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つくづくやなタイトルだなぁ


一富士


※この時期の文章は表現が暗〜〜く硬〜〜くなっております。ご了承ください。

  ここのところ1月に御茶ノ水に行く機会はあまりなかったのに、今年は機会があったので、時季外れながら数年ぶりに神田明神様へ初詣をしに行ってめぇりやした。
  神田明神への初詣が一時期の習慣になっていたので、行かないとなにか物足りないもンで。
  だいぶ正月を過ぎていたンですが、行ってみると参拝客がまだまだ多く居て、なにか社殿の中では面を被った者が舞を舞っております。いつもと雰囲気が違うけど、まぁ、まだ初詣をしても文句は言われまい、と、そうっとお参りをしてきました。
  何年かぶりにスッキリ。神田明神の初詣は良いものだ。
  ニコニコして外へ出て、いつも通り湯島天神の孔子様にもお参りして帰ってくると、田舎の地元駅の陸橋の向こう、はるか遠くに、夕日を受けて富士山の稜線がくっきり見えていた。
  おお。
  美しいシルエットだ。めったに見えるものではないので、有難がって拝んでしまった。通りかかった婆さんが不思議そうに見ていたが気にしない気にしない。
  これで多少は霊験もありそうだと思うと心やすらか。富士なんか年に一度くらいしか気にしやしないのに調子が良いけれど、確かに神々しかったから霊験があるに違いありません。正月なンぞとっくのとうに過ぎているけど、富士を見たから、今年はありがたい年かもしれない、と一人で納得。なにしろ縁起物ですから、めでたいに決まっているわけですヨ。
  などと都合の良い解釈を施して、のうのうと幸運を期待する年初を過ごしていました。
  鷹となすびにはまだ会ってませんケド。

(2016/01/20)
(2019/04/14&nbp;一部改稿)




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