日繭
記八



1996年8月

(8/26) 7月、8月といろいろと面白いことがありました。どんなことがあったかと云うと、

出向先が変わった。歌舞伎を見に行った。人形劇を見に行った。夏休みを無理やり12日ぶんどった。長野県は飯田市に人形劇カーニバルを見に行った(8/1〜8/4)。大学の人形劇サークルの夏の公演の手伝いに行った(8/5〜8/8)。鎌倉の花火大会を見に行った(8/10)ミッションインポッシブルを面白さのあまり2回続けて見てしまった。また、歌舞伎を見に行った。折り紙にこり始めた。10年振りくらいにプラモデルを作り始めた。第一回まゆ杯争奪チャンバラ大会を開催した。などなど・・・。


(8/27) 筋肉痛で、体中無茶苦茶痛いんです。あざまでできてます。というのも、すべて一昨日やったチャンバラのせい。久しぶりに大学に遊びに行って、後輩たちが人形劇の練習をしているのを眺めているところまでは良かったんです。

ぼくともう一人去年卒業した奴の二人で見に行っていて、練習見ながら「体なまったよなぁ」などと云っていると後ろから丸めた新聞紙を持った後輩がやってくるではないですか。「なんだそれ?」と尋ねると「殺陣の練習をやってたんです」「!!!!!!」「チャンバラやろう!」

ということで、その辺をうろついていた後輩をとっつかまえて、練習後突如、第一回まゆ杯争奪戦の開幕と相成ったのです。

丸めた新聞紙にガムテープをまきつけて頑丈にしていざ尋常に勝負!たかが新聞紙と思うなかれ、当たるとこれがかなり痛い。上段に構える奴、中段に構える奴、ドスの様に腰にためて持つ奴。腕に当たるとその腕が切り落とされたことにしてその腕はつかっちゃ駄目。両腕きられちゃったら負け。胸とか肩とか背中に致命傷と思われるほどの打撃を受けても負け。みんな目がすわっちゃって、予想外の真剣勝負。

それぞれの戦法にもいろいろあってじっと相手が飛び込んでくるのを待つ奴喧嘩さっぽうとばかりにがむしゃらに飛び込んでくる奴。夢中に遊んでいるうちに2時間があっという間に過ぎ、肉体には拳で(剣で、か)語り合った勲章が無数に輝き・・・・・・

近いうちに第2回まゆ杯開催予定。


(8/30) 約15年ほど前。 ガンプラ造りに熱中した人が、たくさんいました。ぼくもその一人でした。

ガンダム、ザク、シャアザク、グフ、ゴック、ズゴック、アッガイ、ドム、ゲルググ、ジオング、ビグザム、エルメス・・・・・・・・・

今思い出して見ると連邦のモビルスーツはガンダムばっかり造ってたなぁ。ガンキャノンやガンタンクはもちろん、雑魚キャラのボール、ジムなんて見向きもしなかった。懐かしいねぇ。

何だまたこんな話をしているのかというと、懐かしがってるんじゃなく、何の 因果かまたガンプラ造りに手を出したからなのでした。先日(といってもかなり前)マスターグレードシリーズというのが出て、これが、当時の何だかずんどうのデザインと比べると格段にかっこいいのです。明らかに、オールドガンダムファンをターゲットにしぼった感じで、とても最近の色もついいてて、接着剤もいらない、ぱちっとはめてでき上がりのプラモに慣れたガキには造れっこないほど部品も多く・・・・

ようは、ぼくのなかに残っていたファン心理をうまくつつかれて策略にはまっ てしまったわけです。今は、道具をそろえながら、練習用の安く買ったガンダムを造っております。自信がついたらいよいよお宝マスターグレードシリーズに着手です。 マスターグレードの「ガンダム」「シャアザク」「ゼータガンダム」が、たんすの上に積 まれています。箱のまま。楽しみ楽しみ。


(8/31) 肉体の最盛期を過ぎだのにも気付かずチャンバラで酷使したための筋肉痛もなくなり平穏な毎日がぼくに戻ってきました。なんて22のがきんちょが言う台詞じゃないな。 実はまだまだ最盛期を過ぎてしまったとは思っておりません。8月に入ってから家の近くの船橋市の総合体育館に泳ぎに行っているのです。約10年近くスイミングに通っていた過去がぼくにはあって、泳ぐことはとても好きなのです。何人もいなければできない他のスポーツと比べて自分一人いればできるスポーツだということと、日常では味わえない感覚、水に浮かんでいる感覚だとか、水中を進んでいくときの抵抗であるとか・・・が味わえる。あとは、お手軽な全身運動であるとかね。ただ、スイミングをやめてから(中学2年だか3年)きちんと泳ぐということをサボっていたので、すっかり泳ぎを忘れてしまっていました。ということで、現在かっこよくかつ速くクロールを泳ぐぞ運動の実施中です。



繭八庵
入り口へ





●次のページを読む(9月)
●前のページを読む(7月)
●目次に戻る


Eight Cocoon House
Since 1997
by Atsushi Kurata
atkura@fides.dti.ne.jp