尺八作る

  この一本シリーズ

今まで作ってきた中で時々出来る面白い尺八の写真を紹介します。ちょっとマニア向けですが、ちょこちょこ小出しにしていくつもりですのでちょこちょこ見てください。(非売品です)

           右の写真をクリック

尺八の製作についてウダウダと。

 僕は尺八演奏と尺八製管の両方で暮らしを立てています。演奏活動を優先してその合間を尺八作りに当てるという具合で大変流動的な暮らしぶりです。玉井竹仙先生(製管の師匠)のところで丁稚をしていたころは演奏と製管両方やるということは「二束のわらじ」といってあまり良くは思われていなかったようです。確かに自分でもどちらかに専念した方がいい仕事が出来るようにも思えます。でも僕にとってはどちらもひじょうに面白い仕事ですし又片一方だけだと食べていけないという事もあって、二束のわらじを履いています。こと尺八に於いては、「吹くは作るを助け作るは吹くを助ける」という事も十分に実感出来ているので、これはこれでいいのではないでしょうか。そんな訳で(どんなわけ?)作っている尺八は少なく、月に一本位のペースになっています。(すごくむらあり)本当は在庫がいっぱいあって,注文を受けてもすぐに対応できるというのが理想なのですが、性格的な事も相まっていつも在庫0というのがほとんどなのです。「これからはもっといっぱい尺八を作って」と、思い続けて今日まで来ています。もちろん今もそう考えています。商売人としてはあまり向いていない私ですが、これまでやってこれたのは何人かのお客さんが僕の尺八を気にいってくれているということなので本当に感謝しています。


尺八の注文のまえに


修理について
   もちろん修理もやっていますので、何でも聞いてください。(メールして下さい)
   最近は古管のレストア(綺麗になるべくもとどうりに)も手がけています。

ご注文はEメールにてお願いいたします。


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