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 日々の記録 
8月にひまわり迷路 (の後半)

(8/16) 月曜。夏休みが明け、一週間振りの仕事。寄居から池袋までぐっすりと眠ってよい気 分。「ドラキュラ戦記」読み始める。帰宅後1週間分のメールをチェック。463通。メールの管理はマックでやっているので寄居ではチェックしてリプライ返したりもしていたけれど、届いたメールは全部サーバに残していたのだ。おかげでダウンロードに30分もかかる。続いて撮りためたデジカメの画像をフラッシュパスから取り込む。容量が大きくなってくるとさすがにフラッシュパスだと時間がかかる。「さて、こいつをどう使おうか」などともっともらしく理由をつけながらスライドショー。親ばか丸出しで子供の写真を眺めてにやける。ばかなぁと思う瞬間。

ARENA1.6 Beta3をダウンロードし、インストール。こいつは9月20日まで使えるのでいろいろ試してみようかしらん。


(8/17) 「ドラキュラ戦記」キム・ニューマン、「猫と針金」ディヴィッド・ハンドラー読了

優希の初風呂のため早々に仕事を上がり寄居へ。空腹なのを我慢して到着と同時に支度をし、風呂に入る。とりあえず自分を洗いすっきりしてから、優希を連れて来てもらう。いすではなく風呂場の床にあぐらをかき、その上で、新生児用(?)の石鹸で体と頭と洗ってやる。今までのベビーバスでの沐浴では、湯船の中で体を洗われていたのが、外気に裸をさらされて洗うの感覚がいやなのか、僕の洗い方が悪いのかたまにぐずって泣くが、 大体気持ちよさそうな顔をしている。少しぬるめのお湯で流して、大人にはややぬるめの湯船につかると親父のように気持ち良さそうに「うはぁ」とため息をつく。「僕にはぬるいぞ、おい」という感じなのだが、満足そうな顔をしているのでよい事にする。3,4分お湯につかって風呂の外の妻に優希を渡して初風呂終了。15分くらいの時間だったのだが結構疲れたぁ。


(8/18) 8時10分に家を出て8時36分寄居駅発小川町行きの東武東上線に10分ほど乗り、小川町で急行池袋行きに乗り換えて、池袋には10時2分到着。小川町から池袋までの1時間弱ぐっすりと眠る。山手線に乗り換えたあたりからやっと少し目が覚めてきて「自分を消した男」ディヴィッド・ハンドラーを読み始める。濃いブラックコーヒーが飲めれば大分人間らしく覚醒できて気持ちが良いのだがそれは会社につくまで我慢することにして、調布まで半覚醒状態で過ごす。

繭八庵―目安箱―で友人が教えてくれた、ジャズピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツイを聴いてみようと近くのCDショップに行くが見つからず。ジャズコーナーに結構なスペースを取っているところだったのであるかと思ったのだが、残念。購入意欲だけは残ったのでしばし棚を物色して「STEAMIN’」マイルス・ディヴィス・クインテッド購入。2曲目の「SOUL PENUTS」が気に入る。夜中「自分を消した男」ディヴィッド・ハンドラー読了。翌日に取っておいて眠るつもりだったのに・・・


(8/19) 毎週月曜日と木曜日は燃えるごみの日。というわけでごみを捨ててから出勤。「頭蓋骨の中の楽園」浦賀和宏を読み始める。僕には少々文章が読みづらいかなというのが第一印象。


(8/20) 帰宅したらもう20日(涙)。まずは旧・児文研掲示板の過去ログのページを作成してアップする。これで、旧掲示板はいつでも消せる。この日記も8月前半と一緒にアップして寝るぞ。7月分の日記は後少しなので、今週末にはアップできるかな。「頭蓋骨の中の楽園」が残り1時間程で読み終えそうなのだが、今日は寝よう。とこれを書いている今はそう考えているが、実際はどうなる事か。

眠らずに読んでしまいました。感想は、うーん、寝とけばよかった(笑)朝から「QED 六歌仙の暗号」を読み始めまて、夜眠る前に読了。


(8/21) 市役所に出生届けを提出してきました。未読本はまだ積んであったんだけど口直しに「ハサミ男」を再読してます。夕方にはまた寄居に来て、優希を風呂に入れました。「ライオンキング」を見ながら日記書き。のつもりが、いつのまにかパソコンの脇のマッサージいすで、マッサージにかかりながら眠っていました。


(8/22) 午前中、中学3年生の義妹の塾の数学の宿題を見ました。3角形の相似?合同?合同条件ってどんなんだっけ?と昔の記憶を引っ張り出しながらやっとできたという感じでした。たとえば、こんな問題です。

