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 日々の記録 
10月は2周年 (の後半)

(10/16) 朝から結構涼しく、天気予報を見ると晩秋の気候だとか。この分だと今年の紅葉は早いかな、なんて優雅な事はちらりとも思わず、あったかい格好をして家に閉じこもっておりました。んで、「柳生十兵衛死す 下」山田風太郎読了。この人の時代物は面白いねぇ。忍法帳シリーズも再読しようかな。数年前に講談社のノベルズで沢山出ていたものが、今度は小学館の文庫で出てきているみたいなので、お手軽サイズで丁度良い。しばらく山田風太郎再読ブームが局所的に起こりそうな予感。

夕食が終わってから明日の朝食用にとアメリカンマフィンを作る。マーガリン、砂糖、卵、牛乳、小麦粉、強力粉をボールでざっと混ぜてからホームベーカリーの釜にいれスイッチオン。ぐおんぐおんとベーカリーが15分ひたすら生地をこね、そのあと1時間45分かけて焼き上げる。材料まぜるだけでできてしまうから簡単至極。


(10/17) えぇと日が変わりました。12日に買った「CRUISE RECORD 1955-2000」globe、2枚組を一気に聴くと結構消耗しますね。約2時間半は僕には長かぁです。今までのアルバムに入っていた曲なんかは以前の曲の順番が頭の中に残っていて、記憶と違う曲が続いて始まると「あれ!?」なんて思う事が何度もありました。JAZZをかけてクールダウンです。ソニーロリンズなんてかけるとクールダウンどころか勢いがましてしまいますので、選曲が大事です。と云う事で、JAZZコーナ、少し整理してリニューアルしました。というか再出発という感じです。レイアウトや内容なんかはまだ悩んでいるのですが、とりあえずしょっぱなはコルトレーンの「ソウルトレーン」です。そのうちMがお宝にしていたブルーノートレーベルの「ブルートレーン」も聴いてみたいところです。

池袋に買物に出かける。目当てはフランスの叔父への贈り物なのだが、それは程々にすませ、CD屋漁り。東武のHMVでも西武のWAVEでもここ数カ月集中して買っているビクターのヘリテッジ・オブ・ジャズの初回発売分を見かける。10月頭に発売された第5回発売分20枚でシリーズ100枚全部が発売済みになったので、再版かかったのかな。詳しい事情はまぁ分からぬが嬉しい事だ。で「ケリー・ブルー」ウィントン・ケリー、「バグス・グルーヴ」マイルス・デイビス、「ウェイ・アウト・ウェスト」ソニー・ロリンズの3枚購入。同じ棚にそれぞれブラスチックケースで2000円とか1700円でさらに2割引きとかで同じ商品があったりするのが非常に悩ましいのだがあくまで初志貫徹。紙ジャケットが格好良いのだと言い聞かせる。

2時頃帰宅してバジリコスパを作って3人で食べる。3人と云っても優希はだっこで見ているだけだが。図書館にも行き「閉じられた環 上下」ロバート・ゴダード、「閉ざされた時間割」眉村卓、「喪われた都市の記録 上下」光瀬龍の5冊を借りる。


(10/18) 北海道では雪が降ったとか、朝霞台も朝から良く冷えて寒いくらい。今シーズン初めてマウンテンパーカを着て出社しました。上着を着て出かけるようになると秋ですねぇ。「首都消失 上」小松左京、読了。東京を中心に半径30キロの範囲が厚い雲に閉ざされて連絡が取れない、中にも入れない。大都会東京が突然なくなると云うお話。もっとがちゃがちゃのパニック小説だと思っていたのですが、理論と科学がちがちのハードSFの路線と首都のなくなってどうやって臨時政府を成立させるかというシュミレーションというか真剣なごっこ遊びというか、両方のいみで面白いです。下巻をちょっと覗いたら「雲」におおわれる半径30キロ圏内の地図がのっていて、実家のある船橋も今住んでる朝霞台も雲のした。職場の調布も圏内なんでどこにいてもぼかぁダメみたいです(笑)

「氷の世界」第二回。皆はきはきとしゃべってかつ舌が良いですね。「眠れる森」に引き続いて今回も仲村とおるが犯人だろうと根拠もなく僕は思うのですが、そんな事を考えていたらフジテレビで犯人当ての正解者に賞金を出すみたい。


(10/19) 例によってヘッドホンしながらの日記書き。今日は「バグス・グルーブ」「ケリー・ブルー」の2枚聴いたら良い頃合かな。「ケリー・ブルー」のタイトル曲「ケリー・ブルー」のオープニングが無茶苦茶格好良い。4小節のベースのイントロの後に少しかすれたフロートの音色が重なって、もう・・・くぅってな感じですわ。えぇ。

「首都消失 下」小松左京読了。この手の話の面白さってどこまでシュミレーションを続けていけるか。「こちらニッポン・・・」でもそうだったけど、ある地点でぷつんと途切れちゃう印象が強いなぁ。確かに面白いんだけど僕はお話として起承転結のある方が好きです。夜は歯医者。左下の親知らず(こないだ抜いたやつ)の隣の歯も大きな虫歯でそれの治療。痲酔がひっじょーに良く効いて口をゆすごうとしても左側のくちびるが云う事効かなくて水がしゃーしゃーこぼれちゃう。2時間くらいそんな感じで夕飯食べるのにえらい難渋しました。


