルジオ宅
ケッ 何が魔王だ! 一昨日来やがれってんだ。
オレっちはな、ブルジオ様の船着き場を守るって言う大役を仰せつかってんだ! 仕事なんか投げ出してとっとと逃げればいいのよ。
それともここの人たちは魔王が怖くないのかしら?

湖を渡ってくる風がオイラの嫌いな魔物の臭いを運んでくるぞ。 意外とここは穴場だよ。 魔王の標的になるのは人口の多い町だと聞いたからね。

ううっ、魔王も恐いけどその辺を彷徨いている魔物の方がもっと恐い……。 もし魔王がブルジオ様の宝物を狙ってここに攻めてきたらどうしよう。

お屋敷も見た感じでは魔王が現れる前と大した変化が無いようね。
どうせ魔王に殺されるくらいなら死ぬ前に一日でも良いからお休みが欲しいっぺよ。

ホントに危なかったのよ。 旅先から引き上げてくるのが少しでも遅かったら……。
帰りの道で魔物の群れに襲われてあたしは殺されていたかも知れないわ。

し、仕事をさぼってるなんてとんでも無い。 私は井戸のコケを採取しようとしているんですよう。
特に使い道はないんだけど……。

ううっ、先輩が……。 先輩が日に日に正気を失っていく。
魔王や魔物の脅威に怯えながら暮らしてんだ。 オレだって気が狂いそうさ。

どうせ世界は滅びるんだろ。 だったら働くのはもう止めだ。
どうせまじめに働いたってやがて来る死を待つだけだ。 ううっ…魔王が恐い。

ああ……恐れていたことが遂に起こってしまったわ。
人々が絶望する前に早く魔王を倒さなくては。

オイラ見てられないよ。 早く魔王を倒して世界中の人たちを安心させてやろうぜ。

魔王のこととかいらんことを考えないよう休まずにずっと働いています。
料理をしている間だけですよ。 気が休まるのは……。

魔王が神に化けていたということはこの世に神がいないってことですよね。
一体誰に助けを求めれば良いんでしょう?

おお、お前達か! 良くぞ遊びに来てくれた、と言いたいところだが……。
早く魔王を倒してくれ。 わしはどうしても魔王の居城を見学したくてたまらんのだ。
だがこればっかりは幾ら大金を積んだところでかないはせんしなあ。
早く平和になって魔王城を自由に見学できる日が来ないもんかのう……。

そんなに魔王城が見学したいなら今すぐ連れてってやりましょうよ。
あん? 魔王だって? もし襲ってきたとしても全然心配ないね。
珍しい宝物を幾つか分けてやれば魔王だって見逃してくれるさ。
金品を差し出して命乞いとはいかにも金持ちのやりそうなことね。

自分だけが助かればそれで良いだなんてひどいわ。 だけど、それ以上に……。
人の心を醜くゆがめる魔王をこれ以上放っておけないわね。

もうじき世界は終わるのよ。 そう考えると働くのがバカらしくってさあ。

からくり人形フォロッド城
フィールドの魔物は強いし、エスタードで人々が消されたって噂を聞いたけど、
オレは傭兵募集のおふれを聞いてやって来たんだが、これは一体どういうことだ!
城には人っ子一人いやしない。 嘘だと思うんならあんたのその目で確かめてみるんだな。

まさかこれは魔王の仕業!?
だとしたらオレはそんなすごい相手と戦おうとしていたのか……。

フォロッド王は魔王に対して戦いの準備を進めていたようね。

そうか、王様また傭兵を集めようとしていたのね…。

オイラ達も傭兵になったことあったよなあ。

人っ子一人どころか、からくりマシンも消えてしまった・・・。
あれ、みんなしてどっかへ出かけたのか?

ちょっとなんでみんないないのよ! ま、まさか…ね。

すでに魔王の手が世界を脅かし始めたというの!?

フォーリッシュ
な、なんで誰もいないんだ。 せっかく行商にやって来たって言うのに……。
はっ! こ、これはもしかしてあの魔王がやったんじゃ!!
ひえー、お助けー!!
どうせならオイラ達に何か売ってくれればいいのに。

このままじゃ何時か他の町も…。 ○○くん、急ぎましょう!!

町の人たちはどこへ行ったって言うのよ、○○くん!

よりによって神様になりすますなんて、あたしは絶対に魔王を許さないわ!

良かった……。 とりあえずこの辺りも元の大地に戻ったみたいね。

○○くん。 今度こそ本当に魔王を倒す時ね。
私は絶対に負けない…… みんなの期待を背負ってるから。

オイラ元は人間じゃなかったけど…… 今は人間の気持ちが痛いほど分かるぞ。

からくり工場跡
わしは占いお婆じゃ。 何か探し物かの? 
では占ってやろう。
でろでろ ほにゃなら すぴすぴすぴ はーー!
……よし!!
ふむふむ、どこかの城下町じゃな。 世界の平和を喜んでいる人々の姿が見えるぞ。
ふむふむ、これは近い将来の出来事かもしれんの。
……と、まあこんな所じゃ。
もしわしが見えた場所に心当たりがないのなら…
それはお前さん達がこの先行く場所かもしれんな。 ふぉっふおっふぉ。

天空の要塞の墜落現場
猫が一匹……
ここから私達ユバールの歴史が始まったのかも知れないわね。

○○くん! 早く魔王の奴とっちめに行こうぜ!

もうここには何も無いでしょ? 余裕かましてんじゃないわよ!

ハーブ園メモリアリーフ
世界中どこへ逃げたって魔王の脅威からは逃れられないんだ。
だったらオレはこのハーブ園と運命を共にするぜ。

よかったぁ。 まだハーブ園には魔王の手が伸びていないようだぞ。

あんたねぇ、今世界が置かれている状況をちゃんと理解してんの?
こ〜んなハーブ園でのんびりしてる場合じゃないでしょうーがっ!

見た目は変わらないけど人々のすさんだ気持ちが私に伝わってくるわ……。 神が魔王だったなんて何かの間違いですわ。
きっと本当の神はどこかで復活なさってるのよ。 私はそう信じています。

滅びの日は突然やって来る。 それは今日かも知れないし明日かも知れない。
どこかの町では人が丸ごと消えたって噂だ。 次はここかもしれんな……。

情けない人たちね。 魔王、魔王って大人のくせにぎゃーぎゃー騒いじゃってさ。
こんな人たちを見ているとあたし達の志気が下がるわ。

世界が滅びるなんて言ってるとホントのことになっちまうぞ。

ご主人ばっかりずるいぞ。 オレにも可愛いメイドを追っかけさせろぃ!
魔王に怯えて毎日メイドを追っかけてるだけなんてホントお気軽なもんよね。
ある所で町にいる人間が丸ごと消えたって話よ。 やっぱり魔王の仕業かしら。

何時か報われると思って真面目に働いてきたオラが愚かだったべ。
世界が滅ぶと分かっていたらオラは迷わず笑わせ師に転職していただよ。

今後は魔王のために祈りを捧げると誓いましょう。
そうすれば命だけは助けてくれるかも……。

魔王を信じることで生き残れるなら俺は神への信仰を捨てるよ。

神への信仰を捨てるなんてそれこそ魔王の思うつぼよ。
でも、みんながみんな私達みたいに強くない……。
○○くん、みんなのためにも早く魔王を倒しましょう。
うふふふふふふふ。 さあ、私をつかまえて(はあと)
ノン! 旅のお方。 僕の行く手を阻むな。
どうせみんな死ぬんだ。 こうなったら死ぬまでメイドを追い続けてやる。

どっかの島で英雄ってのが生まれてそのお方が魔王を退治してくれるって聞いたよ。

偽の英雄がみんなの希望になってるなんて意外ね。
世界が滅びるって噂のせいでみんなおかしくなっていくのよ。
あたしもいつまで正気で居られるか自信がないわ。

思うんだけどさ、どっかのバカが神様を復活させたのがそもそもの間違いだったのよ。
偽の神様を復活させた部族ってこうなることを分かっていて計画を実行したのかしら……。

たとえユバールを悪者だと信じ込む人がいても……。
一族の誇りに掛けて必ずやユバールの名誉を回復させてみせるわ。

アイラ、きみは強くて健気だね。

あーはっはっはッ! もうすぐよ、もうすぐなんだわ。 滅びの日はすぐそこよ。
あたしの夢が何一つ叶わなかったこんな世界、早く滅びちゃえ!

わしゃ、生きるのに疲れた。 いつ何時魔王に生命を奪われたってかまわんぞい。

噂では世界が滅びるときは太陽が消え闇に包まれてから……。
毒を含んだ死の風が吹いて全ての生き物は悶え苦しみながら死にゆくそうよ。

ギュイオンヌ修道院
おいしい雑草の食べ方
こんな本に頼らなければならないほどここのシスター達の食生活は貧しいのだろうか……。
この世に蘇りし神は悩んでおられるのでしょうか。
我ら人間が滅びの運命を免れこの地に生き残るに値する存在か否かを。
その決断をしかねているから神は姿を現さないのだろうか? それとも人間を見捨てたのか……。

毎日真面目に祈っているのに蘇った神様はちっとも出てきてくれやしない。
みんな口には出さないけど、ホントに神様が復活してるのかどうかなんて分かりゃしないわ。

魔王が神に化けていたとしてもそのことが神が復活していない理由にはなりませんわ。
私達人間を騙して神が居ないと思いこませているのが魔王の策略なのでしょう。

私達は蘇った神が降臨する日を願って毎日祈りを捧げています。

流浪の部族の儀式により我らが神は確かに蘇ったのです。
それでも私達の前に姿を現さないのは何か事情があってのことでしょう。

食べ物を粗末にしません。 嫌いな物もちゃんと食べます。 人の悪口を言いません……。
だから神様、お願いだから早く出てきてください。

神は絶対にこの世に蘇っているはずです。
おそらく降臨する際に魔王の姑息な罠にはまり、自由を奪われたのでしょう。

グリンフレーク跡
お爺さん居なくなって、代わりに屍が倒れている。

荒れ地の一軒宿
あんたらもどこかに逃げようとしてるのかい? けど無駄だな。
世界中どこにいたって魔王から逃げられるもんじゃない。 もうお終いだよ。

あのお爺ちゃんかなりの酔っぱらいよね。
まあ、酔っぱらいたくなる気持ちは分かるけどね。

諦めちゃいかん!
大魔王が生きていたということは神もまた生きているかも知れんぞ!

ダーマ神殿ダーマ神殿
再び緑豊かな大地に戻れたのも精霊たちのお陰ですね。
きっと我らの祈りが精霊に届いたのでしょう。

話は聞いています。 精霊たちを復活させたのはあなた方だったのですね。
ありがとうございました。 しかし本当の戦いはこれからですね!

魔王だ、魔王だってみんな騒いでばっかで全然頼りないぞ。

ふふふ、誰も彼もが魔王を怖がっている今こそチャンスよ、○○くん
今あたし達が魔王を倒せば確実にスーパースターになれるわ。

こういう非常時にこそ日頃の修行のせいかが試されるってわけね。

復活したはずの神は実は魔王が姿をまねただけの偽りの存在だったとは……。
真実を知った今でもそれをどう受け止めればよいのか分かりません。

なんと罰当たりな! よりにもよって神の姿を借りて人を欺くとは。
神に代わって誰か魔王を裁いてくれないだろうか。

魔物が現れたのも世界が闇に閉ざされたのも魔王の仕業なんだってな。

ダーマを闇の世界に貶めた元凶たる魔王はいまだ健在じゃ。
精霊の加護を得たそなた等の力で何としても魔王を討ち滅ぼしてくれい。
そのためにはダーマは協力を惜しまんぞ。

わしは命名神マリナン様に仕える神官じゃ。
お主達の中で今の名前を替えたい者が居ったらわしに言うが良い。
誰か名前を替えるか?
うむ、では誰の名前を替えたいというのじゃ?
アイラの名前を替えるのじゃな。 では新しい名前をわしに教えてくれ。
うむ、アイラの名前をミハルに替えるのじゃな。 本当にそれでよいのじゃな?
おお、命名神マリナンよ! 新たなる名、ミハルに神の祝福を!!
よーし! これでアイラはこれからミハルと名乗ることが許されたぞ!
他に誰か名前を替えたい者は居るか?
そうか。 名前を替えたくなったら何時でも来るが良いぞ。 名前の守りがあらんことを……。

終盤になって、アイラはミハルと改名!
バカにしやがって! 今まで魔王を神様と思って崇めてたってのかよ。
気づきもせずに魔王に祈りを捧げていたなんて気持ち悪くて反吐が出るぜ。

これは俺の予想なんですが、聞いてくれるかい?
正体がばれてしまった魔王はおそらくもう手段を選ばないだろう。
魔王が本気を出したら人間なんてあっと言う間に根絶やしにされると思うぜ。

人間の神への信仰心を弄んだ魔王が憎い。
憎いからこそ、何としてでも魔王を人の手で倒したい。
魔王を神と崇めてしまった我らの無念を晴らすにはそれしかないでしょう。

あなたにもウッフン(はあと)

わしという者がありながらこげな所で若い女子と戯れて居ってからに。
ご、誤解じゃよ、婆さん。 わしゃあ、ぴちぴちギャルになりたいだけなんじゃよ!
婆さんは誤解しちょる。 わしはギャルになって自分でぱふぱふしてみたいんじゃよ。
ギャルになるまでは誓って故郷の土は踏まんぞ。

人間は滅びませんわ。 神はなくとも私達には精霊の加護がありますもの。
そして精霊を復活させた勇敢な戦士達も居ます。

最初は踊子になるつもりだったけど、やっぱ止めたわ。
あたし舞踏家になるの。 アチョー、アチョーって魔王にチョップしてやるんだから。

多分ダーマ神殿が闇に閉ざされたのは魔王にとって目障りだったからでしょう。
人を鍛えるのがダーマです。 魔王も人間に強くなられてはやっかいなのでしょうね。

ふむ…。 お主達も転職にやってきたのか? では教えて進ぜよう。
何らかの心を手に入れて持ってくるとその心の持ち主のようになれるそうじゃ。
う〜ん。 これ以上は言えんのう……。

ダーマ湖畔の宿
俺はダーマを目指している。
魔王の居る時代だものな。 生き延びるためにはしっかり自分を鍛えなきゃな。 ああ、もう! 急に話しかけないでよ。
魔王を倒したあたしがいかにして有名人になるかという計画を練っていたのにぃ。

魔王はもちろんだけれど、普通の人々には身近な魔物の方が恐ろしいかもね。 お日様と月の見える世界に戻ってきたって言うのにちっとも安心できやしない。
水をくんでいるときだって井戸の底に魔物が居ないか、つい確かめちまうしね。

ショックだわ。 食事の前のお祈りだって欠かしたことがないのよ。
なのにあろう事か、神が魔王だったなって……。 もう立ち直れない。

魔王なんかクソくらえだ。 俺は全てを忘れて酒に溺れるぜ、ヒック。

夜が恐いんです。 夜は闇を生み出すから。
闇は私に光る魔物の目を思い出させるんです。

魔王に神に精霊か……。 すごいことになってきたのう。
こりゃわしの人生でも最も大きな事件になりそうじゃわい。

だあーっ! 俺にゃあ、このゲームは難しすぎるぜ。
さっきからちっとも当たりゃしねえよ!

盗賊のアジト
あら、いらっしゃい。 うち、勝手なことをした罰に今見張り番やらされてんの。
でもこの仕事ってホント退屈でやんなっちゃうわん。
うちは料理当番の方が楽しくて好きだったのんね。
臭いからここには近づきたくないって、あたしは何度も言ったじゃない。
ホント○○くんってちっともあたしの言うことを聞こうとしないんだから!

ねえ、○○くん。 こんな所に一体何の用があるって言うの?

エテポンゲの奴、元気にやってるかなあ。

い〜だ! あたしは今機嫌が悪いの。 話しかけないでよね。
○○くんはあたしの言うことなんか、ち〜っとも聞いてくれないんだからさ。

魔法の絨毯 メザレ
魔王が来たって大丈夫。 このメザレには伝説の英雄ラグレイが居るんです。
たとえ世界が滅びてもメザレだけは滅びません!
魔王が現れたのにこんな風に落ち着いた村も珍しいわね。
ちょうど偽の英雄が村人の心の拠り所になっているからかしら。

ラグレイがメザレの英雄ならラグレイより遙かに強い○○くんは世界の英雄だな。
ラグレイ、どうしてっかな。 まだニコラの家で働きもせずだらだらしてんのかなあ。

もうこんな村に来る理由なんか無いでしょ。
腹をくくって早く魔王を倒しに行きなさいよ。 それとも怖じ気づいたの?
  いいえ
強がり言わないで、魔王が恐いなら恐いって素直に言いなさいよ。

今にして思えばあの神はうさんくさいことばかり言っていたよなあ。
各国から人を集めて武器を捨てろとか魔物を殺すなとか言ってたしよ。

今まで幸せだったのにいきなり不幸のどん底に叩き落とされた気分だわ。
蘇ったのは神ではなく実は魔王だったなんて……。 もうこの世の終わりですわ。

ご先祖様の空飛ぶ神殿があったらみんなで雲の上に逃げられると思うの。
お空に逃げちゃえば魔王だって絶対に手出しできないわよ。 あたしって賢いでしょ。

どんな所だって良い。 魔王の脅威から逃れられる場所へ行きてえよ。

ううっ……わしはおおバカじゃ。
この世から大陸が幾つか消え去ったときでさえあやつを神だと信じて居ったんじゃよ。

誰でも良いわ。 ラグレイに頼んできて! 
のんびりしていないで早く魔王を倒してって。

最近英雄殿のお顔がすぐれないんじゃよ。
何か心配事でもあるんじゃろうか。

精霊様が魔王の正体を暴いてくれたんだって。
ついでに精霊様が魔王をやっつけてくれればいいのにね。

今まで魔王が神様になりすましていたなんてちっとも気づかなかったよ。
人間を騙すのなんてきっと魔王にとっちゃ簡単なんだろうね。

何時魔王が大群を率いて攻めてくるかと思うと恐くて気が安まらねえよ。

魔王が攻めてこないのはきっと精霊の出方を窺っとるからじゃよ。
じゃがそれも長続きはせんじゃろうな……。

あっはっは。 心配なんかいらないよ。
いざとなったら魔王なんてラグレイが指先一つでやっつけてくれるさ。

妻は安心しきっているけど、ホントに大丈夫かな?
いかにラグレイが英雄でもたった一人で魔王に立ち向かえるのだろうか?

ラグレイさんにはここで飲み食いした分くらいの働きはして欲しいものね。

見てくれは良くてもユバールじゃ情けない男は女に相手にされないのよ。

ここのメイドも気苦労が絶えないわね。
バカを二人も養いながら毎日頑張って居るんだからさ。

○○くんさん、知っていますか? 僕たちが面会した神は何と魔王だったんですよ。
道理で神に化けた魔王がラグレイ殿の姿を見たときぎこちなかったわけだ。
魔王はラグレイ殿に正体を見破られないように必死だったんでしょうね。
バッカじゃないの。 魔王がラグレイなんかを恐れるわけないじゃない。
ニコラは詩人より笑わせ師の方が向いてるわね。
○○くんさん! ○○くんさんなんですね。 ああっ、会いたかったよぅ。
私の方はいよいよやばくなってきました。 もう時間がないんです。
村人の頼みで私は魔王を退治するための旅に出なくてはなりません。
でもその前に誰かが魔王を倒してくれたなら私が旅立つ必要はなくなります。
一生のお願いです。どうかできるだけ早く魔王を退治してきてください。
  いいえ<笑>
そんなことを言わずにどうかお願いしますよ。 魔王を退治してください。
  はい
ううっ、ありがとう。
確かに約束しましたよ。 出来るだけ早く魔王を退治してくださいね。
私が魔王と戦うだなんて考えただけでも気を失ってぶっ倒れそうですよ。
みっともないなあ。 ラグレイは村の英雄なんだからもっと堂々として欲しいぞ。

あんたは人が良いからラグレイが村を追い出される前に魔王を倒そうとしてるんでしょ。
○○くんのことなら何でもお見通しなんだからね。

いつまで偽の英雄が村人の希望でいられるか分かったもんじゃないわ。
みんなが希望を失う前に急いで魔王を倒さなくては。

大体私なんかが魔王と戦ったらあっと言う間にザキで息の根を止められますよ。
だけど考えてみれば一度はその魔王のいる城に行って来たんですよね。
良くあの場で殺されなかったよなあ。

ラグレイ殿には先祖代々伝わる宝剣と鎧を授けました。
後はラグレイ殿の決心さえ付けば何時でも魔王退治に出られるでしょう。

砂漠の大陸 砂漠の城
砂漠の民の誇りに掛けて我々はこの城も人々も守り通すのだ!

魔物は一匹たりとも城へは通さぬぞ!

なあ、あんたも見ただろ!?
  はい
だよなあ! あれには俺もぶったまげたぜ!
  いいえ
聞いて驚くなよ! 神様だと思っていたのは実は魔王だったんだよ!
大地の精霊様とそのお仲間が空にどどーんと現れて奴の正体を暴いたのさ!
いやあ、すごかったなあ……。

女王様に大地の精霊。 心の支えがあれば苦しくてもやっていけるんじゃないかしら。

砂漠の人たちみんな引き締まった顔をしているわ。 あたし達も頑張らないとね。

大地の精霊が起きてからみんなすっかり元気になったな。 オラほっとしたよ。

兵隊さん達だけに任せておくのは男が廃る! 俺達も見張りをしてるのさ。

大地の精霊様だって魔王相手の頑張ったんだ。 砂漠の民も負けちゃらんねえぜ!

大地の精霊様は我らの心にいつもいらっしゃいます。
心の光までは魔王の奴も奪い去ることは出来ません。

たとえこの身に替えても魔物は城へは一歩も入れぬ!

世界中を覆う恐怖や苦しみ、悲しみが魔王の力の源となる。
女王様は我らに立ち向かい戦う勇気を持てと、そう仰いました。

外はまだまだ魔物だらけ。 しばらくはじっとしてるしかありませんねえ。

あ〜、まったくもうっ! 相棒の奴が寝てたお陰でまた旅立てなくなっちゃったよ!

この階段の下に女王様はいらっしゃいます。
更に下の階には代々の女王様の墓と神殿です、救い主様。

魔王を倒せるほどの力が私にもあれば。 今すぐにでも戦うものを!

猫さんに悪さしたら魔王だって許さないから!

よしっ! あんたらも魔物なんてこわかねぇって顔してるな!
その意気、その意気! でも装備も忘れちゃなんねえぜ!

戦うことも大切ですが、生き延びることも大切です。
備えあれば憂いなし。 足りない品はございませんか?

魔物とて急所を狙えば平気なはずはない。 だから……。
今この人に魔物との戦い方を教えていた所なんです。

砂漠の民の一人として守られてばかりでは我慢できませんの。

救い主様、魔王めはかつて我らが神をも倒したと伝えられて居ります。
くれぐれもお気をつけて……。 神様の分もオイラ達が頑張ろうなっ、○○くん!

古い書物の中には魔物達の弱点が記されたものもあります。
これを元に兵士や男達は魔物が城に入ってくるのを防いでおります。

火、地、風、水の精霊が全て集いし時邪悪なる力は消え去る……。
古文書の言葉通り魔王のまやかしは消えその正体が暴かれたのです。

女王様はずっと前から魔王の正体に気づかれていたのでは…。

神に祈るよりは精霊に祈れとの女王様のお言葉の意味。 漸く分かりましたわ。

世界中が騙されていたのに精霊様は魔王の正体を暴いた。 さすがよね!

魔王のヤロー良くも俺達を騙しやがったなっ! ぶん殴ってやりてぇぜ!

魔物は確かに恐いけど砂漠の民には精霊様も女王様も付いている!
あたしだっていざとなったら魔物と戦ってやるわ!

救い主さまらば きっと魔王めも 倒せるはず。 われら砂漠の民 信じておりますぞ!

救い主様良くぞご無事で! 我らが女王様も皆様を案じて居られました!

救い主様。 ご無事で何よりですわ。

魔王が砂漠を闇に閉ざしたのは大地の精霊様を恐れてのことだったのですね。

我はバステト。大地の精霊に仕える者。
邪悪なる力に立ち向かう者たちよ、汝等に祝福を……!

……沙希、あの猫喋らなかった? き、気のせい……よね。
まあ、救い主様! 砂漠へお立ち寄りになる日を待ち遠しく思っておりました。
偽りの神は精霊により真実の姿を現し世界中を恐怖に包んでいます。
おぞましい魔王の力は確かに強大なもの。 けれど恐れてはなりません。
恐怖こそがあやつの糧。 希望こそがあやつを討つ剣。 私はそう信じております。
女王様は元気そうね。 逆にこっちが励まされちゃったみたい。 このあたしみたいなスペシャルな美少女が○○くんの仲間なのよ。
何時だってあんたの心は希望に溢れているはずよね。

魔王の奴、恐怖なんておかしなモン食ってるのか。 なーんか不味そうだなあ。

ここは砂漠の民の墓所。 どうぞお静かに。

この墓場で眠る我らの先祖、我らの同胞達のためにも砂漠を守らなくては。

ここ涼しくってオイラ好きなんだけどさあ。 ○○くん、何の用事なんだ?

○○くん、あんたも昔の女王様のお墓にお参りに来たってわけ?
まあ、良いけど、さっさと済ませなさいよ。

死んでいった人たちだって平和な世界を望んでいたわ。 きっと、ね。

古の女王フェデル様、大地の精霊様、これからも我らをお守り下さい……。

大地がざわめく声が聞こえぬか? 魔の者を、魔王を討てと。

もし万一のことがあっても女達だけは何とか助けなくてはと思うのです。

この下は神殿です。 ご自由にお通り下さい。

ここは砂漠の民の神殿。 真の神を祀る場所です。

血塗られ、破壊された神殿で巫女達が祈りを捧げている。
たとえ最後の一人になろうともわれら砂漠の民は決して魔王に屈することはありません。

大地の精霊の力は砂漠の民の心に宿りました。 勇気という名の力が。

神の名を騙ることで信仰の心さえも壊そうとした魔王とは何と恐ろしき者。

どれほど魔の力が大きくとも、どれほどの数の魔物が来ようとも恐ろしくはありません。
我らの心の光。 希望という光が消えてしまうことに比べれば……。

大地の精霊の広場
ぐるぐる、回ってる……。 ぐるぐる、光ってる……。
なんだろ これ?
ここは精霊が目覚めた聖なる場所ですもの。 人が集まるのも分かるわ。

そのうちここにも砂漠の人たち大地の精霊像を作りそうだわね。

随分にぎやかだなあ。 しかしフラフラしてっとあぶねえぞ、みんな。

精霊様、もう一度現れて魔王も外の魔物もやっつけてくれないかしら。

魔王の正体を暴いた後、大地の精霊様はどっかへ消えちまった。
だが俺達は信じている。 精霊様は死んじゃいない。 また砂漠のどこかで眠ってるのさ。

ミハルは大地のアミュレットを使った。
どこからか地鳴りのような声が聞こえてくる……。
私を呼ぶ者は誰だ……。
……そうか、ミハル、お前が呼んだのか。
もしお前達が私の力を必要とする時が来たならば……。
今のように私を呼ぶがよい。
その時までさらばだ……。
この場所で大地の精霊様は長き眠りより目覚められたそうじゃ! ありがたや、ありがたや。

砂にその姿を描き精霊を呼び覚ました者は一体誰だったのでしょうか?

