麻婆のRTペガサス日記

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3月27日(水) Mプライベート ミニッツノーマルクラス

みなさんご無沙汰でした。
Zealさんのレポートのアップを待っていたら このところ、ちょっと忙しかったものでレポートのアップが遅くなりました。
決して、ウメチーさんから教えてもらったネットゲームにうつつをぬかしていたわけではありませんよ。
そうですよね、ウメチーさん&けんちゃん。(笑)

今回のレースはMプライベートで行なわれたチャレンジカップのノーマルクラスです。
前回とは打って変わり、
ノーマルモーター ターボアンプ禁止 6Tピニオン限定
と、かなりパワーを規制したレギュレーションになっています。
今回のエントリーはなんと16人!
そんな訳で、タイムなどのメモを取っていなかった僕はレース全体のレポートを書くほど把握は出来ていないので、自分の周りについて日記形式でレポートします。
全体的なレースの雰囲気はZealさんのサイトで詳しいレポートがアップされていますのでご覧ください。

今回僕は久々に友達との参戦になりました。
まずは、ヨンサンから「たーつぁん」
そして、RTペガサスからノッチ選手が参戦します。
たーつぁんは、僕がプレゼントしたマシンに自分でOPパーツを組み込んだものを使用し、ノッチに関してはマシンを持っていなかった上に練習時間もなかったのでまったくのぶっつけ本番になってしまいました。
と、いうわけで当然ミニッツ暦は0です。

さてマシンですがたーつぁんがチームステッカーを作ってくれました。
本来ならボディを塗りなおした上でステッカーを貼りたかったのですが、今回はそのままのボディに貼り付けることになりました。
左から「たーつぁん」「あさばあ」「ノッチ」

作ったステッカーは「RTペガサス」「たーつ電装」「PROJECT・E」の3種類です。
なかなかカッコよかったですよ。

今回のレースですが前回前々回のレース参加者に加え、今まで参加できなかった常連のお客さんも多数参加されているようです。
その中でもやはり優勝の最有力候補は第1回チャレンジカップ優勝者の「TETSU男」さんです。
今週は仕事が忙しかったようで練習へこれなかったそうですが、その分先週たっぷりマシンセットをしていったとのことで調子はなかなかよいようです。
マシンの特徴ですが、デフをあえてギヤデフを使用しているとのことでした。
マシンはモデナを使用していました。

次に前回F1で抜群の速さを見せたkeymac選手です。(前回はM氏と紹介しました。)
マシンはランチアストラトス。見た感じとてもパワフルな走行でショートホイルベースということもありぐいぐい走っている姿が印象的でした。

さらに前回のチャレンジカップで3位にはいったキャノピー選手は午前中まで、浅草で行なわれていたタミヤGPに参加していましたが、優勝賞品(ミニッツ)に目がくらんで残念ながらマシントラブルで決勝レースを棄権しこちらのレースに参加することになりました。
人のことは言えませんが、タフですね!
そして、先週ヨンサンのレースにも参加していただいたZealさんやそのほかにも有力選手が多数参加し混戦が予想されます。

予想外だったのは参加マシンですね。
NSXやモデナのワンメイクになると思ったのですが、意外にもバラエティー豊かなマシンラインナップになりました。
RX−7やアルテッツア、R34、ベンツなど見る側にとってもアナウンスするひげ店長にとっても面白くなりましたね。

今回のレースはこのようになります。

予備予選 2分間のタイムアタック(一人ずつ)
ベストラップによりクラス分け(A〜C組)

予選 50周の周回レース
50周のタイムにより決勝のグリッド決定。
クラス分けには関係なく順位が決定。
(A組がCメインになったりC組がAメインになることもあります。)

決勝
各メイン 15分のレース
Cメインから行いトップの選手は勝ちあがり

ここで、メンバーの紹介を少しします。

「たーつぁん」:(PROJECT・E)
紹介の必要もないほどおなじみですね。
今回ヨンサン以外のレースには初チャレンジとなります。
練習ではなかなか安定した走行をみせていましたがプロポがメガテックJRというのはかなりのハンデになると思います。
ただし、ベストラップ方式ではなく周回レースなのでヨンサンのレースのような走りが出来ればかなり期待が出来ると思います。
「マシン」
ロックタイトNSX
OPパーツ:フルベア、ボールデフ、車高調整