第1問:図のように正方形ABCDの辺BC上に点Eをとり、線分AEをひく。また、正方形の2つの頂点B、DからAEにそれぞれ垂線をひき、AEとの交点をF,Gとする。この時、FG=DG−BFとなることを証明しなさい。

第2問:図のように平行四辺形ABCDの4つの角のそれぞれの二等分線の交点をE、F、G、Hとする。このとき、四角形EFGHは長方形であることを証明しなさい。

みなさん、出来ましたか?僕はこの2問解くのに小一時間かかりました(涙)

さて、今、気がついたのですが、新・児文研掲示板が壊れていて見ることが出来ません。掲示板のCGIを保存したフォルダごとなくなっているので、僕のオペーレーションミスで消してしまったものかもしれません。来週火曜の深夜までには復旧させたいと思いますので、ご容赦ください。


(8/23) 例のごとく、8時過ぎに家を出て11時少し前に会社着。東武東上線の1時間ちょいはぐーすかスリープモードです。「ハサミ男」殊能将之の再読が終わりました。そう思って読むと確かにミスリーディングしますね。でも僕がこの作品を気に入ったのはそういうミステリ的なネタ云々ではなくて、文章のセンスの良さです。ディヴィッド・ハンドラーの作品もとてもきれいな文章で好きなのですが、あれは日本語訳ですからね。訳をしている方のセンスも多分にあるだろうと。ピーター・ラヴゼイの作品も似た趣があります。「偽のデュー警部」なんかは最高でした。日本人でこれに近い端正な文章とユーモア感覚のある人は、森博嗣さんかなぁ。氏の8月の近況報告(6日、7日、11日)でもこの作品誉めていました。ディヴィッド・ハンドラーピーター・ラヴゼイも、森氏の「森博嗣のミステリィ工作室」を読んで初めて手にとったものです。


(8/24) 午前中に市役所へ。土曜日に出生届を時間外窓口に提出はできたのだが、母子手帳への証明印やその他のなんやかやで結構時間を食う。「夜来たる[長編版]」アイザック・アシモフ&ロバート・シルヴァーバーグを読み始める。これもなかなか面白そう。 六つの太陽が空をめぐり、人々の上に一瞬たりとも光が途絶えたことのない惑星。そこに暮らす人々は闇というものを知らなかった。しかし若き天文学者が思いもよらない事実を察知した。この世界に二千年に一度の夜がくる。誰も体験したことのない恐るべき闇夜が!というお話。僕らにとってはあたりまえのことなんだけど、夜が訪れるクライマックスの描写には鳥肌がたつような高揚感を味わえました。

夕方から数時間降った雷雨のせいか、中央線が止まったらしく、下りの京王線はものすごい混雑。僕もそのうちの一人だったのですが、皆、仕事で疲れてる帰りにラッシュは勘弁してくれよ、という顔つきです。ラッシュは京王線だけだったので良かったのですが、南武線も武蔵野線も振替輸送の関係かダイヤが乱れて家に着く頃にはへとへと。


(8/25) 25日になってすぐくらいの時間にやっとメールチェックをしようとすると、プロバイダのアクセスポイント(AP)の障害か、いくらダイアルしてもつながらない。しょうがないので、あちこちのAPで接続を試みて京都APでやっと接続。メールだけ落として、すぐに切断。そのため、この日予定していた児文研掲示板の再設置は延期。しばらく時間が取れないので、今月いっぱいかかってしまうかもしれません。児文研掲示板を利用してくださってる方、申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。

昼休み、プロバイダの障害情報を見ると、予想通り僕の使用しているアクセスポイントで障害が発生した模様。しかし、「今しばらく復旧をお待ちください」ってのは誰に云ってるんだろう?ほかのAPで接続しないとこの情報を見られないし、その情報がほしい時には肝心のAPは使えなくて接続できないんだからね。だとしても、矛盾するようですが、すぐにこういう情報がWWWにアップされるのはユーザとしては安心できます。


(8/26) 前の晩は義弟が買ってきた「タイピングマスター 北斗の拳」が懐かしい声と絵でしばしやりこむ。といっても10分くらいだけど。ブラインドタッチ拾得者としては、あっという間にラオウまで倒してしまいたい気分だったのだが、そのだいぶん手前で断念。「お前はもう、打てている」なんだか無性に哀しいね。