神の名を騙り我らを苦しめた魔王でも精霊までは騙すことは出来ませんでした。

この地には大地の精霊の力が漲っています。 ですから魔物は近づけないのです。

砂漠を再び光の世界へと戻した代わりに大地の精霊は眠りにつきました。

砂漠の村
ここは砂漠の民の村だ!
大地の精霊様のお膝元、砂漠の民の村だよ! 魔王め、来てみやがれってんだ!
村はまだ無事みたいね。 だからってグズグズしてはいられない。 早く魔王をぶちのめさなくちゃ!

村のみんなにもいっぺん格好いい所見せようぜ! なっ、○○くん。

村を守るだけでみんなは精一杯だわ。
災いの元、魔王を倒すことが出来るのは、私達だけよ、○○くん。

良いか、もしもの時には坊主がちゃーんと母さんを守ってやるんじゃぞ。
俺、魔物なんかに絶対に負けないぜっ!

お前達には精霊の守りがついている……。
いかなる困難もお前達なら乗り越えていけるだろう。

どっかの国じゃ人がみーんな消されちゃったって言うじゃない。
あたし達はまだ生きている。 まだまだ頑張れるってそう思うのよ。

精霊様のお力でもう一度お日様の元へ戻れたんですよ。
そのご恩に報いるためにも精一杯魔物達に立ち向かわなきゃね。

わっせ、わっせ、わっせ!
魔物から家族を守るためには体力がなければいけません。 まずは走り込みから!

人はそれぞれ役割がある。 剣を取って戦う者。 知恵で人々を導く者。
私に出来るのは美味しい料理で家族に元気になってもらうことです。

魔王はね、神様の振りしてね、みんなに嘘ついてたの。
でも精霊様に怒られたから止めたんだよ。
嘘つきは悪い子だもん。 悪い子は良い子より弱いんだぞ!

さあ、さあ、いらっしゃい! 魔王なんかにゃ負けないぞ! 頑張れ砂漠の民セールですよ!
ただ今お買いあげの方には、私の笑顔がついてくる! さあ、いらっしゃい!

俺だって砂漠の民だ。 魔物が攻めてきたってみーんなやっつけてやるぜ!

神の城を造るために世界から集められた男達はいまだ帰らぬとか。
もしや、魔王めに……。 ブルブルブルッ! くわばらくわばら。

魔王だか何だか知らないけどいい加減俺の昼寝の邪魔は止めてくれよな……。

さあ、来いっ、魔物め! うちのこと亭主に何かしたら許さないわよっ!!

ブルブルブル……、どうか魔物が村の中へ入ってきませんように。 精霊様〜、神様〜!!

精霊様と同じくらい魔王も大きかったね。 恐かった〜。

おお! 砂漠の救い主様。 魔王を倒すすべくこれより旅立たれるそうですな!
そんな皆様をお泊めできるとは全く光栄でございます。
あなた様は砂漠の、いえ世界の英雄! 世界の光! 世界のきらめく星!
とはいえ、こちらも商売ですから……。

これはこれは、救い主様! ご無事でいらしたんですね!
長老様なら中に居られます。 どうぞお入り下さいませ。

三つ子の坊ちゃん方はどうしたもんかねえ……。 また寝こんじまったよ。
ホントなら先頭に立って村を守らなきゃなんないのに。 あの3人は全くもう……。

この村にはサイード様が居るんですもの。 魔物なんてへっちゃらよ!

まあ、救い主様。 ようこそいらっしゃいませ。

上の3人には最初っから期待してなかったけど……。 はぁ〜、情けないっ。

私が元気になったら今度は息子達が寝込んでしまって……。

ゾクゾクゾクゾクッ! 魔王だ〜魔王が来るよお〜!!
神の城のカーテンで靴の裏拭いたの怒って俺を殺しに来るよ〜!!

ガタガタガタガタッ! 魔王だ〜魔王が来るよお〜!!
神の城でこっそりスプーンくすねてきたの、怒って殺しに来るよ〜!!

ブルブルブルッ! 魔王だ〜魔王が来るよお〜!!
砂漠一番のナイスガイを魔王が見逃すわけないよ〜! 殺されちゃうよ〜!!

出来ることなら俺もお前達と共に戦いたい。 あの魔王の奴と。
……兄上達がもう少し頼りになれば村を任せられたんだが。
まあ、仕方ない。 俺はこの砂漠で戦うさ。 お前達も気を付けてな。

おお、これは救い主様。 
神の名を騙り我らを苦しめた魔王……。 恐ろしい奴です。
ですが私は信じています。 救い主様ならば必ずや魔王を倒すことが出来ると。
砂漠の魔物達は我々にどうぞお任せ下さい。 救い主様は魔王の元へ!
そして砂漠ばかりではなく世界の救い主様となって下さいませ。

信じてくれる人がいるとそれだけで力が湧いてくる。 頑張りましょう、○○くん。

世界の救い主、マリベル。 うん! 良い響きね。 あたし気に入ったわ。

よおし、行こうぜ、○○くん! ぱっぱっぱーと魔王やっつけてご馳走食わせて貰おう!

フム……世界は夢を見ている。 魔王と英雄達の夢……フム。
だが……夢の結末は……フム。 お前達が決める。 フム……勇気ある者たちだが。
○○くん、あなた次第で世界がどうなるか決まるのね。 あなたの勇気次第で……。

相変わらず爺ちゃんの言うこと良くわかんねえよ。

精霊像
旅の方! この大地の精霊の像の精霊様が魔王の奴の正体を暴いちまったんですよ!
流石は俺達の精霊様だ! ここは大地の精霊の像。 砂漠の民は何時でも大地の精霊と共にあります。

大地の精霊の像へようこそ。
大地の精霊のご加護にあるこの像にはいかなる魔物も手出しは出来ません。
どうぞご安心下さい。

ここに来ると大地の精霊が現れた時のことを思い出すわ。
砂漠の人たちも同じなんじゃないかしら。

何となくさあ、この像でっかくなったって言うか、立派になったって言うか……。
オイラの気のせいかなあ?
精霊たちが居なければ世界中の人たちは魔王に騙されたままだった。 感謝しなきゃね。

こちらは礼拝所。 大地の精霊と神とに祈りを捧げ……。
砂漠の平和を祈る場所です。

ここは大いなる精霊の体の中。
精霊をお祀りしている国は他にもありますが精霊の像に入れるのはここだけです。

この精霊の像がある限り砂漠の民は絶対に挫けることはありません。

この像には砂漠の民の正しい生き方が示されております。
砂漠に生まれし者、まずは強くあれ。 身も心も強くあれ。
今のように苦しい時こそ、強くあらねばならぬと思うのですよ。

この像には砂漠の民の正しい生き方が示されておりますのじゃ。
砂漠に生きる者、身を鍛え、心を鍛え、長く長く生きよ。
もちろん魔物になぞ負けはしません。 まだまだ長生きしますぞ!

この像には砂漠の民の生きる道が示されておる。
良く生きた者、正しく生きた者が死の床に就くとき……。 神の使いの鳥が現れ天の国へ導くだろう。
そう、神の迎えが来るまでは死んでなぞなるものか……!

良く爺さんから聞かされたよ。 この像の話。
正しい魂は天に召された後再び蘇る。
蛇が皮を捨てて新しい姿になるように生まれ変わるのだ……ってね。

大地の精霊様、どうか我らに救いの手を…。

大地の精霊様、どうぞ砂漠をお守り下さい。
砂漠からも世界からも、魔物も魔王も居なくなりますように。

大地の精霊様、どうぞ、私の祈りをお聞き下さい。
私の愛しい人々がどうか傷つくことも死ぬこともありませんように。

あなた方は精霊の守りを受け、邪悪なる力より世界を守る者……。
どうぞ人々の祈りを叶えてあげてください。

階段を上れば大地の精霊様のお顔まで行くことが出来ますわ。

日、地、風、水の精霊は神に最も近しき者。
偽りの神なぞ一目で見抜いてしまったのでしょう。

ウモ〜。 モモモモモモ ウモー!
ンモゥ〜〜〜!!!
  <久々の移民は赤べこ!>

俺達が見張ってるんだ。 魔物なんかに精霊様の像を壊させやしないぜ!

良し、異常なーし!
ここからなら魔物が来てもすぐに分かるだろ? 見張りをしているのさ!

世の中は随分騒がしいのう。 研究がすすまんわい。

魔物達がすく横を飛んでいくこともあるんだって! 恐くて外なんか出られないわ!

精霊様、そのお力でどうか魔王の奴をやっつけてください。

精霊様、お願いします。 魔物達がみーんな居なくなりますように。

精霊様、精霊様、どうぞお願いします。
砂漠の民がだれ一人傷つき倒れることがありませんように。

魔王を神と信じてしまった! 何という罪深い!
懺悔しようにも神は居ない。 ですから代わりに精霊に罪を告白しているのです。

地底ピラミッド
何も無く、誰もいない。

ローズの隠居宅
死んだ親父の話じゃあここの家の奥様は昔はそりゃあ美しかったそうだ。
今でも雰囲気あるもんなあ。 何となく分かるよ。

実を申しますと私がここで暮らしているのはあのランキングが原因なのです。
あれで有名になったために私を一目見ようと押し掛けてくる方が居まして……。
それでこのような人気のない山奥に引っ込んできたのです。
でもわたくしも今の生活は気に入ってますので、かえって良かったのかも知れませんね。
いずれにしても全ては過ぎ去ったとおい昔のことですわ。

クレージュの教会で保存。 831:10 Lv40 38683G


2000. 12. 13.
 
世界樹の木 クレージュ
ようこそ、水と森の町クレージュへ。
このような危険な時によくいらっしゃいましたわね。

世の中がこんなですから旅人も減ってうちも客足はパッタリですのよ。
だのに世界樹の雫屋さんは相変わらずの大繁盛……。 何だか不公平ですわ。

……フウ。 世界が滅びるかもって時に働く気になんてなんないよ。
……ああ、泊まりたいなら隣に言って下さい。

神様、精霊様、世界樹様。 もう仕事サボったりしませんから、どうかお助け下さい。
たまっていた酒場のツケも払いますからどうか、どうか、お助け下さい〜。

いくらきれいに掃除してもお客さんが来ないんじゃ虚しいだけよね。

”世界中でここだけ! 世界樹のしずく屋、どんな傷もたちまち治す!”

さあ、さあ、寄ってらっしゃい!
魔物の溢れる悪い世の中、何時危険な目に遭うとも限らないんだ。
そんな時こそ当店自慢の世界樹のしずくを持ってりゃ、こりゃ安心ってモンだよ。
世界中でもここでしか手に入らない珍品中の珍品だ。 さあ、買わなきゃ損するよ〜。

いらっしゃ〜い! あらあ、団体さん!?
ごめんなさいねえ。 うちでは1グループさんでお一人にしかお売りできない決まりなのよ。
だから並ぶ人以外はあっちの待合い席で待ってて欲しいの。
もちろん買っていってくださるわよネ。
ありがとうございま〜す! それじゃお連れの人たちはあちらで待っててね。

世界樹のしずくは採れる量がとっても少ないの。
だからもし売り切れちゃったらごめんなさいね。

すごい勢いね そんなにしてまで買わなきゃいけない物かしら?

何でこんなに人が並んでんだ? 何か旨いモンでも貰えるのか?

もう待ちくたびれたわよ! さっさと出るわよ。

やっぱりこの町に来たら世界樹のしずくを買わないとモグリってもんだよな。

人並みにもまれ、買い物をする……、どうも良い詩にはなり得ない環境ですね。

並ばされた上に値引きもしてくれないなんてホント頭に来るわね!

お母さんに頼まれてお使いに来たの!

これが世界樹のしずくか…… よ〜し早速帰って研究だあ!

ホントにこの店って何時も込んでるのよね。

ようやく手に入った。 これで安心して帰れます。

こちらの商品を買い占めて余所で売って大儲けしようと企んでいたのですが……。
この様子じゃ、買い占めなんて到底出来ませんな。

ほんとにここは人が多いのう。 わしゃ疲れてしまったよ。

世界樹のしずくでやせるなんて本当かしら? と、兎に角物は試しだわ。

ほんと何時来てもこの店は客が並んでいるなあ。
これだけ客が多いとこの店、さぞ儲かっているんでしょうなあ。
いや、あやかりたいものです。

う〜、早く進まないかな〜。 もう並んでるの飽きちゃった。
早く帰って遊びに行こっと!

そうか、みんな世界樹のしずくを買うために並んでいたんだ。
思わず僕も買っちゃったよ。

意外と詰まらなかったわ。 ……でも、まあ、そんなものよね。

世界樹のしずく…… ようやく手に入るよ。
世界樹のしずく…… ようやく手に入ったよ。

ああ、もうヤになっちゃう。 早く前に進まないかしら?
買えた買えた。 さあとっとと帰りましょっと。

噂には聞いていたが……、いやはや大した盛況ぶりだ。

はて? ここは何処じゃったかのう? わしの家じゃあないみたいだが。

こいつが世界樹のしずくか…… 見た目は只の水だな。

人間どもってのは全く何でも商売にしちまうな。
まあ、確かに便利には違いないけどな。

こうやって並んで待っている間が楽しいんですよ。
私なんかもう病み付きで毎日暇さえあれば並んでますよ。
ああ、楽しかった。 やっぱり並ぶのは最高だなあ。

ったく、何時まで待たせる気だい? あたしゃ、年寄りなんだよ!
倒れでもしたら誰がどう責任とってくれるんだい!
あ〜、疲れた、疲れた。 全くなってないね、この店は。
年寄りに対する気遣いってものが足りないよ。

どうも世界樹のしずくはあまり量が多く採れないらしいですな。
私の番になって売り切れ……なんてことにならなきゃ良いんですが。
良かった。 どうにか買えましたよ。

まだかのう……、この年寄りには待つだけでも辛いて。
ようやく買えたわい。 やれやれじゃて。

……こんなに流行ってるなんて思わなかったわ。

フウ〜眠いわね……。 何時まで待たせるのかしら?

やっと買えたわ。 さあ帰りましょ。

どうしてこの店ばかりこんなに流行っているんだべ?

ちんたらやってねえでもうちょっと早く進まねえのか! あんたもそう思うだろ?
やっと買えたぜ。 ほんとに無駄な時間使わせやがる。

こんな風に並ばなきゃかえないってのは、ちょっとイライラしますなあ。

申し訳ありません。 たった今世界樹のしずくは全て売り切れてしまいまして…。
後ろでお並びのお客様にも申し上げます。 世界樹のしずく本日分売り切れとなりました。
真に申し訳ありませんが、どうかまたの機会にお越し下さい。

チェッ なんだよ〜。
せっかく並んでいたのに…

ほんとごめんなさいね。 もうちょっと値段を上げりゃこういうこともないんだけど…
それでも普通の人が買える値段で売るってのがうちのモットーなのよネ。

申し訳ありません。 ただ今世界樹のしずくは品切れ状態でして…
どうぞまたの機会にお越し下さい。

何よ、人をさんざん待たしといて売り切れですって。 バカにしてるわね!
あんたもハイそうですかって引き下がってんじゃないわよ!

みんなどっか行っちまったぞ。 一体何だったんだ?

売り切れちゃったの? 運が悪かったみたいね。

さあ、さあ、寄ってらっしゃい!
魔物の溢れる悪い世の中、何時危険な目に遭うとも限らないんだ。
そんな時こそ当店自慢の世界樹のしずくを持ってりゃ、こりゃ安心ってモンだよ。
世界中でもここでしか手に入らない珍品中の珍品だ。 さあ、買わなきゃ損するよ〜。

表のあんちゃんは売り切れを知らないみたいね。 食い倒れ人形みたいなロボットなのかな?

それにしても世界樹のしずく屋に来るお客のバリエーションの多いこと! 
今日はここをやりきれなかったけど、明日からはもう沙希に進んじゃおっと(汗)

ねえ、魔王って悪い奴なんでしょ?
どうして誰もやっつけないでほっとくのさ? ねえ、どうして?

ここはクレージュの美味しい水を飲むための水飲み場だよ。
こんな時だけどあんたらもせっかく来たんだから美味しい水を飲んでお行きよ。

魔王の復活なんざ知ったことか。 俺は寝るっ! ああ、寝てやるとも!

この町には世界樹のご加護があるからね。 きっと大丈夫さ。 きっと……

いくら魔王が恐ろしいからって家事をサボるわけには行かないものね。
……でやっぱりここでの水汲みはしんどいのよねえ。

いずこかの村では神に選ばれし伝説の英雄が現れたと聞き及びます。
やはり神は我らをお見捨てにはならなかった。
この上はそのお方が早く魔王を倒してくださることを祈るのみです。

神様だって負けたんだろ? 精霊様もどっかにいっちまったって言うし……。
……誰もあてにならねえよ。 やっぱり世界はもう終わりなんだ〜!

ああ、魔王が復活するなんて、なんて恐ろしい……。
こんなことなら長生きなんてするんじゃなかったよ。

人が消えちまった町があるって噂は本当なのか?
  はい
そ、そんな、本当だったのか……。 それじゃ、消えちまった人たちはどうなったんだ?
まさか魔物に食われちまったとか……ひええ。
  いいえ
や、やっぱりな。 いくら魔王でもそんな芸当出来るわけないよな。

魔王ってのは神様よりも、もっと強いんだろ?
そんな化け物、人間がどうにか出来るわけないよ。
あんた達もちっとは腕が立つようだけどさ、くれぐれもバカなこと考えるんじゃないよ。

グー、グー……ンゴゴ。
世の中は魔王が蘇って大騒ぎしているのに、主人たらよく眠っていられるわね……。
こうなるともう呆れるのを通り越して感心しちゃうわ。

神の復活を望む人々の気持ちを利用して自分が蘇り……。
その上神の振りをして人間を支配しようなんて……魔王ってなんて狡賢いのかしら!

この町は確かに世界樹によって守られた町だ。
だが魔王にとってはまさにそのことが目障りになるのだろう。
次に襲われるのはこのクレージュかも…。 ひえ〜!!

魔王の正体を暴いたっていう精霊様はどこに行っちまったってんだい?
……ああ、こんなことなら、ずっと騙されていた方がマシだったよ。

ぐぬぬ……まさか、わしが町長である間に、こんな大事件が起きようとは……。
だが、これも運命というものかも知れませんな。
わしもいざとなったらご先祖様の名に恥じぬようこの町を守って見せましょうぞ!

世界樹の近くには魔物は近づけないって噂、本当なのかしら?
もし本当なら魔王の軍勢が攻めてきても世界樹のところに逃げ込めば安心できるわね。

世界樹様ンとこに避難しようにも町の外は魔物がいっぱいだし……。
うう……。 オラ、どうしたらいいだよ?

何だかとんでも無いことになっちゃったわね……。
このままあたし達みんな魔物に殺されちゃうのかな?
  はい
そう……やっぱ そうなんだ。 あ〜あ死ぬ前に結婚くらいしてみたかったなあ……。
  いいえ
……そうよね。希望を捨てちゃいけないわよね。
うん。 どんなにひどい世界になったとしても諦めずにあたし生き抜いてみせるわ!

わたしゃ、このままロクすっぽご主人に料理を食べて貰えず死んでいくんですかねえ……。
ああ、なんて虚しい。 これじゃ何のためにコックになったかわかりゃしない!

主人がいない間もお屋敷を守るのが執事の勤め。
例え魔物が攻めてこようとも私の目の黒いうちは奴等に勝手はさせませんとも。

神の城で働くために町を出ていった妹から何の連絡もないの……。
もう心配で心配で胸が潰れる思いなんです。 ああ無事でいるのかしら?

<本宅から別荘に遊びに来ていたメイドさんは無事に帰ったのだろうか?>

ここはまだ無事みたいね。 でも早く魔王を倒さなくちゃどうなるか分かんないわよ。

何だか町ん中がザワザワっとしてっぞ。 きっとみんな不安なんだろな。

ねえ、○○くん、思い出の地巡りしてないで早く魔王を倒しちゃおうよ。

世界樹の木
森の外はモンスターだらけで帰るに帰れんな。
冥土の土産に世界樹を見に来たんじゃが……ここがわしの墓場になるとは思わなんだ。

魔王が本性を現した今、世界中に安全と言える場所など何処にもないでしょう。
なのに僅かな望みを託してこの木の下に逃げ込んでしまう……。
人間とは愚かな者ですね。

この木の傍にいれば魔物が近づかないって噂だが本当なのかねえ。
いくらなんでもあの魔王にゃ通じないと思うんだが……。

この世界樹の近くなら魔物が寄ってこないと思ってここまで逃げてきたんですが……。
何時までもこんな所にいるわけにも行かないし……、はて、どうしたらよいのか?

俺はもうずっとこの森で木を切って暮らしてきた。
このまま世界が滅びるとしても死ぬときはこの森でと決めていたんだ。

ここに逃げてきた人たちもいるみたいだけど、魔王もやっぱこの木は苦手なのかなあ?

どうやら世界樹の所まで避難してきた人たちが居るみたいね。

世界樹はまだ無事ね。 確かにここにいれば安心できるような気もするわ。

バロック建築リートルード
ようこそ。 ここは芸術の都リートルード。
ですが、このようなときに芸術が何の力になりましょう。 人々は只怯えるばかりです。
何だかこの町も静かになっちまったなあ。
どこもかしこもこんなんじゃつまんねえぞ。

ねえ、○○くん。 思い出の地巡りしてないで、早く魔王を倒しちゃおうよ。

さすがの芸術の都も暗い雰囲気に沈んでるわね。 今は世界中こんな感じだわ。

あの神の正体が実は魔王だったとは……。 私には見抜けなかった。
我が信仰はその程度のものでしかなかったとは……。 何と情けない。

あっ! い、いらっしゃいませ。 一晩8ゴールドですが、お、お泊まりになりますか?
そ、そうですか。 ありがとうございます。 ど、どうぞごゆっくり。

ここの宿の女将さん ショックで寝込んじまってな。
それであのお嬢ちゃんが頑張って居るんじゃよ。

ウィー ヒック! 畜生、空じゃねえか。
まだ飲み足りねーぞ。 もっと酒持ってこーい!

ねえ、○○くん。 こんな連中相手にしてないで私達はやるべきことをやりましょうよ。

ちょっと、ちょっと、なによ、だらしないわね!
魔王が恐いからってお酒に逃げるなんてサイテーだわ。

神様の正体が魔王だったって分かってから、ろくなお客さんが来ないのよ。
みーんな景気の悪い顔した人ばっかりでこっちまで気が滅入っちゃうわ。

町の外では無数のモンスターが現れて暴れてるんざんしょ?
そいつ等が一斉に襲いかかってきたら……。 ああ、どうしたらいいのかしら!

ブルブルブル……。 魔王が復活したなんてオラ絶対信じねえだよ。
こんなのは悪い夢だ。 そうだ夢に決まってるだよ。

何時魔王の軍勢がこの町に襲ってくるかと思うと恐くて恐くて……。
僕はもうとても正気じゃいられませんよ。

酒で恐怖を紛らわそうというお客さんが多くて……。 こっちも参ってしまいますよ。

どこかの国では人が全て消えてしまったと聞いてます。
魔王はそうやってこの世界から人間を全て消してしまうつもりなんでしょうか?
ああ……なんて恐ろしいのかしら!

神様だと思っていたのが実は魔王だったなんて……。
一気に不幸のどん底に叩き落とされた気分だよ。

バロックの建築物は人類の宝なんだ。
たとえ魔王が攻めてきてもこの時計塔だけは守り抜いてみせるぜ。

いつもならこの辺りはバロックの作品を見に来た人々で賑わっているんだが……。
今はさすがに見物人も減っちまったなあ。

はああ……ずっと平和だったのにどうしてこんなことになってしまったんだ?
外の魔物が攻めてきたら戦力のないこの町はひとたまりもありませんよ。

噂によるとすでに滅ぼされちゃった町もあるそうじゃない。
外は魔物だらけで逃げることも出来ないし……。 もう、どうしたらいいの!?

魔王の正体を暴いた精霊は一体何をしてるのよ?
正体を暴くだけ暴いといてやられちゃったとでも言うの?
だとしたら何て余計なことしてくれたのかしら! 騙されてりゃ幸せだったのに。

今まで生きてきてこんな恐ろしいことは初めてじゃ。
ああ、神様どうかわしらをお守り下さい。

神様だって魔王に負けちまったんだろ? 
俺達ちっぽけな人間がそんな化け物相手に何が出来るって言うんだ!
どう足掻いたところでこの世はもうお終いなのさ。

バロックの建築にも劣らぬあの神の城があんな実体を隠していたなんて……。
何ておぞましいのかしら? いくら格好良くてもモンスターは鎧に見とれたりしないもんなあ……。
やっぱり鎧は丈夫なモンに限るよ。

こんなことなら格好いい武器ばっかりでなくもっと強力な武器も置いとくんだったよ。

俺はこの目で見たんだ。 神の城が禍々しい姿に変わるのをな。

畜生! 何で魔王なんかが蘇ったりするんだ?
俺にはまだやりたいことがいっぱいあるんだ。 まだ死にたくねえんだよう!

魔王を復活させたのユバールの一族なんでしょ?
だったらきっとそいつ等も魔王の手先だったのよ。 うん、そうに違いないわ!

精霊の力を持ってしても本性を現した魔王にはかなわなかった。
このままでは世界は再びバラバラに切り取られ封印されてしまうかもしれんな。
一刻も早く何とかしなくては……。

各地に残っている魔王による封印の伝説をご存じですか。
その封印が再び行われるかも知れないなんて……。 今度こそ世界はお終いだわ。

あわわわ……、ま、魔王が蘇るなんて。
こ、これじゃ、僕の画家としての輝ける未来はどうなっちゃうんだよう?

あちらにいらっしゃるのは各ランキングの審査員を勤める先生方です。
向かって左にいらっしゃるのが力自慢部門のマッシュ先生。
真ん中にいるのが格好良さ部門のモディーナ先生。 右にいるのが賢さ部門のアイク先生です。
それぞれがその道の第一人者として知られる方ばかりなんですよ。

男は何てったって力持ちじゃなくちゃな。
そして女もやっぱり力持ちでなくちゃだめだ。
君たちももっと体を鍛えた方がいいぞ! ガッハッハッハ……。

ローズさんの話は聞きました。 人間が老いていくのは悲しいけれど仕方のないこと。
それに、だからこそ一瞬の美は尊いのですわ。
あなた達も今を大切にして格好良さを磨いてくださいね。

年を取れば力や外見の美しさなどは衰えるもの。
ですが賢さというものは、年老いてもなお高めることが出来るのです。
だから人間の価値というのは賢さで決まると言っても過言ではありません。
皆さんも目先の力や格好良さばかりに捕らわれずに頭の中身を磨いてくださいね。

ここは各ランキングの新しいチャンピオンが生まれたときだけ使う場所なんです。
今はこんながらんどうですが、その時ばかりはここも人で一杯になるんです。

ここでは世界ランキング教会に登録された者たちの順位が見られるようになっておる。
向かって左が力強さ。 真ん中が格好良さ。 右が賢さランキングじゃ。
お前さんも登録して居るならここに名前が乗っているかもしれんのう。
賢さ:1位マリベル
格好良さ:1位ミハル
力自慢:1位アンジー、15位○○くん、
  ガボが力127で新たに登録したが29位
バロックタワー
 
バロック橋
あれほど賑わっていたこの橋がこんな淋しいことになるなんて……。
まるでここを行き来していた人たちが全て魔王に消されちゃったみたい。 やっぱりこんな時だもの、旅をしているのなんて私達くらいのものみたいね。

あらら……ここもすっかり人通りが絶えちゃってるわね。
まあこんな時に旅するのんき者も居ないか。

うひゃあ。 淋しくなっちまったなあ。 みんなどこいっちまったんだ? ああ、どこかに魔王を倒そうという勇者は居ないものだろうか?
へっ? あんた達が戦うって?
……ハハハ、期待してるよ。

もうこの世はお終いだよ。 一体誰があの魔王と戦えるって言うんだ?
俺達に出来るのはただ静かに滅びの時を待つことだけなのさ。

魔王の城はもう見ました? あの美しかったお城があんな禍々しく変わるなんて……。
そう言えばあの城を造らされた大工の人たちは無事でいるのかしら?

