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◆　日々の記録　◆
しがない１０月 （の後半）

2000/10/16/Mon
「銀河英雄伝説　１」田中芳樹読了。一つ一つのエピソードにこだわらず大きな物語の流れを語る語り口が嬉しい。

日曜日に図書館に行った帰りに１０分くらい娘を肩車して帰ったのだが、朝から左半身ががちがちしていて、くしゃみをしたり、深呼吸をしたり、腹に力を入れたりすると、左側から背中、首頭とがんがんに痛い。昨日の肩車が原因の筋肉痛なんだろうけれど、何処が痛みの中心なのか自分では全然わからない。イタイイタイと思いながら仕事を済まし、家で肩から背中にかけてもんでもらった。痛いのは首だったり、肩だったりするのだけれど、そのあたりを押してもらっても全然つぼでなく、そこじゃない底じゃないといっていたのだけれど、とあるポイントで見事ヒット。おされた瞬間、もろにツボだとわかる痛さ。左腕の付け根肩甲骨に沿って、わきの下のほうへ少し行ったところ。夜中だというのに痛くて痛くてぎゃーぎゃー騒いでしまいました。おかげでかなり楽に。
2000/10/17/Tue
左肩甲骨裏が痛いのは変わらけれど、昨日に比べると大分まし。肩車しただけでこんなに苦しい思いをするとは体がなまっている証拠ですな。そろそろまた、定期的に泳ぎに行こうかと思っているところです。

帰宅途中の電車で「銀河英雄伝説　２」田中芳樹読了。

どかどかどかっと日記を更新。５月、６月、８月、９月、と１０月前半分をアップ。７月分が終わっていないので、日記のトップページは更新していない。
2000/10/18/Wed
何ヶ月かぶりの寝坊。やってしもたー、である。他はここしばらくと同じ水曜日。アクセントといえば、 出さなくちゃいけないはがきを２通出して、北海道に電話をしたくらいかな。来週一日早く上がる日を作りたいのでどうやって仕事を前倒ししていくとよいかを考えながらの日常業務。

７月分の日記もアップし、トップページの１０月後半を上げればついに日記ページも久々の更新を公にできる。ずっと更新が止まっているので、見に来てくれる人も大分減っているのだけれど、１１月の文教大学の学園祭でこのサイトの宣伝と、サークルのページ＆掲示板があることを宣伝して、使ってもらうための仕込みだな。これは。
2000/10/19/Thu
朝の電車で「銀河英雄伝説　３」田中芳樹読了。展開が早い早い。

今年６月中ごろにプロバイダのＷＷＷサーバがクラッシュして、サーバ側のバックアップで復旧されたものの、使えない状態のまま４ヶ月あまり手をつける時間が取れなかった大学時代のサークルの掲示板が今日突然使えるようになった。なぜかは不明。このプロバイダからは今年中に撤退予定なので、使えるようになったこの掲示板も引越予定ではある。今メインに使っているＤＴＩはＣＧＩの設置は許可していないので、ＣＧＩを使えるプロバイダを物色中。最初のＣＧＩの設置と、ぽちぽちとしたメンテナンスの時くらいしかダイアルアップしないと思うので、基本料金ができる限り安いところで探している。すでに２，３めぼしはつけているので後はサービスを比較して決定したあと、オンラインサインアップとＣＧＩの設置。新しいところで掲示板の運用ができるまで純粋な作業時間としてはあと４時間もかからないだろうけど、何処でその時間を作り出せるかが問題。この週末で何とかできるかな。

んで、帰りの電車で「銀河英雄伝説　４」田中芳樹読了。
2000/10/20/Fri
今朝から「銀河英雄伝説　５」に突入。今日一日で何ページ読めるかな。先週図書館で借りている本もあるので、来週中には１０巻まで読み終えていたいけれど、何処までできるかはわからないです。

昼過ぎから雨。しとしとざーざー。傘は持ってきているけど、うっとうしくて表に出たくない。会社のとなりにあるスーパーの本屋に行くのもいや、屋根が無いのは１０ｍも無いのに。傘をさして帰らなきゃならないのも今日は何故かとても面倒。

帰りの電車で「銀河英雄伝説　５」読了。皇帝陛下にお成りにあそばしてございまする。
2000/10/21/Sat
通っていた美容院の美容師さんが辞めてしまうので、その前に一度切ってもらいに行く、と云って１０時ちょっとに妻が美容院へ。朝御飯を食べて表で遊びたい娘は、おんぶひもを持って、外を指差し「もんも、もんも」と云いながら僕の後をついてくる。攻撃に負けて、家の中の用より先に表に出る事に。表に出られてうろうろしている娘をしり目にたくさんある植木に水をやって、それから散歩に。すぐ帰るつもりでベビーカも娘の水筒もおもちゃも持って出なかったので、非常に身軽。それが本田技研の巨大な駐車場や、近所の公園でさんざん遊んで遊びまくって眠たくなるまで遊んで、家に帰ったのは2時間後。昼御飯を食べさせ、満腹したところですぐに寝てしまう。いつもは昼寝させるのは非常に苦労するのだけど、今日は見事な父の勝利。はっはっは。勝ち誇っている所に妻が帰宅。

