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マックブラボー

投稿:1999年3月11日

今日は,楽しい投稿「マックブラボー」をこのサイトに掲載することが出来るようになりました。また,マイクロソフトのプライバシー侵害の恐怖も掲載しました。そして,最後に小林の繰り言も。盛りだくさんですね。お楽しみに。(余り夜遅くにならないように。)


一方では,大変に悲しい情報が流れています。Intel社による,Pentium IIIチップのシリアル番号が所有者の知らないうちに流れ出してしまう可能性を持つようになるし,また,それを数倍するような恐怖が,あるマイクロソフト社のことを研究している会社から暴露され,マイクロソフト社の製品開発責任者はそれを,「単なるバグである」と云っておりましたが,私はプログラマーのはしっくれとして,レジストリの情報を勝手に自分のところに取込むようなソフトがバグで生まれることは絶対有りませんことを誓って申し上げます。

これは明らかにプライバシーの侵害であるし,良く分からないが,単にソフトの違法コピーの検出のみならず,あらゆる知的生産物に対しての番号が付加されており,それにユーザの情報が直結されているものだから,簡単にどこの誰がその情報を作成したかが一発で分かるという,全く信じられないようなプライバシー侵害のプログラムです。今では,Windows98の自動登録を行なわなければ大丈夫のようなニュースしか流れていませんが,全ての知的財産(要するにWordやExcelで作成された文書に全ての情報が自動的に組み込まれている)に個人情報が付加されていることには代わり無さそうに理解します。

本サイトの管理者である小林健三は,このようなマイクロソフト社の挑発的な戦略に対して厳重に抗議するものであることをこの場所を借りて表明します。

上記のニュースは,たとえば,このサイトを参照下さい。

[Speed BizTech:1999/03/09] ユーザ情報漏洩の可能性、 MSが認める(日経BP社の著作権)
より引用しました。

【トップニュース】----------------------------------------------------------
●ユーザ情報漏洩の可能性、MSが認める--Win 98オンライン登録で
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/gen/52676

米Microsoftが、Windows 98に搭載のRegistration Wizard機能によってユーザ情報が
同社に送られてしまう可能性があることを認めた。これに対してMicrosoftは三つの
解決策で対応するとしている。


さて,本文ですが,これは我々マック愛好者の一人で,一緒に仕事をしていた仲間ですが,今や国際的に外資系の通信会社で活躍している「渡辺君」の投稿です。本当にマックが好きなんですね。会社からWintelを与えられても自分のマックを大事にしている人は多いですが,この渡辺君も同じですね。本当は,彼は著名なこれも外資系のPC会社に勤務していたのですが,今年3月に通信会社に引き抜かれて活躍しています。

マックブラボー

渡 辺 浩 一

Macにはまって5年以上が過ぎてしまいました。現在では、Si, Q700, DUO230, DUO2300c, iMacと数も増えてしまいました。現在起動中のMacはと言うとiMacと Q700でもっぱらiMacを使いプリンタなどの問題上LANでQ700とは接続し使用しています。私がMacを最初に買った頃はちょうど路線転換が始まった頃で大量生産化され昔のMACを知っている人にとっては別物になってしまったと思います。でもそのころはまだWindowsの力も強くない頃でまだMACのデザインとMacOSの使いやすさに感動し買ってしまいました。その後はみなさんも知ってのとおり、PCメーカとの競争にやぶれ(価格競争&OEM販売)とうとう会社じたいにも危うい兆しが指した頃、今まで敵として見ていたMicrosoftとの提携及び創始者のステーブジョブズのカンバックにより資金面とアイデアでiMacと言うあたらしいジャンルの製品が世の中に発売されました。やっとこれでPCとの競争がまたできるようになりました。


しかし、iMacについては出るべくしてでたような感じの製品だと感じませんか?世の中もスケルトン&USBブームでPCもこのブームにのっかる製品がでてもおかしくなかった時期でした。かといって、やはり世の中のニーズに敏感な
Macの技術者のたまもので尊敬するに値すると思います。ですが、iMacの次は何?これが見えてきません。
そう、iMacの次の製品これが今後のアップルの運命を握っていることでしょう。今後のアップルの動向に注目です。
アップルコンピュータは今後とも生き抜いて欲しいと思います。


P.S.私は某外資で有名な世界第一位のPCメーカで働いていましたがいろいろあって去年の冬に転職しました。
やはり、PCは使いにくいしトラブルが多いことを痛感しました。

小林の繰り言

皆さんは,最近司法により明かされているマイクロソフト社のパートナー会社に対する恫喝,上記のプライバシー侵害に対する挑発的な態度表明に対して,怒りを覚えるのではないでしょうか。なぜ,このような会社のPCを使用しなければならないのか。彼らの囲い込みの政策にまんまとやられた,会社の情報処理部門,TOCが削減できるだろうと思って導入したが,実際は,全てのOSの再導入を見送っている会社が何と多いことか。同じ Office でさえ,文書互換性のなさから, Office95 を導入した会社は,全てを Office97 にしなければ困るし,関係する会社からもクレームが来るし,一体全体どうなっているのだろうと,疑問をお持ちではないでしょうか。

これは全て一社に囲い込みを許した我々自身の問題だと考えなければならないと思います。古くは,例の IBM 社が壮絶な囲い込みを行ないました。CI C S, IMS ,SNA等あらゆる場面で,すなわちホストから端末,そして通信方式まで全てをIBM方式で統一し他社の参入を許さない囲い込み戦略をとりました。囲い込みはもう絶対に成功しません。今,通信業界,PC業界を襲っているオープン化の動きはすごいものがあります。

今,日本ではNTT社が足回りを全て囲いこんで,自由な価格でアクセス料を徴収しています。長距離料金はビックリするくらいの速度で下がり,その上,今年になり,国際電話が何と,米国平均まで下がりました。これは全て競争が有るからです。NTT社の足回りに対する競争することは不可能です。ですから,彼らはこの料金を下げる必要もないし,この上がりでのうのうと暮らして,20万人に近い社員を養っています。我々が支払う,市内電話料金,これは彼らの絶対有利な収入源なのです。外国の通信会社からも,アクセス料が高すぎるとのクレームの声がだんだん高くなってきております。日本は,基本的に外圧に対しては弱いので,まあ,もう少し待てば多少は下がるでしょうがね。全く関係ないですが,厚生省は,あんなに副作用がある,と云って反対していた,低用量女性ホルモンの「ピル」を承認したのですよ。一体,有効性確認のための臨床試験はどうなったのでしょうかね。 (全く,お笑いに満ちた日本に万歳!!毎日,一度は必ず「腹の底から笑いましょう。」そして,腹の底に溜まった「うっぷん」をはらしましょう。これが健康への近道です。)


この記事に対する一切の責任は,筆者にも,投稿者にもありません。 誰も責任をとりません。 今の日本と同じで,総理大臣も責任をとらないし,大銀行の頭取も責任をとらないし,大赤字の会社の社長も責任をとらないのだから。

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