魔王なんてやっつけてしまおう!
……ププッ。 面白すぎて腰が抜けそうじゃ。 なあ、あんたもそう思うじゃろ?
  いいえ
……むう、イマイチじゃったか。 やはりまず笑わせ師に転職するべきかのう。
  はい
そうか、そうか。 今のギャグ、よそで使ってもかまわんからな。

魔王の復活以来ここもすっかり人通りが無くなって淋しくなっちまったよ。

フワァ……暇だわ。 魔王が本性を現して以来お客さんが来なくなっちゃって。
そりゃハーブティーどころじゃないってのは分かるんだけど退屈なのは参るわよねえ。

ここも暇そうね。 店なんか閉めちゃえばいいのに。

何だかこの店いい匂いがすんなあ……フワァ……。 何だか眠くなってきたぞ。

○○くん。 こんな所でお茶なんか飲んでる場合じゃないでしょ!
早く魔王を何とかしなきゃ!

このようなときに客も居ないのにどうして店を開けてるのかとお思いでしょう?
でも何もやっていないと恐怖心に押しつぶされちまいそうなんですよ。
……まあ、こんな有様じゃ、あんまり意味もありませんがね。

教会で保存 842:21 Lv40 39204G 00/12/17朝
神の踊り手発掘現場
外にはまだ魔物がいます。 あなた方もせめて祈りだけは怠りませんように。

おお、お前達か……。
どうやらまた外に魔物が彷徨くようになっちまったみたいだな。
もしかしたら本当の平和なんてもう二度と来ないのかも……なんて最近考えてな。
せんせぇのいた頃が全く懐かしいぜ……

魔王の城魔空間の神殿
 
神の復活の神殿湖の洞窟
 

海底都市 ハーメリア
この町も暗〜くなっちゃってるわね。
まあこんな時に妙に明るい町があっても不気味だけどさ……。

みんな沈んでいるなあ。 こんなんじゃオイラまで元気なくなっちゃうよ。

この町はまだ無事なようね。
このまま魔王を放っておいたらどうなるか分かんないけど……。

外は魔物だらけだというのに良くここまで来られましたね。
ここはハーメリアの町。 大洪水と老楽師の伝説が語られる町です。

アズモフ博士が言うにはかつてこの町を襲った洪水も魔王の仕業かも知れないんだと。
そんな恐ろしい力を持った奴が復活したなんて……。
ああ、この世はもうお終いだあ!

あの神様の正体が実は魔王じゃったとは……。
では、本当の神様は一体どうなさったのじゃ? 我らを救っては下さらぬのか?

噂によると魔王の力で人間が消されちゃった町があるって言うじゃないか。
この町も何時そんな目に遭うかと思うと……、ああ、恐ろしい!

良い子にしていないと魔王がやってくるってママが言ってたの。
あたし良い子にしているから大丈夫だよね。 魔王なんて来ないよね?

伝説に依ればかつて神は魔王と戦い、そして敗れたと言います。
いくら精霊が復活したと言っても、神さえも敗れたものに、何者が太刀打ち出来るというのでしょう?

釣りをしている場合じゃねえってのはオラだって分かってるだよ。
でも気が動転しちまって……、兎に角、こうしてなんとか落ち着こうとしてるだよ。

このハーメリアは洪水伝説にもあるように神に守られし地。
たとえ魔王が軍勢を持ってせめてきたとしてもきっと大丈夫です。
……ええ、大丈夫ですとも。

ああ○○くんさん、お久しぶりです。 神の城で会って以来ですか?
まさかあの神様の正体が魔王だったなんて僕には全然分かんなかったですよ。
○○くんさんは何か怪しいとか感じてましたか?
  はい
ははは……やっぱりおかしいと思ってたんですか。 さすがは○○くんさんだ。
僕ますます尊敬しちゃうなあ。   いいえ
あっ、そうですよね。 魔王ってのはやっぱり演技も上手いもんなんですねえ。
○○くんさん達でも騙されるなんて……、本当にただ者じゃないや。

これは○○くんさん。 お久しぶりです。 よく訪ねてきてくださいましたね。
……そういえば前に盗まれた帽子ですがあの後ベック君が取り戻してきてくれたんですよ。
私は別にあのままでも構わなかったのですが、彼はどうしても探すと言い出してね。
いやあ、ベック君があんなに骨のある男だったとは思ってもみませんでしたよ。
え? 取り戻した帽子はどうしたかって?
それならお礼代わりにベック君にあげちゃいましたよ。 私にはもう必要ないものですから。

はい? 知識の帽子ですか? 確かに博士から取り戻したお礼として戴きましたが……。
でも僕はまだあれをかぶる気はありませんよ。
何時か僕が博士を超えたと思える日まで……その時まであの帽子はかぶらないつもりです。

教会で保存 850:55 Lv40 39204G 00/12/18朝
ブルブルブル……。 いつ魔王の軍勢が襲ってくるか考えると恐ろしくて……。
もう、酒でも飲まなきゃまともじゃいられませんよ……。

クハァ〜!! どうせ世界はもうすぐ魔王に滅ぼされちまうんだ。
こうなりゃ俺は死ぬまで好きな酒を飲みまくってやるぜ! ウィック!

蘇った魔王は人間をどうするつもりなんでしょうか? ひょっとして皆殺しとか……?
ああ、恐ろしい。 まさか自分が生きている間にこんなとんでも無いことが起こるなんて!

どんなことが起こってもお客さんがいる限りは店を開け続けますよ。

しかし魔王ってのはどうして神様の振りなんて回りくどいことしたのかねえ?
さっさと正体現しゃいいのに……、実はみんなからあがめられて見たかったとか……?
そう考えると魔王なんて偉そうなこと言っても案外子供っぽい奴だね。

何だか肝の据わったお婆さんね。
世界中の人があんな風に魔王を恐れなければきっと大きな力になるのに……。

お婆さん良いこと言うわね。 そうよ、魔王なんてガキよ、ガキ!

お母様ったら魔王が蘇ったってのに良く落ち着いていられるわね。
私なんて恐ろしくて何にも手に付かないのに。

魔王? そんな見たこともない奴より猫の亡霊よ! 猫の!
そりゃ猫の亡霊も見たことは無いけど……、でも泣き声ははっきり聞こえるのよ!

う〜。 女房の奴、すっかり猫ちゃんの泣き声を誤解しちまってるよ。
こうなるともう俺にゃおっかなくて本当のこと言えねえよ。

今のところ魔王がせめてくる様子はないが……。

しかし静かすぎるのもかえって不気味だな。 奴め何を企んでいるのやら……。

魔王が姿を現すと同時に地上にはモンスターどもがあふれかえったんだ。
あいつ等が一斉に襲いかかってきたらこんな町ひとたまりもないよ。
逃げる場所なんて何処にもないし……。 ああ、どうしたら良いんだ?

お兄ちゃん達、とっても強いんでしょ? アズモフ博士が言ってたもん。
きっとお兄ちゃん達なら魔王も倒せるよね。 お願いだからやっつけてよ。

神ではなく魔王が復活したこの世界…… これからどうなってしまうんでしょうか?

教会で保存 851:31 Lv40 44115G 00/12/21夜
山奥の塔
魔王様が復活したんだね。 魔王様は、そりゃ僕たちモンスターの王様だけどさ……。
僕は人間を殺したり苦しめたりするのはイヤだな。
考えてみればここのスライム達も魔王の手下には違いないのよね……。

○○くん。 こんな塔に今更何の用があるって言うの?

○○くん達か……。 暫く来ないからどっかでのたれ死んでるのかと思ったよ。
……おめえら、まさか魔王様と戦おうなんて思っちゃいないだろうな?
バカなことは考えない方が身のためだぜ。 あの方はもう、とてつもなく強いんだからな。
○○くん達なんか相手にもなんないぜ。 無駄なことは止めとけよ。
スラっちが心配してくれんのは嬉しいけどよ……オイラ達諦めたりはしねえぞ!

魔王に挑むのが無駄かどうかなんてやってみなくちゃ分かんないじゃない!
全く生意気なスライムねえ。

そんなこと言われたくらいで諦めるもんですか。
神様の復活のために戦ってきた一族のためにも、この戦い、負けられないわ!

ピーッ! ピピーッ!

地上ニ モンスターガ デテキタ。 マタ コノ塔ヲ ウバワレナイヨウ 気ヲツケナクチャ。

祠の教会
教会だけに聖なる力で魔物から守られているのかしらね?

こんな時に人里離れたこんな所にいて良く不安にならないもんねえ。

おお、ここも無事みてえだな。 安心したぞ。

あの神様の正体が実は魔王だったなんてな……。 俺もすっかり騙されてたぜ。

このような時にこのような所までいらっしゃる方がいるとは……。 我が神に何のご用かな?

海底都市
ぶちゅ! 地上では魔王ってのが復活して大騒ぎなんですって?
でもはっきり言って、アタシには地上がどうなったところで全然カンケー無いのよね。
魔王が復活したこと……、ここの魔物達はどう思ってるのかしらね?

さすがに魔王の手もこの深海までには届いてないみたいね
あ、でも、ここって魔物の住処だったっけ。 どうも忘れちゃうのよね。

おお、ここは変わりねえみたいだな。 オイラ嬉しいぞ!

なんだあ、おまえら? ここは俺達の町なんだ。 とっとと出ていきやがれ!

プオー プオー! デテケ。 人間デテケ。 ココ オデノ スミカ!

ビチャ ビチャ!

ウギョ ギョ ギョ!

そりゃあ魔王様って言ったらモンスターの王様だけどさ……。
会ったこともないし……。 やっぱり僕たちの王様はグラコス様だよ。

ウゲゲッ。 この海のどこかには海底王って奴が居るらしいな。
随分偉そうな名前だが 一体何者なんだろうな? ウゲゲッ。

地上は何だか大変なことになってるみたいだねえ。
ここは相変わらず平和だけど……、魔王は地上を支配したら海にも手を伸ばしてくるのかなあ?

我々は争いごとは好まん。 ただこの海底の町で静かに暮らしたいだけだ。
だから人間よ。 くれぐれもこの町の存在は他言してくれるなよ。

チョッキン! この世界のどこかにモンスターを集めた楽園があるそうだな。
何でもそこでは何もしなくても食い物が貰えるとか……。
いいなあ。 俺もそんな所で暮らしてみたいよ。

怠け者な魔物もいるもんねー。 なんか○○くんのおじさん見てるみたいだわ。
ブチュチュ。 まあ! アンタなかなかいい男ね。
アタシ好みだわん。 ブチュチュ。

ガシャン、ガシャン!

グラコス様、このところ何か悩み事を抱えているご様子なのだ。
ちょうど地上で魔王様が復活された頃からだが……、何か関係あるのだろうか?

暇だなあ……。 また海底の散歩に行こうかな。

まさか魔王様が復活するとはなあ……うん? ああ、お前達か。
……何をそんなに悩んでいるかだと?
決まって居るだろう! 魔王様が復活された今、我らがどうすべきかについてだ。
この町にいるものは皆戦いなど望んでおらぬ。 だが、やはり魔物としては……ウ〜ン。
ああ、こんなことなら魔王様など復活しなければ……、いやいや、これは失言……。
……ところでお前達はこんな時にこんな所まで来て何をしているんだ?
……何? 魔王様を倒すべく旅を? ……それは……。
……いやいや、人間などに何が出来る? ……しかし……、こいつ等は確かに強い……。
……うん! ま、まあ、あれだ。 死なない程度に修行に励めよ。
そ、そうだ、せっかく来たのだ。 手みやげにそこの宝箱の中身を呉れてやろう。
なーに、つまらぬものだ。例にはおよばんぞ。

○○くんはデーモンスピアを手に入れた。 
急所を一撃できるのでマリベルが装備してみました。 呪われたりするのかな?

小さなメダルを見つけた。 <取り忘れか?>

Medal王 メダル王の城
プルプルッ! ぼく悪いスライムじゃないよ。
また魔王に世界が封印されたら大変なことになっちゃう。 今度こそ世界の終わりかも!
こ、恐いよう……。 プルプルッ!
ここが魔王に襲われたらひとたまりもねえぞ。 早く魔王をぶっ倒さなきゃ!

何だかスライム達も落ち着かないみたいだわね。 可哀想に……。

スライム達も魔王のことが恐いんだわ。
ひょっとしたら魔王の怖さを一番知っているのはこの子達なのかも知れないわね。

プルプルッ! ここはメダル王様のお城だよ!
今世界は大変なことになっているんだね。
メダル王様は口には出さないけど、とっても心配していらっしゃるよ!
○○くん、頑張って! 僕らも応援しているから、早く魔王を退治してね!

良くぞ来た! わしは世界中に散らばるという小さなメダルを集めておる。

現在88枚
83枚で賢者の石の褒美を貰う。 次は90枚でメタルキングの盾!
僕たちも始めは魔王に操られていたんだよ。
でもある日メダル王様がそんな僕らを見つけて救ってくださったんだ。
メダル王様はとても優しい素敵な王様なのさ!

世界一高い塔
 
謎の祠
神の選びし勇者達よ……
そなた等は過去へ渡りその時代にて確かに魔王を倒した。
だが……、それはこの時代までのほんの時間稼ぎに過ぎなかったのだ。
魔王は蘇った。 そしてこのままでは今度こそ魔王は我らを滅ぼすだろう。
解決する道はたった一つ。
今一度魔王のもとに向かい……、最後の決着に望むのだ。
神の選びし勇者達よ……、だが何も恐れることはない。
そなた等には頼もしき神の力が付いている。 それを忘れぬようにな……。
神様の力……。 こんな時だけど私は信じてるわ……。
神様はきっと居る。 どこかで私達を守ってくれるって。
さんごの洞窟
おお! あんたらか! え? 海底王は俺の姿を変えてくれるって?
おほっ ありがてえ! じゃあ早速海底王の住処へ向かうとするか。

…おっと、忘れるところだったぜ。 こう見えても俺あ義理堅いんだ。
さあ、約束のお礼だ。 受け取ってくんな!

不思議な石版?を手に入れた
じゃあ、あばよっ!
○○くん、急ぎましょう。 一刻も早く魔王を倒さなくちゃ!

………………
ぷはーっ! もうダメだ! 息が続かねえよ!! ……あれ?
なんだ、ここ。 普通に息ができんのかあ。 あははははは!

○○くんって、ほんと何考えてるんだか分かんないわ。
今やるべきことは何? あたし達が行かなきゃならない所はどこ? ねえ?

忘れられた遺跡
神の石をかざして天上の神殿に上がる。

女神像プロビナ
まあっ! お兄ちゃん達、良くここまで来られたね!
魔王が現れてから町の外には魔物がいっぱいよ。
町のみんなも怖がって誰も外には出かけられないの!
町の外にあんだけ魔物が居たらみんなは恐くてとっても出られないよな。

さすがの宿屋の娘も今は商売どころじゃ無さそうだわね。

早く何とかしないと人々の不安が大きくなるばかり。 モタモタしてはいられないわね。

よいしょっ、よいしょっと! ふうっ、こんなもんでいいかしら。
もう誰にも明日のことなんか分からなくなっちまってさ。
私もこうして水を蓄えているけど役に立つんだか、どうだかね。

みんなが不安の中で暮らしているなんて、こんなの間違ってるわよ!

やることはやりながらも、みんなの心の中は不安だらけ。
○○くん! 一時も早く魔王を倒さなっくちゃ!

みんなは、世界は魔王に滅ぼされると思ってんのか? 冗談じゃねーぞー!

魔王がこの世界を滅ぼすんですって……。
ああ……。 まだお嫁にも行かないうちに、ひどいわ!
誰が魔王なんかに滅ぼされるか!ってんだよな。 そうだろ、○○くん!

みんなの夢や暮らしを潰そうとする魔王……。 この私が許さないわ!

このまま魔王に滅ぼされでもしたら……。
お嫁に行けないのはアンタばかりじゃないわよって。 全く……。

噂では魔王を倒すため勇者様が旅立たれたらしい。
へへっ、うれしいじゃねえか。 まだまだ世の中捨てたもんじゃねえってことよ!
誰か他にも魔王を倒そうとしてる奴等がいるのかなあ……。

ちょっと聞いた? 私のこと勇者様だって!
まあ、そんな風に言われるのも悪くはないわね。 ほほほ!

私達のことかな。 だったら嬉しいけど責任重大だね!

こうして取りあえずは商売をしていますがね……
明日が来るのかどうかだって分かりやしません。
私らは良いけど子供達には明るい未来を残してやりたいものですよ。

うちのお父さん、何だか急に優しくなったんだよ。
お小遣いもいっぱい呉れるし、もう最高なんだ!

なんか悲しいね。 やるせないね、○○くん。 どうしたら良いんだろ。

お小遣い呉れるからって優しくなったわけじゃないけど、子供にとっては良いかもね。

なんで急におっちゃん優しくなったんだろう。

んもっ? あんたら知ってっかい。 神様なんかいねえってこと。
  いいえ
モウ、暢気なやっちゃなあ。 そのうちオラ達のこの世界が無くなっちまうんだぞ!
  はい
こないだ現れた神ってのは実は魔王だったんだってな! モウ世界はお終いだあね。
あれほど派手に見せられた神が偽物だったとなれば、みんなの落胆も大きいはずだわね。

やっぱり人々のダメージは大きいわ。 完全に諦めちゃってるものね。

一体私達が何をしたって言うんだい!
なんで魔王なんかに怯えて暮らさなきゃならないのさ!
モウ本当に神様はいらっしゃらないのかねえ……。
今はみんなにいろいろ説明するよりあたし達の行動が先だわね!

みんなをこれ以上不安にしちゃいけないわ。 そうでしょ、○○くん!

神様がいるのか、いないのか、オイラだって知りてえよ……。

町のまわりに魔物が現れてから牛たちが落ち着かないの。
とうとうミルクまで出なくなっちまったんだよ!

ねえねえ、お兄ちゃん達、外をウロウロしてると危ないよ!
魔王って言う怪物に食べられちゃうってお母さんが言ってたよ!

いずれお迎えが来るのは仕方がないことじゃが……
いくら何でも魔王のお迎えはいやじゃのう。

じっちゃん一人を魔王がわざわざ迎えに来るわけねえよな!

魔王がお迎えに来るんじゃなくて、こっちから迎えに行ってやるのよね!

魔王が向こうからやって来てくれるならそんな楽なことはないわ。
飛んで火にいる夏の虫って言う奴ね!

いやーんっ! たすけてー! きゃははは!
がおーっ、まてまてーっ、魔王だぞー!
ガオ、ガオーッ!

いかに魔王でも子供達の元気までは奪えないようね。

相変わらずこの家は賑やかだわね。

みんなが幸せに暮らせるよう、平和な世界が続くようにと毎日神に祈りを捧げてきました。
でも今となっては一体誰に祈ればよいのやら……。

いつもお父さんと山の上の教会までお祈りに行ってたんだけど……。
魔物達が現れたから危なくて行けなくなちゃったの!

最近何でも大人のやることを真似したがって困っちゃうわ。
  イヤだあっ、私がお料理作るーっ!
いけませんっ。 向こうに行ってらっしゃい。
あなたはこの前もオムレツの中に芥子を山ほど入れたでしょ!

さすがの私もオムレツに芥子は入れなかったわね……。

あのくらいの年頃って何でも大人の真似したがるものなのよ。
まあアタシの場合は真似と言うより大人を越えていたけどね。

おいら食ってみたいぞ! 芥子オムレツ。 ごくっ!

わっはっはっ! 我が家の自慢は村一番の力を誇る雄牛のヒレミニ号です。
たとえ魔王が攻めて来たってこいつがいれば大丈夫。 ぶっ飛ばしてやりますとも!
牛で魔王に勝てるならオオカミはいらねえぞ!
大きな声じゃ言えないけど、家の人は子供の頃から村一番の弱虫だったのよ。
牛に頼るなんて情けないねえ。 魔王にステーキにされちゃうのがせいぜいだと思うけどね。
おばさんの方は話が分かってるじゃないのさ。

オイラもステーキ食いたい!
でもここの牛食うのはちょっと可哀想だな。

お兄ちゃん、早くぅ。 ああんっ、よだれで顔がびしょびしょになっちゃう!

こらっ、おとなしくしてろってば!
ええとっ、こうやって絞ればミルクが出るはずなんだけど、変だなあ……。

ま、魔物だらけで町の外に出られなくなってしまった。
こんな時こそ黄金の女神像が有ってくれれば心強いのに……。

よっこらせ。 どっこいせ!
神様が現れて平和になってよかったあ と思ってたら、実は魔王でございましただと!?
ちきしょうめ! これじゃまるで惚れた女が実は男だったってな感じだぜ!

本当だよな! 肉だと思ってかじりついたら実は靴だったって感じだぞ!
正直言えば今すぐどこかに逃げ出したい心境ですよ。
でもね、相手が魔王じゃ何処へ逃げたって同じことです。
だったらじたばたしないで生まれ育ったこの町で死のうと覚悟を決めたんですよ。

私どこか知らない遠くの国に行ってみたいの。
可愛い靴に素敵なドレス。 賑やかな町とかお城があって、毎晩みんなでダンスをするの。
ふうっ。 世の中がこんなになっちゃ、それどころじゃないわよね。

私もドレスを着てダンスパーティとかに出てみたいな。
でもそれにはまず魔王を倒さなくちゃ。 女らしくするのはその後ね!
全く世界が大変だというのに、家の爺さんは相変わらずほっつき歩いて……。
きっとまた若い娘の尻でも追いかけ回してるに違いないよ!

ほほっ、ベルルちゃん。 可愛いのう。
やっぱり若い娘はええのう。 シワシワよりピチピチじゃのう!

あらあら、こんな時でも元気なお爺ちゃんだこと。 ふふふ。 頼もしいわね。

ふふふ、知らないのね。 このアタシこそピチピチギャルのお手本だってこと。

ここは村の老人の憩いの家だよ。
みんなの気持ちが沈んでいる中、今一番元気なのはお年寄りかも知れないな。

いらっしゃい。 私の名はベルル。 よろしくね!
毎日ここでお年寄りの世話をするのが私の仕事なんです。
世界がこんな時でも皆さん明るく元気だからお世話のし甲斐があるのよ!

毎日ここでこうして友達とお茶を飲んでお喋りするのが何よりの楽しみなんじゃ。
良かったらあんたらも仲間にはいると良いよ。 ふぉっ。ふぉっ、ふぉっ。

良いなあ、みんな楽しそうで。 私もこういう元気なお年寄りになりたいな!

何だかあたし達より、お爺ちゃんやお婆ちゃんの方が元気あるみたい……。

みんな楽しそうだなあ。 何だかオイラまで楽しくなっちまうよ。 へへ!

わしは右の娘さんが好みですじゃ。 うはっ、恥ずかしーっ!

はがっ! ひゅのみに いれふぁが おひてひまったでふ。

何と! 魔王が復活したというか!
よし! 後はそなた達若い者に任せたぞ! よいな!

ムニャムニャ……。 お爺ちゃん、オシッコ……。

この村の教会はこの先にある洞窟を抜けた山の頂上に在るのよ。
世の中が滅びる前にお祈りでもして置いた方が良いとは思うけど……
今は山頂に続く洞窟の中は魔物だらけでとても危険なの!

よっしゃー! 洞窟の魔物達、まってろよー!

魔物ならいくらいてもオッケーだよね。
ふふふ。 腕が鳴るわね!

プロビナ山の教会
見てくれよ、この澄み切った空。 なのに辺りは魔物でいっぱいだ。
何でも町の噂では、今この世界に何か大変なことが起きようとしているらしい。
神に祈りたいが、神は無し。 ああっ、一体どうすればいいんだい!
神が居ないことが分かってみんなの心の支えが無くなってしまっている……。
早く不安の元を絶たなくちゃね、○○くん!
この泉は、昔々教会にいらした神父様が祈りを捧げていらしたところなのです。
私達後を勤める者も毎日祈りを捧げております。
あなた方も旅の無事を願い、この泉の水で身を清めて行かれるが良いでしょう。
小さな泉がある
泉の水は神秘的な色に輝き、見ているだけで力が湧いてくるようだ。
泉に身を浸してみますか?
何と○○くん達の体力が回復した!
神父である主人が言っていましたわ。
魔王が私達を苦しめるのは、私達が苦しむのを見て楽しむためなんだそうです。
だからどんなに辛くても笑顔を絶やしてはいけないの。 特に子供の前ではね!
魔王の奴、人を苦しめて喜んでいたのか!? 全く飛んでもねえ奴だ!
昔っから神様と魔王の戦いは続いて居るんだって。 お爺ちゃんが教えてくれたよ!
でもいつも神様が勝つとは限らないって……。
でも心配しなくても大丈夫だよ。 ぼくが毎日神様が勝つようにお祈りしているからね!
毎日祈ってるなんて偉いわね。 きっと坊やの祈りは通じるわよ!
お、俺よう……。 すっごく恐い夢見ちまったんだよ。
神様の顔が見る見るうちに恐ろしい悪魔の顔に変わっていって……。
うう…ぶるぶる。 こ、腰が抜けて動かなくなっちまったい!
うう……。 聞いてるだけで恐い夢だぞ。
あたしゃ信じちゃいないよ!
魔王が神様を倒しただなんてそんなバカなことがあってたまるものかね!
きっと今の今だって、神様は次の手立てを考えていらっしゃるに違いないさ!
う〜ん。 神様と魔王って、力だけなら魔王の方が強ええのかなあ。

昔あの神でさえ敗れたのだとすれば……
私達の戦う相手は恐ろしい力を持っているってことね!

不幸の町ルーメン
魔王が蘇って以来、町の者は皆家の中に閉じこもっています。
私達はここで魔物が町の中に入ってこないよう見張り番をしているんですよ。

……あんた達、まさか魔物じゃないだろうなあ?
魔王だって神様に化けてたぐらいだからな……。
魔物が人間に化けていてもちっとも不思議はねえぜ。

どうやらみんな家の中に閉じこもっているみたいね。 てーんで意気地がないんだから。
○○くんもこうして冒険してなきゃ家の中に閉じこもってたクチじゃない?
  はい
あら? 近頃少しは逞しくなったと思ってたのにアンタって相変わらずなのね。
  いいえ
ホントかしら? ……でも、ま、信じてあげるわ。

ありゃりゃ? 町の中がやけに寂しいぞ。 みんなどうしちまったんだ?

何だか町中が静まりかえっちゃって……。 これじゃまるで死んだ町だわ。

おめえら、これからでかいことをやってやろうって……、そういう目をしてるぜ。
……もしかして、あの魔王を倒そうとか……? いやそんなわけねえよな。
兎に角何かは知らねえが、おめえらの目的が無事に果たされることを祈ってるぜ。
おおう、オイラ燃えてきたぞ! ○○くん、早く魔王んトコに乗り込もうぜ!

