Scenarios
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ゲーム開始時で選択できる各シナリオデータの本体が保管されています。
例えば、GCの設定ファイルはどれかというと、the grand campaign.eug というのがメインデータで、ここに初期選択可能国や、リンクすべき他のデータの名前が記されています。ファイルの名前が、そのままシナリオ名になっています。
また、 1419.inc というものに、シナリオ開始時の戦争・同盟状態、CoT(Center of Trade)の位置、読み込むべき国別設定ファイルの名前などが記されています。
その国別ファイルは、サブフォルダ「1419」の中に大量に配置されていて、それぞれのファイルの拡張子が国の識別タグになっています
。豪快な拡張子の使い方です。
ちなみに、セーブデータは、「Save Games」フォルダ内にありますので、バックアップのときは参照してください。
これもテキスト形式ですので、改竄は楽です。 |
Db
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ここがもっとも改変しがいの有るところですね。
どれも重要なデータですが、中でも特に注目すべきなのは、君主名データのある「Monarchs」フォルダ、イベント・データのある「Events」フォルダ
、リーダー名データのある「Leaders」フォルダです。
他にも、反乱によって独立する国の設定が「revolt.txt」にあります。
地方名、軍団名、国別初期設定、植民地名、宗教設定など、ゲーム中に必要なあらゆるデータがつまったフォルダです。
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Ai
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CPU国のAIデータがあるところです。
全ての国ごとに用意されているわけではなく、主要国以外は、ある程度共通のファイルを使用しています。
貿易活動に熱心な国(ベニス、ジェノバなど)用の trader.ai 、非好戦的な国用の peaceful.ai
その他多数の国用の default.ai などがあります。
各国が、どの地域を熱心に植民しようとするか、どの国と戦争したがるか、などがここで設定されています。 |
Gfx
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その名の通り、グラフィック関連のデータが入っています。
ユニットのグラフィックを変更したりもできるのですが、それより重要なのは、国旗関連のグラフィックでしょう。
「Map」サブフォルダ内に、それらグラフィックがあります。新規に国を作ったりしたときは、ここにオリジナル国旗を入れるわけです。 |
Map
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地図関連のデータが格納されているところですが、ここを触ることはほとんどないと思います。
唯一、political map モードで表示したときの各国の色分けの仕方を弄りたいときは、ここの colorscales.csv
を改変する必要があります。 |
Config
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ここには text.csv が、あります。ゲーム中表示されるテキストをまとめたデータです。
オリジナルのイベントをつくるときは、このデータを触らないわけにはいけないのですが、何せデカいデータなので、扱いには要注意。
このデータを和訳すれば日本語版になりそうですが、フォント設定も変えないとエラーになります。私の力ではそこまではとても・・・ |