「8(エイト) 上」キャサリン・ネヴィル読了。現在と過去の交互の視点で少しずつ物語が進んでいく形式って最近良く読んでいる気がするがぼかぁ結構好きだなこういうの。

R2D2とダースベーダー欲しさに1、5リットルペプシを買う、物欲に負けてしまった私。職場でひとくち飲んだ瞬間「あぁ馬鹿だのォ」とつくづくかみしめるように感じてしまった。収穫は「キャプテンターパルス(ヘッド)」でした。エラのあたりがベイダー卿ヘルメットに思えたんだよぉ、べらぼうめ(涙)


(8/27) 「8(エイト) 下」キャサリン・ネヴィル読了。勢い良く読まされてしまったなぁ。格好良いチェスの駒って皆欲しがるものなんだなぁと、全然見当違いの事を云ってたりして(笑)

先日壊れてしまった>児文研掲示板の復旧作業。どうせなら新しいバージョンにしようとCGIスクリプトをダウンロードし直して設置するも、プロバイダのサーバから動作を拒否されて先に進まない。小一時間色々試して、どうしてもだめなので、以前使っていたのと同じバージョンにすると1発オッケイ。というわけで、昨夜未明に無事復旧しました。

深夜「マンガ夜話」を見る。今回は「ナニワ金融道」、出演者全員がほめてるんだかけなしているんだか良く分からないんだが、当社比二倍っていうくらい熱く語っているのが面白い。上手な絵とはおせじにもいえないもんね。いやでも睡眠時間を削って見る価値のある面白さであったことよ。(古典の現代誤訳調)


(8/28) 午前中に歯医者。何回いっても嫌なものですね。来週は痲酔して虫歯の治療だそうです。ま、痲酔ですかぁ・・・。このあいだ駅前に止めておいたら自転車撤去されてしまったので、歩いて北朝霞に出来た図書館の分館へ。たいした距離じないから歩くのはかまわないのだが、辿り着くまでに見通しの悪いほどんど車しか通らない歩道のない道を歩かなきゃいけないのはちょっとこわい。

今回借りたのは、「謎のギャラリー」北村薫、「謎のギャラリー 特別室」北村薫(編)、「謎のギャラリー 特別室2」北村薫(編)、「謎のギャラリー 特別室3」北村薫(編)、「謎のギャラリー 最後の部屋」北村薫(編)、「法月綸太郎の新冒険」法月綸太郎、「覆面作家」折原一、「邪神帝国」朝松健、「星ぼしの荒野から」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの計9冊。

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「ハサミ男」を読んだら読みたくなって借りてきました。この人の作品集っていつもぐっと来るタイトルと表紙の華麗な絵とがセットになって記憶に残っています。「愛は定め、定めは死」「たった一つの冴えたやり方」は船橋に住んでいた頃きっとそれぞれ5回くらい図書館から借りて読んでいたと思います。作者の名前は忘れてもタイトルだけはいつも鮮明に思いだせて、なんども読みました。蔵書に加えて本棚に並べておきたい作家。


(8/29) 優希を置いて妻と二人で初めての買い物。1時間半くらいだったけど、泣いてないか、とか、腹減らしてないかなどなど気になってしようがなくなっちゃうのね。そうそうに帰りました。

14日の予定が大雨で延期になった、花火大会を見に行く。夕飯食べて8時過ぎてから家を出たので、花火が見えるところにたどり着いたのは9時ちょっと前で、一発二発しか見られませんでした。残念。


(8/30) タイミング悪く読む本がなくなってしまい、帰り道「真夜中のミュージシャン」デイヴィッド・ハンドラーを購入。たまに鼻につくほど気取っている感じもするんだけど、この人の文章ものすごく格好良い。

BSマンガ夜話「デビルマン」。ゲストに夢枕獏氏が来ていたのがなんだかさもありなんだったんだけど、ゲストお構い無しでレギュラー陣が盛り上がる盛り上がる(笑)いしかわじゅん氏の、「アシスタントがあれだけ絵が下手なのも珍しい」発言には驚いた。もとからばしばし言う人みたいだけど、はっきり言うってこたぁ凄いことですよ。えぇ。一方岡田としお氏のテンションの高さは僕には受け付けられなかったなぁ。観点が違うんだなぁきっと。

一時間「デビルマン」話を堪能して、再び読書タイム。あんまりにも面白すぎて「真夜中のミュージシャン」デイヴィッド・ハンドラー、一気に読了。
(8/31) BSマンガ夜話は西原理恵子氏「ぼくんち」。スピリッツで連載していたのをたまに読んでたよなぁと思いだしながら見る。いしかわじゅん氏が昨日とは打って変わってべた賞め状態。

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