……へえ。 あの人汚い格好の割に見る目あんじゃない。

でかいことか……、そうね。 これは絶対にやり遂げなきゃいけないことなんだわ。

おお、神よ。 精霊よ。 どうか我ら人の子をお守り下さい。

魔王が復活するなんて世界の大ピンチよねえ。
こんな時こそ勇者チビィのような人が現れてパ〜っと魔王を退治してくんないかしら。

○○くん〜、勇者チビィに負けねえように、魔王と戦って世界を救ってやろうぜ!
こんなこともあろうかと家じゃ良い武器や防具を揃えてたんです。
ど〜ぞ、買ってってください。

本性を現した魔王は一体私達人間をどうするつもりなのかしら?
皆殺し? ……それとも、言い伝えにあるように闇の世界に封印してしまうつもりかしら?
いずれにしても以前のような平和で穏やかなときはもう戻らないのでしょうね。

ねえねえ、みんなお家に閉じこもってるのは魔王のせいなんでしょ?
魔王って嵐みたいなものなのかなあ?

あわわ……。 まさか魔王が復活するなんて。
これまで法螺ばっかり吹いてきた罰が当たったんじゃろうか?

見張りなんて立てたって外にウジャウジャいる魔物が本気で攻めて来たらお終いさね。
あたし達に出来るのはその時が少しでも遅くなるように祈ることだけさ。

ああ、いつまでこんな息を潜めるような生活を続けなくちゃいけないんだ。
私はもう耐えられませんよ。

こんな危険な時に良くよその方が来られましたわねえ。
だって町の外はモンスターで一杯なんでしょ。 見かけに依らずお強いのねえ。

う〜。 ず〜っと家の中なんて退屈だよ〜。

神が復活してやっと本当の平和が来たって思ったのに魔王が化けた神だったとはなあ。
一体本当の神様はどうしちまったんだいっ!

私達ユバールの悲願である復活の儀式が魔王に利用されるなんて……。
……悔しいわ。
なんでも噂だとフォロッド城って所じゃ、人がみんな消えちゃったんでしょ?
魔王の力ってやっぱり凄まじいものなのね。 ああ……恐ろしいわ。

アタシは見たこと無いけど神様の城がおぞましい姿に変わってしまったんですって。
さすがに魔王だけあって住む所もそれらしい形を求めるものなのね。

ああ、なんてことでしょう。 世界が滅びるかも知れないなんて……。
こんなことなら意地なんて張らずに早くあの人と仲直りして置くんだった……。

そうよね。 人間こんなことでもなきゃ、なかなか素直にはなれないもんよね。

あの人って別居中のご主人のことかしら?

言ったばかりだけどブルジオ宅をもう一度訪問してみよう!

闇のドラゴンの塔

 

剣と魔法マーディラス城下町
音楽を愛する文化の国、マーディラスへようこそ、旅のお方。
はあ……。 さすがに歌を歌うような気分にはなれませんよ。
ここにはまだ魔物達は現れていないようね。 良かった。

さすがにヘラヘラ歌ってる場合じゃないってことか。 それはそれで根性無いわね。

なんかシーンとしてて寂しいなあ……。
この国くれえは、ぱーっと明るくやってるかと思ったのにさ。

マーディラスは私が守り抜くぞ! ……ちょっと自信ないけど。

旅の方〜 魔物だらけの道を〜 よくぞ ご〜無〜事〜で〜。 お疲れさま〜です〜。
当店自慢の歓迎の歌はいかがでした?

やあ、旅の人ですな。 私はマオリー。 長いこと行商をやって来ました。
しかし最近は年のせいか旅が辛くて…、どこか落ち着ける良い町はないですかねえ?
ほう! そうですか、そんなところに町があるとは…。
どれ早速行ってみるとしましょうかね。

海の向こうでは国中の人々が魔王の手によって消し去られたと言います。
明日は我が身と思うと祈らずにはいられないのです。

たたたたたたったた助けて〜! かかかかかかっか神様〜! うう〜 ブルブルブルっ。

我らが神の名を騙るとは許し難い罪。 いずれ魔王めは滅びましょうぞ。
それとも魔王より先に我らが滅びるのでしょうか……。 
神様はいつも私達を見守ってくださいます。 またお出でなさいね。

みんな不安なのね。 一日も早く魔王を倒して笑顔に戻って貰いましょう。

魔王が先に滅びるか、あたし達が先か。 そんなの決まってるじゃない。
このマリベル様が味方してあげてんのよ。 ○○くん、負けたら許さないわよ!

楽器を奏でているとほんの少しだけ心が安らぎます。
気休めかも知れませんが。
確かに踊ってると余計なことを忘れられるの。
苛立ち、恐れ、悲しみ、怒り……みんなみんな、踊ればどこかへ消えてしまうわ。
家の外になんか出られませんよ。 いつ魔物が襲ってくるかと思うと……ブルブルブル!

こんな時だってのにヨハンの奴まだ帰ってないらしいじゃないか。
どっかでのたれ死んでなきゃ良いんだけどねえ。

あいつ まだ戻ってないの? 何処ほっつき歩いてんだか。
今日も良いニュースを仕入れてますよ!
なんと我らが姫様は魔王を倒した者となら結婚しても良いというのです!
ううっ、魔王は恐い。 でも姫様のためなら!
と言うわけで、会員はみんなせっせと体を鍛えています。
ぼ、ぼくだって……。
あ〜、ごほん。 新しい情報が入りましたらまたお知らせいたします。
どうぞお楽しみに!

ナンマイダブ ナンマイダブ。 い、命ばかりはお助けを〜。

今日の分の洗濯物を干さなくちゃいけないんだけど、外には魔物がいるのよね。
井戸の外に出るのは恐いけど、洗濯物が黴びるのもイヤ! ああ〜ん どうしたらいいの!?

ママがね、魔王が来るからお外に出ちゃいけないって!
でも、魔王ってなんだろ?

うちの子はまだ小さいんです! 魔物なんか……魔王なんかに殺されてたまるもんですか!
でも……どうしたらいいの。 神様も勝てなかったのに魔王を倒せる人なんていないわ。

何だってやって見なきゃ分かんねえさ! なっ、○○くん。

神様には出来なくてもあたしの子分の○○くんになら出来るわよね。 ねっ?

もし魔物に殺されても今度生まれ変わったらまた二人で歌うッス!
ウオー! 兄弟! 俺は嬉しいぜっ! 地獄でも一緒に歌おうな!

一緒なのは良いけど、歌うのは……ちょっと。 ○○くん、止めてあげたら?
町の人の中にはヨハンのせいで魔王が蘇ったなんて言う人もいるの。
とてもお師匠様には聞かせられないわ。
ひでえこと言う奴がいんだな。 そりゃ魔王は恐えけど、ぶつぶつ……。

何にもしない奴に限って陰口だけは一人前なのよね。 やだやだ、気分悪ーい。

おお! これはこれは○○くんさん! 大変なことになりましたな。 ……して、ヨハンは?
……行方知れずとは。 全く何時までも心配ばかりかけおって。
ヨハンの奴……。 無事だと良いのだが。
爺さん一人ほっぽって、何処で油売ってんのよ。 ヨハンっていい加減よね。

伝説の弾き手ならば魔物くらいトゥーラで蹴散らせるはずよ。
大丈夫、きっとどこかで道草食ってるだけよ。 じっちゃん心配そうだなあ。 ヨハンまだ帰らないのか。 おかしいなあ。

ここならきっと魔物も気づかないと思うの。
誰かが魔王を倒してくれるまで、ずっと隠れてるつもりよ。

精霊とは神に最も近い存在だと言われています。
魔王は、人々は騙せても精霊までは欺くことは出来なかったのでしょう。

確かに精霊ってフツーじゃ無かったものね。 そのくらい出来て当然よ。
神様だと思ってたのがまさか魔王だったなんて。 もう何も信じられないわ!
ま、魔物が襲ってきても彼女だけはぼくが守るんだ。 ……ゴクッ。 まだまだ人生これからなのに死にたくない……。

ヨハンがいたらきっと暗い顔するなよベイビーってご機嫌な曲を弾いてくれたわ。
ヨハン……早く帰ってきて。

ヒック……古い歌に因れば魔王は神との戦いで傷つきしばしの眠りについたとか。
傷が癒えてようやく……ヒック! 動き出したと……ヒック! いうこと…でしょうか……ヒック!

神の城が一瞬にしておぞましい姿に変わったその直ぐ後……。
何処からか数え切れないほどの魔物達が世界に現れたのです。

魔物達になんかあたし達の世界を渡しはしないわ。
○○くん! アンタも覚悟決めたんでしょうね。

神様の城って前にオイラたちが行った所だよな。 あれが魔王の城だったのか。

どうせ魔物に殺されちまうんだ。 こうなりゃやけ酒だぁ! おーいっ、おかわりー!!
弱虫……。
精霊様も魔王にやられてしもうたんかのう……。 もうわしらはお終わりじゃ。

ヒック……あっしもね、飲んで……ヒック…ましてねぇ。 どーぞ、ご勝手に……ヒック!

酒ってそんなに良いもんか? 苦ーくて不味いのにさあ。
男の人たちってば飲んだくれてばっかなのよ! 意気地なし!

マーディラス城
これだけ立派なお城だもの、魔物はまず入れないわよね。 ……多分。

いくらお姫様でもこう言うときは不安なはずよ。 会いに行ってあげましょうよ。

お姫様のまわり爺ちゃんばっかだっただろ? へーきかなあ?

ここはマーディラスの王城だ。 魔物は一歩たりとも通しはせん!
あ〜あ〜、もし魔物が〜 来たら〜 最初に〜 食べられるのは〜 きっと 僕〜。 ぞぞぞ〜!

この国の主グレーテ様に会いに来たのならこの扉の向こうへ進むと良い。
城の見学に来たのなら左右の扉から自由に見て回ればいいだろう。

神の使いと申す者が我が城にも参りました。
まさか魔王の手先とは。 思い出すだに忌々しい!

マーディラスのお城は頑丈に出来てますから魔物だって入れませんとも。
大丈夫ですよ!

時々外から魔物の騒ぐ声が聞こえるの。 ああ、神様……!

何でもどっかの島に伝説の英雄が現れたって話じゃないか。
さっさと魔王をやっつけてくれないかねえ。

メルビンのこと言ってんのか? それともラグレイのことか?

あの英雄が本物だって未だに信じてるのね。 お目出度いわねえ。

牢屋の中なら安全だと言ってワザと食い逃げをして捕まった者まで居るのだ。
世の中もみんなも魔王が正体を現してからどうかしちまってるよ。
○○くん、アンタまさか自分もやろうなんて思ってやしないわよね?
そういう弱虫とはあたし口をきいてあげないからね。

食い逃げ……うっ。 腹減ったあ〜。

魔王が恐いってのは口実で実はお金が無かったりしてね。

こ、ここなら魔物達だって入って来れないぞ!
バッカじゃないの? こんな牢屋なんて魔物ならちょちょいのちょい、よ。
最近随分牢屋が賑やかだけど何かあったのか?

神様も精霊様も何処へ行ってしまわれたのか。 我々は見捨てられたのでしょうか。

魔王の力を持ってすればこの城など一遍で吹き飛んでしまうでしょう。
我々は手も足も出ず虫けらのように死んで逝くのです……。

う〜ん、う〜ん。 ま、魔物め……来るなあ……!

古き世より伝わる歌には魔王が大地を切り取り封印したと歌われています。
世界の幾つかの大陸が突然姿を消したのも封印によるものなのでしょうか。

神や精霊を湛える歌、収穫を祝う祭りの歌、胸を焦がす恋の歌。
歌には様々な種類があるのですよ。

ここには姫様の命令で珍しい楽器や歌の本を集めてあります。
たとえ魔王が来ようとも我々はここを守り抜きますとも!

新しい楽器の研究もここでは行われています。
少しでも良い音を、新しい音色をと日夜励んでおります。

私は人々が語り付いてきた曲を楽譜に残しています。
驚くほど昔から人間は歌や音楽を作ってきたものなのです。

神様の城で働かないかって声を掛けられたことがあったのよ。
もしついて行ってたら今頃は……ブルブルッ。

魔王が何だ! 魔王が何だ! 俺は死ぬまで料理を作り続けるぞ〜っ!!

今の私には嘆きの歌しか歌うことは出来ません……。

魔王とは何者なのか? どうすれば倒せるのか? 我々には何一つ分かりません。
唯一つ知っているのはその邪悪にして強大な力だけ。 魔王の前には人間は無力です。

自分が弱いからってあたし達まで一緒にしないで欲しいわね。
あたしも○○くんも魔王なんて恐くないわ。 絶対やっつけてやる。
グレーテ姫様は我らが必ずやお守りする!

国の主たる姫様だけは失うわけにはゆかない。 命に替えてもお守りせねば。

グレーテ様は、魔王なぞ恐るるに足りぬ、と仰いますじゃ。
ですが、わしゃ名前を聞いただけで震えが止まりませんのじゃ。 おお……神よ……ブルブルッ。

この老いぼれの命なら幾らでもやりますから姫様だけは……。
魔王めが現れましたら、そう言ってやろうと思いますのじゃ。

これは、○○くん殿!? 良くぞご無事で!
我が国の民はご覧の通り魔王の影に怯え不安な日々を過ごしております。
皆様のお力で、どうか……。
いや! 無理でしょうな。 あの魔王を倒すなど出来るはずがない……。

出来ない、出来ないって、あ〜五月蠅いっ!
もう、さっさと行って、ぱーっと倒して来ましょ!

爺ちゃん、悪い方ばっか考えてんだなあ。
オイラみたいに良いことばっか考えれば良いのにな。 ○○くんもそう思うだろ。

おお、○○くんか! 無事で何よりじゃ。 うむ!
妾は考えておった。 大地のトゥーラによって魔王は復活してしもうた。
ならばトゥーラの弾き手を捜すのを手伝った妾にも責任があるのではないかとな。
○○くんよ! 妾もそち達と共に戦おうぞ!
……と言いたいものじゃが、あいにく我がマーディラスを放り出して旅立つわけにはゆかぬ。
じゃが、我が友○○くん! このグレーテ何時の日も心はそなたと共にある!
……気を付けてゆきや。
お姫様、やっぱ元気だな! オイラも元気湧いてきたぞ!

な〜んだ、ちょっとだけ期待してたのにさ。
気持ちだけ有難く戴いときましょ、○○くん。

……良かった、お姫様がついてくるって言い出さなくて。 冷や汗欠いちゃったわ。

この階段の下にはグレーテ様のお部屋がある。 むやみに出入りせんようにな。

姫様が小さい頃は雷やお化けを怖がるのを慰めて差し上げたものです。
今では逆に、魔物に怯える我らを姫様が励まして下さいます。

やっぱり若い娘から先に食べられちゃうわよね……。 グスン……恐いわ……。

神よ、精霊よ、私に力を。 この国を、大切な人々を守れるよう、力を下さい。

神様、神様。 これからは真面目に働きます。 どうか助けて下さい。

偽りの神とも気づかず魔王めを信じていたとは何と情けないこと。
ああ、神よ! 罪深き我らをどうかお許し下さいませ……!

旅人よ、どんな苦境であろうとも決して希望だけはお忘れにならぬよう……。

マーディラス大神殿
ここはマーディラス大神殿。 神殿の中は安全です。 さあ、早く中へ!
神様もきっとどこかで私達を見守っていてくれるわよね、○○くん。

神殿は何処も無事か。 多生は神様の力も働いてるってわけね。

なあなあ、何しに来たんだ? 忘れ物かあ?

あの真ん中の階段 何処に続いてるんだろ? ま、まさか魔物は出てこないよね。

どうして魔王なんかがこの世にいるんでしょう。 ああ……死にたくないよう。

私の友人の楽師も魔物に殺されました。 骨一つ残さず……ああ!

精霊の力で魔王の正体は暴かれましたが奴に勝つことは出来なかった。
もうこの世はお終いですよ。

神と信じた者は魔王だった。 では本物の神は何処にいるのでしょう。
我らを救っては下さらぬのか……!?

恐れるな。 正しき心の者を神は見捨てることはない。
祈るのだ。 ただひたすらに。 魔王の滅びと世界の平和を我らが神に祈るのだ……。

魔法王国と呼ばれた頃の書物にも魔王を倒す方法は記されておりません。
分かったのは魔王の力が凄まじいものだと言うこと。 それだけです。

この神殿の何処かにかつての大神官様のお墓があるそうだ。
我が墓を求める者はその知恵を示せとは大神官様の遺言。
その墓には大いなる宝が隠されているとの話だが、誰も見つけられないのだ。
像よりは入りて十字を切れ、とは大神官様のお言葉だが一体何のことなのか……。

旅の方ですね。 神殿の扉は常に皆に開かれております。
ここでお休みになりますか?
では、お休みないさいませ……。
それではお気をつけて。

神の石聖風の谷
聖風の谷へようこそ! ここはかつて自由に空を駆けた伝説のリファ族が暮らす谷よ。
……いえ、それは只の伝説では無いのだと、族長様がそう教えて下さいましたわ。
○○くん。 今度こそ本当に魔王を倒す時ね。
私は絶対に負けない……、みんなの期待を背負ってるから。

良かった……。 この辺りも、元の大地に戻ったみたいね。

此処にいるとあの軽い性格の風の精霊を思い出すわ。
でもあの風の精霊も魔王を倒すため真剣に力を貸してくれたのよね。

よりによって、神様に成りすますなんて、あたしは絶対に魔王を許さないわ!

オイラも元は人間じゃなかったけど……、今は人間の気持ちが痛いほど分かるぞ。

そういや、ここも○○くんの島と一緒に落とされたんだったよな。

噂では北方の王国が魔王の手によって滅ぼされたのだそうです。
次には果たして何処が狙われるのか……。 心配で夜も寝られませんわ。

実は先ほど族長様が谷に戻られ、我々の前で話をされたのです。
世界を我がものにしようとする魔王の恐怖と、それに立ち向かう勇敢な戦士達の話でした。

神と信じたあの存在が実は魔王だったとは……!
これでまた何時この谷が襲われるか……! あわわわ!

僕はマイケル。 つい先日彼女に振られたところです。 僕が普通すぎる男なので詰まらないって。
そんなわけで一つ旅でもして男らしさを見せてやろうと思ったのですが、旅は疲れますね。
かといって早くも戻るのは癪だし、どこかに僕が住める町はありませんか?
へえ〜、さすが旅の人ですね。
ではその町に引っ越すことにします。 ありがとうございました。

○○くんさん達。 何故今この地にいらっしゃったのですか?
精霊が力を合わせ魔王の正体を暴いたことは谷の者たちにも伝えました。
神の城も魔王城へと姿を変えたと聞きます。 すでに時は来ているのです。
今魔王に立ち向かうことが出来るのは、誰でもなくあなた達だけ……!
さあ、一刻も早く魔王の元に向かって下さい! 世界に平和を取り戻すのです!

セファーナの姉ちゃん、元気そうで良かったな。 ○○くん。

セファーナさんが谷に戻っているならこの地は何の心配もいらないわね。
○○くん。 私達のすべきことは後たった一つね。

今でもまだ外には魔物が居るのだそうです。
外に行かれるのなら、どうぞお気をつけて……。

せっかく空が綺麗になったのに、まだ悪さをしようとするヤツが居るんだってさ。
あ〜あ……。 僕もブーメランさえあればそんなヤツぶっ倒してやるのになあ。

族長様が言ってました。 何でもかつて村を救った伝説の人が実在していたとか……
それって一体誰のことだろう? フィリア様……かな?

私達がこうしている間にも勇気ある戦士達が恐ろしい魔王と戦っているそうです。

なあ、あんた! 今暇か?
  はい
だったら一緒に祈るんだ! パン! パン! 世界が平和になりますよ〜に!
  いいえ
だったらこんな所でウロチョロしてるんじゃねえ!

風の精霊様にも是非一度お会いしたいけど……、それより今はルンタ君を捜さなきゃ!
ねえ、あなた見なかった? 可愛い小さい子豚なんだけど……

一人はみんなのために! みんなは一人のために! この精神が大切じゃ!
まずはこの辺りのゴミ拾いじゃ。 あんたらもちょっと手伝わんかい。

族長様のお話では私達が伝説として語り継いできたことは、そのほとんどが事実だそうです。
私達の日常の研究などいざとなれば全く役に立たず……。 全く虚しいですね。

何でも空を元に戻すのにあんたらも一役買ったらしいじゃない。
ありがとうね。 今はまだこんな時だけど、あたしは感謝するよ。

世界に魔王が居る限り人々の笑顔も本当の笑顔とは呼べないんだよ。
魔王が居なくなった時こそやっと心から笑える。 その日を楽しみにしているよ。

魔物め! もしも谷に入ってきたらブーメランをお見舞いするぞ! どっからでもかかってこ〜い!

僕らはここで魔物が谷に入ってくるのを防いでるのさ!

空が暗くなったときにはお花も枯れそうだったけど、もうすっかり元気になったわ。

オラはもう神様に頼るのは止めただよ。 道は自分の力で切り拓くだ。

リファ族の神殿
この神殿で目覚めた風の精霊様が神と偽る魔王の正体を暴いたそうです。
けれど、空は青くなったとはいえ、外にはまだ魔物が居ます……
これから世界はどうなってしまうのでしょうね……

ここはリファ族の神殿です。 族長様は先日谷に戻られましたわ。

魔物だけでも恐ろしいのに魔王とかってのが居るんじゃ、もう世界はお終いだ〜!
なあっ! あんたもそう思うだろ!?
  いいえ
いいえ、だとっ!? お前、どうしてそんな出鱈目を言えるんだよお!
  はい
あああっ……! 嘘でも良いから、いいえって答えて欲しかったぜ……。

外に出て空を見上げれば果てしなく続くような青空が広がっているよ。
でもね、これは嵐の前の静けさ……、なぜだかそんな気がするのさ。

この神殿の石像、フィリア様は我らを守る守りの神。 族長様が教えて下さいました。

おお、おお。 覚えておるぞ。 族長様と共に風の精霊様を呼び覚ました旅人じゃな。
リファ族を代表してお願いじゃ。 どうか今後も風の精霊様の力となって下されよ。

族長様から我らリファ族のことをいろいろと聞かせていただきました。
長き歴史に支えられ今日の私達がある……。
そう思うとこの身に流れるリファ族の血を心から誇りに思いますわ。

かつてリファ族を危機から救った伝説の4人の英雄……。
そしてそれと同じ方が今度は世界を救って下さると族長様は仰いました。

何でも俺が寝ている間に族長様がこの神殿に来てたんだってな。

何だい、あんたは? 悪いけど忙しいんだ。 話がしたいなら他を当たっておくれ。

翼の生えた族長様からは美しさだけでなく神々しさも感じました。

この部屋にはちょっとした仕掛けがあってボタンを押すと床が回る仕掛けがあるんです。
すぐそこにあるボタンもそのためのもの。 先に行くなら自分で押して下さいね。

以前神の城に人々が招集されたとき族長様の代理で私が神の城に行ったのです。
あれがまさか魔王の化けた姿だったなんて……。 思いもよりませんでした。

この扉はリファ族にしか開くことが出来ないように作られています。
この先に行かれますか?
ならば少しお待ち下さいね。

精霊たちによって正体を暴かれた魔王を倒すため、戦士が魔王の城に向かったそうだ。
俺達何も出来ない小市民はせめて勇気ある戦士のためにここで勝利を祈ろう。

あなた方は! 族長様と共に風の精霊様を目覚めさせた方々……。
ご存知と思いますが世界は今魔王の恐怖に沈んでいます。
こんな時だというのに私には祈ることしかできないのです…… 虚しいことですわ……。
私にもあなた方のような力があればたとえ無理でも魔王に挑むことが出来ますのに…

風の塔
こっ……ここは、異常有りません!!

おおっ! あなた達は族長と共にこの塔に登られた方々!
見て下さい! 空が元の色を取り戻したのです!

始祖たちの村
ここはリファ族の生まれた村。 今もなおリファ族の血を継ぐ残された最後の村よ。

ここにいてもすごく感じる……、魔王の息吹と……、禍々しい存在感をね。
魔王は神の城のあった場所の地下の方で息づいている。 急いだ方が良さそうだよ。

話は聞いているよ。 精霊の力により地上に巣くう魔王の正体が暴かれたってね。
さあ、今度はあんたらが力を出す番だ。 あたし等もここから見守っているからね。

ああ、あんたらだね。 あの風の精霊様を目覚めさせたとかってのは。
どうだった? 風の精霊様っていい女だっただろ?
  はい
あっはっは! あんたも世渡りが上手いね! そう、何時聞かれても女には綺麗って答えるんだよ。
  いいえ
なんだい……。 あんたも見かけ通りでつまんないヤツだね。

おお、そなた等か! 久しぶりだな!
何をしていたのか、だと? いや……腹が減ったので料理を……、まあ、それは良いではないか。
それはそうと、魔王の正体の明かされた今、こんな所に来て、さては怖じ気づきでもしたのか?
  はい
そうか……。 良くぞ恥じることなく、それを話してくれたな。
無理もない話だ。 何しろ相手は神をも倒した存在……。
だが、これを忘れる出ないぞ。 世界を想うそなた等の気持ちは今や神をも越えたはずだ!
自分を信じ、そして、持てる力の全てを相手にぶつけるのだ!
  いいえ
うむ! 世界を魔王の恐怖から救うことが出来るのはそなた達だけなのだからな!
……私はそなた等の勝利を信じ、ここで祈り続けるのみ……、いや、たまに料理もしたり……
……ともあれ勇気を出し、さあ、今こそ行くが良い!

風の迷宮
 
真実と嘘レブレサック
雰囲気悪いわねえ。 随分やな感じの村だわ。

……村のみんな、一体どうしちまったんだ?
家ん中隠れてんのか? 随分恐がりだなあ。

外には誰もいないのに、じーっと見られてる気がする。 何だか気味が悪いわ。

う、うわあっ!? 化け物め! この村から出てゆけっ!!
え? ちがう? そ、そんなこと言ったって騙されませんよっ!
魔王が神に化けてたんだ。 魔物が人間に化けるくらいどうってこと無いはずです!
何よ、あれ! このあたしの可愛い顔が、どうしたら魔物に見えるのよ!?
むっかつくわね〜っ。 ○○くん! こんな村さっさと出てくわよ!

旅人が魔物の化身、か。 そう思いこむことで身を守っているのね。

……すいませんがねえ、お泊めすることは出来ません。 帰っていただけますか?
オイラ達何にも悪いことしてないのにな。 ○○くん、悲しいなあ。 頼まれたってこんな村泊まるもんですか。 ああ、腹が立つッたら!
しーっ! 静かに!
魔王の手先かも知れないから旅人は追い出せって村長さんの命令なんだよ。
でも、あんた達は魔物なんかに見えないもの。 二階にこっそり泊めたげるよ。
どうだい? 泊まってくかい?
  いいえ
そうかい? 遠慮しなくて良いのに……。
  はい
それじゃ、お休み……。
さあ家の人に見つからないように気を付けていくんだよ。

昔も旅人に化けた魔物がこの村に災いを持ってきた。 絶対泊めるもんか!

……なんだ、あんた達。 外は魔物だらけだってのにどうやって来たんだあ?
まあいい。 用が無いならさっさと出てってくんな。

オラの娘に触るな!
おっと、すまねえなあ。 驚かしちまって。 さあ、さっさと帰った帰った!

