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たらこWORKS  俗物Kaikou.特別編




 
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  BANDAI 1/100 MasterGrade RX-78-5 ガンダム5号機 キット使用
ダム分多め




  うわ〜〜  またベタな作り方やな と思ったそこのアナタ、また正解。

  主張はやっぱり一つ。Zテイストなんかダイキライだ  だいたい(以下略)。

  そんなわけで(なにがやねん)ジツを云うと「ガンマル  その1」の Mk-2 よりも先に作り始めていたにもかかわらず、後から完成してしまった連邦軍の白いヒト(5機目)です。スイマセンずっと4機目だと思ってました>ジブン<バカ。

  いわゆるアレです、昔で云うMSV(うわっ)。

  私どもの若い頃にも「ガンダム(RX-78)は7機分が製造されていて、画面に登場したのは2号機と3号機、あとはどっかで実験中」という話は漏れ聞こえていたのですが、ガンダム・ブームからはや数十年。

  うち続く続編や続々編や番外編や新編に交じって展開する「プラモデルとゲームのための」ガンダムネタ不足分を補うべく、ジツは戦線に投入されていたことになって数年前にリデザインされ、さらに近々リファインされた(ややこしいなぁ)ガンダムさんの5号機ですヨー、と(ふぅ長いねぇ)。

  え?  微妙に商品化の事情が違う?

似たよーなもんデショ

  ネタ切れでしょ、ネタ切れ。んで昔のおねーさんのお古を引っ張り出してきた、と(いや、いーんですけどね)。

  んがしかしこのキットは意外にもガンダムテイストのぷんぷん匂うキットに見えたのでした。なんかネ、ガンダムさんに似てるなぁ、と。
  アタリマエ?  いやいや。こーゆーご時世ですからね、ガンダムさんと名が付いていても油断は出来ません。バルキリーと L-GAIM Mk-2 を足して2で割ってひっくり返したよーなノとか、背中に天使の羽根が生えたヘンな宗教のガンダムさんとか、しまいにゃウマに乗ってるヤツとか、開いた口がふさがらないよーなノまでガンダムさんを名乗るのですからあなどれない世の中です。

  うっかりしているとセーラー服を着ちゃいますから。イヤほんとに。

  まぁ、それでもガンダムさんテイストがあればオッケイなんですがこのー、近頃のガンダムさんはしつけが悪いとゆーか世の中が悪いとゆーか、逆さにして振ってもガンダムには見えないと云う強者が多いから困りものです。

  オリジナルのデザイナーさんでさえ、いま描くと線が変わっちゃっててガンダムには見えない絵を描く、というんですから世も末です。我々中年ガンダム野郎はもはや、泣きの涙をのんで彼らが次々と変形したり手首を真っ赤にしてドツキ合いを始めたりするのを見守るしかできないのでしょーか?

  と涙目で見守っていたらこのキットが。・・・意外とガンダムっぽいのでは?  というわけでこのキットを発見したがためにガンプラに戻ってきてしまいました。



  ごらんの通り、元は派手なんですけど、シルエットが、ほら、なんだかガンダムみたい(アタリマエ?)
  そこでダム分をドーピング。どんぶらこっと。缶スプレーで注入。

  本来は現代風のアレンジを施されたデザインなんですが、私が作ると(右)ほれこの通り、たちまちベタなガンダムさんに。

  ごらんなさい、この80年代テイスト。

ベタベタな塗装に、ベタベタな作り。ディテール消去しまくり。

  けっ、いーんだヨ、ディテールなんて。せんとーきじゃネェんだから。けっ。

  というわけで昔の1/100テイストに作成。

カンタンだし

  ベタなガンダムカラーなのは見ればわかるとして、いくつか気になったのが脚にイッパイあるロケットモーターと意味の分からない謎のパネルライン、それにマイナスネジマークでしたので、みんな埋めてしまいました(「元のお姿」の図の黄色い矢印参照)。
  

「  貴様っ!
  なんだそのネジ穴のよーな関節カバーはっ!
  貴様それでも連邦軍のモビル・スーツかっ!  」


  というわけで、膝と足首にある昔懐かしい関節軸カバーにプラ板を貼ってなんとなくマイナスネジマークを隠します。実際にはこのキット二重関節なんで、軸の意味を成してないんですケド。
  肘はそもそも関節軸カバーがないので、関節ブロックを機体色で塗っただけ。
    
  しかしガンダム「そのもの」を作りたいワケではないので、肩のおっきい増設ロケットモーターと、背中のランドセル直下にぶら下がったプロペラント・タンクは小改造してそのまま。肩ブロックのちっこいモーターは埋めてしまいました。燃料タンクだとでも思ってちょ。

  さすがに機関砲をくっつける台座はイヤで削り取ってしまいましたが、跡はただ丸くしただけのノンディテール。お手軽。でもって初代テイスト。これでいーのヨ。ガンダムなんだから。
  両腕のビーム砲(なんだそーです)は取りたかったんですが、メンドクさくなったので、そのまま塗装を変えただけ。

  でも出来てみると、コレがないと肩のデザインに負けるのね。シールドつけらんねーし(←重すぎて手では保持できない)。
  おしりの燃料タンクは、「はっきりいってカッコイイ」と思ったので、ほぼ無改造でそのまま。ガンダムさんにプロペラント・タンクが付いている。しかもおしり。グーです。
  新鮮ですな。ランドセルからはセンターブロックにあった二つのノズルを削除(見えないけど)。  




  しかしながらダム分増量のかいあって、パーフェクトガンダム風ながらもガンダム・テイスト満点。満足。

  モビル・スーツはこーでなくっちゃ、と云える私の見たかった新ガンダムができあがりました(そう、新型のガンダムのつもりで作っていたのです)。Mk-2 キライだから。

  ゼータも。

  やっぱりね、こーゆー大味な新型のガンダムを見たかったのですヨ、私は。

  続編開始のその頃にね。(あんまし代わり映えはしないよーな気もしますが)

  一応、新型らしさも残そう、ということで肩と共にふくらはぎのロケットモーターもそのまんま。

  これっくらいのパワーアップぶりでいーんではなかったかと。基本的に同じ、でもちょっと新型、つー路線で。

  いまさら云ってもナンにもなりませんケド。

  ところでこのふくらはぎロケット、パーツで見るとおんぶおばけにしか見えないんですが気のせいでしょーか?
  ほら、コレ→

  イヤ、まぁイイんですけどネ。

  例のデコが光るヒトの水子を再現したのかと思っちゃいました。

  まぁホレ、一度そう思ったらそーゆー風にしか見えない、というアレです。(洗脳)

  え?  見えない?  

  そーですか。んじゃ忘れてください。


  お顔もすっかりガンダムテイスト。しかもトイ風味。

  頭部バルカン砲口の 周囲 が黄色いのがポイントで。
  でっぷり、むっちりガンダム風味。





  ポーズをとっても、ガンダム風。ガンダムに向かってガンダム風、とかゆーのもアレですけど。




  てなわけで これがやりたかった ダッセぇ昔風味のガンダムさんの完成です。

  もう一度云っておきましょう。

  モビルスーツって、こーゆーもんじゃなかったですか?
  イマドキのモビルスーツはなっちょらん、とお嘆きの貴兄に初代テイスト。

  最後にとっておきのお気に入り写真を載っけて、おしまい。御閲覧ありあとあんした。

  本当は、コレがガンダム MK-2 であって欲しかった・・・。パイロットはデコが光るヒト。12年後くらいで、ひとつ。(なにがひとつやら)


ウホっ  いいモビルスーツ♪




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