麻婆のRTペガサス日記

戻る 【1】 【2】 【3】 【4】


2月24日(日) Mプライベート ミニッツレース


今日は先日遊びに行った<Mプライベート>さんでミニッツの初レースがあったので早速参戦してきました。
エントリーは最大で12人まで受付との事だったのですが、常連のお客さんが都合が合わなかった事と流山のTONTONサーキットでもレースがあったことが影響したのか、参加人数は7人と少々寂しい人数になってしまいました。
さて参加者ですが、僕がお店に着いたときには先に1人だけ来ていました。
タミヤGPでの知り合いのキャノピーさんです。
さらに6畳GPでもおなじみ、Mプライベートのことを僕に教えてくれた<TETSU男>さんも参戦です。
僕を含めてこの3人は、先日たまたまフタバ産業でミニッツやヨンサンの話をしていたメンバーなのです。
他の4人は始めて会う方ばかりでしたが、このコースの常連のお客様のようでした。

今回のレースではNSXの人気が高いようです。
7台中3台がNSXでした。
きゃのぴーさんとTETSU男さんは純正カラーのNSXでしたが、1台のNSXはオリジナルのボディになっていました。
モービルNSX
めちゃくちゃかっこいいですね。
僕のマシンはどノーマルのポルシェ911GT3(黄色)なのでうらやましい限りです。
僕のマシン&ピット
(ミニRCのレースは機材が少なくて助かります。)

さてレースの方ですが、最初に予備予選を行ないます。
3分間のタイムアタック方式。
予備予選というネーミングですが、これがかなり重要です。
この結果しだいでいきなりAメイン、Bメインが決定してしまうのです。
なかなか面白い趣向ですね。
この予備予選でA,Bメインを決定した後、メインごとでグリッド決めの予選を3回行い、決勝を行ないます。
決勝Bメインで1位になった選手はAメインに勝ちあがれると言う趣向を凝らしたレースになっています。

実は予備予選直前の練習走行でサーボのギアを破損させてしまいました。
そのため、最後はほとんど練習することが出来ず、不安を持ったままのタイムアタックになります。

さあ予備予選開始です。
僕の順番は5番目です。
各車順調に予選を走行します。
タイムの方ですがどの選手も7秒台に入っているようで非常に高いレベルでの争いになりそうです。
僕は練習ではほとんど7秒に入っていませんでしたのでかなり焦ってしまいます。

さあ、いよいよ僕の番になりました。
セットは
タイヤ(40/30)
ロールダンパー(黄色)、ピッチングダンパー(黄色)、ボールデフ
カーボンプレート(ミディアム)、エクスピードモーター(7T)
と言う感じです。
セットの中ではタイヤが一番重要な気がしました。

走行の方ですが、正直なところぼろぼろです。
他の参加者があれだけ綺麗に走行をしていたのに僕のマシンはきついコーナーでコロコロハイサイドしてしまいなかなかタイムを出すことが出来ません。
なんとかだましだまし走行させていると、7秒5の好タイムを出すことが出来ました。
まさに1発君です。
偶然の産物としか言いようがありません。
とはいえ、そのタイムは結果的には予備予選2番手のタイムになり幸運にもAメインにこまを進めることが出来ました。

この時点でポールタイムはTETSU男さん。
タイムも7秒3に入るぶっちぎりのタイムでした。
それに引き換えきゃのぴーさんはまさかのB落ち。
勝ち上がりに期待です。

ここからは予選となります。
各メイン(A4台、B3台)でタイムアタックを行いグリッドを決めます。
1台ずつ走行した予備予選と違い、複数台でのタイムアタックになります。
僕のマシンは、セットを変えずにアタックします。
結果的には予備予選とほぼ同じタイムが出ましたが、どうしてもハイサイドがおさまりません。

予選2ヒート目ではフロントタイヤをHG50にかえてトライです。
グリップを落としてハイサイドを防ごうと言う作戦です。
結果的には良い方向へ向かいました。
しかし、アンダーが強くなってしまった為、無理にこじって曲がろうとしてしまいなかなか安定して走行が出来ません。
タイムの方は7秒6程度まで出ましたがもう少し改良が必要なようです。
ただし、ハイサイドは確実に減りました。
予選3回目。
決勝へ向けて最後の調整も兼ねた走行になります。
今回はリアのグリップも落としHGの40を使用します。
この結果ですが、タイムこそ上がりませんでしたがハイサイド対策にはかなりの効果を見せました。