うーん、うーん。 ま……魔物が……うーん。 助けて……。

この村はどうかしてますよ! よそ者は魔物の仲間だろうって口もきいてくれないんです!
昔何があったか知らないけど、こんな時こそ助け合わなきゃいけないって言うのに……。

何だか近頃村の人たちが冷たいんですよ。
よそから来た奴等はみんな魔物の手先かも知れないって思ってるみたいで……トホホ。

村の人の気持ちも分からないではないけど、ちょっとやり過ぎよね。
あっ!? みなさん! ……タイミングの悪いときにここへ来ましたね。
魔王が正体を現し、外に魔物が出るようになってからこの村はひどい騒ぎです。
よそ者を魔物の手先として村から追い出そうとしている。
昔神父さんを傷つけたのが旅人に化けた魔物だと思いこんでいるせいでしょう。
悪いことは言わない。 村人に襲われる前にこの村から立ち去ることです。
……何だよ。 ひでえよ。 オイラ達何にもしてねえのに。

何でも余所者のせい。 その根性が腐ってるのよ。
忠告通りここはさっさとこんな村出てきましょ。

! ひいっ!?
あわあわあわ……、し、神父様、お助け下さいーっ!!

教会は神の地上の家。 あ、あなた方が魔物ならばすぐに立ち去りなさい。
さ、さもなくば神の怒りがあなた方を……。 よろしいですね!!

……神父様も神様もこいつ等なんか助けちゃくれないわよ!
……あたし達が、だから、やるしかないのよね。

……何かオイラ悲しくなって来ちゃったよ。

神父様……この村へもう一度お戻り下さい。 魔物達を追い払って下さい。

神様……神様……神様……! わしの一生のお願いですじゃ。 世界を救って下され……。

神様、神父様、どうか今日も一日生き延びられますように……。

神と信じたものが魔王だった。 身に見えるものだけでは真実は分からない……。
あなた方が本当に人間なのかどうかも……。 

教会に併設されたヌルスケの墓から5枚の小さなメダルを手に入れた。  
大人ってだらしないんだもん。 あたし達がこの村を守るのよ!

大人は魔物が来るからって家の外には出ないんだ。
でも、サザムはすごいよ! 一日に三回、村の中をパトロールするんだよ!

よう! 俺の子分達よ! 元気そうだなっ!
大人達は余所者が怪しいなんてバカなこと言ってるけど俺は信じない。
みんなで力を併せなきゃいけないって言うのにさ。 ホントしょうがないよな。
まあ、この村のことは俺様に委せとけよ!

サザムってば、すっかり威張っちゃって。
○○くん、あんたもサザムを見習って少しはしゃんとしなさいよ。

さっすがサザムだよな。 オイラ達も頑張ろうな! ○○くん!

こないだまで大人達も優しかったのに、今じゃあよその人に辛く当たってる。
魔物や魔王も恐いけど、僕は村のみんなの方がずっと恐いよ……。

村の奴等、子供まで怯えさせてどうするってのよ。 どうしようもないバカよね。

きっと平和になれば元の明るい村に戻るわよね、○○くん。

う〜ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜。 神様も〜精霊様も〜魔王には〜敵わなかった〜。
向こうに〜付いた方が〜利口かも〜知れないわね〜。 うふ〜ふ〜ふ〜ふ〜。

! ひいっ! ち、近寄らないでっ!

……このような時に旅人とは。 我が村に何の用ですかな?
申し訳ありませんが今は余所者を泊めることは出来ません。 お引き取りを。

……まあ、しょうがないわよね。 誰だって魔物は怖いもの。

もういいよ、○○くん。 行こうぜ。

山奥の販売所
私は世界のどこかにあるという最強の武器、防具を求めて旅をしているものだ。
言い伝えでは4人の精霊たちがそれらを作ったと言われているのだが何処まで本当のことなのか……。
まるで手掛かりが無いというのも寂しいものよのお……。

海賊とホビットコスタール
何よ○○くん。 こんな時にカジノで遊んでいこうって言うの?
  いいえ
じゃあ、こんな所に何しに来たのよ? 寄り道してる暇なんてないのよ!
  はい
あんたって暢気ね〜。 ホント長生きするわ。

○○くん……。 今はカジノで遊ぶより先にやるべきことがあるんじゃない?

魔王と戦う前にカジノで遊んでくのか? ○○くんも好きだなあ。

我々はコスタール王の命でこの町を守りに来たのだ。

こんな時にカジノに遊びに来たのか? 旅の者は気楽で良いな。

ここはコスタール。 世界中から旅人達が訪れる港町だ。
しかし魔王の恐怖に怯え旅人もめっきり少なくなってしまったよ。

遂にこの武器を取って戦うときが来るのか……。

神は……、真の神はおられないのでしょうか?
魔王を倒し世界を救ってくれる神は……。

国へ戻りたいけど、こんな状態じゃあ帰るに帰れないよ。
くそっ、カジノなんかに遊びに来るんじゃなかった!

話しかけないでおくれ。 俺は眠っていたいんだ。
一眠りして、起きたらきっと……。

やあねえ。 現実から逃げちゃってさ。
○○くん。 あんなの相手にするだけ時間の無駄よ。 無駄。

幾ら眠ったところで今のこの現実は変わらないわ。
ねえ、○○くん。 私達はこの現実を変えるべく努力しましょうよ。

神父様ったらどうかしたのかしら……。
最近は教会のご自分の机の下でごそごそなさったりして様子もおかしいですし…。

消し去られた国の人々はきっと神の正体を知っておったのじゃろうな。
魔王め、何と狡賢い奴なのじゃ!

へえ。 落とされた人たちはみんなアイツが魔王だって知ってたのかあ。
すげえなあ。 オイラなんてちっとも気づかなかったぞ。

まあ、あたしは確かにあの神様は胡散臭いなって最初から睨んでたけどね。

ララ〜魔王を倒せ〜やっつけろ〜ぶちのめせ〜ラ〜ララ〜。
この歌を聞いて魔王をやっつけようって人が現れないですかねえ。
ひっどい歌ねえ。 あんなんじゃ魔王と戦おうって気力も失せちゃうわ。
魔王軍が何時攻めて来るかと思うとビクビクものですよ!

なんてこった! 俺がカジノで儲けられたのは……
神じゃなくて魔王のお陰だったってのか!

神だろうと魔王だろうと儲かったんだから、それで良いじゃない。
そりゃ魔王だったらカジノを止めろなんて言わないよなあ……。

神……いや、魔王か。 魔王に消し去られた島は無事に戻ったらしいな。
だが今のこの地には魔王が……。 果たして戻ったことを喜んで良いのだろうか。

少なくともあたしは戻ってきて良かったわ。
そうでなきゃ魔王と戦うことも出来ないもんね。

オイラはあんな暗い所にいるよりこっちにいた方が良いと思うぞ。

おう、武器をお求めかい。 いいぜ。 じゃんじゃん買ってってくれ!

うちの防具が魔王相手に役に立つか分からないけど…… 良かったら買っていって下さいな。

あっ、あなた方は! ご無事そうで何よりです。
そうだ、あなた方なら! あなた方なら魔王を倒せるんじゃないですか!?
  はい
そうですよね! 頑張って下さい。 応援していますからっ。
  いいえ
済みません、勝手なことを言ってしまって……。 気にしないで下さいね。

神様の正体が魔王だったなんて……。
客足も遠のいちゃったし、魔王め、許さーん!って気分ですよ。

ダーリン、私達魔王にやられて死んじゃうのかな?
でも死んでもきっと天国で一緒に暮らせるよね。

僕には彼女を守れるような力はない。
どうせ死ぬのなら、いっそ……、いや……、でも……。

戦いの前に腹ごしらえだ。 待ってろよ、魔王め!

あんた達も何か食べてくかい?
ただで良いよ。 どうせ客なんて来ないんだから。

カジノで築いたこの財産をどうやって守ればいいのか……。
まずは戦士を雇って……、それから地下に部屋を……。

どんな手段を取ったって相手は魔王ですのよ!
それよりもどこか遠くへ逃げましょう、あなた!

遠くへ逃げるって、一体何処へ逃げるつもりかしら?
世界中の全てが魔王という危機に晒されているのに……。
せめて子供だけでも助けたいんだけど……。 どうしたらいいのか……。

ぐぅぐぅ……。

海から攻めてくるかも知れないからな。 見張りを欠かせないよ。

北の大灯台の聖なる種火はコスタール王が守り抜いたという話です。
さすがコスタール王、先見の明がおありのようです。

神様、神様、どうぞ私達をお救い下さい……。

この炎には神様の力が宿ってるんですよね?
だからこの炎に祈れば本当の神様に通じると思うんですよ!

あれっ? ここの灯台の炎って確か普通の火なんじゃなかったっけ?
ここも寂しくなっちゃったわねー。 仕事変えようかな。

あっ、いらっしゃい。 久しぶりのお客さんだ。 ゆっくりしていってね。

どうしよう……、カジノに来たは良いけど遊んでる場合じゃないよなあ。

はぁ……、暇ねえ。 すっかりお客さんも少なくなっちゃって……。
無理無いわよね。 魔王なんてものがドーンと現れちゃったらねえ。

こんな時だからこそカジノで遊んで不安を吹き飛ばしたいんです。
ほっといて下さい……。

さあさあ、イヤなことはカジノで遊んでパーッと忘れちゃいましょう!

パーッと忘れてる場合じゃないと思うんだけど……。
いらっしゃいませ。 カジノをお楽しみですか?
特別会員の方はバルコニーの踊子に声を掛けて下さいね。

お、俺か? 俺はこのカジノを守りに来たんだ。
決して遊びに来たわけじゃ無いぞ!

あら、あなた方は特別会員の方ね。 じゃあパフパフしましょうか?
じゃあ目をつぶっていてね。
準備はいい? 行くわよ……、それっ!
どうだった? 私のラッパ。 元気が出たでしょ。
お客さんの運が上がるおまじないよ。 良かったらまた来てね!

○○くん。 アンタもっと何か別なこと期待してたんじゃない?
ホントに○○くんってむっつりスケベよね。

……まあ良いわ。 ○○くん、早く行きましょう。

な〜んだ、パフパフってラッパ鳴らすことだったのか。

いらっしゃいませ。 当店では一番人気のラッキーパネルはこちらでお楽しみ下さいね!

いよいよ、あたいの出番がやって来そうだね。
とは言っても魔王軍相手にあたいに何が出来るか怪しいもんだけどさ。

魔王は島や大陸を沈めるだけの力を持って居るんじゃぞ。
わしら人間が敵う相手じゃないんじゃよ。

ああ、もう弱気ねえ。 そんなのやってみなくちゃ分かんないじゃない!
○○くんもそう思うでしょ。
大灯台
へ〜え。 ここが聖なる種火があるって言う大灯台なんだ。

兵士のおっちゃん達、少ない人数で良くここを守ってるもんだなあ。

ここの聖なる種火がなかったら私達未だにあの闇の世界にいたのかしら?

コスタール王の命により一般の方の立ち入りは禁止となっております。
どうしても入るというなら止めはしませんが……。

我々は魔王の手から聖なる種火を守っています。
今まで何度か魔物に襲われましたが全て追い返してやりました。

ふへえ。 おっちゃん達、見かけによらずやるもんだなあ……。
魔王自身が攻めて来たらここを守りきるのはまず無理だろうな。
それでも我々は最後まで戦い抜くぞ!

こんな所に何のご用ですか?
ハッ、まさか魔物! ……じゃあありませんよね……。

ホビット族の洞窟
○○くんはコスタール王やホビットのことを心配してるんだな。

ねえ、○○くん。 いい加減魔王城に向かいましょうよ。

何もこれから魔王と戦おうって時にこんな洞窟に潜ること無いじゃない!

ここはコスタール城。 コスタールの港の民とホビット族が暮らす地下の楽園だ。
しかし今は魔王軍の侵攻に備えて守りを固めているのだ。

ここは我々兵士の詰め所。 お客人の来るところではございません。

いざとなったら俺だって武器を取って戦うさ。
妻と子を守るのは夫として当然のことだろう?

王様はこのことを予見しておられたに違いない。
だからこそ我が国は素早い対応を取ることが出来たのだ。

あ、いらっしゃいませ。 長老様、この奥。

大地を消し去ったのはやはり神などではなく魔の者の仕業であった。
さすが我が王、いち早く神の正体を見抜いて居られたのだな。

へえ。 コスタール王って本当に大した人だったのね。
魔王がいるってことは氷漬けの海賊船の呪いもまだ解けていないのかなあ……。
そっか。 みんなまだマール・デ・ドラゴーンが復活したって知らねえんだな。
コスタール王を信じたわしの目に狂いはなかったな。
じゃが問題はこれからじゃ。 魔王という存在をどうすれば良いのかわしには分からんよ。

私の目を見ろ。
……ふむ。 どうやら魔物が化けているのでは無さそうだな。
どんなに上手く化けても目を見れば分かる。 魔物の目は濁っているからな。

あら? あたしがあまりにも人間離れして美しいから魔物と疑われちゃったのね。
コスタール王の玉座の間へようこそ! 旅の方は何時でも歓迎いたします。

何が起ころうともコスタール王は我々がお守りいたします!

なるほど魔王だったのであれば大地を人間ごと消し去ることに何のためらいも無いはず。
恐ろしい相手ですが、我々は絶対に諦めたりはしませんよ!

神の曲が作れなかったのは私に才能が無かったからじゃなかったんですね。
正体が魔王だったんじゃ、誰だって無理ですよ!

我が王のおちゃらけた言葉遣いをここ暫く聞いていない。
早く平和を取り戻していつもの王に戻っていただきたいものだ。

我がコスタールは魔王に対するべく用意を調えているところだ。
だがこちらから打って出るだけの戦力はとても集まりそうにない。

そなた達か。 見ての通り我が国の守りは出来るだけ固めてあるが……
魔王の軍隊に対してどれだけ効果があるのかはわしにも分からぬ。
もしかしたら全て無駄なことなのかも知れぬ。
……そなた達は行くのだろう? 魔王の元へ。 魔王を倒すために。
わしは何もしてやれぬがここで祈っておるよ。 そなた達の無事をな。

王様は神の城で初めて会ったときから神の正体にそれとなく気づいたのでしょう。
とはいえ、私達の力ではこの国を守るので精一杯なのです。

よりによって神が魔王だったなんてねえ。
これはちょっとあたしには予想も出来なかったよ。

最近の父上ピリピリしていてちょっと恐いんだ。
魔王って言うのとどっちが恐いかなあ。

ここだけの話だが……
魔王が本気を出したらこのコスタールの兵士達なんて相手にもならないんだろうな。

すう、すう……。

あたいも一応戦士だからね。 この部屋はあたいが守るよ。

何で魔王は神になんて化ける気になったんだろうねえ。
そんな回りくどいことをしなくたって良いだろうに。

あたしが思うに魔王は人々を油断させておいて一気にやるつもりだったんじゃ。
あるいは希望を与えて置いて絶望に叩き落として人々の気力を削ごうとしたのかもな。

ぐうぐぅ……。

保存食は沢山作ったわ。 しばらくは外に出れなくても暮らしていけるわよ。

北の大灯台はすでに何度か魔王軍に襲われたらしい。
しかし我らの仲間が何とか退けたようだ。

武器や防具を売るなって偽の神様が言ったのはどうしてかしらね。
魔王も自分の仲間の魔物が倒されるのはイヤなのかしらね?

何と神の復活が魔王のまやかしだったとは!
知らなかったとはいえ多くのものが魔王を神と崇めたことでしょう。
ひょっとすると魔王はそれで力を高めようとしていたのかも知れませんね。

そうかしら? それって深読みのしすぎじゃない?
あたしは魔王って単にちやほやされてみたかっただけだと思うんだけど……。
ここから先は光ゴケの入り江に向かう洞窟です。
我らの太陽光ゴケのお陰で、こうして洞窟でも暮らすことが出来るのです。
そして光ゴケがこの世にあるのは遙か昔の旅の勇者の働きのお陰とか。

天上の神殿天上の神殿
我ら神の兵の神殿へようこそお出で下さいました。
つい数年前、我々が、そして世界中の民が神の復活を喜び合ったというのに…
まさか魔王が神の名を騙っていたとは!
ここには魔王の奴も悪さしなかったみたいだな。 よかったぁ。

もし私達が魔王を倒すことが出来たら。
この神殿の人たちも地上で暮らすことが出来るのかしら? 神殿の人たちも何だか不安そうね。 ……無理もないけど。

この神殿に来るとさあ気持ちが落ち着くんだよな。 良し! 気合いを入れていこうぜ!

何という恐ろしい響きでしょう!
あの地の底から聞こえるような邪悪な鼓動。
我らが神はあの邪悪なる魔王により滅ぼされたというのでしょうか…。

あたし頑張ってお勉強して長老様みたいに立派な神官になるの!
そしたら魔王だって倒せるよね!

ユバールの一族やメルビン様や○○くん様達。
皆さんの長い間の努力が実現したというのに…。
ただ魔王に利用されていただけなんてとても信じられませんわ。

神の復活の儀式は全て定められたとおり行われたわ。
だからもしかしたら……。 ううん、何でもないわ。

あんなに苦労したのに何にもならなかったなんて確かに癪だわね。

神の石、そして皆様の努力がかつて生み出した奇跡。 今はただそれを信じましょう。

我ら神の兵としての記憶は時代と共に少しずつ失われつつある。
神はやはり魔王に滅ぼされてしまったのであろうか。

神殿を浮き上がらせている神の石はそれぞれの力が影響し合って成長します。
しかし最近見つけた古代の書物に拠れば神の亡き後は神の石の力も失われる…、とあるのです。
ならば今光を放つ神の石、そしてあなた方の飛行石は何故力を失わないのでしょう。

ようこそ、神の兵の神殿へ! 神の存在せぬ今、あなた方が人々の最後の光です。

そっちに浮かんでいるの、でっかい岩だよね。
だったらお兄ちゃん達が魔王を倒しに行ってくれるんだよね?
  いいえ
なあんだ…、そういうの宝の持ち腐れって言うんだよ。
  はい
やったあ! 頑張ってね!

何時かこんな日が来るなどと一体誰が予想したじゃろうか?
我ら神の兵の生き残りはこうして地上の人々が苦しむのを見ているしか無いのかのう…。

○○くんが力の盾を、マリベルはプリンセスローブを購入。  僕たちの世代にはもう神の兵としての力は受け継がれておりません。
これはきっと平和の時が近づいていることの証だと思っていたのですが…。

私達の夢は何時か平和な大地に足を降ろして何処までも歩き続けることよ。

ここ遙か上空からでも私達は神の石の力で地上を眺めることが出来ます。
初めたった一つの島だった世界が今やこんなにも大地を取り戻しました。
なのに今になって魔王がその刃を世界に向けるなんて。
何という邪悪な心の持ち主! ああ、どうか○○くん様、人々を救って下さいまし!

あんたと旅を始めた時世界にはエスタード島たった一つしかなかったわ。
それをあたし達が苦労して取り戻したのよ。 魔王なんかに渡すもんですか!
神の兵の力が失われてゆこうとも、その心は私の物だ。
この先どんなことがあってもこの誇りを忘れることはないだろう。

わしゃ、もう耳も目も効かぬ老いぼれじゃが、お前さん達の命の音は感じるぞい。
そしてその音がお前さん達を誘っておるのもな。

今はただ神の残した奇跡をひたすら信じて祈るしかない。
しかし神も滅んでしまったと思われる今、その奇跡が夢で終わらねば良いが…。

あの人の祈りを無駄にしちゃいけないわ。
○○くん、出きるだけ頑張ってみましょう。

あたしは弱気になんかならないわ。
このマリベル様に不可能なことは無いんだから。 最後に笑うのはあたし達よ。

あなた方は世界に希望をもたらす人々。
滅んだかと思われた英雄メルビン様を復活させ、そしてまた、神の石までも……
あなた方はもしや神の使いなのではありませぬか?
さすれば神の亡き今もそのお力が生きていると思えてならないのです。
まっ、私の美しさは神の使いと間違われてもしょうがないわよね。

へへっ、○○くん。 あんまり褒められるとくすぐったいな!

…………。
……初めは小さな光だったあなた方の存在がやがて大きな希望を生み出しました。
あなた方が遙かなる時を越えなさってきた努力は決して無駄ではなかったはず。
世界にはあなた方の力が必要です。 飛空石と共に行くべき道へお進み下さい。
世界があたしを必要としている……。
ふふん、そうこなくっちゃ! 行くわよ、○○くん。 魔王をやっつけてやるんだから。
ルーメン モンスターパーク
お前さん達か……。 やや! 今日は変わった物を持ってきたようじゃのう。
なんとそれは、魔物の生息図ではないか! いや、ありがたい!
これがあればこのパークに新しいエリアを作ることが出来るじゃろう。
そこにはどんなモンスターが暮らせるのかのう。 楽しみなことじゃわい。
モンスターの宿舎が4棟に増築。
海底王の宮殿
 
アイラはLv37で、賢者の Lv5 ウィザードになって、ベホマラーの呪文を覚えて、板に付いてきた。
ガボはLv38で、勇者の Lv5 大陸勇者になって、凍てつく波動の特技を覚えて、板に付いてきた。
○○くんはLv40で、賢者の Lv5 ウィザードになって、板に付いてきた。
アイラはLv37で、賢者の Lv6 ハイウィザードになって、ザオリクの呪文を覚えた。
マリベルはLv36で、パラディンの Lv8 ホーリーナイトになって、グランドクロスの特技を覚えた。
  マリベルはLv36で戦士の Lv1 見習いに転職した。
ガボはLv38で、勇者の Lv6 世界の勇者になって、ギガデインの呪文を覚えた。
マリベルはLv36で、戦士の Lv2 修行中になって、気合いための特技を覚えた。
マリベルはLv36で、戦士の Lv3 いっぱしになった。
○○くんはLv40で、賢者の Lv6 ハイウィザードになった。
マリベルはLv36で、戦士の Lv4 ベテランになって疾風突きの特技を覚えた。
ミハル(旧姓アイラ)はLv38で、賢者の Lv7 アークウィザードになって、召喚の特技を覚えた。
ガボはLv38で、勇者の Lv7 真の勇者になった。
マリベルはLv37で、戦士の Lv5 凄腕になって、板に付いてきた。
マリベルはLv37で、戦士の Lv6 達人になって、ドラゴン斬りの特技を覚えた。
○○くんはLv41で、賢者の Lv7 アークウィザードになって、召喚の特技を覚えた。
ミハルはLv39で、賢者の Lv8 スペルエンペラーになって、イオナズンの呪文を覚えた。
  ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv1 修行中になった。 ミハルは瞑想の特技を覚えた。
ガボはLv39で、勇者の Lv8 宇宙ヒーローになって、ミナデインの呪文を覚えた。
  ガボはLv40で、ガボは船乗りの Lv1 甲板掃除になった。
マリベルはLv38で、戦士の Lv7 剣豪になった。
ガボはLv40で、船乗りの Lv2 錨揚げになって、網縄の特技を覚えた。
ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv2 放浪人になって、ザラキーマの呪文を覚えた。
ガボはLv40で、船乗りの Lv3 漕ぎ手になって、体当たりの特技を覚えた。
○○くんはLv41で、賢者の Lv8 スペルエンペラーになって、イオナズンの呪文を覚えた。
  ○○くんはLv41で、魔法戦士の Lv1 メラファイターになった。 マホカンタの呪文を覚えた。
マリベルはLv38で、戦士の Lv8 ソードマスターになって、魔神斬りの特技を覚えた。
  マリベルはLv38で、魔法戦士 Lv1 メラファイターになった。 マホカンタの呪文を覚えた。

針千モグラが炎の火山で懐いてきた。
ドラグナーがフォロッド城の東方で懐いてきた。
スライムエンペラーがピラミッドで懐いてきた。
魔界軍師がピラミッドで懐いてきた。
スライムがクレージュで懐いてきた。
ヘルバイパーが魔空間の神殿4Fで懐いてきた。
魔道兵がハーメリア近郊で懐いてきた。
ランプの魔王が、風の塔で懐いてきた。
地獄の番犬が、レブレサックで懐いてきた。
スライムベホマズンが、クレージュで懐いてきた。
スライムが、クレージュで懐いてきた。

雨乞いの島○○くんバーグ
移民は大歓迎さ。 何たって○○くんバーグは移民達が作った町なんだからね。

皆さんはご存知ですか? シムという老人がこの町の発展に力を尽くしたことを。

あたしゃ、この町の人間の食いっぷりは世界一だと思うよ。
ここで飯が炊けてあたしゃ幸せだよ。

この町を見ていると人間の力の偉大さってものを教えられる気持ちになるわ。

うはあ! すげえなあ。 なんか水路まで出来てるぞ。

何だかすごいわねえ。 最初の頃の寂しい様子が嘘みたいだわ。

魔法の鍵でインテリ眼鏡を見つけた。 
壺の中にアミット煎餅を見つけた。
地下牢の壺から小さなメダルと力の種を、宝の箱から力の指輪呪いのランプの心を見つけた。
道具屋の樽から毒消し草、壺から骨付き肉を見つけた。
武器屋の壺から小さなメダルを見つけた。
教会の壺から不思議の木の実を見つけた。

シムシティの記録(10)

○○くんバーグ 住民一覧
名前職業出身地備考転出
ナサカ学者グランエスタードちょっと変わった学者先生だ 
レルナシスターウッドパルナ人々の心から不安を取り払うのが生き甲斐なのです 
シン神父フォーリッシュ充実した日々を送っています 
ハルッセ商人メモリアリーフこの町気に入りましたよ! あ〜 いらっしゃい! 商売始めないの? 
ランダ踊り子メザレ町の皆は優しいし踊りで食べていけるし 後は良い男を見つけて…… 
エレナ踊り子メザレ今夜のステージ見に来てね 
トンヌラ旅の商人ダーマ神殿越してきたお陰で商売も順調です 
ファンブ神父エンゴウおう、あなた方はあのときの…… またも道ならぬ恋を…… 私の想いを叶え給え 
ロイスシスターメモリアリーフシスターの仕事の大切さが分かってきたの いつかはママの所に帰るつもり 
10アキム商人エンゴウおかげさまで何とかこうして暮らしていますよ 
11リリー踊り子フォーリッシュ踊りの勉強は大変だけど頑張れるような気がするの 
12リリカバニーメザレあんまり素敵な人いないけど、
うるさく言う人もいないし意外と快適
 
13スザナ踊り子フォーリッシュ夜が待ち遠しいな みんなに見て貰いたいわ 
14ルシールバニーグランエスタードこの町でもみんなにバニーって呼ばれる! 
15セーラシスター祠の教会良い町を紹介していただいて感謝していますわ 
16ルーベル旅の商人ハーメリアこの町に落ち着いてからは体の調子もいいんです 
17フランド神父ルーメン私はルーメンにいた偉大なる神父です ふっふっふ。 
18サファイアバニーオルフィー私は世界一のバニーを目指す この町は好きなんだけど道は遠くて険しいわ 
19セヴシスターリートルード以前は人も魔物も同じ命と思っていましたが……
この町に来る途中魔物に襲われすっかり考えが変わりました。
魔物はやっぱり人間の敵です! あなた方も世界の平和のためにどんどん倒してください!
 
