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 日々の記録 
 2月が遠のいていく (の前半)

2000/2/1/Mon
今週末に大学時代の友人の結婚式があってそこでなんかしゃべくれと云われているのですが、こういうのってけっこう考えますね。そこそこちゃんとしていてたまには面白くて要領の良い短い挨拶って大変です。要領の良い短いっていっても紋切り型じゃ、なんか形骸化している感じがするし、ともだち口調でだらだらなんてしょうにあわないし。で、もう何週間か前から頭の中でくねくりまわしています。あんまり考え過ぎるのも性格的に向いてないのですが、まあ当日うまくアウトプットできるようにたくさん考えませう。

調布で「20世紀少年 1」浦沢直樹、「MacPeople」2・15号購入。あまり主人公っぽくないコンビニのおじちゃんが事件にどうかかわっていくのか、まだまだわかりません、「20世紀少年」。本当は栗本薫の新刊を買うだけの予定だったのですが、それは未入荷。改装を終え営業を再開した最寄駅の改札口を出てすぐのところにある本屋が開いていたので覗いたのですが、そこにもなし。ひところは欲しい本の発売日でWWWなどでGET情報が入っていると、はしごしてでも必ず入手したのですが。最近はそこまではしないですね。熱があって寝込んでいるときに電車で40分ほどの本屋に「あそこなら置いているはずだから買ってきて」と頼んで買ってきてもらったこともあるくらいでした。で手に入れると読了せずにはいられないという執着ぶり。今でも楽しみにしていた新刊が帰ると何時間がどっぷり浸って読了せずにはいられないのは変わりませんが、何件もはしごしてというのは減りました。その辺の引き際が大人のタシナミって奴ですかねぇ。(・・・)そのタシナミをにじませながら「戻り川心中」連城三紀彦読了。結構新鮮。

2000/2/2/Wed
今日も栗本薫の新刊は買えませんでした。「青の時代 -伊集院大介の薔薇-」講談社刊。明日は見つかると良いのだけれど。慶事があるので弟のごーしゅに礼服を貸してくれと頼んでいて、昨日の夜にいつ渡して欲しいか電話すると言っていたのを一日すっかり忘れていて、今日慌てて電話。大学のサークルでセロを弾いている彼は演奏会やらで必要だからといって入学した年に礼服を購入して持っているのです。それをもっけの幸いと事あるごとに借りているのですが、今回は貸してくれと頼むのが遅くてなかなか二人のスケジュールがあわない。最終的には家に届けてくれるというので甘える事にしました。


2000/2/3/Thu
一昨日買った「MacPeople」2・15号をやっとゆっくり見ました。WWWでMac関係の最新ニュースを読むことができるようになってからMacの雑誌を買うことは大分減ったのですが、同じニュースが載っているのが分かっていてもたまに紙媒体で読みたくなります。付録のCDに入っている各種フリーウェア、シェアウェアも目当てです。「今すぐ必要!」っていうときにはネットワークにつなげて探すよりもCDで最新版を探したほうが我が家ではまだ早いです。

「リラクシン」マイルス・ディビスをかけて日記書き。1曲目の「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」、この曲、僕にはオープニングの数十秒間だけで忘れられなくなった印象的な曲でした。マイルス・ディビスのしわがれた独特な声、始めの拍子を取る指パッチン、裏拍で入ってくるピアノ。そのピアノのフレーズが「きーんこーんかーんこーんかーんこーんきーんこーん」とまさに学校のチャイムに聴こえてしまうのははこちらが日本人であるという事でご愛嬌。。 そのチャイム(笑)のすぐ後にマイルスのトランペットが入ってくるという流れで、この曲が聴きたくて定期的にかけるアルバムなんですが、妻にはこの「きーんこーんかーんこーんかーんこーんきーんこーん」がよっぽど印象的だったらしく、1ヶ月、2ヶ月ぶりにかけてもオープニングのチャイムだけど、「またそれ」といわれてしまうのかわいそうな奴だったりするのです。4曲目ソニー・ロリンズ作曲の「オレオ」のオープニングも格好良くて不評の1曲目を飛ばしてここだけ聴くことも多々。

昼には太巻きを食べ、(16時ごろ西南西の方角を向いて食べると良いとか!?)、ちょっと買い物に出たときに会社の近くの神社からにぎやかなお囃子が聞こえてきたので何かと思い近寄っていくと、豆まきをしていました。舞台の上にかみしもをつけたおじさんが8人くらいと若い巫女さんが2人大きなますを持っていてそのますに大福さまが手にもった小づちを ふって福をわけているというものをやって、それから「鬼は外、福は内」と周りに集まった人たちに落花生と5センチ四方くらいの白い紙(中にはなにか入っているのでしょう)をまいていました。まき始める前までは静かに取り巻いて見ていた人たちも豆まきが始まるぞという瞬間にビニール袋やら帽子をひっくり返したのやらを頭の上に掲げて福のついた豆を手に入れようと一生懸命でした。僕はというと笛と太鼓のお囃子だけで満足して遠くからその光景を眺めて満足して戻りました。我が家では朝早くに豆まきをすませていたのもありましたし。