家の前には珈琲の木の植木鉢が３つ。幸福の木が１鉢。幸福の木の仲間らしいのが１鉢、ムスカリが2鉢とその他2鉢くらいの植木鉢と、プランターが６つくらい出ていて、家の中に入れてやらないと冬を越せない植木がいくつかある。これを家に入れたのと、幸福の木があまりにも巨大化してしまったので、枝を二つ落として、切った方を新しい植木鉢に植えてやる。幸福の木はこれで３鉢。無事に根がついて育ってくれると良いのだけれど。
2000/10/22/Sun
朝一番に床屋で髪を切ってもらう。んで家に帰ってから、昨日できなかった芋掘りをする。食べ忘れていたさつまいもが芽をだしたので植えたものだから、たいしたイモはできていないだろうとタカを括っていたら、けっこう大きな立派にさつまいもと云って恥ずかしくないサイズのイモができていて吃驚。というかさつまいもの強さに感動（笑）。親は感動したが、娘はそれほどではなかったので、彼女が一番望んでいる、お散歩＆公園へいく。いつも行く公園はたいした広さじゃないんだけど、なんちゃら自治会の運動会をやっていて、パン食い競争だやっておりました。それを眺めながら滑り台やらジャングルジムで遊ぶ。

夕方はもう一回今度は違う公園まで行った後、おやつを食べながら、「鉄甲機　ミカヅキ」をラスト３０分だけ見る。結構楽しむ。次は１１月２５日午後１時だそうな。覚えていたら見よう。
2000/10/23/Mon
朝食に昨日収穫した我が家のサツマイモをふかして食べる。いかにも家の庭でできましたぁ、栄養足りてませぇん、というあまり甘くない野生な感じのする味でございました。自家製でなければ美味しいとはとても思わないのだけど、残り物から良くぞここまで育ったものをと別の意味で感動。まだその手の感傷は持ち合わせていない娘だけはシビアでひとかけ口に入れたものの、すぐにべぇと出してその後はこれっぽっちも食べませんでした。一言でいうと、そういう出来でございました。僕と妻は大変美味しゅういただきましたが。

「銀河英雄伝説　６」を読み始める。その朝の車中新小平あたりからぽつぽつ降り始め、調布についた頃には本降り。一日中ざばざば降っていました。先週金曜日の雨はとても憂鬱で面倒くさくて、むしゃくしゃしたのですが、きょうの雨はなんだか涼しげで心地良い。天気と気分はそれほど関係ないというのが良く分かる出来事。帰りの車中で後一章というところまで進んだので、寝る前にひとがんばりして「銀河英雄伝説　６」読了。
2000/10/24/Tue
所属している部署が昨年の President Award を受賞したお祝いで初台はオペラシティで焼肉パーティ。５３階にある展望レストランで、窓際には窓のほうを向いたカップルシートが階段状に３列くらいあって、僕らは団体さんようのフロアの真中のテーブル席でした。夜景を楽しんでいたカップルはさぞややかましい連中だと思ったことでせう(笑)。

朝も帰りも集中して読んだおかげか「銀河英雄伝説　７」読了。
2000/10/25/Wed
銀座山野楽器でビクターのヘリテッジ・オブ・ジャズを３枚購入。その３枚を購入した時点でスタンプがたまって３０００円引きになるというので、そいつを使ってさらに２枚購入。

「A Garland Of Red - The Red Garland Trio」
「Miles Davis & Milt Jackson」
「Benny Carter:Swingin' The '20s」
「Full House / Wes Montgomery [+3]」
「The New Miles Davis Quintet」


結婚記念日。式をしたレストランでディナーを食べて３周年を祝いました。昨年大きく改装して、僕らが結婚した時とは大分印象が違っていましたが、店員さんの顔ぶれは変わらず。改装にまつわる話やらいろいろと聞きながら美味しいワインと食事を楽しみました。
2000/10/26/Thu
朝の電車で「銀河英雄伝説　８」を読了。とうとう亡くなってしまいました。これまででは２巻の次に大きな山場でした。

昨日購入したＣＤを代わりばんこに聴いておりました。なかでも気持ちよかったのが「Benny Carter:Swingin' The '20s」聴いたことのない人を買っていくのも面白いものです。どこで好みのものに出会えるか分からない楽しさがあります。

ビクターのヘリテッジ・オブ・ジャズ第１期の紙ジャケット１００枚。これがまず僕がこの道にはまり込んだきっかけの一つでもあり、これを一通り聴いてみるまでは他のレーベルにはあまり手を出さずにいようとは思っています。思ってはいるのですが、ソニーからマイルス・ディビスの復刻限定紙ジャケ等が出たり、VERVE の限定などで超有名盤が復刻されたりするとついつい買ってしまいます。既に３００枚近くだしているブルーノートの紙ジャケットにも手を出すともう毎日の生活が成り立たなくなってしまうので、ブルーノートにだけは手を出していません。今後の宿題ということに。

来年も基本的にビクターのヘリテッジ・オブ・ジャズ第１期の紙ジャケット１００枚のうち未聴のものをかっていって、ぽつぽつと他レーベルのものも買っていこうかなと。聴いてみたいミュージシャンはたくさんいるし、聴いてみたいアルバムはそれ以上に山のようにあるし・・・。これは息の長い趣味になりそうです。優先順位をどうやって決めてそろえていくか。これが最大の問題です。

2000/10/27/Fri
朝の電車で「銀河英雄伝説　９」を読む。今回も同じところでページが止まります。オスカー・フォン・ロイエンタール元帥の死です。２巻でのジークフリード・キルヒアイスの早すぎる死が前半のクライマックスであるならば、この９巻でのロイエンタールの死はこの物語の中で僕にとっての最大のクライマックスです。８巻のヤンの死ですらその露払いでしかない。この後続く物語もデクレッシェンドしていく残滓でしかない。２２１ページ上段のラスト２行、この２行を読みたいがために僕はこの長い物語を何度でも読み、そしてこれからも読みつづけることでしょう。


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