20ヅナロ商人グランエスタードいやあ、なかなか良い店というものは見つかりませんなあ 
21フジッサ神父リファ族の神殿今では神父として頑張っています! 良い町を教えてくれてありがとう! 
22ハンニバル商人グランエスタードやあ! 久しぶりだな。 グランエスタードにいた時とは僕見違えただろ? ふふんっ。 
23ザイン戦士エンゴウこの町で雇われている 
24ブロアム戦士炎の山エンゴウの火の山から用心棒としてここに来たんだ 
25ロンメル戦士エンゴウこの町気に入りましたよ。 何しろ親父が居ない! まさに天国です 
26ビーン農夫ルーメン今はこの町で一生懸命働いているだよ 
27バクルマーディラス町も僕もこれからどんどん立派になっていく。 すごく楽しみなんだ。New
28タンシオウシ大地の精霊像モー? ブオモ〜ン。New
29オマリー旅の商人マーディラスこの町でとても幸せに暮らしています。New
30マイケル聖風の谷僕は聖風の谷にいたマイケル。 普通の男だった僕もこの町で一皮むけた気がします。New
番外井戸男ただ今井戸水の安全性を確かめるための水質調査を行ってます。
番外犯罪者ここでは心を入れ替えて真人間になるつもりだったのにまたぶち込まれちまったい。

道具屋
薬草8 
毒消し草10 
満月草30New
まだら蜘蛛糸35New
聖水20 
防具屋
鉄の鎧3300New
シルバーメイル9100New
刃の鎧6500New
ホワイトシールド2000New
氷の盾3800New
鉄仮面3500New
武器屋
鋼の剣2800New
バトルアックス6500New
賢者の杖15000New
妖精の剣8500New

シム爺の日記
○月×日
わしは常に都会化計画のことを考えとるんじゃ。
来たにみんなの憩いの場を建てて地面は石畳で舗装し町の周りには水路を巡らせる。
これで若者が喜びそうな都会らしい町並みになったじゃろうて。 カモンカモンぴちぴちギャル!
 
移民の日記
町を発展させる案として商人を多く連れてきて商店街を建設するという意見があった。

町を石畳で覆うなどけしからん話だ。 家を潰して畑を作れ。 みんなで野菜を作って暮らそう!と言う意見もちらほらあった。

宿屋のノート
前に来たときはぱっとしない田舎町だったのに、いつの間にか都会になっちまったなあ。
 
ycodeのコメント
本当に久しぶりに世界をまわったら、久しぶりに移民が大勢でました。 時間をおいたのが良かったのか、 それともラストダンジョンの直前に町が拡大するようプログラムされているのか?

 

 


   なぞの神殿で保存。 885:04  Lv41  29824G

メダル王の城
メダル90枚を集めた褒美:メタルキングの盾(あらゆるダメージを軽くできる)
メダル95枚を集めた褒美:不思議なボレロ(受けた魔法のMPをたまに吸収する服)
現在95枚:後5枚で不思議な石版?

謎の神殿 B1F
羽根の生えた石像に守られた台座に不思議な石版?を1枚セット(小さいのが後3枚必要)

謎の神殿 B2F
真ん中に石版を1枚セット(DQ7のロゴがあしらわれている)

石版が一枚余っているため、これ以外にも台座が存在するかも知れない。


過去の世界を巡る

英雄と宝珠 石版黄1 ウッドパルナ
村人の応答は依然と変わらないため、以降の過去の村の巡回を中止。 
フィッシュベルで両親に挨拶してから、いよいよ、魔王退治に向けてラストダンジョンへ出発!
でも、謎の石版の台座があるから、まだ実は先は長いのかしら?
スライムが、ウッドパルナ近郊で懐いてきた。

ダークパレス

(旧クリスタルパレス)
屋上
穴から落ちると、神の謁見場に移動。 穴ではなく外に落ちる選択肢もある。
9F
神の謁見場
8F
 
7F
 
6F
出口で行き止まり! リレミトで脱出。 再び侵入を謀る。

屋上
今度は外周部から落下し、7Fへ。
7F
仮眠室のタンスからシルクのビスチェを発見。
6F
 
5F
元地下牢の跡。 中央に巨大な穴。
4F
 
3F
ラーの鏡を手に入れる。
2F
中央に魔法陣が点滅している。 ダメージがあるのか? 中心に立っても何も起こらない。
外周の宝箱から小さなメダルを手に入れた。
1F
中央に巨大な玉座。
B1F
階段と穴。 階段を下りると宝の箱に化けたパンドラボックス。
B2F
下り階段、小さなメダル。
B3F
魔王宮の床と柱が息づいている。
B3F
 
B4F
触手に吸い取られるとB3FまたはB5F等に移動する。
B5Fの宝の箱に命の指輪
宝の箱から世界樹の葉
中央の洞穴からB5へ降りる。
B5F
蠢くテントと、多数の繭玉。 
一番奥のテントの繭玉を壊していくと奥に進む道が現れる。

動く歩道が張り巡らされた迷路。 宝の箱から魔物の生息図。
中央付近の穴からはいると巨大なプールと両側には毒々しい色のイソギンチャク。
水を抜かないと先に進めないのかな?

暫く行き来するも、他に道がない。 水のアミュレットを使ってみると・・・。
水が二つに割れ、水底の穴<激流の洞窟>に吸い込まれていく。

激流の洞窟1F
下への階段が2つと宝の箱(不思議な石版?)。
激流の洞窟B2F
水が落ち込む渦がある。 渦に触れると体力が回復する。  ワープする先は・・・。 エレベーターを上がっていくと魔王の前に出る。
ここまで来るとリレミトが効かない。

魔王との再会
我は魔族の王にして絶対無比の存在なりき……。
万物の長たるは我以外には無し。 神に作られし木偶人形どもよ。 まだそれが分からぬのか。
かつてお前達が神と崇めし者は我が永劫の闇に葬り去った。
愚かなる者よ、そなた等に我を崇める他、生きる道はないのだ。
我が名はオルゴ・デミーラ。 万物の王にして天地を束ねる者。
さあ、来るが良い。 我が名をそなた等の骸に永遠に刻み込んでやろう。

戦闘開始
初めは龍の姿。 やがて翼を生やした悪魔の姿に変身。 次の変身で姿が崩れる。 足が崩れる。  肉片を飛ばしてドゴロクを生成。 もうMPがない。 肉片を飛ばしてブロブロスを生成。 

・・・全滅した。 
別ファイルで保存。

土のアミュレット
今度は土のアミュレットを使ってみる。 正面の獅子像が崩れ、洞窟が開く。
死地の洞窟B1で宝の箱から、ガイアーラの鎧小さなメダルを手に入れた。
  ガイアーラの鎧は重要アイテムで○○くんだけが装着可能。 炎に対する防御効果。

洞窟の最奥に砂地が吸い込まれるポイントがある・・・。 

でも一度戻れないかな? アミュレットは後2つあるし・・・。
  ……やっぱり戻れないね。 魔王に負けないとアイテム集められないのかな?
  リレミトで戻れた!

炎のアミュレット
炎が右側のイソギンチャクを焼き尽くし、洞窟が開く。
業火の洞窟1Fでフエーゴの兜を見つけた。  宝の箱はこれだけ。

風のアミュレット
竜巻に巻き上げられて上方に飛ばされる。 風の迷宮と同じような迷路だね。
端っこに丸いグレーの風車を模したようなマークが一つ付いている。 調べても何も出ないけど何だろう?

宝の箱からトルナードの盾を見つけた。

丸い穴から落ちて、次いで四角い穴に落ちる。

烈風の神殿内部、突き当たりに風車のマーク。 くぐり抜けると、魔王の元へのワープポイント。
リレミト。

リベンジ
水のアミュレットを使ってもう一度、魔王に挑む。 

今回はMP回復のため魔法の聖水と、世界樹の葉、世界樹のしずくを装備しています。

我が名はオルゴ・デミーラ。 万物の王にして天地を束ねる者。
愚かなる者よ、そなた等に我を崇める他、生きる道はないのだ。
何度我に挑もうとも同じこと。
その愚かさを死をもって償うが良い!

第一形態
 
第二形態
オホホホ。 それで私を倒したつもり? お馬鹿さんにも程があるわね。
私の美しさは不滅なのよ。 さあ、坊やいらっしゃい。 美とは何かを教えてあげるわよ。

第三形態
ぐははははっ! 往生際の悪い奴等め!
だが、そろそろ終わりにしよう。 所詮神が造りし木偶人形。 この俺様の敵ではないわ!
遂に本気を出してきたわ。 さあ、やるわよ、○○くん。

途中からミハルが混乱したままです。 それで呪文使えるのはMP残っているマリベルだけ!

第四形態
グゲゴゴゴゴゴ……。 身体が…、身体が… 崩れてゆく…。 おのれ…、よくもやってくれたな。
許さぬ…、許さぬぞ……。
デミーラは肉片を飛ばしてブロブロスとドゴロクを生み出す。
ミハル、早く正気に戻って!

最期
ウググググ……。 わ、我は…、万物の王にして……、天地の す、全てを束ねる者……
その我が、何故に、こ、このような木偶人形どもに……。
わ、我の身体が崩れてゆく……。
な、何故だ! も、もしや神がそなた等に…、うぐっ!!

○○くんはLv41で、魔法戦士の Lv2 バイキルターになって、火炎斬りの特技を覚えた。
マリベルはLv38で、魔法戦士の Lv2 バイキルターになって、火炎斬りの特技を覚えた。
ガボはLv40で、船乗りの Lv4 舵取りになって、海鳥の目の特技を覚えた。
○○くんはLv41で、魔法戦士の Lv3 デインキラーになって、稲妻斬りの特技を覚えた。
マリベルはLv38で、魔法戦士の Lv3 デインキラーになって、稲妻斬りの特技を覚えた。
ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv3 流離い坊主になって、マグマの特技を覚えた。
ガボはLv40で、船乗りの Lv5 航海士になって、板に付いてきた。
ガボはLv40で、船乗りの Lv6 操舵長になって、キアリクの呪文を覚えた。
○○くんはLv41で、魔法戦士の Lv4 スペルキラーになって、バイキルトの呪文を覚えた。
マリベルはLv38で、魔法戦士の Lv4 スペルキラーになって、バイキルトの呪文を覚えた。
ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv4 山籠もりになって、鳴動風魔の特技を覚えた。
ガボはLv41で、船乗りの Lv7 船長になった。
○○くんはLv43で、魔法戦士の Lv5 ブリザーダーになって、マヒャド斬りの特技を覚え、板に付いてきた。
マリベルはLv40で、魔法戦士の Lv5 ブリザーダーになって、マヒャド斬りの特技を覚え、板に付いてきた。
ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv5 山伏になって、煉獄火災の特技を覚えて、板に付いてきた。
ガボはLv42で、船乗りの Lv8 船団長になって、津波の特技を覚えた。
ミハルはLv39で、天地雷鳴士の Lv6 修験者になって、凍てつく波動の特技を覚えた。
  ガボはLv42で、海賊の Lv1 荒くれ者になった。
○○くんはLv43で、魔法戦士の Lv6 バシファイターになって、バシルーラの呪文を覚えた。
マリベルはLv41で、魔法戦士の Lv6 バシファイターになって、バシルーラの呪文を覚えた。
ガボはLv42で、海賊の Lv2 艀番になって、追い風の特技を覚えた。

ドラゴンコープスが、7Fで懐いてきた。
デスクリーチャーが、B5Fで懐いてきた。
暗黒つむりが、死地の洞窟1Fで懐いてきた。
ホールファントムが、死地の洞窟1Fで懐いてきた。
ヘルバトラーが、2Fで懐いてきた。

ネクロバルサは、嘆きの盾の入った宝の箱を落としていった。
ホラーウォーカーはパーティドレスの入った宝の箱を落としていった。


天空の神殿
○○くん殿! そして、お仲間の皆さん!
我々は、いえ、世界中の人々がどんなにこの時を喜び合っていることでしょう!
この天に浮かぶ神殿からも世界中の大地が生き生きと輝き始めたのが分かります。
さあ、どうぞ、中へ! 我ら神の兵、心よりの感謝をもって皆様をお待ちしておりました。
世界中の人だけじゃなくて動物も魚もみーんないっぱい喜んでるぞ!

うふふっ、○○くん。 あなた自分がどのくらい凄い事をやったか分かってる?

あたし、ちょっとだけあんたのこと見直したわ。 ○○くん。

あなたもこの音無き音楽が聞こえますね?
そら、あの輝かしき命の音。 まるで世界中が幸せに震えているようです。
あなた方はこの素晴らしき音楽を生み出した詩人。 心より尊敬申し上げます。
命の音……、私にも聞こえるわ、○○くん。
世界に溢れる命の音。 その声なき音楽に合わせて今すぐにでも踊り出したいわ。

神殿のみんなも嬉しそうな顔してんな! オイラも嬉しいぞ〜!!

○○くん、あたし達、本当に魔王を倒したのよね。 本当にやったのよね?
何だか……、夢みたい。

私達の夢は何時か平和な大地に足を降ろして何処までも歩き続けること…
でも、それももう夢じゃないのね! ああ、○○くんさん…そして、皆さん、本当にありがとうございました!
この神殿の人たちが一番この日を待ちわびていたことでしょう。
そして、私達ユバールの民も……。
僕達はこの空の上の神殿で生まれ、そして今までずっとここで生きてきました。
ああ! あの広い世界にはどんなことが待っているのだろう! もうワクワクして堪りません。
世界中にはいーっぱい、ワクワクするようなことあるよな! なっ、○○くん。
天空の神殿 内部
○○くん殿! 遂にやったでござるな!
つい先ほどこの神殿に不思議な力で導かれ、皆を待っていたでござるよ。
あの許されざるべき魔王を○○くんが倒すその場に立ち会えなかったのは残念じゃが…
このメルビン、しかと心の目で皆の戦いを見届けたでござる。
さあ、○○くん殿、神官殿がお待ちですぞ。

……。
…ああ、この胸を締め付ける喜びを…、どうしたらあなた方に伝えられるでしょう。
あなた方に託された小さな運命の光。 それがこんなにも偉大なる平和を生み出しました。
皆さんの今までの必死の努力には、神の存在も奇跡ももはや何の意味もないこと…。
あなた方は自分の力で道を切り開き、そして人々を導いたのです。
さあ、お行きなさい。 あなた方を待つ人々の元へ。
そして、お帰りなさい。 あなた方の愛する人々の元へ…。

難しくてオイラよく分かんねえけど、褒められたんだよな?

急にパパとママの顔を見たくなっちゃったわ。

私の帰る場所はグランエスタードの王様や姫様の元よ。
○○くんのこともきっと村中みんなが首を長くして待ってると思うわ。

あなた方は英雄メルビン様を復活させ、そして世界中に大地を取り戻し…、
更に、あの敵無き魔王オルゴ・デミーラまでも滅ぼした。
もしや、あなた方こそ神なのではありませぬか。
まっ、あたしの美しさは神様と間違えるのも無理無いけどね。 うふっ。
ああ、○○くん様! メルビン様! 地上の人々のあんなにも幸せな思いが伝わってきます。
どうもありがとうございました!

皆様は真の勇気を持つ人達ね。 何時か神殿の図書館にある古文書で読んだことがあります。
真の勇気はどんな障害にも打ち勝つ力を持っているって。

我々神の兵の生き残りはこれから何処へ漂うべきか?
しかし、今しばらくは何も考えずにこの幸せに浸っていたいものだ。
○○くん殿、そして皆さん、本当にありがとうございました。

わしゃ、もう耳も目も効かぬ老いぼれじゃが、神が何処かに居られるのだけは感じるぞい。
そして神や精霊たちがお前さん達を見守って居られるのもな。

精霊のみんなにももっぺん合いてえなあ〜。 何処で何してんのかな?
○○くん様、皆様、あなた方こそ真の神の兵です! ありがとうございました!

今も光を放つ神の石。 そしてあなた方の飛空石も未だに力を失っていません。
ならば神は今も必ず何処かに居られると信じ私は研究を続けてきました。
しかしこの平和があるなら真実なんてどうだって良いじゃありませんか! …ねえ。

○○くん殿。 我々神の兵の使命は今日のこの日まで神の石を守り続けることでした。
しかしこれからは我々の進むべき道を探さねばなりません。
○○くん殿に負けないよう我々も頑張りますよ。 わっはっは!
ん? おお、どうやら浮島が皆さんをお迎えに来たようですな。
さあ、○○くん殿。 あなた方を待っている人々が沢山居られるはず。
どうかお元気で。 我々も皆さんのことは決して忘れません。

世界中が私を待ってる……。
ああ、ゾクゾクしちゃう!

この神殿ってホント不思議な所だよな〜。

○○くん殿、そして皆さん、浮島が皆様を飛空石までお送りいたします。
出発のご準備はよろしいですか?
では、どうかお気をつけて。

○○くんどの! 申し訳ないがわしはここで失礼するでござるよ!

ちょ、ちょっと! メルビン! 何言ってんの!?
皆には本当に世話になったでござる。
しかしわしは本来○○くん殿や皆とは違う時代の流れを生きた人間。
済まぬが皆とはここでお別れするでござる。

はあはあ…、メルビン様! 私にはどうもよく分からないのですが…
神殿の神の石が貴方に語りかけようとしている様なのです。

…そうか。 うむ。 今行くでござる。
○○くん殿。 そして、皆。 これまで共に旅が出来て本当に楽しかったでござるよ。
○○くん殿ならわしの気持ちを分かってくれるでござろう?
   はい
○○くん殿! 本当に礼を申し上げる! どうかお元気でいて下され!

メルビンと分かれた後、自動運転の飛空石に乗って南西へ向かう。

ダーマ神殿
ありがとうございます。 皆さん。 今度は皆さんの力を人々のために役立ててください。
力仕事でならオイラはみんなの役に立つ自信があるぞ!

そっか……魔物との戦いはもう終わったんだものね。
私も次に進むべき道を決めないといけないわね。

魔王をも打ち倒す力が必ず人間に秘められているとわしは堅く信じて居った。
だが秘められた力を引き出せるのは日々の修行を欠かさなかった者だけだ。
魔王は滅びたが、兎に角人の世は争いに事欠かん。
どうかそなた達の力を平和のために役立てて欲しい。
再びそなたが生き方に迷いし時は何時なりともダーマを訪れるが良い。
ご苦労であったな、○○くん。 さあ、もう行くが良い。 皆が帰りを待っている。

これは夢なんかじゃなく、皆さんは本当に魔王を滅ぼしたんですよね?
   いいえ
冗談がきついな。 皆さんの顔を見れば、今のが嘘だって直ぐに分かりますよ。
   はい
ああ、良かった! ありがとう、皆さん。 これで安心して生きていけます。

遂にやりましたね! 今度こそ世界は真の平和を取り戻したんですね。

一度失ったからこそ平和であることの有難味が身にしみて分かりました。

感じるわ。 人々から注がれる熱い視線はあたしに集中してるようね。

みんなニコニコしているぞ。 よーし、負けないようにオイラ達ももっともっとニコニコしようぜ。

みんなの喜ぶ顔を見ているとこっちまで嬉しくなっちゃうわね。

ひょっひょっひょ。 わしの思った通りじゃて。
この世の闇を払い世界を光で満たしてくれる者はお前達だと占いにも出ておったんじゃ。

ありがとうございます。 世界が滅びを免れたのも皆様方のお陰です。

あの魔王より強いだなんてすげえお人だなや。

オイラ達はあの魔王に勝っちまったんだもんな。
てことは、もうこの世界にはオイラ達より強い奴は居ないって事か?

あの魔王を倒したって事で特別な目で見られるのはちょっとイヤかも……。

よっ、有名人! 感謝してるぜ、○○くんさん。

全て皆さんのおかげです。 平和な世界をありがとう。

復活した神が魔王だと分かった時私とってもショックだったわ。
だけどその苦しさがあったからこそ平和になったときの喜びが、ひとしおなのね。

商売も大切だが、今はみんなと平和になったことの喜びを分かち合いたいんです。

魔王が滅びることはわしがギャルになったときから決まっておったんじゃい!

ううっ。 気持ち悪い。 レオタードを着たお爺さんなんてもう二度と見たくないわ。

ダメよ、変な目で見ちゃ。 あのお爺さんはああやって女装するのが趣味なんだから。
こう言うときは遠くから生暖かい目で見守ってやるのが大人としての優しさなのよ。

爺さんがギャルになったから、わしも釣り合いをとるためにナイスガイに転職すべきかのう?
   はい
そんな、殺生な……。
   いいえ
じゃが、ギャルになった爺さんが若いモンを相手に浮気をしそうでわしは心配でのう……。

私達にはお婆さんが無事にナイスガイになれるように祈ること位しか出来ないわね。
おおっ、お前達! こんな所で会えるとは夢にも思わなんだぞ。
魔王が滅んだと聞きこれから息子と共に魔王城を見学しに行くところなのだよ。
行ってみてもし気に入ったら、魔王城をわしの別荘の一つに加えても良いと思っとる。
だが、魔王城の持ち主は一体今は誰になっとるのだ?
ああ、良かった。 ブルジオさんに魔王城を案内しろって言われなくて……。

魔王城を別荘にしようだなんて私にはお金持ちの考えることは理解できないわ。

世界一の金持ちの息子であるこの僕には、世界で一番高価な剣こそが相応しいね。

平和になったら武器や防具はいらなくなると思っていたけれど、そうでもないみたいですね。

この地が闇に閉ざされた時からずっと世界に光が戻ることを私は信じていましたよ。

正直言って普通の人間が魔王を倒してしまうなんて未だに信じられません。
もしかして皆さんは神が遣わした英雄なのでは?
   はい/いいえ
ああ、やっぱり!

ややっ、お前達は! やっぱり頭の言ったとおりだ。
ダーマに来ればお前達に会えるかも知れねえって頭が言ってたんだ。
頭は下で待ってるぜ。 エテポンゲの野郎もお前達に会いたがってたぜ。

アオーン! やったぞ。 早くエテポンゲに会いに行こうぜ。

放っときましょうよ。 山賊に感謝されたって嬉しくも何ともないわ。

魔王を倒してしまうほどの人なら是非ともダーマの親衛隊に入っていただきたいものですな。

皆さんのおかげで今日から枕を高くして気持ちよく寝られますよ。

うーむ、あそこにたむろってる見るからに怪しげな連中は一体何者なんだ?

ダーマに来たときは忘れずに腹ごしらえしとかなきゃな。
でないと、また何時まともなメシにありつけるか、分かったもんじゃない。 エテポンゲの飯は不味いからよ……。

魔王を倒してくれてありがとうな。 お前達の働きのお陰で俺達山賊の未来も明るいぜ。

平和になったのを機会に山賊達も悪さを止めてくれればめでたしめでたしなのにね。

山賊達も魔王が居なくなってとっても嬉しそうだな。

ああ、やっと来たのんね! 皆さんに食べてもらおうと思ってウチ、シチューを作ったのんね。
冷めないうちに来てくれて良かったのんね。 さあ、た〜んとおあがり。
   はい 一口食べてみた・・・この世の物とは思えない味がした!

ばっかじゃないの。 あんたがお腹こわしたってあたし知らないからね!

   いいえ
そうですのん? でもお腹がすいた時は何時でも行って欲しいのんね。
ウガァ! なんでだよう。 エテポンゲが作ってくれた料理なんだぞ。

エテポンゲさんのシチューって凄い色してたわね。 あれ、ホントに食べられるのかしら?

おうおうおう、待ってたぜ。 英雄様のご登場じゃねえか。
俺様はな、お前達ならきっとあのけったくそ悪い魔王を倒してくれるものだと信じてたぜ。
この目に狂いはなかったようだ。 あの日お前達に石版を託した俺様は正しかったってわけだ。
ついつい話が長くなっちまったがたまにで良いからアジトの方にも顔を見せに来てくれよな。
世界を救ったあたし達が、かつては山賊のお世話になったなんて口が裂けても言えないわね。

感激だよな。 オイラ達に会いたくてわざわざダーマまで来てくれたなんてよ。

ふう、満足したわ。 さあて次は何処へ行って感謝の言葉を浴びようかしら。

ダーマを出るとまた自動運転で北西へ。 保存できないよ!

聖風の谷
おお! この谷は相変わらず風がビュンビュンだぞ!

ねえ、○○くん。 あんたこういう高い場所好きでしょ?
   はい
やっぱりね。 何とかは高い所が好きだって、あれって本当のことだったのね。

セファーナさんに会うの本当に楽しみね。 あれからどうしているかしら?

ここは聖風の谷です。 ややっ、あなた方は!
族長様がお待ちですぞ! さあ、急いで族長様の所に!

まあ、○○くんさん達! お出で下さるのをお待ちしておりました。
族長様なら向かいの崖の方で○○くんさん達をお待ちしていますわ! うふふ!

私、ベニスって言います。 趣味は引っ越し。 私って大の引っ越し好きなんですー。
でもここら辺はもう何処も住んだことがある場所なんで今度は何処か遠くへ越そうと思っているの。
ねえ、旅人さん。 あなた達何処か新しく引っ越すのに良さそうな町なんてご存知ない?
へえ〜、そこって新しい町なんだ。 そう言うのも良いわね。
ええ、私決めたわ。 今度の引っ越し先はその町にしよ〜っと。

ぶーっ! ぶーっ!  にゃおーん

え? 私がセファーナ様かですって? イヤだなあ、勘違いですよう!
族長様の格好が素敵だったので服を真似してみただけよ!

今のがセファーナの姉ちゃんじゃねえってオイラには分かってたぞ。
魔王を倒しても、○○くんのおっちょこちょいはなおらねえみてえだな。

格好まで真似るなんてセファーナさんがリファ族のみんなに好かれてる証拠ね。

○○くんさん! 今度旅のお話いっぱい聞かせてね。

あ! ○○くんさんだ! わーい、わーい!

さあ、族長様がこの中でお待ちですぞ!
族長様、○○くん達に会うの凄く楽しみにしてたぞ! さっ、急いだ急いだ!

あの魔王を倒しちまうなんて! あんたらホントにこの世界の救世主様だよ!

魔王の手によって滅ぼされた北方の王国にも街の人々が戻ってきたのだそうです!
これも全てあなた方が魔王を倒してくれたお陰。 本当にありがとうございます。

滅ぼされた北方の王国ってゼボットさんがいた国でしょ?
人々が戻ったんならあの国も大丈夫だね。
かつてこの谷が魔物に襲われた時もある旅人がこの谷を救ったのだそうです。
そして今度は○○くんさん達が世界を救った! 歴史は繰り返されたのです!

平和がこんなに素晴らしいものだなんて今まで知らなかったです!
○○くんさん達、平和な世界をありがとう!

世界の平和は嬉しいんだけど、え〜ん……、ルンタ君がちっとも見つからないよう……。
あなた達見なかった? 可愛い子豚なんだけど……

魔王がいなくなり、みんなの顔にすっかり笑顔が戻ったね。
谷のみんなの嬉しそうな顔を見てたら私も長生きできそうだよ。

魔王が倒されたからもう魔王に怯える必要はないんだって!

僕も大きくなったら○○くんさん達みたいに旅をするんだ! 絶対っ!

かつて自由に空を飛べたなどリファ族には数々の伝説が残されています。
きっと今日のこの日もリファ族の間で永遠に語り継がれていくことでしょう。

神でさえ果たせなかった願いを我ら人間の力で叶えてしまうなんて!
今はっきり分かりました! 世界は我ら人間のためにあるのだと!

○○くんさん達。 私です。 セファーナです。 うふふ……。 驚かされましたか?
あなた方が魔王を倒しに行くと聞いて直ぐ……
見ての通り私の背に宿っていた翼は消えてしまったのです。
きっとあの翼は役目を終えて本来の持ち主の元へ戻ったに違いありませんわ。
……いえ、そんなことより○○くんさん達にお礼を言わなくてはなりませんね。
世界が救われたのは○○くんさん達のお陰です。 本当にありがとうございました。
魔王も滅び……、これでとうとう私達に恐れるものは何もありませんね。
私達には、風の精霊様と……、そして○○くんさん達がいます。
では○○くんさん。 これからも時々はこの谷をお訪ね下さい。
我らリファ族の皆が○○くんさん達が来るのを心から楽しみにしていますわ。

ふうん……、背中に翼ねえ。
あたしみたいに天使のように優しいと、翼くらい生えるかも知れないわね。

セファーナの姉ちゃんもリファ族のみんなもすっかり元気そうだな! 安心したぞ!