「青の時代 −伊集院大介の薔薇−」栗本薫、「どすこい(仮)」京極夏彦の2冊を購入。あいまあいまをみて読み進み「青の時代 −伊集院大介の薔薇−」は夜には読了。追憶の向こうの懐かしき青春を書かせると上手いですね、栗本薫。1ページ目からぐっと世界に引き込まれてあっという間の至福の時でした。

2000/2/4/Fri
「どすこい(仮)」京極夏彦を読み始める。これは一日で読んでしまうにはもったいないかもしれないです。会社に置きっぱなしになっていた本を持って帰りました。「探偵小説 百鬼徒然袋 雨」京極夏彦、「夜明けのブギーポップ」「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」上遠野浩平、「深夜特急1 香港・マカオ」沢木耕太郎の4冊。

2000/2/5/Sat
「ロングキス・グッドナイト」を見る。サミュエル・L・ジャクソンのとぼけ振りが面白い映画でした。「大丈夫、まだ死んでないわ」が我が家ではなぜかヒット。

2000/2/6/Sun
福島は新白河まで友人の結婚式に行ってきました。頼まれていた友人挨拶も何とかしゃべくってきました。二次会も笑いの絶えない楽しいものでした。それ以外では行きも帰りも新幹線に乗れてなんとなくうれしい気分。帰りは二階建てMAXでした。それでは最後に、えぇと・・・末永くお幸せに。

2000/2/7/Mon
福島への小旅行ではしゃぎすぎたせいか朝起きるとのどやらあちこちの関節が痛くてダウン。風邪をひいてしまったようです。寝て起きて食べて寝ての繰り返し。

2000/2/8/Tue
病院で筋肉注射を打ってもらうが余り効かない。熱はほとんど下がらず。

2000/2/9/Wed
ダウン3日目。夕方眠っているあいだに先日購入したひな人形が届きました。ふとんから出てひと休みしているあいだに妻が人形を飾り付け。飾り終わったのを見届けてまた眠る。夕方ようやく37度台に熱は下がるが夜にかけてまたあがる。

2000/2/10/Thu
本調子ではないものの一応社会復帰。3日休んでいる間にメールがたまっておりました。

2000/2/11/Fri
「風の谷のナウシカ」をテレビでやっていましたね。「積荷を燃やして」死に際にそういい残さねばならないほどのもの、我が家にあるかな・・・。その「燃やして」のところだけ見て先週レンタルしてきたものの寝込んでいて見ていなかったディズニーの「ピーターパン」を見ました。

2000/2/12/Sat
3人で池袋で買い物。知り合いの出産祝いやらなんやらいろいろと。今月中には購入予定のiBookをビックパソコン館に見に行く。来週水曜日から幕張であるMac Expo 東京の基調講演で新iBookの発表があれば新iBook、発表がなければ現行のものを購入するつもり。やはり希望は以前にも書いたグラファイトカラーのiBook。64MBメモリ、6or8GB HDD、DVD-ROM のrevison Bと調子よく行くでしょうか。どちらにしても購入は確定ですので今からわくわくです。

2000/2/13/Sun
抱っこひもで娘を抱っこしながら図書館へ。「蘆屋家の崩壊」津原泰水、「第三閲覧室」紀田順一郎、「白い館の惨劇」倉阪鬼一郎、「しゃべくり探偵の四季」黒崎緑、「M(エム)」馳星周、「安達ヶ原の鬼密室」歌野晶午、「石の血脈」「産霊山(むすびのやま)秘録」「下町探偵局 PART 1」「下町探偵局 PART 2」半村良、「くだんのはは」小松左京、「脱走と追跡のサンバ」筒井康隆の12冊借りました。本が入ったリュックをしょいつつ娘を抱っこは結構肩にきます。当社比胸板2.5倍ってな感じです。

2000/2/14/Mon
「蘆屋家の崩壊」津原泰水読了。どきどきゾクゾクしながら読みました。久しぶりに手元に一冊買っておきたい本です。装丁も綺麗だし。

2000/2/15/Tue
明日からのMac Expo 東京の基調講演での新製品発表予想があちこちの噂系サイトで盛り上がっております。大きなものとしては新PowerBook(コードネーム:Pismo)がiBookのようなトランスルーセント&角の丸いデザインで登場するんではないか、iBookのメモリとHDDが増強されDVD-ROMがのって色数の増えたRevision Bが出るんではないか、とかAPPLE製のPalmが登場するんじゃないか、などですが、僕としてはiBook のRevision Bの登場が期待大です。かもんグラファイトォ(笑)

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