「ノッチ」(RTペガサス)
タミヤのミニスポーツ耐久レース優勝のときのチームメイト。
今までは主にタミヤGP中心で活動。
ミニスポーツクラスで優勝経験あり。
僕のマシンを走行させると速いというジンクスがあるのですがブランクが長く今回は楽しむことが目標。
「マシン」
ポルシェ911GT3
OPパーツ:フルベア、ボールデフ、カーボンプレート、車高調整

レース前もちろん練習走行をしたのですが、ここで大問題勃発!
前日から僕のマシンの電波をなかなか拾ってくれなかったのですが、今日になってさらに症状が悪化!
まったく拾ってくれなくなりました。
エントリータグというものを使用してもだめだったことにかなり困ってしまいました。
このあと、時間をめいいっぱい使用した結果なんとか電波を拾ってくれるクリスタルを見つけることが出来ました。
とはいえ、感度はかなり低いようでレース中のトラブルが怖いですね。

さあ、いよいよ予備予選開始です。
Zealさんからのタイムアタックで、僕の順番は2番目でした。
あまり調子が出なかったのですが、タイムはなんとか8秒を切ることが出来、7秒86。
あとで気が付いたのですがこのとき使ったモーターは前日に測定したときに遅いといわれたモーターで練習用に使用していたものでした。(汗)
次に登場したのはたーつぁんです。
が、タイムアタックは不利というのがわかっていたので8秒46というタイムはとりあえず仕方のないところですね。
注目のkeymac選手はランチアストラトスを使用し力強い走りを見せたのですが意外とタイムが伸びず7秒84。
ノッチ選手はまだマシンになれていないのか8秒77を出すのが精一杯でした。

ここまでは、8秒前後の中にほとんどの選手が集まり混戦になっているようです。
練習のときにも7秒台に入っている選手が数多くいたので順位がどうなるのかまったくわかりません。
しかし、ここで優勝候補の筆頭TETSU男さんの登場!
オープニングラップから飛ばします。
なんといきなり7秒60のタイムをたたき出します。
マシンのセットアップがいいのかスピード、安定感ともに抜群です。
これは相当速いタイムが出そうです。
そうこういっているうちについに脅威の7秒38をたたき出します!
このタイムは前回のチャレンジカップのXスピードモーターのタイムとほとんど変わりません。
ノーマルモーター&6Tピニオンでこのタイムとは・・・

結果的に予備予選はこのタイムがトップタイム。
2位にはアルテッツアのM崎選手。
3位にランチアのkeymac選手。
その後の4位にあさばあが入りました。
さらにA組の5人目にZealさんが入っていました。さすがですね。
2位までのタイムは結構離れてしまいましたが、3位から下のタイムは大混戦になっています。
A組に入ることは出来ましたが、予選ではどうなるかまったくわかりませんね。

たーつぁんとノッチは予備予選最下位&ブービーですが、ほとんど差がないので巻き返しは十分可能です!

ここから予選になります。
今回の予選方式を聞いてTETSU男さんは
「あさばあさんに有利なレギュレーションだよ〜」
と言っていました。
僕もそんな気がします。(笑)

予選はC組から行ないます。
C組にはたーつぁん&ノッチが参加します。
この予備予選は逆周りで行なわれることになりました。
で、実際に逆周りで行なったのですが途中からラップカウンターの調子が悪くなってしまい、いったん中断しました。
この後B組の予選も同様のトラブルに見舞われてしまいました。

いろいろ協議した結果、順周りに変更。
周回数も30周に短縮されました。
予選ではたーつぁんがさすがの走りを見せましたがなかなか波に乗ることが出来ませんでした。
たーつぁんは途中までなかなかの走行を見せていたのですが、レース終盤ボディが外れるトラブルが発生!
あさばあが即修理を始めたのですがあせってしまい逆に時間がっかかてしまいました・・・(申しわけないっすぅ・・・)
それでも2人とも予選より順位を上げ、たーつぁん3位、ノッチ4位にでゴールしました。

C組6人の選手たち!