セファーナさんの翼、消えちゃったのね。
きっとあの翼は世界を助けるために過去から送られてきたものだったのね。

この谷にも○○くんみたいな頼れる男が一人でもいたらねえ。
な〜んて、今そんなこと言ったらバチがあたっちまうね。

風の精霊様って、何だかちょっと想像とは違う感じでしたねえ。
どういうふうにって……、あわわ……、そりゃ勿論思ったより美しいなあって。

あんたらのお陰でこの谷は救われただよ!
全く、あんたら、なんて旅人だっぺ!

○○くん達なら必ず魔王をやっつけてくれると俺は信じてたぞ!
ありがとうな、○○くん! お前等の名前忘れないぜ!

一人はみんなのために! みんなは一人のために! この精神が大切じゃ!
まずはこの辺りのゴミ拾いじゃ。 あんたらも手伝わんかい。

谷から出ると、飛空石は西に向かい、小島に降りる。 

メザレ
ようこそお出で下さいました! 魔王を打ち倒した立て役者にお目にかかれるなんて光栄です。
えへへ。 オイラ達がみんなの笑顔を取り戻したんだよな。

やっぱり何処へ行っても、あたし達は有名人ね。

メザレって言えば魔法の絨毯と偽の英雄よね。

何だ何だ? ラグレイは皆さん方と一緒じゃないのかね。
勘違いもいいとこね。 あたし達はラグレイと一緒に戦ったことなんて無いわ。

みんな何言ってんだ! オイラ達はラグレイと旅をしたことなんて無いぞ。
そういやこの村にはニコラとラグレイっていうおかしな奴等が居たよな。

しまった! メザレに来るんだったらメルビンも一緒に連れてくれば良かったわ。
メルビンだって偽の英雄ラグレイがその後どうなったのか絶対知りたがるはずよ。

噂では、魔王を倒し世界を救ったのは皆さんだと言うことになっていますが……。
勿論最後の決戦の時はラグレイさんも皆さんと一緒に戦ったんですよね。

英雄ラグレイに手合わせを申し込もうとメザレに来たのだが、一足遅かったようだ。
ラグレイは一月ほど前に魔王を退治するための旅に出発したらしい……。

ラグレイって言う戦士はニコラさんの家に住んでるんでしょ? 行って確かめてきましょうよ。

ラグレイが魔王退治? どうせ何かの冗談でしょ。

わあ、○○くんさんだあ。 ねえねえ、握手してよ!
   いいえ
うえ〜ん。
   はい
わあい、ありがとう。 ○○くんさんと握手した手は、あたし一生洗わないね。

その若さで世界を危機から救うとは大したもんじゃ。 お前さんの行く末が楽しみじゃのう。

ラグレイは魔王との戦いで死んじまったんじゃないのか?

魔王退治は都合の良い口実で、どうせ今までの嘘がバレるのを恐れてラグレイは逃げ出したのよ。

お手柄ですね、皆さん。 あの魔王すら倒してしまうんだから、もう怖い物無しですね。

もう魔物が居なくなったからこれからは何処へだって安心して旅が出来るのね。

わしは早うラグレイがメザレに戻ってくるようにと毎日祈っておりますのじゃ。

ありがとうございます。 皆様方には何とお礼を言って良いのやら……。

ねえ、ホントなのかい? デマじゃないんだろうね。
あんた達みたいのがあの魔王を倒しちまうなんて、あたしゃ未だに信じられないよ。

すっげー苦労して魔王をやっつけたのに、信じてくれないなんてあんまりだ。

魔王と戦ってる勇姿をみんなに見せてあげられれば疑う人なんて居なくなるのに。

今までは魔王への恐怖が生活の一部になってましたからね。
いきなり平和になったと言われても、どう喜んで良いのやら……。

あなた方が魔王を倒し世界を救ってくれたことも、世界中で語り継がれてゆくんじゃろうよ。

マリベルとその仲間達の大冒険が神話となって全世界で永遠に語り継がれてゆくのね。
ラグレイが出発する前の日、ニコラんとこのメイドが家でいろいろ買い込んで行ったよ。

百人の英雄
”選ばれし百人の英雄達は神にあだなす魔族の王に勇敢に立ち向かった。
 だが、一人、また一人、英雄は力つき、とうとう最期の一人になってしまった。
 その後神は敗れ最後の英雄も時の彼方に消え去ったという。”

 よろず屋の二階の本棚にあった本です。 見落としらしいよ。

あの英雄が居なくなった分食費が浮いて助かってるんだけど、良いことばかりじゃないのよね。
英雄が旅立ってからと言うものニコラ様は口数も減ってきて毎日寂しげなご様子なんです。
なんだかんだ言ってもあの英雄はニコラ様の数少ない理解者の一人でしたし……。
じゃあ今頃ラグレイは魔王城の中でウロウロしてんのか。 だったら、すげー間抜けだな。

ウッソでしょー。 ラグレイってばホントに魔王退治に出かけちゃったの?

活躍は聞いていますよ! 皆さんに魔法の絨毯を託したのはやはり正しかった。
英雄を復活させるだけではなく、世界まで救ってしまうとは、なんて凄い人たちなんだろう。
皆さんと知り合えたことを僕は誇りに思ってます。
ただ一つ気がかりなのはラグレイ殿の消息が全く掴めないことなんです……。

見事英雄としての役目を果たし魔王討伐の長く苦しい旅を終え、たった今戻りましたぞ。
   突然表から声が響く!

そ、その声は……。 ラグレイ殿!
   玄関に駆け寄るニコラ
傷だらけではありませんか。 早く手当をしないと!

わっはっは。 何のこれしき……。
げげっ、あなた方はっ!
   ニコラは大慌てで○○くん一行を別室に引っ張り出して・・・
男ラグレイ、一生に一度の最後のお願いでありまする。
どうか皆さんと共に、私も魔王と戦ったことにしてくださいっ!
   いいえ
ううっ、そんなことを言わずに、どうか、どうか、お願いします。 神に誓ってこれで最後ですから。
   いいえ
   ・・・・    ・・・・    はい
ありがとうございます。 誓って皆様方の名誉を傷つけることはいたしませんから。

ラグレイってさ、自ら進んで茨の道を歩んでいるよね。

メルビンにラグレイのことを話してやったらお腹を抱えて大笑いするんじゃないかしら。
今度メルビンと会える日がとっても楽しみだわ。

この詐欺師もニコラ家の食費ぐらいは自分で稼いでくれば良いのにね!

ラグレイさんが戻ってきて嬉しいやら悲しいやら……、兎に角複雑な気持ちです。
ラグレイさんとニコラさんをお世話するのって大変なだけでやり甲斐のない仕事なんでしょうね。
なんて凄い眺めだろう。 私の家に魔王を倒した英雄達が勢揃いして居るんですね。
あたし達をラグレイと一緒にしないで欲しいわ。
いやあ、魔王のイオナズンを続けて食らったときは正直言ってもうダメかと思いましたよ。
ね? ○○くんさん。
   いいえ
……。
   ○○くん達はラグレイに恨みがましい目で睨まれてしまった!
おおっ、おもしれえぞ。 ラグレイの怒った顔はフグみたいだ。

むっ! 何なのよ、あの態度。 睨まれたくらいでこのマリベルが怖じ気づくとでも思ってるのかしら!

   はい
その後ですよね、私が囮になった隙に○○くんさんが魔王の首を切り落としたのは!
いやあ、残念、残念。 ○○くんさんには美味しいところをみーんな持って行かれちゃったなあ。
もうかばう必要ないって。 ここは一発どか〜んとホントのことを言っちゃいなよ。
さあ、ラグレイを楽にしてあげましょう。 それが親切ってもんよ。
皆さんに続いて遂に伝説の英雄も役目を果たしメザレに戻ってきました。
今日という日は永遠に歴史に残る事でしょう!
メザレの人達はすっかりラグレイを英雄だと信じ込んでいるわ。 ああ、力が抜けてゆく……。

なあ、ラグレイってやっぱり強いのかな。 オイラ勝負したくなってきたぞ!

そう言えばラグレイのことを話題にしてもメルビンは何時も笑ってばかりだったわよね。
何でだろう?

メザレも英雄の住む村として皆さんのふるさとと同じように今後栄えていくことでしょう。

英雄ラグレイ万歳、ついでに○○くんも万歳。

なあ、ラグレイってやっぱり強いのかな。 オイラ勝負したくなってきたぞ!

メザレの人達はすっかりラグレイを英雄だと信じ込んでいるわ。 ああ、力が抜けてゆく……。

そう言えばラグレイのことを話題にしてもメルビンは何時も笑ってばかりだったわよね。
何でだろう?

メザレも英雄の住む村として皆さんの古里と同じように今後栄えていくことでしょう。

英雄ラグレイ、ばんざーい。 ついでに○○くん、ばんざーい。

何か悔しいぞ……。 ここではラグレイの方がオイラ達より偉いみたいだな。

ラグレイのついでに万歳って言われたって嬉しくも何ともないわよっ!

皆さんには悪いけどメザレではやはりラグレイさんが一番の英雄ですわ。

ボロボロになったラグレイの姿が生命を賭けた魔王との死闘を物語っていましたな。

ちょっと聞いたかい。 あのラグレイが漸く帰ってきたそうじゃないか。
鎧もボロボロだし身体中傷のないところは無いって本人は自慢していたそうだよ。

遠目にチラッと見ただけだがラグレイは噂に違わぬ戦士のようだな。
私のような未熟者がラグレイに戦いを挑むにはまだ早すぎたようだ。

どうも怪しいわね。 ラグレイの奴、本当に魔王と戦ったのかしら。
実際はその辺にいる魔物を休まずせっせと退治していただけなんじゃないの。

ラグレイが戻ってきよった。 天に祈りが届いたんじゃ!

これで終わりと思ったら村人の反応が変わってる……。 また昼間つけっぱなしになっちゃった。  保存したいよー。 00.12.27.朝

次は砂漠の国だね。 

所で街の中でのイベントを出さずに外に出ちゃっても飛空石に乗ってしまうか?

ちょっと○○くん! そんなに急ぐこと無いじゃない。
もう少しゆっくりしていきましょうよ。

女王様にちゃんとご挨拶してかなくちゃね。

へへへ〜 救世主様って呼ばれっと、やっぱちょっとだけ恥ずかしいな。

ふう、助かった(汗) ちゃんと女王様以下お城のみんなとお話ししてから先に進むよ!
砂漠の城
救い主様がお見えになるのを我々首を長くして待っておりました!
女王様がお待ちかねです! さあ玉座までお進み下さい。
ねえ、○○くん。 あたしの方が女王様より可愛いと思うでしょ?
   はい
ふふん。 ○○くんもだいぶ分かってきたじゃない。 褒めてあげるわ。
   いいえ
可愛いじゃなくて美人ですって? やーねえ、当然じゃない!

みんな嬉しそうだわ。 これも○○くんが頑張ったお陰ね。

砂漠のみんな、ずーっとオイラ達の友達だよな! また遊びに来ような!

これはこれは、救い主様! お帰りなさいませ!
さあ、女王様の元へ!
服は砂まみれになるし咽はカラカラ。 おまけに汗でびしょびしょ。
……でも、ま、そんなに悪い所でもないわね。 この砂漠もさ。
信じる心、気高き勇気、そして仲間達。
救い主様は沢山の宝をお持ちですね。
中でも一番の宝はこのマリベル様よね。
猫さんから聞いたわ。 あなた達悪い子をみーんなやっつけたのね!
猫さんの次にあなた達が大好きよ。 ありがとう!

おお、お前さん達か。 随分久しぶりじゃな。
ちいとばかり凄いことをやったようじゃな。 風の噂に聞いておるわい。
わしの家は代々ずーっと学者でな。
何でも遠いご先祖様がこの門に描かれた碑文を見つけたのが始まりだそうじゃ。
そう、この碑文……。 不思議なことにここにはあり得ないものが残っておる。
碑文の最後に何故か古代文字ではなく今の文字で書かれた部分があるのじゃ!
しかし文字の書かれた年代は他の部分とかわらん。 これはどういう事じゃ?
まさか、この時代より遙か過去へと旅立った者でも居るというのか?
そんなことはあるはずがない。 きっと何かの間違いだと、わしはずーっと思っていた。
じゃが、お前さん方を見ていると誰かが時を越え旅したことが、もしかしたら……。
本当にあったのではないか。 そんな気さえしてくるのじゃ。

あのじっちゃんの、そのまたじっちゃんが誰だったか。
オイラには分かったもんね。 へへっ、やっぱ同じニオイがするんだよな〜。

ねえ、○○くん。 あの学者の先祖って、もしかして……。
ううん、何でもない。

あれっ? 現代に帰ってきたのか? って思ったら違ったよ。 タイムパラドックス(汗)だね。

久しぶりだな、○○くん。 お前達のお陰で砂漠もすっかり平和になった。
初めて会った時にはまさか世界を救う奴にはとても見えなかったがな。
ははは! 気を悪くするな。 これでもお前達には感謝しているんだ。
お前達が魔王を倒してくれたお陰で漸く俺も旅に出ることが出来る。
俺はずっとお前達のように世界中を自由に冒険したかったんだ。
この平和な世界なら、兄上達に村を任せても心配ないだろう。
感謝するよ、○○くん。 お前と知り合えたことは俺の一生の誇りだ。
運が良ければまた何処かで会うこともあるだろう。
じゃあな!
サイードは猫を連れて早速旅立っていく。 

でもあの3人に村を任せて平気かしら? ちょっと心配よね。

……サイードのやつ。 きっとまた何処かで会えるわよね。

あいつ、すっげえ嬉しそうな顔してたな。 よっぽど旅に出たかったんだな。

大地も風も全ての精霊たちの喜びの歌が聞こえる……フム。
お前達の名は風に乗り大地に染み込んで何時までも残るだろう……フム。

  ご老人、お願いします! あなたの弟子にして下さい!

フム……私よりもそこらにいる猫たちに弟子入りした方が良い……フム。

  そ、そんなムチャな!

フム……獣たちもこの砂漠の砂も全て神の心を宿す……フム。

  猫になんて、そんなぁ。 でもなあ、うーむ、うーむ。

あのシャーマン、ま〜た訳分かんないこと言ってるわね。

猫は木登りとか爪研ぎとかいろいろ教えてくれるんだぞ!

あっ、救い主様だ! ねえ、握手してくれる?
   はい
やったぁ! 僕もう絶対手を洗わないんだ!    いいえ
なーんだ。 つまんないの。

おっ、救い主様! 何でえ砂漠だけじゃなく世界も救っちまったんだって?
ますます格好いいねえ! くぅ〜っ、惚れるぜ!

平和になった今こそ、一番格好いい俺が女王様と結婚するんだ!
三つ子と言えどもやっぱり俺が一番光ってるかなら!

…………。 救いようが、ないわね。
誰がなんと言おうと3人の中で一番愛されているのは俺だ! 
この背中に注がれる熱〜い眼差しに気づかないのか!?
あははははっ! 三つ子の兄ちゃん達、変わってねえなぁ〜。
三人の中で一番賢い俺じゃなければ女王様は振り向かないさ!
男の魅力ってのはまずオツムの中身で決まるんだ! お前等じゃ話にならないね。
相手の気持ちが一番大事だわよね。 何より先に。
神の力、人の力、二つが合わさって魔を打ち砕いた……。
救い主様、ありがとうございます。

我々砂漠の民全て皆様のご無事を祈っておりました。
救い主様、お帰りなさいませ。

おお! 砂漠の救い主様! お元気そうで何よりです。
皆様ならばきっと魔王めも退治してくださると信じておりましたとも。
この老いぼれもやっと安心して暮らせます。 ありがとうございます。

あんまり褒められると背中ムズムズしてきちまうよ。

ふふん、マリベル様に失敗なんてあり得ないわ。 ねえ、○○くん。

この砂漠へようこそお戻りになられました。 救い主様。
女王様は皆様を心より歓迎いたします、と……。
女王様は皆様と直にお話になりたいと仰っておられます。
では、私はこれで……。

女王様が直にお話しされるのは、救い主様、皆様方だけですわ。

さあ、○○くん。 女王様が待ってらっしゃるわ。

当たり前よ。 このマリベル様は砂漠と世界の救い主なのよ。

救い主様……。
皆様にもう一度お会いできるこの日をどれほど待ったことでしょう。
いかなる言葉を尽くそうとも皆様への感謝の気持ちは表し切れません。
古より遙かに伝えてこられた救い主様のご偉業の数々……。
我が祖先フェデルの世に砂漠を闇と魔物達からお救い下さったこと。
そして今ひとたび砂漠に眠る大地の精霊を目覚めさせ……
砂漠ばかりでなく世界をもお救いになられたこと。
いつ、いつまでも我ら砂漠の民、永遠に語り継いで参りましょう。
これより先皆様の歩む遙かなる道に栄光あれ。
常しえに砂漠の民は皆様の友。 この砂漠は皆様の家です。
思い出せば私達本当に長い旅をしてきたのね。

砂漠がオイラの家ってことはさあ、いつ来てもメシ食わせてくれっかな?

美少女マリベルとその仲間達の伝説はいつまでも語り継がれる……。
うふふっ。 やっぱ、そうこなくっちゃね!

いかなる言葉を尽くそうとも皆様への感謝の気持ちは表し切れません。
これより先皆様の歩む遙かなる道に栄光あれ。
常しえに砂漠の民は皆様の友。 この砂漠は皆様の家です。

また中断です。 これで3日目!? 保存したい! 12.28朝

東に移動して 今度はいきなり村長の下に

エンゴウの村
……私は、間違っていました。
神を敬うことを忘れて村を大きくすることしか考えていませんでした。
これからは昔のように炎の神を崇め、心を豊かにして暮らしていこうと思います。
……さあ、反省も終わったところで、今日は何年ぶりかのほむら祭りを、どーんとやりますぞ!
すでに用意は終わっております。 あなた方も勿論参加して頂けますな!
村の中はもう夜。 すでに皆松明を手に祭りの始まりを待ちあぐねている。
いきなりお祭りの用意をしろって言われてもねー。 えーと、えーと……。

村の者たちも炎の神に関心を持ち始めています。
これでこのエンゴウも以前のような静かな村に戻るでしょう……。

今日はもうタダでいいや! じゃんじゃん飲んでってくれ!!

魔王は倒され世界は平和。 おまけに酒は飲み放題ときたもんだ。
くうーっ、生きてて良かった!

みんなの喜ぶ顔……。 この顔がいつまでも続くと良いわね。

みんな喜んでるわ。 あたし達ってもしかして凄いことをやったのね!

○○くん! これ、めっちゃ美味いぞっ。

見て、私のダンスを! あなた達のために踊るわっ。

私もちょっと踊りたい気分かも、うふふ。
おう、あんた等か。 魔王を倒すなんて骨が折れたろうなあ……。
良かったらこの温泉を貸しきりにしても良いぜ。 ゆっくりしてってくれよ。

若いモンはええのう!

えっ、ホントに僕と付き合ってくれるんですか!?

えー、だって、あなたに裸を見られちゃったしー。
責任とってもらおっかなー、なんて思ったりして……ポッ。

まあ、いろんな出会いがあって良いわよね……。

あたしも○○くんに責任取ってもらおうかな。
バカね。 冗談に決まってるでしょ!

なあ、○○くん 付き合うってなんだー?

ここだけの話ですけど私の占いにあなた方が魔王を倒すって出てたんですよ!
あっ、これパミラさんには内緒ですからね。
へえー、イルマさんって才能あったのね。

次の世代のパミラさんはイルマさんに決まりね。

おうおう、あんた達か。 わしもここで見ておったよ。 あの壮絶な戦いを。
いや、良く戦った。 さすがわしの見込んだだけのことはあるよ。
ホントにお疲れさん。 ゆっくりと休むがええ。

見てたんなら、手伝えー!

そう言えばここには温泉があったわね……。 バカね。 冗談に決まってるでしょ!

俺、知ってるぜ! あんたらが魔王をズバッとやっつけたんだってな!
くう〜っ。 俺も戦いたかったなあ。

やっぱ男は祭りよ! 良いねえ、この熱気と興奮! 堪んねえよな。

さあさあ、遠慮しないで、あんた方もたーんと食べて、たーんと飲んでおくれ!

いやーん。 あたし太っちゃうかも。

言われなくても、もう沢山食ったぞ。 まだ食えるけどな。

考えてみりゃ、火山って凄いよな。
あんなでっかい山の中にあっつい火がごうごう燃えてるんだもんな。
神様とかが住んでておかしくないよな、うん。

正直言ってあなたが世界を救う人になるなんて、あたし全然思えなかったわ。
でも今は違うの。 あなたとっても輝いてる!

あたしも彼女に同感ね。
うむうむ。 村の雰囲気が昔のようになってきおった。 良いことじゃよ。
これもお主たちのお陰じゃな、ありがとうよ。

これからもこの村は炎の神を崇めこの炎を大切に守っていくよ。
二度と魔王なんかが現れないようにね。

魔物に襲われたときの傷ももうすっかり良くなったわ。 あの戦士さんにお礼を言わなきゃ。

おお〜 その名は○○くん〜 世界を救いし栄光の勇者〜。
どうです、○○くんさん。 あなたを讃える歌を作ってみました。
   はい
そうでしょう! 会心の出来だと思うんですよ。
   いいえ
済みません。 もっと頑張ります。
うりゃー、魔王めー。 とどめだー!
あっ、お兄ちゃん! 魔王をやっつけたときの話を聞かせてよ〜。

おかげさまで身体もすっかり良くなりましたのよ。
ああ、こんなにお料理が美味しいなんて、生きてるってホントに素晴らしいですわ!

いやー、祭りも良いものです。 これも良い客引きになるかも知れませんな。
……おっと、いけません。 こいつは失言でした。 わはははははっ!

この村はきっとこれからもっと発展するわよ。

モグモグ……。

ねえ、村長さん、実は懲りてないんじゃないの?

外に出ようとしたら、ガボに止められた。 みんなと話したつもりだったんだけど……。

○○くん、どうしたんだ? オイラまだ食い足りないぞ!

さて、そろそろ祭りのメインイベントを始めますかな。
○○くんさん達も用意は良いですかな?
   いいえ
そうですか、では今暫く祭りをお楽しみください。
   はい
では、村の皆さん、早速火送りの儀を始めるとしましょうぞ!

おーっ!

松明を手に炎の山の参道に並ぶ村人、○○くん一行は村長と共に火口のほとりに立つ。
さあ、○○くん殿。 その松明の炎を火口へ投げ入れてください。
   いいえ
そんなことを仰らずにお願いしますよ。
ではお一人ずつどうぞ。
○○くんは松明を火口に投げ入れた!

炎の精霊様、ありがとう……。
ミハルは松明を火口に投げ入れた!

ばいばーい!
ガボは松明を火口に投げ入れた!

そーれっと!
マリベルは松明を火口に投げ入れた!

ありがとうございます。 では、我々も……。
炎の神よ! 我らエンゴウの民はあなたと共に!

飛空石にのって北西へ
マーディラス
ようこそ、マーディラス城へ。 国民一同皆様を心から歓迎いたします。
グレーテ様も皆様を首を長くしてお待ちでした。 さあ早く姫様の元へ!

まっ、ここまで来たらグレーテ姫にも声くらい掛けとかないとね。

こ〜んにっちは〜、マーディラスの〜みんな〜、げ〜んき〜だったか〜?
○○くんも一緒に歌おうぜ!

相変わらずこの国って賑やかって言うか、お目出度いって言うか……。
でも今日はあたしも歌いたい気分だわ。 うふふっ。

お姫様もヨハンも元気そうね。 ふふふっ、懐かしいわ。

我がマーディラスの平和も皆様のお陰です。
グレーテ姫様が皆様に一言お礼をと仰られております。
姫様、友達、友達! ○○くん、会いに行こうぜ!
ラララン 嬉しくって自然に体が踊り出すわ!

私も何だか踊りたくなってきたわ。
うふふっ、ヨハンには負けるけど、あなたも格好いいわよ!

我らが〜マーディラス〜の〜一番偉い〜グレーテ姫〜。
ルルル〜 姫こそ〜は〜 世界を〜救った〜○○くんの〜一番の〜友達〜。

お〜お〜、空には〜光〜。 人々の〜笑顔〜眩しい〜。
輝ける〜今日を〜もたらせし〜者の〜名〜は〜、○○くんと〜仲間〜た〜ち〜。

ヨハンに皆さんが命がけで戦っておられると聞いてから……。
この老いぼれ楽師にも何か出来る事はないかと考えました。
しかし楽師には戦う力があるはずもない。
無力を嘆く私を叱ってくれたのは他ならぬヨハンでした。
魔王に怯える人々の心を慰めることが出来るのは自分たちだけではないか。
嘆いている暇があったら街へ出て魔物が逃げ出すような明るい音楽を演奏しよう、と。
……まさか、あのヨハンに説教をされるとは。 思ってもみませんでしたよ。
きっと、○○くんさん達と旅をしたことでヨハンも思うところがあったのでしょう。
○○くんさん、どうもありがとう。 お礼に今日は私が一曲弾きましょう。

美しい音楽には本当に魔物を遠ざける力があるの。
ユバールの民達は旅の間トゥーラを演奏して身を守ったと言うわ。

へ〜、あのヨハンがねえ。 ちょっとだけ見直したわ。

楽師のじっちゃん、ずーっとニコニコしてんな。 オイラも嬉しくなってくるよ。

○○くんさん達には最後までお世話になりましたな。
本当にありがとうございます。 お礼に今日は私が一曲弾きましょう。

よっ、○○くん! 今日はビンビンかい? オイラは毎日ビンビンさ!
あんた等に会う前はさオイラ毎日楽しておねぇちゃんと遊んでれば……
それで幸せだと思ってた。 でもそんなんじゃ、やっぱイマイチつまんないわけよ。
○○くんもお仲間もギンギンに命張って頑張ってただろ?
オイラもフラフラしてちゃ男が廃る!って思ったのさ。 師匠にも怒られたしな。
で、心を入れ替えて真面目にトゥーラに打ち込んだら、何と前よりモテモテだぜ。
ベイビー達もなかなか見る目があるってもんだ。 はっはー!
いくらオイラが格好良くても、ベイビー、オイラに惚れると火傷するぜ。 気を付けな!

バカ言ってんじゃないわよ! だ〜れが、あんたみたいないい加減なヤツ!

あははっ、そうねえ。

ちぇっ、つれないねえ。
まっ、オイラよりビンビンな○○くんがそばに居るんだもんな。 ○○くん、巧くやれよ!
ヨハンに比べたら○○くんのがずっとマシよ! バッカみたい!!
……あ、って言っても別にあんたが好きとか、そう言うんじゃないからね。

モテるってそんなに嬉しいのか? オイラ良く分かんねえよ。

あはっ、相変わらずね。 ヨハンが居るといつでも楽しい気分になるわ。

かつてこの国が魔法王国と呼ばれていた頃の大神官がこう記している。
王とマーディラスを救った勇者達はいずれ世界をも救うだろう、と
ゼッペル王の治世の勇者が今のこの世に生きているとは思えぬが……。
もしや、○○くん殿。 あなた方は時を越えて……、いや、まさか、そんなことが。
ゼッペルの王様も大神官のじっちゃまもなっつかしいな〜。
もっぺん、会いたかったな。

ふふっ、あの大神官さん、バッチリ予言してくれちゃって。
勇者○○くん! ……ふーん、悪く無いじゃない?