今回の予選方式ですが、予備予選終了の時点でAメインが確定していました。
予選は3回あったのですが、15分決勝のグリッド決めの為だけのタイムアタックになるので正直な話タイムが出ようが出まいが関係がないのです。
そのため僕は1回目の予選で予選2位のタイムを出すことが出来たので、2回目以降のタイムアタックからは決勝レースへ向けてのセッティング出しに当てました。
JSTCの時もそうでしたが、僕の場合練習走行時間がいつのレースにおいても決定的に少ないので、タイムを出す必要性のないときはこのような形での参加をすることが多々あります。
また、それがぶっつけ本番のレースでも好結果を残す秘訣でもあると思います。

さてレース中の実況ですが、ひげの店長さんが申込書のプロフィールや参加者に直接聞いたことを織り交ぜて実況しています。
この店長さんは人の話を聞き逃さない人らしく、僕たちがピットで話していた内容にマニアックな回答で答えていました。
 マシンガントークで会場を沸かした、実況席の様子(写真は結果の集計中)

コースですが、僕が練習に来た過去2回はいずれも雨が降っていたため湿気が多くカーペットのグリップが高すぎてハイサイドを連発していましたが、今回は天気が良く湿気も少なかったため、予想よりはハイサイドが少なくなりました。

さあ、決勝レースです。
決勝レースではなんと、コースが逆回りになってしまいます。
基本的に逆周りで走ることを考えないで作ったコースということで、スタッフの人もほとんど逆送では走ったことがないとの事。
これで、困ったのは正周りでの練習しかしていない常連さんたちです。
僕の場合、練習量が少ないのでどっち周回でもさほど問題がないので有利な展開と言えます。

しかし、ここで俄然有利になってきたのがBメインの選手です。
決勝レースではBメインの優勝者は勝ちあがりでAメインに出走できるので15分の練習走行をするのと同じことになります。
しかもBメイン優勝には賞品もあり、かなりおいしいシチュエーションです。
 
(決勝に向け整備に余念がないキャノピーさん。右は賞品)

さあ、いよいよ決勝Bメインです。
この決勝レースのちょっと前に中ムラウダさんが応援に来てくれました。
次回は一緒に参加したいですね。
Bメインは3台。
15分の長丁場なのでなにが起こるかまったくわかりません。
各選手グリッドにつきます。
ここでとんでもないことが発覚しました!
なんと逆回りになったことで<スタート直後にヘアピンカーブ>が待っているのです!
めちゃくちゃいやらしいですねえ。
店長さんは
「それは誉め言葉としか聞こえないですいねえ。(ニヤリ)」
と、涼しげな顔をしています。
まさに<確信犯>です。
 
(Bメインの選手&グリッド。ひげの店長の性格を反映しているコースだとか・・・)

初の逆周りのレースと言うことでスタッフやAメイン参加選手など全員の注目の中スタートしました!
抜群のスタートを決めたのはポールスタートのキャノピー選手。
初めて走る逆周りを慎重に攻めます。
ベストタイムと言う点では他の選手も変わらないのですが、安定感の点でアドバンテージがあるようでリードを次第に広げていきます。
レースを見守る予選1位のTETSU男さんの手元にはしっかりと愛用の<M8>が握られています。
イメージランをしていたのですが、しっかり店長に見つかってしまい実況されてしまいました。(笑)
15分はさすがに長く、途中僕はトイレにいったりしていましたがそれでもレースは終わりません。
結局、序盤からトップをキープし続けたキャノピー選手がBメインを制してAメインへ勝ち上がりました。
Bメイン優勝のキャノピー選手。
(マシンはイーグルパーツてんこ盛りだとか(笑))

さあ、いよいよレースも決勝Aメインを残すのみとなりました。
決勝AメインはBメインからの勝ち上がりのキャノピー選手を入れて5人での争いになります。
時間はもちろん15分です。
このところヨンサンのレースで2分30秒のレースしか体験していない僕には果てしない長さのレースになってしまいました。
決勝Aメインスタートグリッド。
Aメインの出場マシンはなんと5台中3台がNSX!イン側に3台NSXが並ぶ形になったので、<NSXライン>と名づけられていました。

コンピューターのスタートの声を待つホンの少しの間に、すさまじい緊張がはしります。
そしてスタート直前、スタートのタイミングを間違えてしまった、ポールポジションのTETSU男さんと3番手スタートのzealさんが痛恨のフライング!
しかもフライングで動転している間に鳴ったスタートシグナルに反応できずに後続のマシンとクラッシュしてしまいます。
そのすきを突いてアウトスタートの僕のマシンはゆうゆうとトップスタートを切ることが出来ました。
しかも、TETSU男さんとzealさんには1周のペナルティが加算されてしまいました。
なんと僕はこの時点でTETSU男さんに1周半のアドバンテージをつける幸運を手にしたのです。

