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※2007年 牛嶋神社大祭の記録写真は コチラ です。
更新情報:2024.06.15、句 のコーナーに短歌 能面の
を追加しました。
![]() 第1000回2022年11月27日
■ やがて命の尽きるまで。 今を去ること30年くらい前。  ちょっとした気づき を得て以来、すこぶるのんびりした人生を送ってまいりました。 あまりにものんびりしているので、生きているようにみえるけど、もしやもう死んでいるのではと思われてもおかしくはないくらいで。別にいいけど。 そんなにのんびりした人間ですから、このWEBサイトもずいぶん、ものすごくのんびりマイペースに続けてきました。 のんびりマイペースにやっていても、継続はなんとやらで、このサイトも開設以来いつのまにやら22年。この駄文も1000回目と相成りました。 日記といいながら近年はすっかり月一回になった駄文と言えども、1000回も書くとさすがに少々の感慨はなくもないわけで。よくまぁ駄文を1000回も書いたもんだ。見事なまでの阿呆で我ながら誇り高いものがあります。 実を言うと、昔は、自分自身の人生に「たぶん35歳で野垂れ死ぬ」という謎の揺るぎない確信があって、すっかり若くして野垂れ死にするつもりで生きていたモンですから、うっかり35歳を過ぎちゃって、しかもなお自分が死なずに生きていた時には我ながら唖然としたものなんでございます。 いや根拠は何も無かったンですけれども、謎の深い確信だけはあった。 でも野垂れ死ななかったモンだから、当時は自分で吃驚しちゃった。 え? あれ? てなもんで、あれ生きてるヨなんで? という、うっかり生き残っちゃった死を決した兵士みたいな気分でした(喩えが悪い)。 でもまぁ、生きちゃってるモンは仕方が無いンで、今もこうして、当時と変わらずのんびりゆったり、世間様と違うレールの上でマイペースに生きております。ていうかここレール無いけど。(実はどこにも、レールなんざぁございませんがね) これだから人生は意外性に満ちているというものです。ぜんぜんまったく早死するのに違いないと思っていたらまだ死んでないヨ困ったねこりゃあ、てなもんで生きています。 強いて変化を上げるなら、身体が少々アレだったり、人生の楽しみだった煙草を止めたくらいで、そのせいかのんびりゆったりするのに若干の工夫が要りますが、まぁ特段変わることもなく。煙草を止めると愉しみが無いので、代わりに絵を描いたりしてまだのうのうと生きていますな。 端っから生きる気なんて少しもなかったのにネ。自ら死ぬ気も毛頭無かったけど。 まぁいつまで保つかは判じかねますが、生きているものは仕方がない。やがて命の尽きるまで、のんびりゆったり、マイペースに、のほほんと、分厚い面の皮と太い神経で、厚顔無恥にのうのうと生きて死ぬことにいたしましょう。 サイト開設22年目(ちょっと過ぎてるけど)、日記1000回目(最近月記だけど)の今月今夜に、そんなことをつらつらと思う、ずいぶんと間の抜けた三日月夜の記でございます。 (下の三日月の写真は本日夕刻、18時41分頃のものです。この後すぐ、雲に隠れて沈んでゆきました) ![]() |
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