B組注目は前回3位のキャノピーさんです。
今回、デフギアをTETSU男さんお勧めのギアデフにするか、あさばあお勧めのボールデフにするか悩んでいましたがトラクションがぬけてしまうという理由からボールデフを選んでいました。
実はキャノピーさんは予備予選のとき周回レースと勘違いしていた為ベストラップがのびなかったんですね。(笑)
とはいえ、今回もどうもスピードが出ていないようなので苦戦必死です!
その予感が的中!
キャノピーさんは序盤下位に沈んでしまいます。
しかし、もちまえの安定した走行によりだんだん順位を上げ終盤ついにトップに立ちます。
さらにこのB組は全体的にレベルが高く全選手同一周回でラップを重ねます。
最後まで荒れることなく終了。
あまりの綺麗な走行に、これから走る僕たちA組はもうドキドキです。

さあ、いよいよA組です。

なんと5台とも違うマシンになりました。
色的には赤が2台いますが、基本的には判別しやすくていいですね。
この予選タイム的にはTETSU男さんが圧倒的にアドバンテージがありましたが、ふたを開けてみるとあさばあとの壮絶なデットヒートになってしまいました。
B組に比べ全体的にミスが多かったのが幸いしたのか離されても必ず僕のマシンはTETSU男さんに追いつくことが出来ました。
さらにTETSU男さんが周回遅れと絡んでいる隙にとうとうトップに立ってしまいました。
この後数回順位が入れ替わりましたが、最終的にあさばあが逃げ切ってトップゴールを果たすことが出来ました。
予選ということでTETSU男さんが無理をしなかったのが僕の勝因だと思います。

と、言うわけで予選が全て終了しました。

予選主な選手
Aメイン
1位 あさばあ
2位 TETSU男さん
3位 キャノピーさん
4位 MAGさん(カルソニックスカイライン)

Bメイン
Zealさん、keymacさん

Cメイン
M崎選手、たーつぁん、ノッチ

なんと!あさばあがポールを獲得!
2位にはTETSU男さん。
さらに3位にB組からキャノピーさんが、4位にはスカイラインR34をしようしたMAGさんがそれぞれAメイン進出です。
逆にZealさん、keymacさんがB組に、予選2位のM崎さんはなんとCメインに落ちてしまいました。
全体的にB組の選手の活躍が目立った形になりましたね。

しかし、参加者が多くなると待ち時間が長いですね。
時間が余るとどうしても僕って悪さをしてしまうらしいです・・・
勝手に張ってしまいました。まさにゲリラですね(汗)

決勝レース
Cメイン

決勝レースはトップになると勝ち上がることが出来ます。
そのため1位と2位では雲泥の差になってしまいます。
各選手とにかくトップをとるために激しいバトルが期待できます。
中でも注目はやはり予備予選2位のM崎選手でしょうか?
そのM崎選手をたーつぁんがどう追いかけるかが楽しみです。

決勝Cメイン
決勝レースがスタートすると、やはりアルテッツァのM崎選手が抜け出しました。
このメンバーの中ではやはりラップタイムが抜け出ているようです。
それを追うのが2台のロックタイトNSX!
1台はたーつぁんです。
しかし、たーつぁんのマシンが絶不調!!!
ただでさえ遅かったマシンが話しにならないほどのスピードになっています。
見た感じ、ボールデフが滑っているかバッテリーの充電失敗。
それほど明らかにスピードが遅いです。
それでもなんとか綺麗なライン取りでもう1台のNSXとほぼ同一周回でレースを進めますが、トップのアルテッツァにはどんどん差を広げられます。
4番手スタートのノッチ選手はここに来てやっとミニッツに慣れてきましたが、いかんせんあまりにもブランクが長すぎた為レースの流れに乗ることが出来ません。
最終的にたーつぁん3位、ノッチ6位となりました。
Cメイントップ通過は予想通りM崎さんになりBメインへと駒を進めました。

決勝Bメイン
決勝Bメインは注目のレースとなりました。
トップになればもちろんAメインへ勝ち上がりですが、有力選手が多数いるためどの選手が上がるかまったく予想が出来ません。
1番手スタートは赤いポルシェのZeal選手。
聞いたところによるとポールスタートは初めてとのこと。
さらに3番手のロイ選手のFCは今大会一番回っているといわれるモーターを使用しています。
そしてあわやCメイン落ちの5番手に前回F1クラス2位のkeymac選手のストラトス。
最後にCメインから勝ちあがってきた、予備予選2位のM崎選手となります。