さあレースの方ですがトップの僕を追う2番手は、なんとBメインから勝ち上がってきたキャノピー選手です。
今日はマシンの調子が良くないのですが、さすがに安定した走行でとうとうここまであがってきました。
その後ろにTETSU男さんが続く展開。
モービル1NSXのzealさんとランチアストラトスで参加のWさんはじりじり遅れている様子です。

本来ならぶっちぎりで優勝できるはずのTETSU男さんでしたが、このアクシデントは想像以上だったらしくなかなか僕をとらえることが出来ません。
調子の上がらないキャノピーさんを抜いて2位には上がったものの、1周半のビハインドを取り戻す為無理な走行をしてしまい結果的にミスをしてしまうまさに泥沼の展開に陥っている様子です。
とはいえ、僕が安泰かと言えば決してそんなことはありません。
レース開始前から気にはなっていたのですが、僕のミニッツはどうも基板の調子が悪いらしくステアリングがノイズか何かで安定せず、ストレートをまっすぐ走らせることが出来ません。
そのため、ストレートエンドではかなり気を使って走行しているのにもかかわらず数周に1回は必ずハイサイドを起こしてしまいます。
その上、ストレートは結構うねりがあるため毎周毎周びくびくしながら走行しています。

そうこうしているうちにとうとうTETSU男さんに抜かれてしまい、レース上では2位に転落してしまいました。
ただし、1周のペナルティがあるためこの時点で事実上の同一ラップとなり、一応僕がトップとなっています。

さて、ミニッツのレースは今回が初めてなんですが、走行中かなり困った事態に気がつきました。
それは、マシンの重量(特にボディ)が重いせいかアクセルオフでも失速せずにマシンが転がってしまう為、コーナーでの前の車との車間を保つことができずなんどもクラッシュしてしまいました。
しかも、ラインをクロスさせることも難しく、インをあけようにも自分のラインで走行するのが精一杯な為、先行車がミスをして前が開いたときくらいしか追い抜きができないのです。
レース終盤とうとう、TETSU男さんにトップを奪われその後抜きつぬかれつのデットヒートを繰り広げていたときも僕がコーナーでTETSU男さんのマシンをいんからはじく形になってしまいました。
(もちろん当て抜きはマナー違反ですから抜いていませんよ。謝った上で後からコースに復帰しています。)

この後、まだまだ追いつくチャンスはあったのですがストレートエンドでまたもハイサイドをしてしまった拍子にマシンがストップしてしまいました。
すぐに調べてみると、スイッチがオフになってしまっていました。
しかしこのトラブルが致命的でコースに復帰したときには2周遅れになっていました。

レース後にベストラップを見たところ、予選では0.2〜0.3秒ほどあったタイム差が、なんと0.04秒差まで縮まっていました。
逆走の恩恵が目に見えてわかりました。やはり僕にとって有利な条件だったようでですね。(笑)

結局このまま2位でゴール。
10分過ぎまではトップに入れただけに少々悔しいですが、2位と言う好成績を残すことが出来てとてもよかったです。
優勝はポールトゥウィンのTETSU男さん。
3位にはキャノピーさんが入りました。
周回数は
TETSU男さん 104周
あさばあ     102周
キャノピーさん  99周でした。
(トップ3のマシン)
奇遇にもトップ3選手がタミヤGP優勝経験者という結果になりました。
ミニッツレーサーの経験は浅かったものの、逆周りと言うルールが常連さんたちにはちょっと厳しかったようですね。

 なんと賞品をGET!
今回の結果は予想外の大健闘だったのですが、最後にまた予想外の幸運が!
2位の賞品でなんと、パームランナー(ポルシェ)をいただいてしまいました。
たった、1000円の参加費でこれだけ遊んだ上にこんな賞品までもらってよいのでしょうか?

ちなみに優勝のTETSU男さんの賞品はなんとなんと!<ミニッツF1>です!!!
いくらオープニングレースでもすごいサービスですね。
ちなみに、Bメイン優勝のキャノピーさんもパームランナーをGETしていました。

当然次回のレースからはこんな豪華な賞品は出ないと思いますが、レース自体がとても楽しかったのが印象的だったと思います。
Mプラーベートさんでは2週間に1回くらいのペースでミニッツ、ミニッツF1のレースを行なう予定だと言うことです。
今回は、常連のお客さんの参加が少なかったため運良く2位と言う好成績を残すことが出来ました。
次回以降はこんな幸運はなかなかないと思いますが手軽に参加できるミニッツのレースはヨンサン同様これからも都合が合うときはどんどん参加したいと思いました。

最後に、Mプライベートのスタッフの皆さん&参加者のみなさまお疲れ様でした。


2002年2月3日(節分)

