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つくづくやなタイトルだなぁ


リラックマもラクじゃないッスよ


  滅多に会わない姪っ子の一人(従姪孫)が誕生日を迎えるので、事前に「プレゼントをあげる」と約束してあった。
  しかしこの子とは滅多に会わないので、趣味も嗜好も判らない。
  そこで密かに思案を重ねた挙句、以前に近所の複合商店街にある女児向けファンシーグッズ売り場で見かけた某リラックマのぬいぐるみに目をつけた。(※:断っておくが以前に他の姪っ子に贈るプレゼント選びに訪れた事があるだけである)
  趣味が判らなくとも、とりあえず女の児ならぬいぐるみを選んで大きなハズレは引かないはず。ましてやかの有名なリラックマさんなら。
  そう考えて、体調の良い日を選んでえっちらおっちら出かけて見たら、多数のお店が撤退していて、2階にあったはずのそのお店はフロア自体が閉鎖されていて入るどころか覗くことも出来なかった。
  しかし誕生日は迫ってきているし、リラックマと言うヒトは意外とそこいらに売っているものでもなくて、近所のおもちゃ屋等を探して見ても見つからない。
  しかたなく頑張ってモニタを見つめながら便利なアマゾンさんを利用することにした。品数が豊富な上に送料無料で必要以上に早く届くことでいまや日本に知らぬ者とて無い店だけに、口上どおりすぐに届いた。
  箱を開けて見ると、なにやら巨大なビニール袋に詰め込まれた異様な物体が(写真参照)。

IMG_2486

  あなたはもしやリラックマさんではありませんか。


IMG_2485

  良く見れば、確かにあなたはリラックマさん。なんというお姿になっておいでで。
  脚の先が頭につくほどの乱暴な姿勢でぎゅうぎゅうビニール袋の口を縛られ、梱包というかもはや虐待。
  アマゾンさんはサービスはよいがどうもぬいぐるみに愛が足りない。箱はクソでけえンだから、もっとゆるふわに梱包してあげなさいよ。
  涙ながらにビニール袋の口を解いて御救い申し上げたが特にご不満な様子でもない。おだやかというかなんというか、誠にぼややんとした仏の表情をしておられる。やはり有名なぬいぐるみともなると修行の出来が違う。悟りを開いておいでだ。
  苦労してるンだねぇ。ぬいぐるみもラクじゃねぇやな。そりゃあ悟りのひとつも開くってもんだよ。向こうに行ったら姪っ子をよろしく頼んますぜ。
  で、今はどうしているのかというと、姪っ子がまだ来ないからまだこの部屋に居るのです。(李さん一家。ネタが古い)

(2013/04/30)




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