……だから「グレート・マザー」だったのか……
え〜と……。なんつか、今回の感想はちと書きづらいですね。柚木はいつも月曜の午前1時にジャンプを読みに行くのですか、未だに頭の中でまとまっておりませぬ(汗)まあ第一印象は、「妲己←→太公望」ですが。
なんつか、私、師叔にとっての妲己って、『彼氏彼女の事情』の真秀さんの、友情へと変わる前の宮沢への感情に似てるなあとか思っていたのです。
「でも 私の心はいつも宮沢でしめられていたし 知らず目で追いかけてしまう」
「宮沢への激しい執着」
「まるで激しい恋のようだ」
(本文より抜粋)
ある意味一番強い感情で想っているよな、と。憎しみと、執着と。なので実は楊太にはまりきる前、「妲己×太公望ってあるんやろなあ」とか思ってました。特に趙公明戦の時、すごく思った。なので妲己ちゃんの行動原理がジョカにあるとなった時、もしその強い憎しみが薄まってしまったら、残るのは強い感情しかないんじゃないか?とも思ってました。ああでも私は所詮楊太!しかも心楊ゼン!なんだか胸がちりちりします(笑)
しかし……妲己ちゃんの考えてることは最後の最期まで読めなかったなあ……。彼女がある意味究極のエゴイストだとゆうのは分かりましたが。……こんな事書いといてなんですが、柚木は妲己ちゃん大好きですよ?あんだけの事やられて、どうしても憎めない。だけど、でも。土に、地球に還りたいと言った彼女はいっそ神々しい程でしたが、でもそんな彼女にとって、その目的の前には殷の滅びも仙界の消滅もただの娯楽でしかなかったかと思うと……なんだか……。
ああでもあの最期の時。思わず手を伸ばしたのは果たして師叔だったのか王天君だったのか。……両方かな?でもそれはそれでなんだか切ないですね。彼女が別れを告げたのは、太公望ただ一人でしたよ。
……今後、「伏羲」はどうするんでしょう。一番怖れているのは、師叔ごと土に還ってしまうことなんですが(汗)だって、もう、彼等に何が残ってるとゆうのさ。伏羲はジョカの為に一人形を留めてきたわけだし。ああでも師叔の地上から仙道を廃す、とゆうのは実現できていないのか。なら大丈夫?てゆーかもう、帰ってきてくださいよ師叔(泣)ああでもそうしてこれから、一体何が彼にとっての「本当の幸」なんだろう。
なんだか暗くなってしまった……ので!ちょっとテンションを戻しましょう。
ところで妲己ちゃん。王貴人のことはどうしたのでしょう(汗)戻してやるんじゃなかったのか……(汗)いやまあ蓬莱島に戻ったら、ちゃっかり蘇ってたりな(笑)しかし、ラストが駆け足どころか加速装置を付けてやってきているんですが(汗)こ、心の準備が〜(泣)だって!まだ全っ然大好きなんですよ!?まあ別に私は今までも、作品自体が終わってからが長い人間だったので、愛の衰えはないですが!もう夜中の一時にコンビニに走ることはなくなるんだろうなあ……(タメイキ)にしてもここまでラストが近づいてきていて、ラストの予想が付かないのもある意味すげえですなあ。そんなわけで、今後の気になりどころorはっきりしといてほしい事。
1、伏羲……とゆーか師叔のこれから。2、楊ゼンと王奕。3、王子のこれから。4、元始天尊様と師叔の会話。5、仙界の今後。6、封神台のこれから。7、武王と邑姜。8、四不象と喜媚(笑)……etc,etc……ってキリないわ!なんだまだこんなに色々あるじゃんか!……柚木の中でな……(泣)
ついでに。『彼氏彼女の事情』といえば、有馬と楊ゼンってキャラかぶるんですが(笑)なんつかあの、恋人への執着具合が。もう恋人無しでは生きていけないような辺りが。喪ってしまえば壊れてしまいそうな辺りが。失くしてしまうくらいなら壊してしまいそうな辺りが。そうして自分をひどく醜く思ってとてもとても怯えている、そんなところが。まあ楊ゼンさんはもう乗り越えたけどね。有馬は……まだまだだなあ……。