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つくづくやなタイトルだなぁ


コンドロイチン野郎


  タバコは人生に豊かな余裕を与えてくれるグッドな合法ヤクですが、ひとつ欠点がございますな。
  それがどうしてもついてまわるヤニ(いや〜ん)。
  歯に関してはさほど効果はありませんが専用の磨き粉などもあり、また歯は本来黄ばんでいるものなので(歯医者さんの話)さほどひどくしなければ目立つことも少ないのですが、意外に影響するのが「目」ですわ「目」。
  白目が黄色くなるんですなコレが(が〜ん)。
  よく見るとわかります(っていうかよく見ないで欲しいんですがね)。タバコ飲みの白目はわりと黄色い。(肝機能の障害ってセンもありますが)
  これを鏡の中に発見したりしますってぇとちょっと(いやだいぶ)悲しい。タバコ飲みの宿命か、とあきらめもしがちですが、ちょいとお待ちを。
  この黄色い白目の黄色が薄くなる目薬、ってぇのがあるんですな。もっとも別段そういう効能を謳っているわけではなくて、どういうわけか色が白に近くなる効果がある、という意味ですけれども(体験から判断したことですんで偶然かもしれませんがね)。
  その名は「コンドロン点眼液1%」。
  妙な名前ですが、眼科用のお薬らしいですな。あいにくと私の場合は職場で配られる目薬なもんで、一般の薬局で買えるものなのかどうか知らないんですが、科研製薬とかゆー会社が作っている代物です(コンドロイチン硫酸ナトリウムとかゆーのが主成分)。
  職業柄、毎日、排気ガスを深く深呼吸して顔に塗りたくり、目にべったりと染み渡らせる生活なもんで、その関係でしょうか福利厚生の一環なんでしょうが職員に目薬を配るんですね、ゆーびんきょくさんは(配達員用)。
  つまり排ガスあ〜んど光化学スモッグ用の目薬(らしい)。
  たとえば行政から、市内放送などで光化学スモッグ警報なんぞを出されましても、外を生っ面さらして走り回る職業では屋内に避難というわけにもいきません(仕事になりませんからね)。
  立場上どーしても光化学スモッグを浴びざるを得ないわけで、こういった薬を配ることで対策としているらしいんですが、お上から配布される薬というのはどこでもありがたみが薄いらしくあんまり重用されていないこのおクスリには、しかし意外な効能がある。
  そう、タバコで染まった黄色いお目々が、白くなる(ような気がする)。
  単なる体験談なので、この効能に医学的な保証はなーんもないんですが、排気ガスの染み込んだ大事なお目々を守ろうと、日々このおクスリを点眼していたところ、ある日ふと気がついて思うには、おや白目が白くなっている(←ヤニに染まって白くなかった)。
  吃驚仰天ですな。「な、な、なんで?」とは思うんですがちっともわかりません  小学校時代のカンユー・ドロップ(若い世代にはわからないかな。要するに公共の学校と業者がつるんだ結果「健康に良い」と半ば強制的に生徒に売りつけた健康食品)のようにもらってくるこの目薬には効能を書いた部分が無く、WEBで調べても効能は角膜表層の保護、としか書かれていないので、ナンでそうなるのかはちぃともわかりませんが、ともあれお目々が白くなるんですなこれが。日々点けていれば白くなる。
  こりは瓢箪から駒。わりと気にしていた白目の黄ばみがそこそこ取れる(って便器じゃないんだから)。便器掃除のサンポールのようなおクスリ(違うってば)でした。世の中には意外なことがあるものですな。
  俄然嬉しくなった私は、それまで点けていたビタミン入りの高価な黄色い目薬を止め、いまじゃあコレばっかり点けておりやす。心なしか日々白くなっていく白目が嬉しい
  たまにしかもらえないモンで残量がちと心配ですが、しばらくは楽しいからイイヤ。クスリで楽しめる、ってぇのは現代人特有の健康志向な醍醐味ですな(もっといっぱい買おうと思ってサーチエンジンにかけても一般の薬屋ではヒットなかったんスよ〜。検索の仕方がイマイチなのか?)。
  どうもそこらで売っているものなのかどうかわからないんでお勧めするにはやや気が引けるんですが、「タバコのヤニでアチキの目は黄色いのよ〜ん」てな皆様におかれましては、一度お探しになってみちゃあいかがですか?(だから勧めるなってばよ)

いかにも眼科用〜ってな箱に入っているものなので、ひょっとしたら市販薬じゃないのかも
(だったらヒドイこと書いてるのかも!)
↑その後ドライアイ専用の目薬、とゆー情報を入手しました。
↑さらにその後、ドライアイ用の目薬として市販されているのを発見しました。これでなくなっても大丈夫。安心安心。
(参天製薬等、複数の製薬会社から発売されています。成分がコンドロイチン液 0.05% 程度のものがそれです)
(2001.Oct.04)




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