(10/20) 「さよならジュピター 上」小松左京読了。


(10/21) ちょっと頑張り過ぎて新宿経由の最終電車で帰宅する事に。新宿に着くまえに社内放送が入って山手線止まっているらしい。友人のとこに行くか無理矢理帰るか考えて、友だちやら実家やらに電話をかけまくっている間に電車が動く事になってとりあえず池袋へ。池袋では東武東上線が最終を遅らせていてくれて、おかげで成増までは行けた。問題はその先。電車で和光市朝霞朝霞台と3駅距離にしてやく6キロタクシー乗るお金もなく歩きました。たっぷり80分。家に着いたのは午前2時45分。いやぁ参りましたです。


(10/22) 足が痛い(笑)。「さよならジュピター 下」小松左京読了。寄居の妻の実家に行く。車中「閉ざされた時間割」眉村卓読了。


(10/23) 妻の実家で年に3回か4回行っているホームコンサートの手伝い。実家の屋号が「おやじ」というので通称「おやじコンサート」という。妻の家族は上越に建っていた古民家を埼玉に移築して住んでいるのだが、板の間がえらい広くておとの響きが良いので知り合いをよんでホームコンサートを初めてもう4年目くらいになるのだ。

今回は川崎絵都夫さんという作曲家の特集と云う事で作曲家自身もいらしておったりしました。尺八、フルート、ピアノ、バイオリン、ソプラノ歌手という構成で、ある曲はピアノとソプラノ、ある曲はバイオリンとピアノといった具合。今回は某団体の犠牲となった弁護士一家への追悼曲の完成披露もあって、特別なバイオリンとフルートを使われたり、その弁護士さんの同僚だった方が見えて話をされたりといつものとは少し違った内容でした。


(10/24) 朝から昨日のコンサートの片付け。昼過ぎには帰る予定だったが、片付けがはかどらないので腰をすえることにして、夜まで必死に片付け。おかげで車で家まで送ってもらえました。


(10/25) 結婚記念日である。家でのんびり過ごしてリフレッシュ。「氷の世界」第3回


(10/26) 朝、「スイングジャーナル」購入。電車に乗る時に表紙の一部を破ってしまい憂鬱になる。記事は今月はあまり興味を惹かれるものはなし。ビクターが第2期ヘリテッジオブジャズ100枚をやるらしいのだが、ラインナップが分からないのでそれは気になる。後はブラッド・メルドーというピアニストを聴いてみたくなったのと、ジャケットを見て欲しくなったのがマイルス・デイビス追悼アルバムの「バイ・バイ・ブラックバード」キース・ジャレット。シルエットがもう格好良い。中身は分からないけれどもジャケットが格好良いので演奏もきっと良いです。

夜は歯医者。左下の奥歯の根っこの治療。神経は取っちゃいましたので痛くないです。と云ったのに1発目で身をよじる程の激痛が。「まだ神経残ってたみたいですね」って、さらりと云うなよおい。この歯医者さん、僕も予約入れたの忘れて何回もすっぽかしたり急用で日を変えてもらったりとわがまま聞いてもらっているので文句が云えた義理じゃぁないんですが、今日のは痛かった。もうすんごい痛かった。です。


(10/27) たまると忘れる日記を必死に書く。ネタがない日は非常に困る。備忘録的にしてもあまりに私的な事は書けないし、仕事の事もあんまり書きたくない。となると意識的にねたを日々探さねばならないのだが、毎日すんごいことがあるわけでもなく。ホントなんとなく日記と化しておるわけだ。

JAZZ コーナ更新しました。2回目はM・J・Qの「ジャンゴ」です。


(10/28) 日本シリーズ第5戦を見ながららーめん屋で夕飯。らーめん食べたのはものすごーく久しぶり。いつもだとらーめん食べたくてお店に入ってもお腹が減っていると定食頼んじゃってあかんかったのだが、今日の店はらーめんしか無かったのでらーめんを食べられたのだ(笑)

帰りの電車で「喪われた都市の記憶 上」光瀬龍、読了。硬質のイメージの話で疲れていると頭に入ってきにくい文体で少々しんどい。というかほとんど流し読み状態で少し哀しい。


(10/29) 朝から良い天気で気持ちの良い一日。半そでで一日過ごせてしまった。 「喪われた都市の記憶 下」光瀬龍、読了。いつかゆっくり読める時にじっくり読み直したい作品でした。


(10/30) 図書館。この3週間では読めなかったので「エリコ」谷甲州をもう一度借りて、「時空の旅人 とらえられたスクールバス 上中下」眉村卓、「男を探せ」小松左京、「辺境五三二〇年 宇宙年代記全集2」光瀬龍、「魔犬召還」朝松健、「農協月へ行く」筒井康隆を借りる。このところハルキ文庫で復刻される古めの話を読む事が多い。昔読んだものの、本屋ではとうに見つからなくなっているものが多く復刻されているので最近結構お気に入りなのだ。


(10/31) 来週は母校の文教大学の文化祭です。僕のいた児童文化研究会は今年も巨大迷路や人形劇、紙芝居やペープサート、各種ゲームなどをやるようです。今年も11月下旬くらいにどんな様子だったかレポートしたいと思っています。

朝一番で志木まで3人で買物に行く。優希は電車に乗るのがこれが初めて。靴下はかせてベビーカにのせて上からおくるみをかけて完全装備で出発。お目当てはダイエーとららぽーと。狙った分けじゃ無いんだけど日本一セールの人込みが凄い。おもちゃ売り場でおもちゃをいくつか買う。フランスにいる父方の従兄弟夫婦のところに6月に生まれた長男へのお祝と去年の12月に生まれたその従兄弟のお兄さんとこの長男(もうじき1歳)ヘのプレゼント。やっこだことか破魔矢とか独楽だとかニホンっぽいものが良かったんだけど気がついたら和洋折衷の普通の玩具を買ってました。

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