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つくづくやなタイトルだなぁ


歯の根っこ、おそるべし


  わたしの歯は、実は詰め物だらけでぼーろぼろなんですが、最近、この詰め物の奥で歯の根周辺の歯肉が膿みまして。
  あっさり書いてますが、膿んだところにガスが発生したとかで神経を圧迫、夜中にしくしく、ずきずきと痛み始めてしまいやした。どういうわけか、鎮痛剤(バファリン)が効かない。風邪をひいていたこともあって、頭痛と重なって七転八倒でございました。歯の痛みに悩んだことのある方はよっくご存じでしょうが、痛みそのものは数秒なら気にならない程度ながら、長い間続いていると、耐えていることに耐えられなくなります。
  じんじんと神経に走る連続した痛覚に、耐えていることそのものが辛くなって、立ったり座ったり、うろうろと歩き回ったり、寝たり起きたりと無駄な動作を繰り返す内に、「この痛みに耐え続けることを、いったいいつまで続ければよいのやら」とぜつぼーしてきちまいます。
  朝まで悶々と耐えること十二時間(いい加減にしろ)。小さなことのはずなのに、地獄のような苦しみを切り抜け、上司に泣きついて仕事中に医者に駆け込むってぇと、
「膿が自然に抜けるまでは、痛みは治まらないでしょうねぇ」とかゆわれちまって、結局十六時間のたうちまわってました。
  市販の鎮痛剤を飲んでいたために(効きゃあしなかったけど)、薬の影響が切れるのを待って飲んだ医者の強力鎮痛剤 が効き始めた時にはあーた、「生きているってすんばらしい!」てなもんで爽やかに海岸を疾走したくなるくらいでした。
  まったく、「痛くない」とゆーのがあれほど幸せなことだったとは(単なる薬の効果だが)、実感したことがありませんでした。なにごとも勉強になりまさぁね。
  実は似たような痛みを以前にも一度経験しているんですが、なんでも医者の話によると、そのときは昔(十五年ほど前)に詰めた歯が劣化して透き間が空き、 そこからた入った雑菌が歯の根周辺の歯肉を膿ませて、詰め物の隙間に膿を出し、それがガス化して膨張、神経を圧迫していたとのことで、その時は詰め物を新しいものに入れ替えてどうにか収まったんですが・・
  それが今回、新しい詰め物の内部で再び発生! 以前の数倍の痛みで見事に復活なされたとゆーことでした(ゴジラか、おまいは)。
  結局、その後数日間消毒を続ける治療が進むまでは、お薬無しでは恐くて夜も眠れない不安で不幸な日々が続くことになっちまいやした。歯の治療というのは、たとえば詰めて終わり、完結、とは限らないんですね。
  特に以前の経験をおもんばかれば、古い詰め物は交換して、その際詰め物の奥をよっく消毒しておいた方がよい(少しでも膿んでいる場合は、その膿が出切るまで消毒を続ける)、ちゅーことがわかります。
  みなさんの歯にもないすか、古い詰め物。あったら歯医者さんに相談して、こーゆーのとっかえた方がいいんすか?  とか聞いてみた方がいいかも知れませんぜ。
  とにかくもう、あの痛みとゆったら、虫歯の数倍イタイ。その上虫歯じゃないせいか鎮痛剤効きにくい。夜中に発生した日にゃあ医者も閉まってるし、そりゃもう、あーた(泣)
  悪いこたいいません。歯の心配は、痛くないうちにやっときましょうぜ、皆々様。

って世界のインターネットで世間話かい(でもイタかった)。(2001.Feb.10)




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