レースの方ですが、予選のB組と同じく非常に綺麗なレースとなりました。
少々クラッシュがあったものの、落ち着いた頃にはZealさんのポルシェがトップに立ち安定して逃げます。
2位にはkeymacさんのストラトスがおいます。
しかし、レース序盤keymacさんのストラトスがコース内の隙間に入り込んでしまうアクシデント!!
Zealさんに引き離されてしまいます。
差は約1周半!
激戦のBメイン

レース中盤以降上位2人は安定した走行でラップを重ねます。
前回僕はポルシェを使用していたので、ポルシェはハイサイドしやすい車という認識があるのですが、Zealさんはとてもうまくコントロールしていました。
僕から見て
「え??あのスピードでハイサイドしないで曲がれるの??」
というシーンが何回もありました。
このあたりZealさんのセッティングのうまさを実感しました。

レースも中盤から終盤へ移りますが2台の差は一向に縮みません。
ラップタイム的にはストラトスの方が速いのですが、大事な場面でミスをしてしまい追いつくことが出来ません。
最終的にこの差を守りきったZealさんがトップ通過!
Aメインに駒を進めました。
このBメインを勝ち抜いたZealさんの底力は脅威ですね。

最終レース!決勝Aメイン


ポールスタートは予選をラッキーな形で通過したあさばあのNSX。
2番手に本命のTETSU男さん。
3番手には実力はあるもののあさばあとの相性がめちゃくちゃ悪いキャノピーさん。
4番手にはMプライベートの常連Wさんのメルセデス。
5番手にはスカイラインR34でAメインに入ってきたMAGさん!
6番手にBメインを勝ちあがったZealさんが連戦での登場となります。(少々疲れが心配ですね。)

さあ、注目のスタートです。
前回はスタートに失敗してしまったあさばあですが、もともとスタートは得意なあさあばあなのでここはうまく抜けていきます。
2位以下は混戦になったようですがどうやらTETSU男さんがついてきているようです。
ラップタイムではあきらかに負けていますのでなるべくミスを少なくする作戦だったのですが、この決勝レースに来てどうも僕のマシンの挙動がおかしいです。
ストレートエンドでハイサイドをおこしたり、フロントタイヤが突然引っかかってコーナーに刺さってしまったり。
とにかく安定しません。
それでも序盤はトップを守っていたのですが、やはりTETSU男さんに捕らえられてしまいました。
しかし、トップに立ったTETSU男さんですがなんとトラブル発生で緊急ピットイン!
詳しい原因はわかりませんが接触不良かなにかだったようです。
これをチャンスとばかりにスパートしようとした僕ですが逆にミスを連発してしまい順位を落としてしまいます。

ここでトップに立ったのはなんとラジコンを始めたのが去年の10月という脅威の新人MAGさんのR34!
2番手にキャノピーさんも上がりました。
3番手にはTETSU男さん。
なんと僕は4番手までポジションダウンしてしまいました。
しかしこの後調子を上げてきたTETSU男さんがスパートをかけます!
一台づつ順調にパスしついにトップに立ちました!
さらに勢いは止まらず僕はとうとうラップされてしまいました。
マーシャルありがとうございます!

さて、僕はというとこの時点で3位にポジションを落としていたMAGさんを追います。
テールまで喰らい付いたのですがまったく抜くチャンスがありません。
しばらく様子を見ていましたがとうとうストレートの入り口で仕掛けました。
ストレートで並ぶ2台!
イン側に入った僕はレース経験の少ないMAGさんが動揺している隙に抜き去りました。
しかし、MAGさんの成長のスピードには恐れ入ります。
近い将来が怖いですね。

さあ、3番手まで上がったあさばあです。
次の目標はキャノピーさんです。
キャノピーさんのマシンは今回も調子が悪くラップタイムでは僕のほうが速いようです。
徐々に差が詰まっていきついに真後ろまで迫りました。
しかしここまで来たもののまったく抜くすきがありません。
このあたりの駆け引きはさすがですね。
と、いっているうちになにやらおかしいことになってきました。
レース上まだ抜いていないはずの僕のマシンが2位に上がっているのです。
僕のほかにも当然キャノピーさんも、
「え?まだ抜かれてないですよ?」
と困惑気味・・・
このまま走行は続きました。
いつまでたっても抜くことが出来ないあさばあは、だんだんあせってきたのかミスを連発!
半周ほど差が開いてしまいました。

