畑の近くにいるせいなのか、初夏の頃、疑問に思うことがあります。
それは我が家のカタツムリの謎。
7月になると、コンクリートの上に駐車してある、滅多に動かすことのない愛車の下の日陰を用いて、カタツムリが発生するンですなこれが。
全長が5ミリにもならない、生まれたばかりのカタツムリの赤ん坊が次々と誕生する。
時々様子を見に行くと、車の下から這い出してきたカタツムリの赤ん坊たちが、日光に温められたコンクリートの上で焼かれていたりするので、それをちまちま拾っては、日陰の草むらに逃がしてやったりしなくてはならンのです。
稀にクルマを使うときには、よくよく注意深くクルマの下を覗いて見て、ホウキとチリ取りを用いてこれら赤ん坊達をごっそり回収し、全部、草むらの中に逃がさなくてはばなりません。
タイヤの隙間も忘れてはいけません。溝にはさまって寝ていたりする(どうやってハマったんだか)。
さぁクルマを出そう、と思ってから、一手間、二手間ほどかかる。
このカタツムリの赤ん坊たちは、いったい、「どこから」クルマの下にやって来るのでしょう?
クルマの下のコンクリートには一年中カタツムリが生息していて繁殖もしている、というのならまだ判るけど、別段一年中いるわけでは無いし。
しからば産みに来るのかしら。ならなぜクルマの下に。
まるで、どこかから風に乗ってやってきました、といわんばかりにいるのだけれど(メリーポピンズじゃないンだから)、由来がよく判らない。彼らはどこからクルマの下に流れ着いたのだろう?
なぜそこにいるの?
これが毎年毎年、私の頭をきまって初夏に悩ませる、夏の謎なのでございます。
他で生んでくれないかなぁ。(2015/07/19) (2019/04/14 一部改稿)
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