今日はアツシとミニッツのコースへ遊びに行ってきました。
先日のミニッツカップでミニッツにも興味を持った麻婆&アツシですが、どこで走行させるかが課題になっていました。
アツシの自宅近くにはミニッツのコースがあるとの事ですが、僕の家の近くにはミニッツコースがなかったのです。

しかし、昨日たまたま秋葉原でお会いした「TESTU男」さん(薬師寺さんのサイトの6畳GP参加者)に「M・プライベート」というミニッツ専用コースが南砂町にあると教えていただきました。
そこで、早速今日アツシを誘って遊びに行ったのです。

場所自体は何回も車で通ったことがある場所だったので結構すぐにたどり着くことが出来ました。
しかし、通り沿いに看板がまったく出ていないのでコースを知っていてその場所にいない限りそこにミニッツのコースがあるとは気が付かないですね。
隠れ家的雰囲気でいい感じです。

店内はエアガンなども置いてありそんなに広くない感じでした。
ミニッツのコースはどこにあるのかなあ?と思いたずねてみると、奥の部屋に案内してもらいました。
ドアを開けてみてびっくり!
旧ヨンサンスクエアほどのなかなか大きいコースが設置してありました。
 

ストレートは7mほどあるそうです。
電波感知式ラップカウンターが設置してあるのでタイムも常に計測できます。

ピットエリアは1人1人決められた場所を使うスタイルになっています。
堅苦しさも感じますが、初心者も常連も平等にピットエリアと使うことが出来るよい配慮だと思います。
 ピット横に置かれたストーブ。あったかいです。

コース使用料は1時間600円で、ピットの使用時間が使用時間となります。
充電用電源も料金に含まれています。

バンドはバンドカードをつけての走行になります。
バンド表示ボードに自分の名前を書いて使用します。


早速走行させてみました。
使用マシンはもちろん昨日購入したFCです。
モーターにXスピードを搭載。
OPパーツも数点つけました。

走行してみた感想ですが、低速セクションはコース幅が狭いもののなかなか走りやすくまさに峠を走っているFCのようでかっこよいのですが、スピードが乗った後のコーナーではあっけなくハイサイドを起こしてしまいます。
このあたりはまだまだミニッツのノウハウがないものでうまく解消することが出来ませんでした。
 
フロントタイヤのグリップをおとしつつ、それに合わせてリアタイヤのグリップも落としていきましたが満足のいくセットを出すことが出来ませんでした。
このあたりは、まだまだこれからですね。

アツシは先日購入したばかりのNSXを持ち込みました。
OPパーツはタイヤとロールダンパー、フルベア、Xスピードモーターくらいです。
しかし、このマシンはどうもうまく走行することが出来ません。
コーナーリングの後半でオーバーステアが出ます。

ためしにアツシに僕のマシンを走行させたところ、
「プロポの反応速度が速いね。」
という印象を受けたようです。

ちなみに、アツシはノーマルプロポ、僕はM8を使用していました。
それならばと、僕のM8でNSXを走らせて見ようということになりました。
すると、後半の巻き込みがかなり改善されました。
プロポを変えただけでこんなに変わるなんてびっくりです。
プロポなんてどれでも基本的には変わらないよ!
ようは腕だよ腕!
なんて言葉をあざ笑うかのようでした。
いやはや、勉強になりました。

このあと、ストレートがいくら長いとはいえXスピードでは速すぎでボディのダメージが心配ということになり、ノーマルモーターに変えることになりました。
ただし、僕はミニッツを2台持ってきていたのでドノーマルのストラトスを使用することになりました。
このマシンは、タイヤのみ交換してありますがそのほかはベアリングすらつけていないノーマル仕様です。

しかし、このマシンがまたすごく良く走ります。
OPパーツをあざ笑うかのようです。
適度なスピードとボディの小ささがうまくマッチしてすごく楽にコースを走行します。
タイムの方も安定している上に先ほどのXスピード搭載マシンのタイムにかなり近いタイムを出しています。
RX7     7秒9
ストラトス  8秒1

見た目の速さはXスピードのほうが圧倒的ですが、僕的には適度なスピードでテクニックを競い合える、ノーマルモーターに魅力を感じました。
結局今日は1時間ほどで走行を終了してしまいました。

今月末にはレースを行なう予定もあるそうです。
コース、お店の雰囲気などがとてもよく、また来たいと思いました。

ちなみに、平日はPM11:00までやっているとの事で仕事帰りにちょっと行くということもできそうです。
今年はミニッツも楽しめそうです!

最近Mプライベート内ではやっているという知恵の輪に挑戦中のアツシ。