と、言う時点で
「赤旗レース中断」
のアナウンスが入りました。
カウンターを見るとキャノピーさんのラップが10周ほど拾われていませんでした。

この中断の後、現在の順位でグリッドに付きレースを再開し、中断前の周回数を加えた数で順位決定ということになりました。
この決定に
「うぉぉぉ俺の貯金がぁぁぁ」
と、僕との半周差がチャラになってしまったことに頭を抱えていました。
(僕はラッキーでしたが・・・汗)

再スタート
さあ、再スタートですが今度はMAGさんのマシンの電波を拾ってくれないようです。
どうも今日は機械の調子が悪いようですね。
クリスタルチェンジなどの処置をしてなんとかレースが再開することが出来ます。
グリッドに付いたところでも、
「ぐぉぉぉ、あんなに近くに・・・これじゃあスタートで抜かれちまう・・・」
と、心底頭を抱えていました。
レース中断中。疲れたのか目薬を差すTETSU男さん
さあ、再スタートです!
ここで飛び出したのはやはりあさばあでした。
相変わらずスタートはうまいですね。
2位にはTETSU男さんがつけました。
この時点でTETSU男さんは2位に3周差があるので安全策に出たのでしょう。

この後しばらくトップで逃げたのですが結局TETSU男さんにはあっさり抜かれてしまいました。
しかもここでもまだ僕のマシンは安定しないようでした。
コーナーに刺さるたびに後方からついてきていたマシン(特にWさんのメルセデスが多かったように記憶しています。)のじゃまをしてしまっていて申し訳なかったと思いました。

こうなると注目は僕とキャノピーさんの2位争いが面白くなります!
じつはAメインのこの時点には浅草のレースを終えたキャノピーさんやTETSU男さんのお友達が応援にきていてレース中に実況や応援をしていました。
(キャノピーさんに対するプレッシャーかも(笑))
この時点で2位は僕ですがキャノピーさんとはたったの半周差!
ワンミスでどうなるかわかりません。
しかもここへ来てZealさんのポルシェが僕の後ろからぴったりとついてきます。
僕に脅威を与えたZealさんのポルシェ911GT3
これはすごいプレッシャーでした。
ポルシェとNSXはスピードが速いコーナーが違うので、うっかりミスをすると簡単にZealさんと絡んでしまうのです。
かといってわざと前にいってもらったとした場合、後ろからキャノピーさんが追っかけてきたとき、前を走るZealさんが壁となりペースを上げることも出来なくなるのです。
そんな厳しい状況の中レースは残りわずかとなりました。
コース横からの声がプレッシャーとなる中、ミスの出来ない展開の中全神経を集中して逃げます。
最後ささいなミスはあったものの気合で逃げ切りました。
が、その差はほんのわずかなものでした。
レース結果に周回だけでなくタイムも加算されるとしたら順位は入れ替わってしまいます。
まさに結果はレースのスタッフの決定次第になってしまいました。

その結果、2位は同着という形になりました。
お互いある意味安心した結果となりましたね。
よかったです。

Aメインの結果は以上のようになりました。
1位 TETSU男さん 110周
2位 キャノピーさん
    あさばあ    107周
4位 Wさん      104周
5位 MAGさん    103周
6位 Zealさん     103周

偶然?にもゼッケン123番がトップ3でした。
今回もTOP3はTETSU男さん、あさばあ、キャノピーさんとなりました。
TETSU男さんは今回別格の速さでしたね。

今回の賞品ですが、優勝のTETSU男さんは高橋涼介仕様のRX7のレディセットをもらっていました。
これでミニッツ2個目の賞品ですね。
僕とキャノピーさんは2台目のパームランナーを。
4位以下の選手もスピアーのバッテリーなど豪華な参加賞をもらっていました。
もちろん、Cメイン、Bメインで1位になったM崎さんZealさんもパームランナーをもらいました。