時を越えてなんて、普通はなかなか信じられないわよね。

おお、これは○○くん様! ご活躍は耳に入っておりますぞ!
やはり姫様が友にと望まれるほどのお方。 ただ者では無かったのですな。
今後ともグレーテ様をよろしくお願いいたします。
オイラ達いつまでだってお姫様の友達だよな!
久しいのう、○○くん。 このたびの活躍まことに天晴れじゃ!
さすがは妾が真実の友と見込んだだけはある。 このグレーテ鼻が高いぞえ。
そち達と出会うまでは年寄りどもに囲まれて妾の人生はジジ色であった。
思い出すのう……。 初めて○○くん達がこの城を訪れたあの日。
妾の本当の人生はあの日より始まったのじゃ。 嬉やのう。
そちもこのように可愛らしく賢い姫と知り合えて嬉かろ?
   はい
うむうむ。 聞くまでもないことじゃ。
……さて、○○くん。 その方と二人きりで話したいことがあるのじゃ。
下の妾の部屋へ付いてきてたも。 ただし一人きりでな!

ふぅ〜ん、二人きりでね。
何やってんの? ○○くん。 さっさと行ってあげたら?

人生ジジ色!
でもジジ色って何だ?

……うふふっ。 ほらほら、○○くん。 早く行ってあげたら?

姫様は一体何処へ行かれたのだ? むむむ……。

オイラ知ってるもんね〜。 お姫様が何処にいるか。

ふぅ〜ん、二人きりでね。
何やってんの? ○○くん。 さっさと行ってあげたら?

……うふふっ。 ほらほら、○○くん。 早く行ってあげたら?

ははぁ〜ん。
○○くん、ダメだろ、女心は傷つき易いんだ。 早く行ってやれって!
…………じとっ。
○○くん〜。 女心が傷つかないうちに早く行って差し上げたらぁ〜?

人生ジジ色!
でもジジ色って何だ?

……うふふっ。 ほらほら、○○くん。 早く行ってあげたら?

あんまり人を待たせるのは良くないわ、○○くん。 早く行ってあげたら?

○○くん、お姫様待ってんじゃねえのか?

まだお姫様と話してないんでしょ? さっさと行ってきなさいよ。

○○くん……。 もそっと近くで顔を見せてたも。
……ふふふ、なかなか逞しい顔つきになったようじゃの。
面食いの妾でもうっとりするほどじゃ。
妾ももうじき年頃じゃ。 ○○くんさえ良ければ……。
…………。
いや、これより先は妾の胸の内に納めておこう。
○○くん、これからもちょくちょく我が国へ遊びに来るのじゃぞ!
チュッ!

○○くん、これからもちょくちょく我が国へ遊びに来るのじゃぞ!
言うことを聞かぬなら針千本飲ますゆえ、ようく心得ておきゃれ!

お姫様との話は終わったみたいね。
さあ、行きましょう。

何よ、何か用?
……○○くんがお姫様と何してようと、あたしに関係ないでしょ!

○○くん、お姫様、何ですって? こっそり教えてよ。
あははっ、冗談よ。 二人だけの秘密でしょ? 言わなくて良いわよ。

……クン、クン。 あれれ? ○○くん、なーんかいい匂いがするぞ?

このこのこのっ! 巧いことやりやがって! なあなあ、どうだった?
お姫様、なんて言ってた? ようよう、この色男〜!
色男って何だ? ○○くん、別に顔に色塗ってねえよなあ。

ふふふっ、○○くん、良かったわね。

ほんっとヨハンっていい加減でムカつくわね!
○○くん! あんたもヘラヘラしてんじゃないわよ。

ああ、忙しい、忙しい。 姫様と長老方と世界を救った勇者さん方!
大変なお客様に食べていただくご馳走だ。 腕によりをかけなくちゃ!
ご馳走……ゴクッ。
今日は国中でお祝いなんです! 皆さんゆっくりしていって下さいね。

やれやれ、世の中もすっかり平和になって嬉しい限り。
後は姫様に旦那様が見つかると良いんですがねえ。 神様お願いしますよ。

正しき者には必ず神のご加護と勝利とが与えられるのですね。
皆様の勇気に皆感謝しておりますわ。

我ら神に仕える者、どれほどこの日を待ちわびたことでしょう。
かつての王、ゼッペル王とその友ディノ神父も……。
天国で喜びを分かち合っているでしょう。

飛空石は北西に向けて大海を渡る。
コスタールの洞窟
あっ! 皆さんお待ちしていた!
そうぞ、こちら! コスタールの皆も待ってる!
さあ、どうぞ! 皆待ってる!
おう、ホビットのみんなも元気そうだな。

このコスタール王国を救った日が昨日のように思えるけど……。
私達は遂に全ての元凶、魔王を倒したのね。

○○くん、あんた、魔王を倒した英雄なんだからもっとシャキッとしなさいよ。

世界を救ったあんた達ならここの宝はどれでも持っていってくれ!
   もう空っぽだけどね。

この国には二つの伝説があるんだ。
一つはかつてコスタールを救うために戦った最強の海賊の話。
もう一つはまたコスタールとホビットの祖先を救った旅の勇者の話。
この二つは僕たち皆の宝物なんだって。 お爺ちゃんが亡くなる前に教えてくれたの。
だからこれからは僕がもう一つのお話をずっと忘れずに伝えていくんだ!
それは大魔王を倒して世界のみんなを助けた○○くんさん達、勇者のお話だよ!

ホントはホビットの祖先を救った旅の勇者ってのもオイラ達なんだけどな。

特に美しく賢い女勇者マリベル様のことは念入りに伝えていって欲しいわね。

○○くんだけじゃなく、私の名前も伝わっていくの? 何だか気恥ずかしいですね。

いざとなったら俺だって武器を取って戦おうと思ってたけど…
いや、やっぱり無理だったよ。 あんた等は凄いな! わっはっは!

あんた達、凄いじゃないさ! あたし憧れちゃうよ!
何なら、○○くんさんのお嫁さんになってあげても良いけど。

おお、○○くんモテモテだな。 メルビンが聞いたら羨ましがるぞ。

ふ〜ん……、良かったわね、○○くん。
でもあんたのお嫁さんになっても良いなんて、あの人も趣味が悪いわね〜。

こうして平和になったからには、またエッチそうなお客さんが王様を訪ねてくるのかしら。

じ、自分は〜、お酒はもう結構であります〜。

そこの兵士さん、お酒は意外といけない口なんだねえ。
全く若いのにだらしないんだから。

ラ〜 ルルラ〜 ああ〜勇者よ〜、あなた〜は〜旅の〜
あっ、ダメですよ、聞いてちゃ! まだ作ってる途中の歌なのに恥ずかしいじゃないですか。

あなた方の話は世界中に伝わり語り継がれるでしょう。
本当に素晴らしいことをなさいましたね。

ああ、光じゃ! この洞窟の中にも光が満ちあふれるようだ!
本当にありがとうございました!

あ〜あ、退屈じゃのう。 平和になったらまたお勉強ばかりの毎日じゃ。
父上はいつになったらカジノに連れて行ってくれるのかの。

連れて行ってもらうって考え方が甘いのよ。
ホントに行きたいなら自分から飛び出してかなきゃ。

平和になったんだからカジノくらい連れてってあげればいいのにねえ。

勉強ばかりの毎日なんて、あの魔王と戦うのより辛いだろうなあ……。
オイラ、考えたくもないぞ。

やっと王様がいつもの調子を取り戻されてとても嬉しいですわ。
○○くん様達には何とお礼を申し上げれば良いか…。
オイラは今みたいな王様に戻ってくれて嬉しいぞ。

まあ、あの王様も人気あるみたいだし、これからは平和なんだから良いんじゃない。

ここの王様ってそう言う人だったのね…… あたしちっとも知らなかったわ。

やっほ〜、旅のお客人! 元気に旅してる?
今頃世界中の皆がお客人の噂してるとこだよ。 もうモテモテだね〜。
可愛い女の子が居たらわしにも紹介してくれるかな? わっはっは!
いやあ、平和って良いよね!
平和に戻ったのは、もちろん良いことだけど……。
コスタール王の変わりようを見ちゃうと、何だかちょっと複雑な気分なのよね。

やっぱりコスタール王はああでなくっちゃな!

あんた方、本当に凄いお人だったんじゃのう。
どれ、わしもカジノに行って一山当ててこようかいな。
実は長老のじっちゃんもカジノで遊びたかったんだな。
なにやら周りが騒がしいので目が覚めましたよ。
何でも世界が平和になったとか。 ホンに有難いことですじゃ。
……信じらんないわね。 今の今まで寝てたなんて、なんてお気楽なのかしら……?
あんた方こそ真の勇者だ! また遊びに来てくれよな。

皆さんのおかげで平和が戻りました。 ありがとうございました!

わしは見た! 氷漬けの海賊船が沈んでいたという滝の洞窟を! 
って○○くんさん達なら、もちろんすでに知っておられるでしょうな。 はあ…。

そっか。 ここの人達はマール・デ・ドラゴーンが復活したの知らねえんだな。

全く海賊船ならとっくに復活してるのに今頃何言ってんのかしらね。

え? もう帰るのか?
   いいえ
なら、もっとゆっくりしていって。 皆本当に感謝している。
   はい
なら気を付けて。 皆本当に感謝している。

飛空石でコスタール沖に停泊しているマール・デ・ドラゴーンを目指す。
マール・デ・ドラゴーン
おおっ、○○くん様、皆様! お待ちしておりました!
このボロンゴ、皆様のご案内役を務めさせて頂けて、ほんとうに光栄です!
ささ、どうぞ、キャプテン・シャークアイの元へ!

○○くん様! シャークアイ様! ばんざーい!

○○くん殿! そしてお仲間の皆さん! とうとうあの憎き大魔王を滅ぼされましたな!
この日を我がコスタール王もどれ程お喜びか!

○○くん様! あなたが次の総領になるって皆噂してたんですよ!
後でまた景気の良い花火を打ち上げさせてもらいますからね!

良くぞあの忌まわしき魔の居城より戻られたな! ○○くん殿!
世界はもう魔王の箱庭ではない。 我ら人間の下にあなた方が取り戻したのだからな。
我らマール・デ・ドラゴーン一族の者たちには次の総領に○○くんがなるのではと…
密かに期待して待っている者までいる始末だよ。 わっはっはっは!
と言うわけで、どうだ? ○○くん殿。 俺の跡を継いで総領になってくれるか?
   いいえ
はっはっは! それはそうだな。 何しろ○○くんにはボルカノ殿という立派なお父上が。
皆があまりに望むので聞いてみただけだ。 気にしないでくれ。
まあ、俺も、まだまだ若いしな。 わっはっは!
○○くん殿。 我々はこれからフィッシュベルの近くに寄って、また長い航海に出る。
何でも海底王とか言う海の王が俺達一族に用があるそうなんでな。
○○くんの故郷では、また大きな漁の祭りが開かれるとか。
それを沖から見送って、我々は出発することにしよう。
どうか元気で。 また海の何処かで会うこともあるかもしれんな。

皆! 彼ら勇士達の姿を良くその目に焼き付けておけ!
そして、忘れるな! 我らの心にあるのは何ものにも立ち向かう勇気…。
○○くん達勇士に恥じない決意をもってまた新たなる航海に出発する!!

皆の者! キャプテン・シャークアイ、そして○○くん様達に敬礼!
そして新たなる航海への出発に向け、我らが水の精霊への祈りを捧げる!!

飛空石にのってグランエスタードの城に入る。

並んで待っている人々に話しかける前に外に出てみると城門に出られる。  調子に乗って城下町から外に出ようとすると……

グランエスタード城下町
おい! いくら何でも外まで出るのは拙いと思うぞ!
いいのか? こんな所で油を売ってて。 王様が待ってるみたいだぞ。

ねえ、王様がお待ちかねよ。 ○○くん、早くお城に戻りましょうよ。

そうよね。 王様なんか待たしとけば良いのよ。
もっといろんな人から感謝の言葉を浴びたいもんね!

あら、あなた、○○くんさん! 聞いたわよ、聞いたわよ! 大魔王を倒したんでしょっ。
凄いわねえ……。 で、今から王様に? まあ! どうしましょ!

そうかっ! やっと分かったぞ! ずっと昔うちの倉庫から古い武器や防具が出てきたのは…
その昔、魔物どもと戦っていた為なんだっ!

そこの人だけどさ、今頃気が付くなんてどうかしてると思うぜ。

ほんにええ天気じゃのう。 こういう空がまた眺められるとは……。
わしゃ幸せ者じゃよ。
わーい! わーい! 大魔王が倒されたよお! わーい!
て、騒いでたら、五月蠅いってホンダラさんに小突かれたよお! えーん、えーん!

昔この国には困ったことが二つあった…。
じゃがもうその二つとも無くなってしまったわい。
寂しいのう……。

おや? 今井戸の中に変な物が見えたような…。 気のせいかしらねえ?

何と! 壊れた石版を見つけた!
ヒビだらけの石のかけらだ。 元に戻せば…
壊れた石版!? 初めてだけどグラフィックは今までの不思議な石版と一緒だよ!
○○くん! 凄いぞ! 今頃はきっとボルカノ父さんも鼻高々だよ!

そう言えばそろそろアミット漁の時期じゃのう。

あ〜あ…、マスターもホント人が良いんだから。

あれ? ○○くんじゃないか。 
実はなあ、是非にと頼まれてうちの店でホンダラさんを雇ったんだよ。

いらっしゃいっ!
…なんだ、○○くんか。 おめえも凄いことをやったなあ。 さすがあの兄貴の息子だよ。
でな、俺も心を入れ替えたわけよ。 働くって良いモンだぜ。
働いた後の一杯はまた格別だし、それによ…
ここだと仕事中も飲めるってわけよ。 どうだ、いいだろ、ヒック……。

今夜はきっと宴ねっ。 一杯お客様が来るはずだし、さあさ、お掃除お掃除!

うちのバカ息子のオルカと来たら俺も石版を探すぞって飛び出しちまいやがった!
今更遅いってんだ。 なっ、○○くん。

あんたみたいな子がオルカの友達だったら良かったのにねえ……。

遂にホンダラが仕事を始めたのじゃよ。
わしは嬉しゅうてのう……。 今まであいつを見捨てなかった甲斐があったと言うものじゃ。

うちのお爺ちゃん。 どうしてあんなにホンダラさんが気になるのかしら?
実はお爺ちゃんの息子? ま、まさかよね……。

ルンルンルン! 今夜ね、みんなで旅行に行くの!
何でもよその大陸には良い温泉があるそうね。 ああ、楽しみ!

そういや最近ホンダラのヤツうちの母ちゃんの風呂を覗きに来なくなったなあ。
うちの母ちゃんまだまだ若くて綺麗なのにあいつもバカな男だよ。

今夜はきっとお祭りでちゅ。 だから、お化粧するでちゅ。

平和になったことだし、いずれ世界中を旅したいものだ。
今やこの世界には、この島だけではなくいろんなところがあるわけだからなっ。

魔王は滅び去りました。 しかし精霊たちはいまだその姿をお現しになりません。
神は何処におわしますのでしょうか……。

よーし、僕も大きくなったら○○くんさんのように立派な人になるぞー!

こんな日が来るとはホンに有難いことじゃ。

邪悪なる者の気配が消え失せた。 これほどまでに清々しい日がかつてあっただろうか。
○○くん殿と仲間達よ。 そなた達こそ神が我らに遣わされた神の子であろう。

おお! 嬉しいのう!
王様がお待ちかねじゃと言うのにわざわざわしに会いに来てくれるとはのう。
よし! そのお礼に良いことを教えようぞ。
お前さんここと反対側の崖に宝箱が置かれているのを知っとるじゃろ。
何であんな所に空っぽの宝箱が…とわしも不思議に思っとったんじゃよ。
でな、最近分かったんじゃが、どうやらあの宝箱は時間を超えて存在するらしい。
たとえば壊れた物などはそれが壊れる前の時間まで戻ることが出来るようじゃ。
これがどういうことかはお前さん自身で確かめてみるんじゃな。
ともかく! お前さん達はほんとうに良くやった! これほど嬉しいことはないぞ。

○○くんは宝箱を調べた。
しかし宝箱は空っぽだった……。
この宝箱に何か入れますか?
   はい
○○くんは壊れた石版を宝箱に入れた!
宝箱の中身だけを現在の冒険の書に記録します。
○○くんは宝箱を調べた。
何と壊れた石版を見つけた!
今エピローグで、もうすぐ終わってしまうのに、 この後、過去のエスタード島に行くチャンスがまだあるのだろうか?
やや! いかがなされました? 我が王がお待ちかねのはず。 早く城に戻られますように。

グランエスタード城
王様がお待ちかねよ。 ○○くん、早く行きましょう。

みんなオイラ達のことを待ってたみたいだな。 こういうのって照れくさいぞ。

フフン。 みんながあたし達を尊敬の目で見てるわ。 気分良いわね。

何と有難い! わざわざここにいる私にまでお声を掛けに……。 感激です!

おや? どこに行かれます? 王様達がお待ちかねですぞ!

神を偽った魔王は遂に滅び去りました。
全てはあなた方のお陰。 ほんとうにありがとうございました。

ほっほっ、わしの占いにちゃーんと出ておったよ。 お主達のことはな、ほほっ。

お帰りなさい、○○くん、そして、お疲れさま!

わーい、○○くん兄ちゃん、バンザーイ!!

偽りの時代は終わり、世界に真の平和が訪れた。 いやはや素晴らしい!
我が王もどんなにお喜びのことかっ!

よーし! これからは世界を股に掛けて商売をするぞおーっ!

この島が闇に落とされた時はホントもうダメかって思ったけどねえ。
○○くん! お前さん達のお陰だよっ! 心から感謝させてもらうよ!

これまでのこの国の歴史は何だったのか? 私は城の学者として恥ずかしい。
禁断の地のこと、そなた等のこと…、これからは後の世の為正しく書きとめようぞ。

大魔王オルゴ・デミーラか! この名前は忘れたくても忘れられそうにねえぜっ。
くたばっちまって、ざまあみろってんだ!

ささ、早く我が王の前に!

○○くんさん、ステキ……。

あなた達のお陰で私も勇気が持てるような気がしてきましたわ。
今夜王様に私の気持ち伝えてみようかしら……。
……て。 確かこの前もそう思ったのに……。 私の意気地なし……。

おお!あなた方こそ真の勇者です! あ、ありがとうございましたっ!

○○くん、ありがとう。 お兄さまもきっと何処かで喜んでいると思うわ。
そしてこれで全てが終わったのね。
お兄さま……。 私はもっと強くなるわ。
いつまでもお兄さまっ子じゃ、お兄さまに笑われてしまうもんね。

リーサ姫…………。
さささ、○○くん殿! もう、よろしかろう。
我が王が今か今かとお待ちかねですぞ!

良くぞ戻った! ○○くんとその仲間達よ!
このたびのそなた等の働き真に見事である!
その働きが無くば世界の大半は今もって闇に閉ざされ……
あるいは偽りの神を真の神と崇めたて……
人々は未来永劫苦しみ続けたであろう。
そなた達こそ、この国の…、いや! 全世界の救世主じゃ!
思えば始まりはちっぽけな出来事であったな……。
あのバカ息子キーファがわしの大切にしていた妃の形見の指輪を持ち出し……。
あの時わしはどれ程あいつを怒鳴りつけたことか……。
育て方を間違えたとまで、わしは悩んだものじゃ。
しかし、そのことが今こうして世界を救うことになるとは……。
わしはあのバカ息子を誇りに思うぞ! もちろんそなた達もな!
ささ! 皆の者! 宴じゃ! 国を挙げて盛大な祝いの宴を開こうぞ!

その夜、グランエスタードでは盛大な宴が催された。
フィッシュベルや近隣の人々も招かれ、宴は・・・(以下不詳)・・・


そして夜が明けた。

まだ続くみたいだね!? どうなっているんだろ?
いつものように ママが起こしに来る・・・。
 00.12.29.
フィッシュベルフィッシュベル
○○くん! そろそろ起きなさい! とっくに夜は明けているよ!
そうそう! 今日は年に一度のアミット漁の日でしょ!
父さんはもうとっくに漁に出かけていったよ。

支度は出来たかい? 漁に初出の日に寝坊したんじゃ話にならないからね。

…………。 ○○くん、よおく顔を見せておくれ。 ホントに立派になって……。
母さんはこの日をどんなに待っていたか…。
○○くん、今日からお前も一人前の漁師だよ。 さあ、いっといで!

おっといけない! 忘れるとこだったよ。
はい、アンチョビサンド。 これが父さんの分で……、こっちがお前の分だよっ。
気を付けて行ってくるんだよ

あら、○○くん、どこに行くの? 今日はアミット漁。 しかも○○くんの初出の日でしょ。
暢気に外に散歩に行くのはどうかと思うな。

おや、○○くんじゃないか。 いろいろ話は聞かせてもらったよ。 大変なことをやり遂げたそうだね。
偉いもんだよ。 ついこの間までは洟垂れ小僧と思っとったのにな。

わしも聞いたぞ。 ○○くんは悪い大魔王をやっつけてしもうたんじゃろ。
○○くんは今や有名人じゃの。 わしも鼻が高いぞ。

わーい、アミット漁だ! わーい、わーい!

こうしていると村は平和であの頃と何も変わっていないように思えます。
しかし世界にはもうこの島一つではなく、そして……。
浜辺を駆け抜けるキーファ王子の姿をもはや見ることはないのですね……。

○○くんよ。 今だから言おう。
マーレがお前を生んだときまだ6ヶ月というのに随分立派な赤ん坊じゃった。
あの時わしはお前が何処か別の所からやって来たような、そんな気がしてならんかった。
お前は神がこの島に遣わした赤ん坊だったのかもしれんな。

あら○○くん、おはよう。 そう言えば今日は○○くんが初めて漁に出る日だったわね。
おめでとう、○○くん。 あなたももう一人前ね。
それに引き替えうちの娘ったら朝食も取らずに何処かへ飛び出していったきりなのよ。
全くマリベルったら、何処へ行ったのかしら…。 困った娘だわ。

私はメイドっ、メイドっ、わったしは、かっわいい、メっイドさんっ……
あっ…、あら、○○くんさん。 マリベルお嬢様なら何処かへお出かけですだよ。

今回もまた長い航海になるのかしら…。
どうか私の夫や仲間の皆さんが無事に帰ってきますように。

今回の航海ではいろんな港に寄ってくるそうだねえ。
前と違って世界中に港町があるって話だからお土産が期待できるかも。

さあさ! おいしいよ! アミットまんじゅうにアミット煎餅だよ!
今日だけの特売品だよ! 買わなきゃ損だよ!
おや、○○くんじゃないかっ。 そうかい、今日が初出だったな。
よし! お祝いだ。 持っていってくんな!
頑張って行ってくるんだぞ。

いつもは朝が苦手なんだが、今日は早起きして城下町から来ちゃったよ。
朝の散歩もたまには言いモンだな。 わっはっは。

あら、あなた随分若いわね。 この村の人? だったらやっぱりこの船に乗って漁に出るの?
   はい
格好いいわよ。 あなた。
   いいえ
な〜んだ…。

こうしてまたアミット漁を見れるなんて夢のようですね。
アミットさんの体も大分良くなったみたいだし、目出度し目出度しだよ!

わっはっは。 ガボにせがまれて久しぶりに村まで出てきただよ。

オイラおっちゃんに頼んでアミット漁の見物に来たぞ。
○○くん! 美味しい魚をいっぱいいっぱい待っているからな。
気を付けて行ってくるんだぞ。

おお、来たな、○○くん。 どうかね、漁に初出の気分は?
   はい
ふむ。 いい目だ。 これなら期待できそうだな。
まあ誰でも初めての時は緊張するものだ。 だが、○○くんならきっとやれる! 良いな、○○くん。 ボルカノ殿は最高の漁師だ。 だがやがてお前は父を越える。
何せ○○くんは世界を救った男だからな。
そしていずれはわしの娘のマリベルと……
おっと! これは余計なお世話だったかな。 わっはっは。

フィッシュベルの漁師ボルカノといやあ この国では知らない者がいないくらいの達人よ。
そんな男を父に持ったことを誇りに思うんだな、○○くんよ。

そうかい! ○○くんも遂に漁に出られるようになったんだな。
ボルカノ船長の子供だからって甘くはしないからそのつもりでな。

おお○○くんだな! 俺はこの船の銛番だ。 よろしく頼むぜっ。

   またマリベルは樽の後ろに隠れている・・・。 今度はそっと放っておこうかな?

新入りだなっ。 良し、お前さんにいっちょう言っておこう。
いいか? どんなときもムチャだけはするんじゃないよ。 ムチャと勇気は別物だからな。

航海は長い。 そんな時皆の楽しみと言えば料理くれえのもんだ。
たとえ皿洗いでも甘く考えちゃいけないよ。

あ! ○○くんさんですね。 僕この船の飯番です。 よろしくお願いしますね。

やっと来たな、○○くん! 良し、今日からお前も海の男の仲間入りだ。
これからは徹底的にお前を仕込むからなっ。
さて、まず船内の連中に挨拶をして来いっ! そしたら出航だ!

……… マリベルと話さないと出航できないみたい(汗)

シーッ!
大きな声で話しかけないでよっ。 あたしがここにいることバレちゃうじゃないっ!

あれ? そこに誰かいるのか?
ややっ、マリベルお嬢さん! またそんなところに隠れたりして……。
もう……。 いいじゃないの、あたしが漁に付いて行ったって!
ね、見逃してよ、コック長! あなたの作るシチューって最高よ! ウフフ…。
…わしにお世辞を行っても無駄ですぞ。
さあ、お父上に叱られないうちに船を降りなされ。

一体どうした? 騒がしいようだが、何かあったのか?

あっ、ボルカノ船長。 実はマリベルお嬢さんが…。

………………。
分かりました。 マリベルお嬢さん。 ただし今回限りですぜ。

やったあーーっっ!!
さてと、そうと決まったらいよいよ出航だ! ○○くん、グズグズするなよっ!
そうよ、○○くん。 グズグズするんじゃないわよっ。
やれやれ……。 マリベルお嬢さんにも困ったものだわい。

出航みてえだな。 よろしく頼むぜ、新入り!

よーし、銛の準備は抜かりねえぜ!

おお、出航かっ! 気張っていこうぜっ!

よーし、出航だあー!!

エンディング
静かに船出していく。 視点がカモメのように船をまわる。
船は入り江から静かに出航する。

村が遠ざかり、視点は再び鳥瞰へ。 
この時点でマリベルは船室に戻ったのか甲板から居なくなった。

やがてマール・デ・ドラゴーンとすれ違う。
巨大な海賊船は花火を打ち上げながら漁船と交差していく。
シャークアイの隣にいる女性は人魚になったかつての妃だろうか?

やがて船は夕霧の中へ消えていく・・・。

よーし、あみをあげるぞおーっ!
眩しい朝日の中に魚の入った網が上がる。 そして魚に混じって石版が甲板に落ちる。
<魚はアニメするけど、ちょっと平べったいね(笑)>
ん? なんだ? この石の板みてえなもんは?
おい、○○くん、これって、お前達が集めていた……、とは違うみたいだな。
地図じゃなくて文字が彫られているぞ。 なになに……、親愛なる○○くんへ……

キーファから○○くんへの手紙だ!
   スクロールが早くて書ききれなかった。 あうぅ。

俺はユバールの民、ライラと結婚した。
ジャンは相変わらず行方知れず。
親父にあったらよろしく伝えてくれ。
離れていても俺達は友達だよな。

みたいな内容だったよ。 

The End


 

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