中東のアフガニスタンにじえーたいの派遣が決まったとかで、先日ＮＨＫが救護部隊の訓練風景を放送していましたな。
  派遣されるお気持ちは？  ってな番組だったんですが、訓練風景の紹介の中に「お昼ご飯」の光景が収録されていまして。
  医療技術を持った隊員さんが当番だとかで大量のご飯を炊き、昔懐かしい飯盒に詰め込んで皆さんお食事をなさっていたんですぐわ。
  ここで気になったのがその時入ったナレーション。さりげなく、
「昼食は、５分ほどで終わりました」
  とおぬかしになる。その後隊員の皆さんにインタビューをはじめたんですが、このナレーションが気になってしかたがねぇ。
  ５分ですくわ？
  お昼の食事時間が？（休憩時間の枠はもっと長いんでしょうけど）
  カメラに映ったところを見ると、飯盒にはぎゅうぎゅうにご飯が詰まっていて、その上にこれまたオカズがぎゅうっと。
  飯盒で食事をしたことのある方はお分かりでしょうが、アレはけっこうご飯が入る。わりと分量がある食事のはずです。それを食うのに、
  ５分ですくわ？
  早い。早過ぎる。
  早メシ早グソ（失敬）は男の基本、とは申せ、５分はいくらなんでも早すぎる。あの量のメシを５分で喰うですくわ？  じえーたいさんは。
  噛んでますくわ？  
  昨今は栄養学が盛んだとかで、わたしも子供の頃から食事はゆっくり噛んでするのがよろしい、と教わってきまして、そーなのか、と思っていましたが、してみると当然早メシは体に悪いことになりますよね？  ってゆーか吸収に悪いとゆーか。
  しかし頭と体が資本なじえーたいさんはわずか５分で食事を終える。とーぜんよく噛んでいるわきゃあないんですが、彼らは体格が良いですよね。
  健康でもある。矛盾するではあーりませんか。
  そこでぢつは昔から気になっていたのが、体格の良い人は食事が早い、早メシである、とゆー観察に基づいた事実。特に体力を使う肉体労働をする人達は、そろって食事が異様に早い。（量も多い）
  ほとんど「かっこんでいる」といったほうが正確なくらいですな。
  それでいて消化が悪いとはどーも思えない。むしろよーく吸収しているよーな気がしますな。すると栄養学に反して、観察した現実からは
  食事を早く済ませるヒトは体格が良く、健康である。
  てな結果がでてきますな。その昔、栄養学関係の方々は口を揃えて「ニッポンのご飯は唾液によって消化を促進されるのでよく噛んで唾液を混ぜないと消化されにくい」ってなことを申しておりましたが、
違うんじゃねーの？
  どーもこの観察と定説との違いがですな、気になってしかたないんですれども。まぁ、イタリー人なんかは異様にゆっくり食うわけで、それでもデ〇がむやみと多いところを見るとあちらではその通りなのかもしれませんが・・。
  どー思います？