表彰式の後、あまりにも遅かったキャノピーさんのマシンや逆に速かったTETSU男さんのマシンを走らせることになりました。
まずキャノピーさんのマシン。
このマシンはレース中TETSU男さんによく回るモーターをレンタルしたしてもらったのにもかかわらず遅かった筋金入りのマシンです。
走行してみるとどうも反応が悪いようです。
使用しているプロポは、EX1(限定モデル?)なのですがノーマルプロポのような反応を見せます。
試しにTETSU男さんのM8(あさばあもM8を使用)で走行させたところ、こんどは曲がりすぎる位に反応がよくなりました。
前回遅かったのもどうやらプロポのせいだったようです。
かわいそうに・・・キャノピーさんはある意味2レースも無駄にしてしまったのかもしれないですね。
このトラブルを直してきたときはもう僕では勝てなくなっているかもしれないですね。(汗)

次に、TETSU男さんのマシンを走行させてもらいました。
走らせて見てびっくり!
すごく速いです。
速い上に安定している。
僕のマシンに比べすごく重量感を感じました。
コーナーリングスピードが速いのにどっしりとしている印象でしたね。
これはアルミホイルを使用しているからなのでしょうか?
僕もアルミホイルを試してみたくなりました。
それと、ボディの違いもあったのかもしれません。
参考になりました。
やっぱりマシンをちゃんとセッティングするということは大事なことなんですね。

今回ミニッツ初挑戦となったたーつぁん&ノッチの感想です。
たーつぁん編
ヨンサンに比べたしかにパワーを感じたけれど戦えないことはないとのこと。決勝ではプロポの設定を間違っていじってしまった為かスピードが出なく少々悔いが残りました。
コンピュータープロポがほしいところですが、家庭の事情でそうもいえないし・・・悩みどころですね。
とはいえ、RC暦半年とは思えないほどの安定感はミニッツよりもさらにクイックで小さいヨンサンを走行させている賜物ですね!

ノッチ編
今回はあまりにも練習時間がなかったですね。レース終盤に来てやっとマシンに慣れてきたというところでした。
やっぱりぶっつけ本番はきつそうです。
とはいえ、かなりミニッツを購入したいと本気で考えているようでした。
もともとセンスはあるほうなので定期的に参加できれば家も近いことですし上位争いに絡むことも可能ではないかと思います。
ただ、子供が生まれたばかりですからねえ・・・
しばらくは無理っぽいですかね。(汗)


最後に、今回トラブルがありながらも最後までレースを運営していただいたスタッフのひげ店長、アニさん、クロさんありがとうございました。
やっぱり人数が多いレースは大変ですがとても楽しいですね!


3月21日(祝)

今週末にMプライベートさんでミニッツのレースがあります。
今月はかなりハイペースでレースに出場しています。
先週、先々週は一日2レース。今週末に1レース。
なんと3週で5レースのハードスケジュールです!
とはいえ、ほとんど準備の必要のないミニRCならではだからのことなんですけどね。

レースにあわせ一昨日から練習走行へ行っているのですが、基本的に僕はあまり練習走行をしない人なので一週間近く前にコースへ登場した僕を見てMプライベートのスタッフの方は、
「こんな早くからあさばあさんが練習へきた。これは本気だぁ〜!」
と騒いでいました。(笑)

今回僕はNSXを使用します。
レースはノマールクラスです。
レギュレーションはノーマルモーター&6Tピニオン限定。ターボアンプ不可。
ボディも極力改造不可。

セッティングの方ですが、やはりタイヤが一番重要になると思います。
そこで、リアにワイドの20、フロントにHG40を使用したかったのですが、あいにくワイドの20が品切れ・・・
(後日秋葉原に買いに行ったときも品切れでした・・・)
そこで、手持ちのハイグリップラジアルの30を使用しました。

走行させてみるとポルシェのときにあれだけ軽快に曲がっていた4連ヘアピンがすごく遅いです。
その分、高速コーナーでの安定感は抜群です。
しかしここで問題が。
前回のレースのときにも感じていたのですが僕のマシンはどうもステアリングの調子がおかしいようで、ステアリングに触っていないのにビビッと動いてしまうのです。
そのため、アクセルオンでトリムがずれたようにになってしまいまっすぐ進みません。

