Happy Hacking Keyboad って知ってます?
↓いちおう一般のキーボードとの比較。テンキーはおろかカーソルキーもなく、周囲のスペースもない、文字入力に必要なキーだけのキーボードであることがおわかりいただけるかと思いますです。 ![]() このキーボード、小型キーボード好きの間じゃあ、1に小さい、2に「PC/AT、Machintosh(ADBポートを持つ機種)、UNIX」の三種のマシンに、ケーブルの付け替えのみで接続可能、3に「カーソル(専用の)キーがない」ことでつとに有名な珍しいキーボードでありまして。 そしてなにより「べりーぐう」なキーボードとして有名なんですな。 これは良い品ですわよ奥様てなもんで非常に評判が宜しい。 わたしも前から噂は耳にしていて、実はずっと欲しかったんですが、少々値段が張る(13800円)のと、「カーソルキーがない(コンビネーションキーを使用する)」のはさすがに不便、という評も一方にあったため、少々ためらっていたんですが、この度写真の通り買っちまいました(笑) 不評のせいで最近はカーソルキーをくっつけた(そして PC/AT にしか対応しない狭量な)「 Light 」なるタイプも出回っているんですが、わたしの買ったのは三種のマシン対応、カーソルキー無し、メカニカルスイッチ使用のふつーのヤツ。スペースキーの両脇に配された、マッキントッシュで使うときのための「 Command キー」と「 Option キー( Alt キー兼用)」がオシャレっす。んでこれがですな いーんですよ奥様! いや奥様はどーでもいーんですが。 これを買う直前まで使っていた、IBM の Space Saver Keyboad (Type 1,Unicompバージョン)もまぁまぁ小型で、非常に使いやすいすぐれものの逸品だったんですが(←自慢)、こいつはさらに良いですな。 前述の通り、このキーボードにはテンキーも、ファンクションキーも、勢い余ってカーソルキーすら無く、それらはキーボード右下の「 Fn 」キーと他のキーとの組み合わせ(コンビネーション)で実現するんですが( Fn キーの機能は本体後部のディップスイッチで左 Command キーに割り当て可能です)、使えるだろうか?と心配していたこの特殊な組み合わせにも 速攻慣れましたし(いわれるほど使いにくくはないです)、なによりサイズとキーの使い心地が宜しい。 高さ、幅、キーの間隔、重さ、抵抗、どれをとっても小型キーボードとは思えぬ使いやすさ。ほとんど昔のフル・キーボードと変わらない使い心地を提供してくれます(珍しい話なんですよ、これは)。場所もとらないし、使いやすいし、無駄の無さがカッチョエエし、機能に徹した道具の持つ美しさを備えていて非常に満足感が高いっス。 カーソルキーがコンビネーションなのは、前述の通りすぐに慣れる程度のささいな問題ですし、キータッチは良いし、なにより小さいし、私事ですが個人的に好きになれないマックのキーボードに代わって、いつマックを買い直しても、ケ−ブルさえ買えばいつでもコレをマックに繋いで、不満の多い(とわたしは思う)マックのキーボード問題を解決できますし、ってんでなるほどこれも逸品です。 おコタの上に置いておくと、もうなんかあきれるほど小さくて、マウスはおろか他のいろんなスペースがとれる。実に可愛くて優秀なキーボードでございます。 そしてなにより「自分の手になじむ」。これがキーボード選びの要なんでしょうが、コイツは到着したその日からさくっとわたしの手に馴染んでしまい、特殊なキーコンビネーションもなんのその、うざったい日本語の書かれていないすっきりした英語配列キーとあいまって非常に満足のゆく入力環境を与えてくれました。(英語配列のキーも、慣れればゼンゼン苦になりません)。 てなわけで少々特殊な面もあるんですが、良いキーボードをお探しの皆さん、これは買ってみる価値がありますですよ。特にマックユーザーの方にはあの使いにくいキーボードに代えて使える最高のキーボードとしてお勧めです。ちょっと高価いスけど、値段だけのことはあります。(カーソルキーをくっつけた値段の安い Light 版(こちらは PC/AT 専用)のほうは、キータッチが少々違うそうなのでお勧めできるかどうか判断いたしかねますが) 現在、コンピューター関係でこんなに美しいアイテムは珍しいんじゃないでしょうか。使える、可愛い、カッコイイ、と三拍子揃ったお勧めのキーボードです、ってなことで。 まぁ実際にこれ持って PC/AT、Machintosh、UNIXの間を渡り歩くような人は少数派でしょうが、持っていると(使っていると、か)満足できます。使える。 使えるキーボードって、なかなかないですからねぇ。 カーソルキーが無い点で万人にお勧めできるわけではないのかもしれませんが、こういう優れた道具を使わずに過ごすのは快適さに欠ける、ってもんですので、一つ御一考なさってみちゃいかがですかね? (2002.Jul.31) |
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all Text written by @ Kaikou.