ぴょんきち「クランウェルツノガエルのぴょんきちです。はじめは、こんなに小さかったです。」
ぴょんきち「お腹の方は、こんな模様で。うげっ。」
ぴょんきち「このぼくの体の模様、ウサビッチに出て来るカエルのレニングラードに似てるって言われます。」
けろりん「ぴょんきちより、少し後に仲間になった、クランウェルツノガエルのけろりんです。赤い目がチャムポイントよ!」
けろりん「じっとしていることが多いんだけど、なんだかあくびが出そう。」
けろりん「くゎ〜。」
けろりん「かぁ〜〜〜っ。けっこう口が大きくてびっくりされます。一度、みさきの指を噛んでやったことがあるんだよ。ふふっ。」
けろりん「あたしが今食べようとしているのは、パックマンフードっていうツノガエルのごはん。パウダー状で、ママが水を加えてねり、団子にしてもらうんだ。」
けろりん「カエルとしてはねぇ、やっぱ丸呑みでしょう。」
けろりん「パクッ。」
けろりん「あむっ。」
けろりん、「パックン、このあと目をぎゅっとつぶって、ゴクッと飲み込むんだけど、いい顔してるって言われます。」
ぴょんきち「ぼくだった負けてないよ。たまに大きな声で鳴いて、みんなをびっくりさせてるんだから。オスってことかな。」
ぴょんきち「それでは、いただきま〜す。」
ぴょんきち「ベロン。」
ぴょんきち「もらいっ。」
ぴょんきち「パクッ、これなら飲めそう。」
けろりん「あたしの持ち方も、慣れて来たみたいねぇ。」
けろりん「いい顔してるでしょう。」
けろりん「ちょっと、いつまで持ってんのよ。」
けろりん「テラリウムをやってみようってママが言うから、ちょっと協力してあげることにしたわ。」
けろりん「チャームポイントの赤い瞳、キレイでしょう。」
けろりん、「掘ってもぐれるのが、なかなかgoodね。」
けろりん「りっぱになったでしょう。もう大人かしら。」
けろりん「これが最近のあたし。風格が出て来ちゃったかな。」
ぴょんきち「ぼくは、色も大きさもずいぶん変わったよ。」
けろりん「最近、あたしたちの好物は、金魚なの。もちろん丸呑みよ。」