試しにスペアカーのボールデフを組んだだけのポルシェを走行させたところ気持ちいいくらいにまっすぐ走ります。
どうも基板がはずれのようですねえ・・・
基板を交換したいところですが、この日はコースについたのが遅く(閉店1時間前)直している時間がもったいなかったのでそのまま走行させました。
面白いもので、最後の方にはそれなりにまっすぐ走るようになっていました。
ヨンサンでもそうなのですが、何もしなくても走行しているだけで知らないうちに(一時的に)直ってしまうことがあるようですね。

この日のベストタイムは7秒65。
これはバッテリー交換直後のパンチがあるときに出たタイムでノーマルレギュとしてはなかなかのタイムです。
ちなみに、ボールデフのみのポルシェもタイム的には7秒73とほぼ同タイムでの走行が可能でした。
ただし、ハイサイドの回数が明らかに多いのでレース向きではないかもしれません。
その分4連ヘアピンではものすごい旋回性能を見せていたので、ハイサイドさえおさえられれば上位も狙えるかもしれないですね。

さて、昨日も練習へ行きました。
この日は自分の練習というよりは今回ミニッツのレース初参加となる<たーつぁん>の付き添いです。
たーつぁんは自分のミニッツを持っていなかったので僕が持っていたミニッツをプレゼントしました。
ボディ(NSX)だけは用意してきましたが、それ以外のパーツは現地調達という状態です。
まさにPROJECT.Eですね。(笑)

今回たーつぁんが購入したパーツは

ボールデフ
フルベアリング
車高調整用スペーサー
ニッケル水素バッテリー(スピアー)
タイヤ

以上のパーツです。
レースに必要な必要最小限のパーツだけ抑えてもらいました。

一番問題なのはやっぱりプロポですね。
たーつぁんには手持ちのメガテックJRを使用してもらうことになったのですが、純正のプロポ同様反応速度が遅いです。
ミニッツの商品説明などを読んでいると、
「お手持ちのコンピュータープロポでより細かいセッティングが可能。」
なんていっていますが実際に使用した感想としては、セッティングうんぬんよりも反応速度のほうが問題になってきます。

僕は本来FMのプロポを使用した理由はAMではレース中電波トラブルが多かった為なので、基本的にAMだろうがFMコンピュータープロポだろうがしっかりとしたコントロールさえ出来ればどちらでも同じだと思っていました。
しかしミニッツの場合は残念ながらフィーリングがまったく違います。
同じセットのマシンでもプロポをかえただけでまったく走れなくなるくらい違うのです。
とはいえ、コンピュータープロポは高いですからねえ。
使いやすくなるから買ったほうがいいとはなかなか勧められないのが現状です。
そんなわけでたーつぁんはこの時点でハンデをおったことになります。

ちなみにたーつぁんはレース参戦はヨンサンが初なので、ヨンサン以外のRCはこれが初めてになるそうです。
(厳密に言うと子供の頃に少しはやったことがあるそうですが。)
ヨンサンとは明らかにスピードが違うのでどこまで対応できるか楽しみです。
しかし、さすがヨンサンでもまれてきただけのことはありますね。
なんだかんだとしっかり走行できています。

しばらく走行させていると、トラブルが発生!
ステアリングのバーが外れてしまうのです。
ギアが折れるということは良くありますが、なかなか聞かないトラブルです。
この後いろいろ直したり手を加えたりしましたが4回も連続で取れてしまいました。

店長さんやスタッフの方のアドバイスで車高を元に戻してみることにしました。
とりあえずはこれで何とかおさまったようです。
いやはやこんなこともあるんですね〜。
ミニッツも奥が深い。

この後しばらく走行させてプロポにも何とか慣れてきたようです。
タイム的にはもう少しといったところですが安定感の高い走りは今回のレース向きなのでどこまで順位を上げられるか期待です!
ちなみに今回は参加人数が10人を越えるようです。

さて僕のマシンですが、やはり基板の調子がおかしいようなのでマシンチェンジをしました。
すると同じセットのはずのマシンなのになぜかハイサイドするようになってしまいました。
マシンも全体的に跳ねている様子です。

結局走行終了までに原因はわからなかったのですが、走行後にフロントのスタビライザーがノーマルになっていたことを思い出しました。
試すことが出来なかったですがこれが原因のような気がします。

今回は人数が多いので楽しいレースになりそうです!